オーストラリア北部の野生動物をたずねて（５）　さらばＮＴ　

2013/12/26 - 2013/12/26

ノーザンテリトリー最後の日。この日の夜の便で私達はケアンズへ向かった。

エリア ダーウィン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: カンタス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は夜の便でダーウィンを出てケアンズへ向かうのですが、時間はたっぷりあるのでまずはここへ。

Territory Wildlife Parkです。つまるところ、動物園ですね。但し、あくまでもこの地域に生息している野生動物がメインで、日本の普通の動物園のようにキリンさんやゾウさんがいるわけではありません。

中はとても広いのでこういう乗り物が走っています。ただ、見学時間と運行ダイヤの兼ね合いでいつもいつも乗るというわけにもいきませんが。

この国ではカンガルーとかワラビーとかはもはや珍しい動物でもないのですが、やっぱりお約束です。ここでは金網の中ではなく、適当にその辺の林の中にいます。

広大な敷地の中に、それぞれテーマごとに動物が飼育されています。水棲動物も飼われています。たとえばこんなのとか。

大きな池があってこういうのも泳いでいました。

熱帯雨林コーナーにはこんな木が。自分で勝手にこんなに曲がってしまったのでしょうが、よくもまぁこんなに曲がれるものだと感心してしまいました。

正直、動物は少々もの足りず。きれいな蓮にちょっと見とれました。

ダーウィンへ向かう途中、いたるところにこういう未舗装だけど整地された場所がハイウェイの沿って作られているのが見つかります。これは第二次世界大戦中に使われた軍用飛行場です。

オーストラリアという国はこういうものを今でも残しているのですね。まぁ、これだけ広ければ別にほったらかしでも全然困りませんし、そもそも「戦勝国」様ですから。

チャールズ・ダーウィンにちなんで名付けられた町。当然国立公園の名前のそのまんまです。

この公園の中に何があるかというと。。

沢山の弾薬庫があり、そのうちのいくつかはこのような展示がしてあります。

とにかくダーウィンには戦跡が山ほどあり、「オーストラリア最前線軍事基地と第二次世界大戦の跡地巡りツアー」なんてものがあって、ちゃんと日本の旅行社もこういうツアーを売っています。

この公園には同じような弾薬庫が沢山あり、厳重に施錠されたものもあります。中に何がはいっているのでしょうか。やっぱり有事に備えているんでしょうか。。。（どことだ？）

この夜の便でケアンズへ向かうためにダーウィン空港へ。ここで次々と目論見が外れてしまいます。

ダーウィンは何しろ蒸し暑く、もう見るべき所もないので早めに空港へいき、ラウンジで酒をのみつつくつろごうと思っていたのですが、何と搭乗手続きがまだ始まっていません。例えば成田でカンタスの手続きをするときなどもそうですが、ここはオーストラリア。カンタスの国内線の手続きが出発時間に合わせてしかやってないなんて！（例えば成田空港なら日系の大手の国内線はどの便でもいつでも搭乗手続きが出来ますし、アデレードならカンタスはいつでもOKです）

さんざん待たされてやっとこさ手続きを終えて出発フロアへ。さぁ、ラウンジでほっこりしようと思ったら今度はラウンジが見あたりません。それらしい表示もどこにもなし。そんなアホな？？？

仕方なくそのへんのイスで休んでいるうちに、長蛇の列が出来ていた別の便の搭乗が始まりました。そしてその列が無くなると、なんとその後ろにカンタスラウンジが?。

が、しかし！

なんとこのラウンジは時間を区切って営業していたのでした。それにしても、搭乗手続きをしたらラウンジを開けるべきだと思うのですがねぇ。。。それだけダーウィンが田舎やってことやなぁ。。。とぶつくさいいながら待つことしばし。

やっとこさ飛行機に乗り、疲れてうとうととしているうちに、ケアンズに到着。アデレードやダーウィンと違って日本人利用者がかなり多いことがこの表示板でわかりますね。

さっそくレンタカーを借りてこの日の宿へ向かいます。

この日の宿はHalf Moon Bay Resortという郊外の宿です。これまでNTで泊まった宿とは違って広々としていますね。

夜遅い到着だったので宿の人は誰もおらず、メッセージと鍵が残されていただけでした。

寝室と居間、そして立派なフルキッチンつき。食器や鍋も新しくきれいで種類も豊富、ここへ来て始めて調味料も揃っていました。

が、残念ながらここでは自炊をする予定はないのでした。。。。