2013/12/06 - 2013/12/06
1520位(同エリア2526件中)
fuchiさん
- fuchiさんTOP
- 旅行記147冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 88,974アクセス
- フォロワー7人
雪の中をベルリンの西側のシュパンダウ地区に移動し、Brauhaus Spandauに移動する。ここはレストランと醸造所とホテルが一体になった、立派な店構え。こちらでようやく自家醸造のビールを2杯楽しむことができた。
幸いにも雪は醸造所を出たあたりで止んでおり、ようやく移動中のストレスから解放された。そのまま駅前から続くシュパンダウ地区のクリスマスマルクトを初体験。こちらはベルリンでもかなり大きめのマーケットらしく、地下鉄一駅分の距離にわたって屋台が並んでいるのだ。主に食べ物系を見ながらうろつきまわり、疲れたところで、道沿いのクナイペでちょっと一休み。ハタラウアー・アウの限定クリスマスビールを一杯いただいてから、シュパンダウ区を後にした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
都心から20分ほどでアルトシュタッド シュパンダウ駅に到着。地下鉄の階段を上がると、また雪が強さを増していた。正面のクラシックな建物にギムナジウムの文字。
ここから北に向かって大通りを進み、ミューレン用水路にかかる橋を渡る。 -
水路を渡ると人や車があまり通っていないのか、雪が積もりはじめていた。まだ大したことはないが、このままのペースで雪が降り続いたらまずいかなーー・・・と危惧しつつも、歩を進める。
奥の赤レンガの建物が、どうやら目指すSpandau醸造所らしい。 -
Brauhaus in Spandau(Neuendorfer Strasse 1, Berlin)に到着。
なかなかに立派な店構えである。
ここは開店時間も11時と早く、地元の人たちが昼食をとりに集まるのだと推測される。
店内に入ってみると、いくつもの部屋に仕切られており、広く、かなりの席数がある典型的なドイツスタイルのビアホールであった。 -
正面入口から入ると、部屋の中央、一段高いとこに大きな銅窯が鎮座しているのがまず目につく。女性の店員さんに好きなところ座っていいよーと言われたので、これを間近で見られるテーブルに腰を落ちつけ、ほっと一息。
ビールを一杯注文しつつ、さっそく店内を探索する。 -
部屋の一方には熟成タンクがむき出し状態でいくつも並んでいるのが目立っていた。
店内はクリスマスの飾りつけをされており、緑色のリーフや赤いリボンが醸造設備のあちこちに飾られていた。また、隣の部屋の様子がガラス窓から覗けたのだが、そちらには多くのテーブルにサンタ人形やサンタの赤白柄のテーブルクロスなどが飾られてある。地元のイベントの準備だろうか。こういった地方密着型のビアホールはしばしば公共の催しに使われるようだ。 -
さて、ビールである。一杯目はこちらのレギュラービールを注文。
HAVELBRAUと名付けられたそれは、ゴールド色。無濾過で濁りあり。サーブ温度は12度。
香りはモルトにちょっと蜂蜜のような香りとナッツのような香ばしさが感じられた。味は大変甘い。麦芽の甘さというより、香りも相まって蜂蜜を連想させる甘さがある。若干スパイシーで、カラメルのような苦味もありただ甘ったるいだけではない。
ゆっくり飲んで温まってくると、終わり頃には酸味、ホップの苦みも少し感じられ、甘味も増してきた。 -
ここBrauhaus in Spandauは、月替わりでスペシャルビールを醸造している。
もちろん12月のスペシャルビールは Weinachtbier(クリスマスビール)である。
麦汁濃度は12.5%とあり、温度は少しぬるめの14度で出された。
色は濃いめのブラウン色。モルトの濃厚な香りととコーヒーのようなーロースト香りがあり、口に含むとこちらも蜂蜜のような風味。これまたものすごく甘い。スタイルは全然違うがベルギーのウィンターバルバールをちょっと連想した。
カルテを見ると、どちらのビールも5lで樽売りもしてるようだ。 -
さらにこちらでは多様なミックスビールも出している。
HAVELWASSERはレギュラービールのHavelbrauとFassbrauseとある。Fassbrauseはドイツの果汁やハーブを使った清涼飲料水で、この場合レモネードであると思われる。つまりこれは南ドイツでいうところのラドラーなのであるが、その下を見ると、興味深いことに、ベルリンではラドラーはスプライトと混ぜる別レシピなのである。
※ヨーロッパではレモネード=スプライトという地域もあるらしいのであながち別というわけでもないようだ。
またコーラと混ぜるレシピのディーゼル(黒くなるからであろう)、ファンタオレンジと混ぜるアルスターもある。さらにサクランボリキュールを使ったカクテルや、ヴァイツェン(銘柄はマイセルズ)とバナナジュースやスプライトを混ぜたものがメニューに載っている。
また、他醸造所のものだがベルリナーヴァイスも置いており、こちらもご存じのようにクルマバソウやラズベリーのシロップと混ぜて飲まれているようだ。 -
ビールのおつまみに軽食を注文する。先ほどカーデーヴェーで食べたベルリナーバウレットである。見ての通り程よいサイズで、こちらはソースなどを挟んでないシンプルなスタイル。
カレーのようなスパイシーな香りがしたがカレー味ではない、どんなスパイスを使っているのか謎である。揚げてあり歯ごたえのある肉団子だ。
たっぷりのマスタードが添えられており、パンに塗ってバウレットをはさんでかじりつくと、ビールのつまみにぴったり。
これは日本人にも程よい分量だったのだが、他の席で年配の女性が食べていたカリーブルストは桁が違うほど超大盛りだった。30cmはある長方形の深皿に、ケチャップがスープのように満たされており、何本ものソーセージや大量のフリットがそのケチャップの海に溺れている状態で驚愕。 -
ここの醸造所の特徴である解放発酵槽。ディスプレイなのか実用してるのかは不明だけど、ガラス窓越しに槽一杯の酵母が見える。
-
食事を終え会計を済ませて店を出ると、19周年と描かれた看板があり、意外とこの醸造所が新しいことがわかる。
-
外に出ると幸いなことに雪がほぼ止んでいた。雪が解け始めた道を歩き、シュパンダウの旧市街に向かう。カラフルな建物と、遠くに見えるのはシュパンダウ地区の聖ニコライ教会。
-
アルトシュタッド・シュパンダウ駅前から、カール・シュルツ通り沿いにクリスマスマルクトの屋台がずらっと並んでいるのを見つけた。さすがに雪のせいか人通りは多くない。混雑してないので一通り見ようとして、道なりに屋台を冷やかしながら歩いたのだが・・・これが長い。延々あるいて、隣のUバーン駅ラーツハウス・シュパンダウ駅前まで到達してもさらに続いていたのは驚いた。
-
道沿いに立派なアーチを発見。
-
カラフルな駄菓子を量り売りしている屋台。サンタの飾りつけが雰囲気を出している。
-
大鍋で炒められているのはマッシュルームである。油たっぷりで大ぶりな身のキノコが、見ての通り山盛り。大変ジャンクな感じでいい匂いを発していた。キノコのソテーはベリルン地区では大変メジャーのようだ。
-
中華風の屋台で売られていた麺料理。でも5ユーロって高い・・屋台値段というやつか。
-
ポテトのフリットだが、かなり豪快。ピザみたいなサイズに広げてまとめた千切りポテトをたっぷりの油で揚げているのだ。巨大なトンカツのごときサイズで油と炭水化物の塊だ。
-
右からチョコバナナ(ドイツにもあるのか・・)、チョコブドウ(!?)、チョコアップル(でかい!!)
-
豚を丸焼きしている屋台(!) さすがスケールがでかい。
-
雪がやんでしばらくたったせいか、徐々に人通りが増えてきた。
古い町並みと遠くの教会、そしてクリスマス屋台の雰囲気が良い。 -
歩き続けて、ラーツハウス・シュパンダウ駅の付近まで到達した。2階建てのしっかりした屋台ではグリューワインを売っており、スタンドで防寒具に身を固めたドイツ人たちが立ち飲みをしている。
-
砂利を乗せたトラックが通りがかり、青い制服を着た人たちがスコップで道に砂利を撒きはじめた。何事かと思ったが、砂利が湯気を立てていることに気づく。
炒めて熱した砂利を撒くことで、雪を溶かしているのだ! -
ラーツハウスから折り返して聖ニコライ教会前のマルクト広場を観光する。クリスマスの手袋や仮面の屋台の向かいには、常設と思われる果物屋が営業していた。
-
きれいな円錐形をしたツリーに赤金のリボンや玉の飾り物がされている。
-
マルクト広場には飾り立てられた巨大なツリーとサンタ人形。
-
マルクト広場に飾られてあったシュパンダウアー ヴァイナハトマルクト(クリスマスマーケット)の大きな広告シート。
ここから地下鉄駅まではすぐだが、のどが渇いたので気になっていたクナイペにちょっと入ってみることにした。 -
Zur Altstadt。カウンターでビールを飲める、よくあるタイプのクナイペである。フレンスブルガーの看板が飾られているが、カルテを確認してみるとFass(樽)ビールとしてガッフェル・ケルシュも売られていた。前も書いたがベルリンは、前首都ボンでケルシュをたしなんだ官僚が移り住んだため、ケルシュを出す店が多いそうだ。
そしてさらに・・・ -
南ドイツはハラタウ地方のアウのビール、それも限定のクリスマスビール!
こちらがFassで飲める旨が店の外の黒板に大書されていたので、このクナイペが気になっていたのだ。ハラタウアー・アウのビールは日本にもヴァイツェンがボトルで入ってきていたはず。
店の窓に張られていたこのポスター、クリスマスツリーにトレードマークのヤギがやたらとかっこいいデザインで描かれている。
店内に入ったのは14:00ごろ、他のお客はカウンターにご年配の方が一人だった。 -
ハラタウアー アウ ヴァイナハトビア 0・3l
金色クリアー、泡立ちも豊か。モルトの甘い香りがしっかりして、ホップの苦味もスッキリかつ強く効いてて味も濃い。ストロングピルスナーといった味わい。
カウンターで隣に座ったおじいさんがとても話好き。名刺を渡してビアライゼをしていること、他に飲んだビールの話を写真を見せながらしてみると、積極的に話しかけてくれた。残念ながら私の語学力ではほとんど単語がわからず適当に相槌を打つしかなかったが、かろうじて理解したのは、ドイツでドイツビールで無いのが飲まれているのを嘆いている?っぽい。クラフトビールのことを言っているのだろうか?? 真意は不明であるが、まあベルリンのビール事情は、ご年配のかたならそう感じても不思議ではないともいえる。
しかし、今回のベルリン・ビアライゼの目的はまさにそれなのだ。ご老人に挨拶をして店を後にし、ベルリン中心部に向かうUバーンに乗り込んだ。
ビール累計 9種/3.5l
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ベルリン(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30