Buon Anno 2014 イタリアで年越し～ローマ編～（教会巡り）

2013/12/28 - 2014/01/05

2013年→2014年の年越しはイタリアで過ごすことに。
12月28日（土）～1月５日（日）までの8泊9日の旅。
今回は暦も良く、社会人になってこんなに長くお休みを
取れたのははじめて。
夏ぐらいからウキウキしながら旅の手配を行ない、
成田→上海→ローマ→フィレンツェ→ミラノを周遊する旅に。

今回の旅のテーマは、有名どころの観光地やグルメは
そっちのけでもいいから美術館＆教会めぐりをしようと
思っていたぐらいでそれ以外は基本的にNOプラン。
まぁ、いつもNOプランな旅が多いのですが、、、
絶対に外せないと思っていた、バチカン美術館と最後の晩餐で有名な
ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会だけは予約済。
フィレンツェは、フィレンツェカードがあれば、そんなに
並ぶことはないと聞いていたので予約せずに。

ローマに到着し、3日目の31日は街歩き＆教会巡りをすることに。
教会巡りをメインにしようと思ってたのに降りようと思ってた
バス停じゃないところで降りてしまった＆コロッセオを
発見してしまい、教会巡りではなく、コロッセオに向かい、
コロッセオを見たあと、今度こそ、教会巡りに。
まずは地下鉄でテルミニ駅に戻り、テルミニ駅周辺の教会を
歩いてめぐることに。

コロッセオ経由でまわりはじめたのもあり、スタートが
遅くなってしまった教会巡り。
教会によっては、午前中で一旦、閉まってしまうところもあり、
教会の前まで行くも中に入れずじまいになったところもあったのが
唯一の心残りかも。
ちゃんと開いてる時間を考慮して、まわる順番を
決めておけばよかったと軽く後悔するもまたいつか来ればいいかなと。

ローマはガイドブックにも載ってないような教会も多数あり、
もっと時間があればたくさん回れただろうなぁと思うと
ちょっとだけ残念な気持ちに。
あと、バスを乗りこなせたらもっと行動範囲が広がった＆
歩き回りすぎて、体力消耗せずに済んだなと。
朝から歩き回ったのもあり、普段、そこまで歩くことのないのもあり、
夕方の早い時間には足が痛くなり、へとへとに（笑

エリア ローマ(イタリア)

テルミニ駅周辺から教会巡りスタート。
まずは、サンタ・マリア・マッジョーレ教会に。
入口がないなぁと思ってたらここは教会の裏側でした。

このサンタ・マリア・マッジョーレ教会は
ローマ四大聖堂のひとつ。

こちら側が入口。
この鐘楼はローマ一の高さらしいです。

356年の真夏に雪が降った場所に教会を建てよとの
聖母マリアのお告げにより建てられた教会。
夏に雪が降るなんてすごすぎる。

クーポラもステキ。

聖母マリアの壁画が多い教会です。
旧約聖書に沿った36のモザイクも有名。

続いて、歩いて共和国広場を目指す。
もともといちばん最初に来ようと思ってたのがこの教会。
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。

ローマ国立博物館になっているところがもともと
ディオクレティアヌスの浴場跡でこの浴場を作るのに
殉教したキリスト教徒のために当時の教皇の命で
ミケランジェロが設計・改築して作られた教会らしい。

一度に3000人が入れるぐらいの浴場跡に
建っているのもあり、この教会ほんとに大きいです。

天井も高く、太陽の光がたくさん入る作りになってます。

すごい広いのにミサ用に使うイスとかは
規模のわりに少なかったような気がする。

その次は共和国広場から5分もしないところにある
サンタ・スザンナ教会。
残念ながらお昼に閉まってしまい、夕方にならないと
開かないことがわかり、中に入れずじまい。

サンタ・スザンナ教会から道路を挟んだところにある
サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会。
ここも残念ながら閉まってて入れず、、、
ここにはベルニーニの『聖テレーザの法悦』が
あったのに見れず、残念、、、

サンタ・スザンナ教会とサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア
教会の道路を挟んだところにある。
十字架があるので多分教会なのかな？でもここも入れず。
自分のNOプランぶりにちょっと反省。

続いて、おひるの時間でも開いてて、行きやすいところにある
教会でそこそこ有名＆見ごたえのある教会はどこだろう？と
ガイドブックとにらめっこして決めた教会。
共和国広場まで戻り、地下鉄に乗り、サンジョバンニ駅に。

サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ教会。
ここもローマ四大聖堂のひとつ。

彫刻がたくさんある教会。

観光客も多かったけど、信者の方もたくさんいらしてました。

祭壇も立派でサンピエトロ大聖堂に似た雰囲気のある教会。

天井も高く、ほんとに広かった。
ほんとはこのあとパンテオンに行こうってと思ったんだけど、
あまりに疲れて、頭痛もしはじめたのでとりあえず、
ホテルに戻って、一休みしてから出かけようと思ってたら
目が覚めたら真っ暗になってた（笑

教会以外ではコロッセオとラファエロが眠るパンテオンだけには
行こうと思ってたのに結局、パンテオンには行かずじまい。

次回、ローマに行くことがあれば、真っ先にパンテオンだな！
ちなみにスペイン広場もトレヴィの泉も行ってません（笑

この旅行記へのコメント （2）

• ウェンディさん 2014/02/11 16:30:49

  教会巡り、私も好きです

  こんにちは。教会巡りの旅行記を拝見しています。
  
  教会巡りは私も大好きです。
  初めての海外であったイギリスでゴシック様式の教会を見て以来、古くからのキリスト教の都市に行くとその土地の教会を覗くのが常習化しています。
  
  snowyworldさんは、この旅のために聖書やキリスト教関連の書を読みこまれたとのこと。
  絵画が描かれた時代背景やその意味するものを理解してから、その建物や壁画を目にすると感動度は何倍にもなりますね。
  予習をしてから行く旅は、旅費以上の価値を旅人に与えてくれると思います。
  
  私も、この冬旅では旧約聖書を読み込みましたが、新約(キリスト誕生以降)までは読むことができませんでした。しかし、世界最古の歴史物語はなかなか面白かったので、新約も読んでみようかと思っています。
  
  ウェンディ
  
  

  snowyworldさん からの返信 2014/02/11 22:20:41

  RE: 教会巡り、私も好きです

  ウエンディさん、こんばんは。
  
  教会巡り、いいですよね！
  わたしの場合、たまたま地元にある美術館でエルグレコの
  受胎告知を見て、すごいその絵にひきこまれたのが
  きっかけだったんですけど、それまでは現代アートにしか
  興味がなく、キリスト教？んんん？ってかんじだったのが
  キリスト教のことを何にも知らないなと思い、何冊か
  本を読み、大枠はとらえた？と思ってたのですが、
  そのあとルーブルに行ったとき、ぜんぜんわかってないかも！と
  思い、今回、イタリアをまわると決めた夏前ぐらいから
  このままイタリアに行っても、もったいないなと思って、
  時間を見つけてはキリスト教関連の本を読み漁りました。
  おかげさまで教会めぐり、美術館に行っても、完璧ではないですが
  宗教画や教会を楽しめることができました。
  キリスト教を理解するにあたって、ユダヤ教やイスラム教との
  繋がりも教科書で学んだ以上のことを知ることができたのが収穫ですね。
  気になると調べないと気が済まない性格なのもあり、そこから発展して、
  現代になってからのキリスト、ユダヤ、イスラムの関係、パレスチナ問題、
  イスラム原理主義まで興味津々になってしまい、読みたい本も行きたい
  場所も増え、また旅に出る楽しみが増えました。
  
  知っていることによって、旅の充実度が変わることがはっきり
  わかったのでせっかく世界でも信用度の高い日本のパスポートを
  持てていることに感謝&活用していろんなところに行きたいなと思います！