2012/07/10 - 2012/07/17
75位(同エリア528件中)
おもちさん
2012年7月にイスラエルへ旅行しました。
以前からイスラエルへ行きたいと漠然と思ってましたが、行程とタイミングが良さそうなツアーがあったので早々に申し込みました。
歴史の宝庫のような国なので、とりあえず旧約聖書・新約聖書・コーランなど勉強し、政情も気にして臨みました。
★ツアー行程
1日目:成田→香港→テルアビブ
2日目:テルアビブ観光→【ヤッフォ観光】→【カイザリア】→【アッコ観光】→ティベリア
3日目:【ガラリヤ湖観光】→【ペトシャン遺跡観光】
4日目:【ナザレ・カナ観光】→【メギド遺跡観光】→エルサレム
5日目:【エルサレム観光】→【ベツレヘム観光】
6日目:【エルサレム観光】→エンボケック
7日目〜8日目:【死海浮遊体験】→【マサダ遺跡観光】→【クムラン遺跡観光】→【エリコ観光】→テルアビブ→香港→羽田(急遽変更)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空 エルアルイスラエル航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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メギドから移動して、明るいうちにエルサレムの「リモニム・エルサレム・ホテル」に到着。
この日は金曜日だったので、日没後から土曜日の日没までがユダヤ教の安息日。
ホテルの近くの住宅のベランダでは、正統派ユダヤ教徒が日没の時を待っている様子でした。 -
ユダヤ教徒は安息日には一切の労働が禁じられる為、電気のスイッチを押す事もダメ!
電気のON/OFFを自動的にしてくれるスイッチがありました(左端のスイッチ)。
エレベーターのボタン押すのも禁止なので、ホテルのエレベーター3基のうち1基は、ユダヤ教徒用に各階止まりに設定されていました。
家にいると何かと動いてしまう為、安息日にはホテルに泊まるユダヤ教徒もいるそうな。 -
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旅行中に気に入った朝食スイーツがあるのですが、料理の名前をご存知の方!教えて下さいませ(・人・)
ほのかに甘くて、食感はウイロウに似ています。 -
エルサレム観光へ出発し、オリーブ山の展望台へ。
「エルサレムに来ちゃったんだな〜」と感動!
明らかにスリと分かる人がいたので、気を付けながら撮影しました。オリーブ山 山・渓谷
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ゲッセマネの園から見た城壁と『黄金門』。
ユダヤ教では救世主が黄金門から入城するとされている為、それを恐れたイスラム教徒が門を塗り固めてしまったそうな。
また、イエスがエルサレムに入城したのは黄金門からと言われています。金門 建造物
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イエスの時代から受け継がれてきたオリーブの古木が残っている『ゲッセマネの園』。
イエスが最後の晩餐の後に祈りを捧げ、ユダの裏切りによって捕らえられた場所です。 -
ゲッセマネの園に建てられた万国民の教会に、イエスが祈りを捧げた岩がありました。
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世界12か国からの献金によって1925年に再建された『万国民の教会』。
万国民の教会 寺院・教会
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元々は380年にビザンチン教会として建てられたそうな。
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万国民の教会から歩いてすぐの『マリアの墓の教会』。
マリアの墓の教会 寺院・教会
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階段で地下へ。
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下からも撮ってみました。
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とても雰囲気がある地下の教会。
この地面はイエスの時代のもの。 -
マリアの墓。
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マリアの墓の教会に隣接する洞窟教会。
ゲッセマネの園でイエスが祈りを捧げている時に、ペテロたちが眠っていたのがココらしい。 -
バスでシオンの丘へ移動中に、今までいた場所を撮影。
右上の教会はマグダラのマリア教会。 -
ユダヤ教祭司カヤパの屋敷跡に、1931年に建てられた『鶏鳴教会』。
ゲッセマネの園で捕らえられたイエスが連行され、最後の夜を過ごした場所です。 -
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イエスが留置された地下牢の跡。
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イエス連行時にペテロが潜り込んでいたカヤパ邸の中庭跡。
特別な信仰心は無いのですが「ここでペテロが…」って思うと、なんか胸が痛くなりました。 -
ペテロは外で中庭にすわっていた。するとひとりの女中が彼のところにきて、「あなたもあのガリラヤ人イエスと一緒だった」と言った。
するとペテロは、みんなの前でそれを打ち消して言った、「あなたが何を言っているのか、わからない」。
そう言って入口の方に出て行くと、ほかの女中が彼を見て、そこにいる人々にむかって、「この人はナザレ人イエスと一緒だった」と言った。
そこで彼は再びそれを打ち消して、「そんな人は知らない」と誓って言った。
しばらくして、そこに立っていた人々が近寄ってきて、ペテロに言った、「確かにあなたも彼らの仲間だ。言葉づかいであなたのことがわかる」。
彼は「その人のことは何も知らない」と言って、激しく誓いはじめた。するとすぐ鶏が鳴いた。
ペテロは「鶏が鳴く前に、三度わたしを知らないと言うであろう」と言われたイエスの言葉を思い出し、外に出て激しく泣いた。
(マタイによる福音書 26章69〜75節) -
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シオン門。
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イスラエル発祥のベーグル。
ベーグルの起源については諸説あるようですが、ユダヤ人の伝統的なパンという事は間違いないみたい。 -
日本のベーグルとは形が違いますが、味も全く別物でした。
食感・味はバゲットに似ていて、ヒソップというハーブと塩を付けて食べると美味しい♪赤ワインが飲みたくなりました(^^; -
シオンの丘にある「マリア永眠教会」と竪琴を弾くダビデ像。
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聖母マリアを祀る『マリア永眠教会』。
1910年に建てられたエルサレム最大の教会です。 -
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ここで最後の晩餐が行われたそうですが、現在の建物は十字軍が建てたものらしい。
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安息日なので内部が撮影できなかった『ダビデ王の墓』。
ビロードの布で覆われた石棺の前でお祈りしている方がいました。 -
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ダビデの塔より。
右奥に岩のドーム、左奥に聖墳墓教会が見えます。 -
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ゴリアテの首とダビデの像。
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キブツにてランチビュッフェ。
レジ精算時にトレイ上で缶ビールを倒してしまい中身が噴き出てしまいました〜!
レジ担当の青年が素早く別のビール缶に交換してくれました。感謝♪ -
菊の紋章で有名なヘロデ門。
エルサレム観光途中で、南へ10kmの所にあるパレスチナのベツレヘムへ向かいました。 -
イエスが生まれた洞穴の上に339年に建てられた『生誕教会』。
訪問前にパレスチナで初めての世界遺産(危機遺産)に登録されたばかりでした。 -
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現在の教会は6世紀に再建されたものですが、床の一部のモザイクだけはオリジナル!
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地下の洞窟にはイエスが生まれた場所を示す銀の星があり、触れてから素早く撮影しました。
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生誕教会内の聖カテリーナ教会。
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バスに戻る前にガイドさんにファラフェルをごちそうになりました。
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ファラフェルはひよこ豆のコロッケ。
アツアツ、ホクホクでめっちゃ美味しかった♪ -
パレスチナ自治区を囲む分離壁とイスラエル軍の監視塔。
今回の現地ガイドの西郷さんは高校生の時にイスラエルに移住し、帰化もしている方。
イスラエルは徴兵制度があるので、西郷さんの兵役経験のお話を聞くこともできました。
「自衛隊に入りたいと思ってたから訓練に抵抗は無かった」と明るい口調で話されてましたが「幸いなことに人に銃口を向けたことはありません」という言葉が印象的でした。 -
パレスチナ人女性活動家ライラ・カリドを描いた壁画。
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エルサレムに戻り、アラブ人オーナーの店でミックスグリルの夕食。
アルコールを出さない店なので、ノンアルコールのアップルビールを頼みましたが、ただのアップルサイダーでした(>_<) -
メインを食べ終わった頃、急に「Happy Birthday」の音楽が流れました。
実は、私の誕生日をサプライズでお祝いしてくれたのでした!
ツアー中に誕生日を迎えていた方と一緒にケーキ入刀し、とても良い誕生日になりました♪ -
翌日もエルサレム観光です。
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神殿の丘に行く為、セキュリティチェックの列に並びました。
国旗の色を使ったお揃いの服を着たグループが多くて、オリンピックの開会式を見ているようで楽しい♪ -
塀の上に置かれたパン(売り物?)には見向きもせず通り過ぎたニャンコ。
お腹のハートがカワイイ♪ -
嘆きの壁に向かう人。
太鼓とクラリネットでお祭り状態♪
撮影してたみたいだけど有名人がいたのかな? -
神殿の丘への唯一の通路は嘆きの壁の上にあります。
この通路、オススメの撮影ポイントです! -
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よく見ると、ユダヤ教徒のお祈り時の服装は色々あるみたい。
「超正統派」と呼ばれる黒服・黒帽子・もみあげカールの人。黒い箱(ヒラクティリー)を額と腕に着ける人。白い布(タリット)をかけた人。
ちなみにキッパは貸してくれるようです(女性はかぶる必要なし)。
あと、聖地なので肌の露出はダメ。 -
ちなみに、超正統派のユダヤ教徒は徴兵と納税が免除され、働かずに国からの補助金で生活しているそうな!
そして国民の約一割が超正統派だから、税金がとても高いらしい。
「でも、不自由な伝統的ユダヤ教徒の生活を受け継いでもらうには仕方ないと思っている」と、ガイドさんは納得されているようでした。 -
イチオシ
イスラム教の第3の聖地『岩のドーム』は、ムハンマドが天馬に乗って昇天した場所の神聖な岩を祀った記念堂。
その岩は、アブラハムが息子を神に捧げようとした岩でもあるため、ユダヤ教とキリスト教の聖地でもあります。 -
ムスリム以外は入場禁止なのが残念ですが、この姿に圧倒されました。
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中はこんな感じです(歴史博物館の模型)。
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イスラム教の次はキリスト教の聖地へ。
イエスがローマ兵士に鞭で打たれ、茨の冠をかぶせられた『鞭打ちの教会』。 -
鞭打ちのステンドグラスと、天井の茨の冠。
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有罪判決を受けて十字架を背負わされるイエス。
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十字架を背負う巡礼グループがいました。
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イエスが十字架を背負って歩いた道『ヴィア・ドロローサ』を歩き、聖墳墓教会へ。
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イエスが十字架の重みに耐えかねて倒れた場所。
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イエスが歩いた道にはアラブ人商店が並んでます。
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イエスが手をついた跡。
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日陰で休む美猫ちゃん♪
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キリストが処刑されたゴルゴタの丘にある『聖墳墓教会』。
ローマ皇帝コンスタンティヌスの母へレナによって336年に建てられ、十字軍による再建の後、現在の形になったのは1810年頃。
カトリック教会、東方正教会、アルメニア使徒教会、コプト正教会、シリア正教会によって共同管理されているので、教派間の争いを防ぐ為、入口の鍵はイスラム教徒が管理しているそうな。 -
磔になったイエスの十字架が立てられた場所。
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イエスの墓の聖堂。
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イエスの身体が十字架から降ろされた場所。
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この大理石の上で、イエスの亡骸に香油が塗られました。
多くの人が石板にキスしたり、ハンカチに油を含ませたりしていて、私もそっと触れてみました。 -
キリスト教の次はユダヤ教の聖地へ。
エルサレム観光は気分の切り替えが大変です! -
ユダヤ教の聖地『嘆きの壁』
紀元前20年にヘロデ王が改築、紀元70年にローマ軍によって破壊されたエルサレム神殿の西側の外壁。
壁の高さは21mで、1〜7段目がヘロデ王が改築した時代の石で、その上は後の時代に積み重ねられた石。
名前の由来は、壁に生える草から落ちる夜露が涙を流しているように見えることから付いたそうな。
男女別にお祈りするため、男性は広々とした左側、女性は狭っ苦しい右側に分かれます! -
熱心にお祈りしている方々の邪魔しないように、願いを書いた紙を壁の隙間にねじ込んで祈りました。
ユダヤ教徒の方々は祈り終わると壁に背を向けず、後ろ歩きをして帰っていました。 -
出口にあった土産物っぽいメズーザー。
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ランチはオシャレな感じの和食屋へ。
イスラエルでは和食が人気らしく、この旅行前にも「イスラエルで寿司職人コンテストが行われました」というニュースを見て驚いたばかりでした。
天ぷら盛り合わせは、マッシュルームが濃厚で美味! -
巻き寿司と…
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鮭おにぎりの天ぷら!
酢飯じゃなければ良かったんだけど(^^; -
ランチ後はイスラエル博物館内の死海写本館で、死海文書を観ました。
ここのミュージアムショップが素敵♪
この後は、死海へ向かいました。
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