2013/12/27 - 2013/12/28
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kirinbxxさん
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クイーンズランド州に足を踏み入れたのはこれが初めてです。まずはに向かったのはケアンズから南西に300kmほど離れた所にあるUndara Volcanic National Parkというところです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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立派なフルキッチン完備の宿に泊まったというのに、前日の到着が深夜だったために食材の用意がない。。。仕方ないのでどこかで朝食、といっても開いているところと言えば。。。。
で、結局マクド飯ということになってしまいました。妻はパンケーキなるものを食しましたが。。。 -
すかっと晴れてドライブ日和、、、というより激しく暑いのです。
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A1と呼ばれる国道をケアンズからしばらく南下し、それから州道25号線に入ります。
このあたりも滝の多いところで、至る所に茶色の標識があります。とりあえず、俄滝マニアとなって滝の表示を見つけると行ってみることにしました。中には「これで滝??」というようなものも沢山ありますが。。。 -
暑いので、近郊から水遊びをしに来ている人が沢山いますね。
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25号線にはいってしばらく、ケアンズから130kmほどのところにウールヌーラン国立公園があります。ここは巨大な熱帯雨林でして、この様子を歩いて見て回る事ができる施設がここ、Mamu Rainforest Canopy Walkwayです。
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地図で見るとちょうど国立公園の南端部にあたるようですが、遊歩道が作ってあって熱帯雨林を見て回ることができます。高いところにせりだしたデッキから熱帯雨林を見下ろす事ができるのがウリですね。
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ボルネオに行ったときは熱帯雨林の中を歩きましたが、こんな風に高いところから見下ろしたのは初めてです。
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極めつけは高層展望台。一番上まで行くととても眺めがいいのでしょうが、何しろこんな風下が丸見えになっていますので、高所恐怖症の人はとてもじゃないけど登れないでしょう。実際、連れが嬉しそうに上がっていくのを呆れたように見送って、下のベンチで待っている人が沢山いました。
スカートの女性なんかも、登るのを躊躇しそうですね。 -
一番上からの眺めです。
日本では絶対に見られない景色ですから、ケアンズからちょっと足を伸ばす値打ちは十分です。入場料は大人が一人20$。 -
マムを出たあと、ナビゲーターの勘違いでかなりの距離を逆走するはめに。。。
午後のツアーの時間を実際よりもかなり早いと勘違いしており、間に合わないんじゃないかとヒヤヒヤしながら、しかし制限速度に注意しつつひたすら走ります。日本だと制限速度+20kmくらいまでは大丈夫ですが、オーストラリアでは+10kmがせいぜい。しかも日本と比べると罰金がかなり高額なので注意が必要です。
我が家ではレンタカーの旅にはTOMTOMというポータブルナビを使っていますが、このナビはホテルなどの施設の「入り口」を目的地として教えてくれます。が、オーストラリアの田舎にあるリゾートホテルはここから実際の建物までまだ20kmもあるなんてことがあり、大変です。
それでもなんとか目的地へ到着。 -
この国立公園内の宿泊施設はここだけ。広大な敷地の中にはキャラバンパークやロッジ、テントなどさまざまなタイプの宿泊施設がちらばっています。その中心部にあるのがこの食堂スペース。
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レセプションは別にありますが、今は閑散期なので閉鎖していて、種々の受付はすべて食堂スペースにあるバーコーナーで。
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せっかくなのでよそにはない「古い客車を改造したキャビン」に泊まる事にしました。こんな感じの古い客車がずらりと並べられています。
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旅に想定外の出来事はつきもの、ではありますが。。。
1.これは想定しておくべきだったかもしれませんが、エアコンがありません。
2.このように寝るスペースと水回りのスペースの間に何のしきりもありません。
うーん。私達のような夫婦者はともかくとして新婚旅行だったり、つきあい始めたばかりのカップル、友人なんかだといささか困る事もあると思います。そういう場合は別のタイプの客室を選ぶほうがいいでしょうね。 -
これはなんでしょう?
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このように開くと洗面台になるのですね。なるほど、昔の寝台車というのはこういう風になっていたのですか。
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この日も実は昼食を食べられませんでした。途中の町で食べようと思っていたのですが、道を間違えた上にツアーの始まる時間を勘違い(本当は焦る必要はまったくなかったのです)した上に、例によって田舎町にはレストランらしいものもなかったので。。。
というわけで夕暮れのツアーに行く前に腹ごしらえです。とはいってもこういう場所ですからここの食堂で食べるしかありません。当然ながらアラカルトなどはなく、子羊肉の煮込み料理かチキンシュニッツェルかの2択。というわけでそれぞれ1つずつ。そしてクイーンズランド州のビール、XXXXです。
妻は鶏が好きではないので当然ながら子羊の煮込み。ご飯にかけられていて、甘くないハヤシライスのようなものだったそうです。一口食べてすぐに立ち上がるとチリソースを貰ってきてそれを混ぜ合わせながら食べていました。どちらの料理もできたて熱々、きちんと作られています。何よりも空腹だったのでぺろりと完食。「空腹は最高の調味料」とは古人はやはりいいことをいいますね。 -
夜のツアーに出発です。案内してくれるのは、日本にも行ったことがあるというダンディな公認ガイド氏。なんとスパークリングワインとおつまみつきです。
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ワインとチーズ、果物などを楽しみつつ夕暮れの景色を眺めます。
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夕暮れ時、熱帯雨林といえばやっぱり売り物は蝙蝠。
で、その前にこんなものを見つけました。 -
洞窟の中に沢山の蝙蝠がぶらさがっています。
ここの蝙蝠は洞窟から出るときに、ボルネオのような大群で行動したりはしませんでした。三々五々、適当に、という感じでしたね。
種類が違うのかなぁ??? -
昼間は35度くらいは軽くあったので、エアコンがないのでどうなることか、と思いましたが夜は涼しくまったく問題なし。
朝食も当然ながら選択肢はありません。ジュースとオーストラリアではおなじみのブレッキーです。それにしてもなんたるボリューム。我が家の平日の朝食はパン1枚、ベーコンエッグにサラダですがここのはパンが2枚、卵も2個、ベーコンはうちの5日分くらいあり、おまけにソーセージと豆の煮たものまでついています。
これ全部食べたらとんでもないカロリーになりそうですね。二人で一つでもいいくらいです。 -
10時から午前のツアーに出発です。てっきり火口に行くのだと思っていたら火口にはいかないようでがっかり。そうとしっていれば、昨日のうちに火口に行っておくんでした。
火山噴火でできた洞窟を巡るツアーです。 -
珍しい鳥がいました。クイーンズランド州で特徴的に見られる鳥だそうです。残念なことに、とうとうこっちを向いてくれませんでした。
ツアーが終わるとすでにお昼。お昼をここで食べることも勿論できるのですが、なにしろあの朝食を食べたのでお腹が全然空いていません。というわけで、食べずに出発することにしました。多分今日も昼抜きになるんだろうなぁ、と思いながら。。。 -
さて、この日はアサートン高原にあるYungaburraという町を目指して走ります。アサートン高原はオーストラリア有数の牧畜が盛んな地域なのですが、さすがにそういう場所だけあってこんな道路標識が至る所で見られます。
車をひっくり返す牛にご用心、とか言われましても。。。。 -
こちらはNTでもちょくちょくあった標識です。道路の両側に放牧地があるので、牛が道路を横断するのですね。
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こんな風に普通に道路を歩いている牛さんもちょくちょく見かけます。
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この日もすかっと爽やかな青空が広がります。このあたりはさすがに高原地帯だけあって外に出ると非常に暑くはありますが、ダーウィンやケアンズの町中のような蒸し暑さはありません。
高原地帯で風を遮るものが少ないからでしょうか、風力発電も盛んに行われているようです。
オーストラリアは原発を持っていませんし、原油も自国では産出しません。主たるエネルギー源は天然ガスで、それ以外に太陽光、風力などの自然エネルギー開発にとても熱心です。
ちなみに、オーストラリアは世界有数のウラン産出国でして、豊富に取れるウランは自分の国で使わないでじゃんじゃん国外に輸出して外貨に交換しているのです。 -
俄滝マニア、またも滝を発見。この近辺にも滝は沢山ありますが、ここは最も有名かつ大きなMillaa Milla滝です。沢山の人が水遊びに興じていました。この日はケアンズからのツアーバスと幼稚園や小学校のスクールバスが来ていました。
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ちゃんとこんな風に更衣室まで用意されています。
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牧畜、と同じ言葉で表すのはどうかと思えるくらい、この国の牧畜のスケールは巨大です。こんな高原に牛を放牧している国、それがオーストラリアです。
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オーストラリアにはいろんな変わった標識がありますが、この標識はSAでは見ることができません。鳥さん注意。
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鳥といっても、朝にちらりと見かけたCassowaryという珍しい鳥です。日本語だと「ヒクイドリ」というようです。この看板の近くでもふらふらと歩いているのを見かけましたが、カメラを向けようとするとすぐに逃げてしまい撮影できませんでした。。。
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この日の目的地Yungaburraの名物といえばFig Treeです。いくつか有名なものがありますが、これはそのひとつ。要するにイチジク科の大木なのですが
鳥などがイチジクを食べ、他の木の上にとまり、フンをする。
↓
そのフンに含まれていたイチジクの種が親木の枝や幹の上で発芽し、根を親木に絡ませ、絞めながら地上へと根を伸ばしていく
↓
やがて木はキツく絞められることによって死んでしまう
↓
イチジクのみ生き残り、親木があった部分は空洞化する
という過程を経てこういうものになるとのこと。何百年もかけてこのようになるようですね。
このあたりの観光名所で、看板が整備されていて初めてでも見つけやすいですし、主立ったものの周りにはちゃんと遊歩道とどうやってこうなったかの説明板も整備されています。 -
この日の宿はKookaburra Lodge。置いてあるタオル類がちょいと高級です。冷蔵庫がトイレの脇の洗面台の下、というのは日本人としてはいただけませんが。。。
厚手の高級タオルだけあってコストが嵩むようです。タオルのそばに置いてあるカードには「このタオルでメイク落としをしないで下さい。コットンが用意されています。タオルに落ちない汚れをつけた場合は交換費用を請求することがあります」なんて書いてありました。ちょっと世知辛いですね。まぁ、うちの嫁はメイクなんてことをしないので関係ありませんが。 -
さて、夕食。今日も昼抜きだったのできっと何を食べても旨いはず。といいつつも、久しぶりの都会なのでちゃんとしたレストランでちゃんとした物を喰いたいなぁ。
宿の主人に聞くといくつかご推薦の店を教えてくれました。ハンガリー料理屋、フランス料理屋、ビストロがお勧めベストスリーらしいのですがそのうちフランス料理屋はすでに店を畳んでおり、ハンガリー料理屋は営業中も客が入っていません。メニューも普通のパブメニューもあったりして専門店ではなさそうだしなぁ。
で、残るビストロというかパブは大繁盛。というのでここに入ってみることに。 -
メニューはオーストラリアのパブの定番がずらり。オーストラリアの場合、ビストロと名乗る店の大半は、フランスのビストロとは違い、パブ、あるいはブラッスリーという感じの店です。
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たまには魚を食べてみましょうか。ソースを聞かれたのでいらないというと、じゃぁタルタルをつけましょうか、ということで。
日本人的にはまぁ普通ですが、この国で外食で食べた魚の中ではかなり美味しい方でした。 -
こういう店ではやはりこれが鉄板です。リブアイステーキ。例によってソースは断って塩と胡椒だけで焼いて貰い、マスタードをつけてもらいます。で、そのマスタードがこんなに沢山^^;
肉は私達の好きな「本当の肉(つまり脂じゃない)」で、焼き加減も抜群、とても美味です。
が、それよりすごいのはサラダ。この店ではすべてのメインディッシュにポテトとサラダ又は温野菜がつきますが、ここはサラダで大正解。トマトも胡瓜もいいのですがリーフレタスが新鮮そのものです。まるで裏庭からいまむしって来たばかりか、というくらいのもの。味も濃いし、はりもある。外でこれだけ美味しいサラダ菜を食べるのは本当に久しぶりですね。
というわけでこの日の夕食は大満足。このレストランはおすすめです。
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