2013/12/14 - 2013/12/25
2997位(同エリア17021件中)
窓際さん
到着日の夜・・・・
正直ヘトヘトなのだが、何か食わねば
気(腹ではない)が、治まらない(笑)
なので予約したのは、元ホテル・ムーリスの3つ星シェフ、
ヤニック・アレノ氏が、一昨年オープンさせたビストロ・・・
Terroir parisien!
日曜でもやってましてね。
ココ、いっぺん行ってみたくってねぇ。
実は昨年末にもパリ旅行を計画し、予約までしていたのだが
仕事の都合で行けなくなり、
ずっと悔しい思いが残っていたのである。
パリ近郊のイル=ド=フランス地方の食材、
ルセットを中心としたビストロ料理・・・だそうで
予約はいつもの、VISAカードからお願いしておいた。
-
レ・アルのホテルからテロワール・パリジャンまでは
セーヌ川渡ってちょっと行くだけの場所なのだが
地下鉄乗り継いで行くには、さすがに到着日の夜はしんどい。
なので、フロントでタクシーを呼んでもらったのだが
到着したタクシーのメーター見て驚いた。
すでに12.5ユーロ・・・・マジかっ
そのままサクっと行けるはずが、なぜかセーヌ川を渡ってから
どんどん下流へ向かって、逆方向に走り始める。
慌ててオヤジが制止し、もう一度地図を見るように伝える。
運ちゃん、同じ通り名だから間違えたとかなんとか言って
再び発進・・・って、なんかまた、違う方へ行ってるしー!
さすがにこっちもキレて、もぉいいからココで降ろせと。
「ねぇ、地図見てる?」すると運ちゃん・・・
「タクシーに乗るときは、地図じゃなくて住所を言え」と。
あんた、住所見たって、間違えてるじゃん!(爆)
ま、徒歩でリカバリ圏内で下車できたのが幸い。
さすがに文句言ったら、7ユーロほど値引きしてくれた。
初めての、カルチェ・ラタンな学生街を
てくてく歩いてたどり着く。
パリ5区にある、協同組合会館。 -
じゃ、全部見せます!
テロワール・パリジャンのメニュー! -
英訳があるのとないのがあるのは、
なんでだろう? -
フランス語だけでは
どんな料理かまるで分からん(笑) -
だいたい、パリ地方の
郷土料理的なネーミングが多いそうで・・・・ -
「ピン」とくるワケ、
無いですしね(笑) -
テーブル上は、こんな感じ。
このナイフとフォークの置き方が
いかにも「ビストロ」なんだそうである。 -
まずは泡を頼んで
難解なメニューに挑戦!
でも、さすがに疲労で
いくら眺めても文字がアタマに入らない。
だってもぉ、21時ですよ?!
日本時間なら、朝の5時!(爆) -
店内はギュウギュウで
写真撮るのもままならない。
コートもカバンも置く場所が無く
みんなどうしてるのかと眺めると
上着はイスにかけ、カバンはまぁ、
地べたに置いても平気なようで・・・
こういう時、日本みたいに、ちょっとカゴ・・・
なんて気遣いは皆無なモヨウ(笑) -
壁には生産者の名前が書かれてあるそうで
新鮮な野菜もカッコよく置かれてあったり・・・
面白かったのが、
「アレ、なんのオブジェだろう?」と
じーっと見ていると・・・
金のハエとり紙(爆)
写真、分かりますかね? -
ワインはコレを呑んだのだが
オヤジがはじめ言ったワインは
もちょっと値段の安いヤツ。
するとギャルソンのにーちゃん、
同じ値段でいいからと
もちょっと高いワインを出してくれた。
素直に嬉しいが、勝手にそんなコトしていいのかね?(笑) -
まずはオヤジが喜んで頼んだもの・・・
“Veau-chaud”sauce gribiche
あったかい仔牛のグリビッシュソース。
ね?なんだか分かんないでしょ?(笑)
でも、オヤジは初めからコレ狙いだったそうで
箱を開けると・・・・ -
フランス流、ホットドッグ!
これがもぉ、バリっと焼かれたバゲットが最高で
中のソーセージが、肉汁たっぷり!
しかし残念ながら、我らにとっては今、朝の5時!
さすがにパンまで食べるとお腹が膨れるので・・・ -
中身だけつまむのだが
酸味がしっかりしたタルタルソースと食べると
もぉ、旨いのなんの!
タルタルが無ければ、もちょっと塩が欲しくなる
やさしい、お肉の味。
あ、オヤジはそれでも喜んで
バリサクとパンも完食(笑) -
シャルキュトリー盛り合わせ。
パリで有名なシャルキュトリ、
「Gilles Verot ジル・ベロ」の製品を
並べてくれてあるそうで
コレを食ってみたかったのである!
ちなみに左手前が、フロマージュ・ドゥ・テット。
コレで金メダルとったとかで、有名なんだそうで・・・
豚や子牛の頭部の肉、耳、尻尾、足などを
ハーブで煮込んでゼラチンで固めた伝統料理・・・だそうで
食べ比べたコトも無いので分からないが
おいしかった(笑) -
あ、ちなみにヘンな話、
こういうシャルキュトリの盛り合わせって
ひとつ頼むとどれぐらいの量があるのか・・・
ふたりなら、ふたつ頼むべきモノなのか
ちょっと考えたのだが、
ひとつ頼むと、ちゃんと二人前な量でした(笑)
パンはこんな感じ。
クソっ 食う余裕が無い(爆) -
プラは何を頼もうかと悩んだオヤジ。
ワケ分かんないメニューの
主食材の単語を、スマホで検索していく。
なんか見たことある・・・pintade。
ホロホロ鳥か!
なのでオヤジはソレを選択。
ココットに入っていて、驚いたのが・・・ -
持ち上げると、またお肉。
下にじゃがいも、にんにく・・・
結構な量だな、おい!(笑)
食ったオヤジ曰く、しっかりと肉っぽい肉。
ホロホロ鳥って言うと、なんか淡泊なイメージがあったのだが
かなり濃い肉の味だったそうで・・・
あと、食べられない筋部分もあったらしい。
ヨコから食べやすく切ってもらってたわたしには
そんなの分からなかったな(爆)
バリっとした皮が最高で、味付けはごくシンプルだったと思う。 -
一番下にある、肉汁が絡んだ
ちっさいジャガイモも、また旨くてねぇ。
ちっこそうに見えるココットに
ぎゅうぎゅうのお楽しみが詰まっていた。
続いて・・・・ -
わたしは、コレが食べてみたかった。
ブーダン・ノワール。
ココと言えばコレ!ってなぐらい
写真でずっと見てた一皿・・・。
この、黒い色の正体は、要するに血の色で
昔食べたブーダンは・・・こぉ、なんと言うか
臭みを消すために、ハーブが大量で、それがこぉ・・・
漢方クサかったのである。
以来、「苦手な食材」となっていたのだが
「食べられなくて捨てるハメになっても食ってやる!」と
強い意志で注文したのである(笑) -
とは言っても、
先ほどのシャルキュトリ盛合せにもあったブーダン。
恐る恐るクチに入れてみると・・・
えぇ?!旨いじゃん!
塩気の効いた、ちょっとパサ感のあるソーセージ。
血と脂のまろやかさ?
その味の濃さを、トロっとしたじゃがいものピュレで
優しくコッテリ包みこみながら・・・・
も、最高!(爆) -
もっともっと食べたかったのだが
日本時間なら、
もぉオールですっかり朝っすよ?!
なのでさすがにごちそうさまして
トイレをお借りし、帰りに厨房を覗き込む(爆)
「丸見え」って、日本じゃ珍しくないけど
パリでもだんだん増えて来てるんだろうな。
びっくりしたのが、わたしがこうやって遊んでる間、
支払いをお願いしたオヤジ。
ギャルソンからカフェをおごるよ?と言われたそうで(笑)
元気だったら、飲むんだけどね〜。残念! -
22時半。
さすがに空いたテーブルも出てきた店を後にし
外へ出た。
悔やむならば、やっぱり
コンディションのいい時に伺うべき
素晴らしいビストロだったと思ったコト。 -
ふらふらと歩いていると・・・
あ゛ぁ!
この店、こんなトコにあったんだ!
シフォンケーキの店だそうで
いつも見ているトリコロルさんとこのアドレス、
貼っておきます(笑)
http://tricolorparis.com/acheter/boulangerie_patisserie/patisserie-ciel/ -
そのまま大通りに出る。
遠くにクリスマスイルミネーション。
ココで走って来たタクシー拾って
ホテルまで帰った。 -
23時前。
ホテル裏の広場にて。
長かった初日が終わった。
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