2013/12/14 - 2013/12/25
2892位(同エリア16384件中)
窓際さん
「L'Atelier de Joel Robuchon」での楽しいランチが終わった後は
なんせ最終日ですからね。お土産を買い歩く。
そして最後の晩餐に予約が取れたのは・・・・
Les 110 de Taillevent【レ・サンディス・ドゥ・タイユヴァン】
あの、タイユヴァン↓が経営するワインバー!
http://4travel.jp/travelogue/10117292
ココも憧れていたのである!
じゃ、そんなパリで最後のお話を・・・・
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素晴らしいデジュネでぽんぽんのお腹を抱えて向かうのは
「ポワラーヌ」。
お土産のクッキーを買って帰ろうと思ったのだが
げぇっ 今日は並んでるし!
先日来たときは、空いてたのにな。 -
オーナメントもクッキーでかわいい。
どんどん補充されるクッキー。
正直すんげぇ高いクッキー。
でも、やっぱ粉とバターが違うからだろうか。
旨いのである。
ちなみに、大袋と中袋をひとつずつ買ったら、5千円近くになった(爆)
持ってきたタッパに入れて、お土産に持ち帰ろうと思いましてね。 -
レ・アルに戻ると、コレも持ち帰ろうと
『Regis Colin(レジス・コラン)』↓でバゲットを1本購入。
http://4travel.jp/travelogue/10825075
これも切ってラップしてタッパで持ち帰るつもり。
他にも食べたいパンがいっぱいあるのだが
残念ながら今は満腹。くぅ。 -
あ、「Comptoir de la gastronomie」。
あそこも行ってみたかったんだよなー。
フォアグラ料理がすごいお店で
フォアグラのカルパッチョ?
薄く削いだフォアグラにバルサミコみたいなのが
わぁーってかけてあって・・・・。
時間は月曜日の15時。こんな時間でも大混雑。 -
ずっしり重いポワラーヌのクッキーと
半分以上むきだしのバゲットを持って、レ・アル駅へ戻ってくる。
サントゥスタッシュ教会の前・・・
あの転がってるのってー・・・・ -
あはははは!そういやココにあるんだったね。
昔、「ぷっちょ」のCMに出てたヤツ。
思わず記念に写真を撮る。
後ろ、左側のビルがノボテル。その向こうが我らが泊まるシタディーヌ。
要するに、大きな駅の反対側になるココ。
前回の旅では、まだ工事中の壁の間を抜けて歩かされたのだが
すでにずいぶん出来上がったらしく・・・・ -
わーお!
2か月前は囲われてまったく見えなかった!
夏になると、きっとみんな
ほとんど裸でゴロゴロするようになるんだろうね(笑)
その後はホテルに戻り、荷物を置く。
それから・・・・そう!
メールでディナーの予約を頼んだ、「Les110」へのリコンファーム!
電話なんかとても自分ではできないので
フロントのおねーさんにメールを見せてお願いする。
英語の堪能なおねいさん。
電話では当たり前だが流暢なフランス語で・・・・
そっか。自分の名前って、フランス語だとこんな発音なんだと
その変わりっぷりに驚愕(笑) -
16時半。今度はお土産用の「プラリューヌ」を買いに
さっきとは反対側へ歩き出す。
ポンピドゥー方面、セバストポル大通り。
って、あの火事現場、まだはしご車がかかってる!
規制線もずいぶん縮小されたようなので、
近くまで様子を見に行ってみると・・・・ -
1階付近は囲われて様子が分からないのだが
よく見ると、表面こそ残っているものの
中はかなり焼け落ちている様子。
たちこめる焦げたにおい。
「劇的ビフォーアフター」でもやっていたが
石造りのように見えて、実は内側は全部木造のパリの建物。
クリスマス前に、なんてこった・・・・。
その後はプラリューヌ買いに「フランソワ・プラリュ」へ。
大混雑なのにヤル気のまったく感じられないねーちゃんが
ちんたらちんたら包んでくれる。
ちなみにお客側も焦る気はないらしく、レジ前に来ても
あれこれ悩みながらのんびり追加注文(笑)
その後はいったんホテルへ戻って休憩。
オヤジは持参のマグカップヌードルであったまる(笑)
わたしは・・・・お腹、減らないんですけど(爆) -
19時。最後の街歩きをしに、部屋を出る。
ヴァンドーム広場。
光が灯ってから、来てみたかったのである。
「レ・マルキ・ド・ラデュレ」のカルーセル。
やっぱ、おばはんが乗るのは憚られるか(笑) -
なんせ主役のリッツが改装中なこの広場。
工事の囲いが、ちょっとさびしい。 -
そのまま歩くと・・・マドレーヌ通り。
懐かしいメゾン・デュ・ショコラ。
初めてのパリでは、すぐそこのスクリーブに泊まった。
ココにも↓買いに寄ったコトを思い出す。
http://4travel.jp/travelogue/10117654
2006年のお話(笑) -
初めて間近で見る、ライトアップ・マドレーヌ。
も、やりすぎだろ!コレ(爆)
景観にうるさい街なのに
コレはOK・・・・なんだ(笑) -
コンコルド広場へ向かって歩く。
いや、空いてたら観覧車にもう1回乗ってみないか?と
オヤジが言い出しまして。
乗りたい!乗りたい! -
でも、すんげぇ大混雑(爆)
先週来たときは、まったく並ばなかったのにぃ〜。
そのまま地下鉄に乗り、タイユヴァンへ向かう。
ヒト少なな通りを歩き・・・・ -
着いたぁ〜!
Les 110 de Taillevent【レ・サンディス・ドゥ・タイユヴァン】!
すぐ向かいに、新しく引っ越してきた
ワイン屋さん。レ・カーヴ・ドゥ・タイユヴァン。 -
まだ20時前。店内のお客は少なめ。
わざわざ予約をする必要は無かったかな?と思ったが
20時を過ぎると、あっと言う間に満席に。 -
このレストランも、ほんっとに来てみたくてねぇ。
Les 110・・・この110ってのは、110種類のワインってことだそうで
タイユヴァンが選んだ110種ものワインを
どれもグラスで愉しめるってんだから、行きたくなるでしょ?!
ボトルだと手が出ないような銘柄でも
グラスなら・・・・それでも手が出ないかもしんないけど(爆)
今思えば、なんで奥のカウンター席まで
探検に行かなかったのかと思うのだが
聞くところによると、目の前にズラリと並ぶサーバーから
グラスにワインを注いでくれるそうで・・・・。 -
これがメニュー。
中央がお料理。
その両サイドに、、タイユヴァンが勧めてくれるワインや泡が4種ずつ。
それぞれ1杯の値段が左から・・・
10ユーロ以下・20ユーロ以下・30ユーロ以下、
そして最後に30ユーロを超える4杯を、案内してくれてあるのである。
ね?わくわくするでしょ?(笑) -
まずは泡をお願いすると
モエのロゼ。ヴィンテージ。
そして更におもしろいのが・・・・ -
こうして1杯ずつ、何を呑んだか
円形のカードが付けられているのである!
記念になるでしょ?おもしろいでしょ?
勉強にもなる・・・・ま、あたしはしないけど(爆)
しかしこの泡、ちょっと気が抜けた味だったな。 -
こんなさくさくパイもくれて
なぁ〜に食おうか、どれを呑もうか、悩む悩む。
あ、でも、右端の30ユーロ以上はやめとくことに決定(爆) -
まずはオヤジ。
スクランブルエッグ。
タマゴ料理に興味のあるオヤジは即決(笑)
赤ワインソース。マッシュルームにベーコン。ちび玉ねぎ。
濃厚な赤ワインソースでトロっと食べるタマゴ。 -
わたくし。
牡蠣ぃぃぃぃぃ(爆)
いや、エピキュールでオヤジが食ってたのが羨ましくって。
だいたい、旅先での生ガキって・・・・ねぇ?(笑)
でも、もぉ旅、終わりですから!(爆)
ツルっと濃厚な牡蠣。なんか満たされるぅ〜! -
あわせた酒は・・・
オヤジがね?言うんですよ。
「全部泡で通してみるってのはどう?」
なるほど、乗った!(爆) -
続いてわたくしのプラ。
オヤジにそそのかされて・・・・
Turbot!ヒラメ!丸ごと!(笑)
骨を外して持ってこようか?と聞かれるので
もちろんお願いする。 -
そしてオヤジのプラ。
仔牛のTボーンステーキぃぃぃ! -
付け合せはワイルドマッシュルームとあるが
いろんなキノコのフリカッセ。
これがまぁ、キノコの香りが濃厚で
旨いのなんの! -
それにしても、面白いデコレーション(笑)
で、コレにオヤジが選んだ酒!
コレが面白かった!
なんとね? -
白ワイン!
ステーキなのに、白。
受け止めきれるんだろうか?と思いながら舐めてみる。 -
驚いた!
さすがだ!タイユヴァン!
こんなの教えてくれるんだから
やっぱり来てよかった!
どっしりした白は、ちゃんと仔牛の味を支えてくれる。 -
それにしても仔牛、いっぺんちゃんと食べてみたかった!
大きくなった牛さんより
やっぱりやわらかい味だったが、それでもちゃんと牛で・・・・
旨いぃぃぃっ -
すぐにキレイに骨を外された平目が返ってくる。
ホントにね、骨が無い!
お魚食べるのがどヘタくそな女なので、助かるぅぅぅっ(笑)
バターたっぷりでソテーされた美味しい白身。
酸味のあるさわやかなバター系ソース。
魚食ってるって充実感。 -
付け合せは、インゲンやブロッコリー・ロマネスク。
その他グリーンな野菜を、さっと茹でてバターで和えた感じ。
絶妙の火加減とバターの香り、塩加減。
これがまたまぁ、旨いのである! -
〆の酒。
オヤジは大好物のラム。
わたしは・・・とうとう全部、泡で通す。
最後はシャンパーニュではなく、ピエモンテの泡。 -
そして頼んだデセール。
オヤジはモンブランの三段重(笑) -
ちゃっちゃっちゃっと、器を広げてくれる。
要するに、モンブランを上から順にバラバラにした感じ。
左から。栗のクリーム、サヴァラン、モンブランな栗クリーム(笑) -
わたし。
「THE LEMON」って名前にヤられてオーダー。 -
嗚呼!この酸味!タルト・シトロン!
絶品!
その昔・・・トシがバレるから言いたかないが
ピエール・エルメがニューオータニに初出店したとき
初めて買って食べたのが、タルト・シトロン。
今までにない、しっかりとしたレモンの香りと酸味。
細かな食感の違いに感動したコトを、今でも忘れない。
以来、わたしの大好物となった。 -
それにしても、クチに入れるもん全てを撮りまくってたわたし。
となりの先輩&後輩ってな感じの女子ふたり。
その“先輩”に、驚き笑われちまった。
なんでかなー。きっと貴女も京都で煌めく和食を食べたら
同じキモチになると思うんだけどなー(笑)
円形カードはすべて持ち帰る。
写真と見比べ、いい記念になるだろう。 -
22時。若干降り出した街に出る。
すぐに見えてくるのが・・・・ -
凱旋門!
こんな時間じゃスられる心配もないね(笑)
パリ最後の、思い出の夜景となる。
そのままちょっと怖いぐらいヒトがいなくなった駅から
地下鉄でホテルへ帰る。
ホントは呑み足りないので、「カフェ・マルリー」あたりで
ガラスのピラミッド見ながら一杯ひっかけたいのだが・・・・
どうにもならないこの腰痛!(爆)
歩きに歩いた9日間。
さすがに体力の限界・・・・か。無念! -
0時前。
ある程度の荷造りを済ませ、冷蔵庫の最後の泡を開ける。
チェーン展開の酒屋、『ニコラ』の泡(笑) -
お風呂あがりで暑い。
窓を開けて空を見上げる。
パリ・・・・・最後の夜。
思い出話も尽きぬ夜・・・・ -
背中にホッカイロ貼って
正直、座ってるのもキツイ。
鎮痛剤放りこんで、あとは酒でバかすのみと
泡呑んで缶ビール開けて・・・・
眠ったのは何時だったか・・・・・。 -
旅から帰って一ヶ月経ち、コレを書いている今。
思い出の中のパリは、やっぱりキラキラしていて
また行けるなら今すぐにでも行きたい!と
そう、思えるほど・・・
やっぱりパリが好きだ! -
でも、実際は・・・・
あんなにかわいく見えるパリジェンヌも
地下鉄の中、至近距離で目の前にいる彼女たちは
東京の地下鉄で見るソレと違い、わたしたちの想像よりずっと
くたびれた衣服。傷だらけの靴・・・・
そして何より心に残るのが、路上生活者の数の多さ。
単に仕事が無い・社会からドロップアウトした・・・・
なんてかわいいモンではない。 -
中国では、最近問題になってるとテレビで観たが・・・
五体満足で生まれても、「物乞い」とするために
後からそうさせられた・・・のだろうか?
皆、極寒のパリで、曲がった足を見せるために
短い、短いズボンで・・・ある者は路上に足を投げ出し
ある者は信号待ちのクルマの列に、足を引きずり歩み寄り・・・
トシをとるとね?イヤなコトはどんどん忘れていくらしい。
でもね?
パリへの憧れが、日に日に砕かれていったコトを忘れぬように
ここに書き残しておこうと思う。
日本って、恵まれてるんだ。
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