2013/12/26 - 2014/01/04
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あんずの姉さん
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本日はランスの最終日デス。
かつての司教の館、トー宮殿を訪れます。
お目当ては金銀財宝☆
ガイドブックに載っていた写真が王冠だったので、「あれが見たい」となりました。
訪れてみて・・・感想は180度変わります。
浮ついていた気持ちは冷めて、「ああ、そうだったんだ、戴冠の都ってだけじゃなかったんだ」という感想へと変わりました。
きらびやかな歴史だけでないランスでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝デス。
どうも夜のうちに雨が降ったらしく道が濡れております。 -
もう、8:30は過ぎているのですがまだ暗い。
重くのしかかるような雲が覆っているせいかもしれません・・・。 -
大聖堂前まで来ました.
本日はこのお隣にあるトー宮殿を訪れます。 -
が、・・・まだ若干時間が早いのでその辺をぶらぶらお散歩。
石畳って歩きズライけど情緒があるんだよな〜。
スーツケース持ってない時は結構好きデス。 -
昨日も通りかかった裁判所前。
-
シアター。
-
ぐるりと回ってまたも大聖堂前に。
この像達は歴代の王様でしょうかね。 -
昨日は気が付かなかった・・・。
首持ってる人がいるよ(怖)
司教冠をかぶってる。
誰だろう? 斬首された聖人ってヨハネくらいしか思いつかないデス。 -
さすがに中央にいるのがイエスなのは分かります(笑)
と言う事は彼の周りに配されている彼らはやはり12使徒なのでしょうか・・・。 -
大聖堂の裏を回ってぐるっと歩くと、
-
トー宮殿側の庭に出ます。
ここをぶらぶら歩いて、
相棒「さて、そろそろ開いてるかな」
ワタクシ「そうだね〜、正門の方へ行ってみるか」 -
開いていましたよ。
こっちが入口ですよ。 -
門をくぐると、真正面にこんな感じで「ハイ、入口デスよ」って顔したのがありますが、あれはフェイクでございます(笑)
バカちん二人組は引っかかりましたので念のため(笑) -
入ってすぐのカウンターでチケットを購入、スーベニヤショップを通り過ぎて階段を上ります。
暗くって雰囲気抜群デス。 -
振り返って階段から見るとこんな感じデス。
-
さてさて、初めの部屋はタペストリーの間デス。
司教の館だけあって宗教画ばっかりデス(当たり前や) -
昔の彫刻?
なんでこんなんポツンとあるの?!
この時はまだ理由が分からず・・・。 -
こちらも・・・。
中世騎士の像。
年月で風化とともに崩れたのか?
それとも・・・。
足元や側面が黒く汚れているのが「もしかして・・・」と思い始めたきっかけデス。 -
こちらの像はイブ。
抱えているのは蛇(トカゲも蛇の一種だと思われていたみたい)
相棒「この像の写真が昨日大聖堂にもあったよ」
・・・。
大聖堂に?はてワタクシ全然気が付かなかったデス。
ワタクシ「トー宮殿見終わったらまた大聖堂に行って見る?」
相棒「うん、なんかそうした方がいいかも・・・」
今から振り返ってみると、ここいらへんからおバカ2人ともに何かを感じとっていたと思われます。 -
これもまた時代がかった演出デス☆
とってもステキ・・・。
百合の紋章の壁布に合わせてタペストリーがかかっております。 -
その唯一明るい入り口をくぐると、大広間に出ます。
司教の謁見の間のでしょうか?
分かりませんが、そんな雰囲気デスね。 -
内側から閉めることのできる鎧戸。
上下に分かれていて光を取り入れやすい造りになってます。
はぁ、もうこの中世チックな雰囲気だけでクラクラきちゃいます☆
ステキだわ〜〜〜。 -
部屋の奥中央に配置された大きな暖炉。
-
この暖炉にカメラの焦点を向けたら超ウケる仕様に!
真ん中の盾の中央に三つの百合が配置されている紋章、これをワタクシのカメラちゃんは人の顔として認識しちゃったみたいデス。
そう言われて見てみると・・・。
マジでちょっとおちょぼなオッサンの顔に見えてくるから、ホントもう勘弁して〜〜〜(笑) -
まったく、うっとりとひたっていたのに・・・。
ぶつぶつぶつ・・・。
相棒はまたも天井を見上げております。
すっかり天上ウォッチャー。
うん、ここの天上も美しいね。 -
トー宮殿はランスの司教館デス。
なので必然的に財宝はキリスト教の法具が多く展示されております。 -
祭壇に置くのよりも小ぶりの十字架とか司教杖の上の飾りとか聖遺物を納めるための物とかが所せましと飾ってあります。
-
中にはこんなお宝も・・・。
指輪デスねぇ。
左からルビー、トパーズ、エメラルド。
こんな装飾品が坊さんに必要なのか?
だから反乱おきるんだよ(汗)
帰ってきてから調べた時に知りました。
ランスのノートルダム大聖堂はこの聖堂を建てるために市民から税金を取り立てていました。
13世紀半ばにあまりに高い納税に苦しんだ人々が建築を指揮している高位聖職者に反乱を起こしたことがあるそうデス。 -
これがガイドブックにも載っていた「聖杯」かな?
超豪華デスね・・・。
純金に宝石ちりばめて。 -
これもとってもキレイなペンダント。
見学してた時は素直に見たまま「すごーい」と喜んで見てましたが・・・。
内情を知ってしまうと・・・。
でも、そういう上限を知らない資金と知識と技術がないとこういう仕事は出来ないんデスよね。
今では真似できない贅沢品とは得てしてそんなものなのかもしれません。
ロマノフ王朝のエッグとか、ロンドンタワーの財宝達とかね・・・。
せめて素晴らしい文化遺産として大事に大事に保管存続していってもらいたデス。 -
トー宮殿の礼拝所。
-
こじんまりとした祭壇が中央奥に据えられています。
すぐ隣が大聖堂なんだから出向けばいいやん。
回廊でつながってるのにさぁ。
と、庶民は思います。 -
聖餐のパンでしょうかね?
金銀で左右に置かれてます。
キリストの体は金銀だったのか〜〜〜。
とか意地悪にも考えてしまうワタクシ。 -
もうホント、カトリック教会ってマジ煌びやか!
-
真ん中にドでかいシトリンがはめ込まれている聖遺物箱。
聖人を敬いたい、勧進したんだから綺麗に納めたい。
と考えたんでしょうねぇ。
でも、それってまんま人間の業な気がします。
聖人を勧進したいのだってその聖人が起こす奇跡をアテにしていて、さらにそれを求めて押し寄せる民衆からのお布施を願って、デスからねぇ。
こすっからいデスわ。(ああ・・・どんどんワタクシのブラック度が上がってまいります(汗))
ワタクシは美しいものも財宝も大好きですが、一神教的な考えより皆すべてのもの全部に神様が宿ってるって思想の八百万の神様が好きデス★ -
王様の戴冠の時のマント。
縁取りに使われている白いファーはフェイクでした(笑)
ま、残ってるならともかく、飾るだけならこれで十分デス。
雰囲気わかるしね! -
中に着るのかな?
-
お目当ての王冠☆
中世の王冠はカットが荒いのでダイヤモンドもピカピカしてません。
でもその燻し銀てきな美しさが好きデス。 -
王冠の隣にあった聖書。
-
王冠を納める箱かな?
-
有名な王様。
ちょっと顔が光ってしまって分かりずらいデスが・・・。 -
ルイ16世デス。
フランス革命で断頭台の露と消えた王様。
悲劇の王妃と言われているマリー・アントワネットの旦那さんデス。
このフランス革命時に一度ランス大聖堂は破壊を受けています。
主に彫像を壊されたそうデス。
その後、1875年に今の価値で8万ユーロの巨額をかけて修復されることになったとか。 -
上の階の展示物を見終わり、地階に戻ってまいりました。
そこで見つけたのがこの一つの砲弾デス。
おそらく、第一次大戦の物。
この時に大聖堂はドイツの砲撃によって発生した火事により完膚なきまでに破壊されました。
これはその時のものだと思われます。 -
軒下に配置されていたハズのガーゴイル達。
獣形の物なのは今と変わりませんが、口から出ている舌みたいなもの、何だと思いますか?
答えは「鉄」デス。
ドイツの空襲により燃え融けた鉄がこうして吐き出されたのデス。 -
こうしてみるとすさまじさを感じます。
そう、丁度広島の原爆記念館で感じた背筋の凍るような気持ちと同じデス。 -
この方は終戦後に大聖堂の再建を主導したランス出身の建築家。
アンリ・ドゥヌさんデス。 -
現在も一部修復作業が行われているそうデス。
-
崩れ落ちた当時の石材が保管されています。
まるで遺跡にいるみたいデスが戦争で壊されたものだと知るとやっぱり背筋が寒くなります。 -
トー宮殿はこれにて終了です。
豪華な面、垣間見えるこすっからい面、そして浮かび上がった「戦争」訪ねてみるまでは思いもしなかった感想をもって改めて大聖堂を再訪したいと思います。 -
外に出てみると綺麗に晴れて素晴らしい青空。
苦難の時を越えてよみがえった大聖堂にとっても似合いますね☆ -
これが相棒が覚えていたイブのプレート。
やっぱりこちらの彫像も破壊された時に保護されてトー宮殿へ移されたものでした。
ホントは教会にあったのね・・・。
シャガールのステンドグラスも戦争で壊れてしまったものを補う為だったのね・・・。 -
クリスマスのクレーシュ。
大聖堂の片隅に飾られていました。
クレーシュとはもともとは飼い葉おけのことだそうデス。
生まれたイエスを聖母マリアが飼い葉おけに寝かせたことからこう言われるのだとか。
3賢人も動物達もここに集まり降誕を祝っています。
この時、この幼児により救われることが約束された訳だけど・・・。
今だ遠くにあるようだ、と思わざるおえません。
なんだかしょんぼりとした気持ちで大聖堂を後にします。 -
西洋柊の木。
外の光の明るさ、植物達の美しさにちょっぴり救われる気持ちのワタクシ達。 -
綺麗な花を見たり飾ったり。
-
春を感じたり、して救われたり癒されたり。
やっぱりワタクシは「皆すべてに神が宿る」って方が性にあっているようデス。
ああ、お花綺麗だな〜〜〜(*^_^*) -
まだこのお花屋さんにはクリスマスの為のヤドリギが売ってました。
相棒はちょっち欲しそうデス。 -
まあ、そうは言ってもなんだかんだと色々言ってみても、ワタクシは日本人デスからして、しっかりクリスマスにはケーキを食べてちょっと歌など歌ってみたりして楽しむっちゃ〜、楽しむんデスけどね(笑)
-
さて、そろそろチェックアウトの時間が迫ってきています。
急いでお宿に戻りましょう。
写真は途中で見かけた古本屋さんの棚。
古本に出回るほど日本のマンガがあふれてるのか・・・とちょっとビックリしました〜。 -
チェックアウトして、トラムに乗って、シャンパーニュ・アルデンヌの駅までGO。
-
ランスで初めてのるトラムデスがこれが最後デス。
来る時は丁度いいTerがあったのでそれを利用しましたが出て行く時は無かったの(涙)
なのでトラムで向かいます。
大体シアターの前の乗り場から25分位デス。 -
終点のシャンパーニュ・アルデンヌ駅へ着きました。
って・・・どこ?
駅なんてないじゃん・・・。
あったよ〜、丘の上の物ゴッツウ小さく見えるあれだよ! -
ゼイゼイいいながら砂利の敷き詰められた坂を上ります。
重いスーツケースが無ければどうってことない坂デスよ。
でも旅人は重いものを持って歩いているのが常識じゃ〜〜〜!
せめて砂利はやめてくれ〜〜〜。
おまけに昨晩の雨でミミズが大量に出てきて果てている(涙)
仕方ないのでミミズを大量に(おそらく)ミンチにしながらスーツケースを引きずります。
丘の上から見るとトラムがこんなに小っさく見えますよ(笑) -
シャンパーニュ・アルデンヌ駅デス。
TGV駅なのに閑散としてます。 -
駅の中も閑散としてます。
-
はい、プラットホームも閑散と・・・以下同文。
-
TGVがやってきました☆
これに乗って2時間ちょっと、ストラスブールへ向けて旅立ちます。 -
ストラスブール、どんな街だろう。
行く前にさんざ先輩トラベラー様達の旅行記を読み散らかしてきました。
可愛い町ってイメージを持ちました。
実物に会いに行くのが楽しみデス☆
それでは皆様、次回にてsee you〜☆
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ももんがあまんさん 2014/02/09 21:23:54
- サン・ドニさんですね
- こんにちは、あんずの姉さん
ランスの大聖堂の、首を抱えた「聖人」さんの像、「サン・ドニ」さんですね、首を切られて、パリの町で「殉教」したという、3世紀ころの「バリ司教」さん・・・切断された、自分の首を抱えて、パリの郊外まで10数?を歩いたという「伝説」で有名な「聖人」さん、フランスの守護聖人でもあります↓。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%82%B9
パリの北、郊外に、彼が首を抱えて辿りついた処には、「サン・ドニ」と名付けられた、同名の「大聖堂」と、「サン・ドニ」の町が有ります・・・因みに、この「大聖堂」は、歴代のフランス王家の人々の眠る、王家の「菩提寺」と言う、由緒のある「大聖堂」です。
余計かも知れませんけど、お知らせまで。
by ももんがあまん
- あんずの姉さん からの返信 2014/02/10 12:28:14
- RE: サン・ドニさんですね
- ももんがあまん様
こんにちは。
教えていただいてありがとうございます。
「サン・ドニ」さんだったんですね!
エピソードは聞いたことがあったにも関わらず思いつきませんでした!
確か、フランスの守護聖人でしたよね?
すっきりいたしました。
相棒にも教えてあげようと思います☆
(気にしてたので(笑))
投票もしていただいてありがとうございます☆
あんずの姉
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