イスラエル旅行(２)受胎告知と奇跡の舞台 ガラリヤ湖・ナザレ・カナ

2012/07/10 - 2012/07/17

2012年7月にイスラエルへ旅行しました。

以前からイスラエルへ行きたいと漠然と思ってましたが、行程とタイミングが良さそうなツアーがあったので早々に申し込みました。

歴史の宝庫のような国なので、とりあえず旧約聖書・新約聖書・コーランなど勉強し、政情も気にして臨みました。

★ツアー行程

１日目：成田→香港→テルアビブ

２日目：テルアビブ観光→【ヤッフォ観光】→【カイザリア】→【アッコ観光】→ティベリア

３日目：【ガラリヤ湖観光】→【ペトシャン遺跡観光】

４日目：【ナザレ・カナ観光】→【メギド遺跡観光】→エルサレム

５日目：【エルサレム観光】→【ベツレヘム観光】

６日目：【エルサレム観光】→エンボケック

７日目〜８日目：【死海浮遊体験】→【マサダ遺跡観光】→【クムラン遺跡観光】→【エリコ観光】→テルアビブ→香港→羽田(急遽変更)

エリア ガリラヤ湖周辺(イスラエル)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空 エルアルイスラエル航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

テルアビブから移動し、イスラエル最大の淡水湖「ガリラヤ湖」に到着。

連泊する「クラブ・ホテル」の部屋は、なぜかカフェ風…

ベッドルームの天井の落書きが気になり、よ〜く見るとコバエが20匹くらいつぶれてた…

見なかった事にして夕食へ(^^;

旅行中、お世話になったイスラエルビール「ゴールドスター」ダークラガー。

ヘブライ語のパッケージがカワイイ♪

旅行中の夕食は全てビュッフェでした。

翌朝、対岸のゴラン高原から昇る日の出。

ガリラヤ湖周辺の観光へ出発。

イーガル・アロン博物館では、1986年にガリラヤ湖底から発掘された「イエス時代の舟」を見学。

なんと、2000年前の本物の古代舟でした！

イエス時代の舟を模倣した木造船で、ガリラヤ湖の遊覧へ♪

船内で売っていたガリラヤ湖の石。

なんで買わなかったのかな？

いつも、石の土産物を買わずに後悔してる気がする…

イエスは、荒れ狂うガリラヤ湖の水上を歩く奇跡を起こしましたが

ガリラヤ湖の水上を滑る人を見ることできました！

『山上の垂訓教会』

イエスが弟子達と群集に向けて山上の垂訓を説いた場所「祝福の山」に、1936年に建てられた教会。

８つの窓には「八福の教え」がラテン語で書かれているそうな。

『パンと魚の奇跡の教会』

パン5つ、魚2匹をイエスの奇跡によって増やし、説教を聞きに来た5,000人を満腹にさせた奇跡の場所に建つ教会。

現在の教会は1982年にベネディクト修道会が建造。

東ローマ帝国時代のパンと魚のモザイク。

お祈りしている方々よりも前方に行くのは申し訳ないので、後方から望遠で撮影しました。

大きな石臼でオリーブ油を挽いていたそうな。

洗礼槽。

『聖ペテロ首位権教会』

復活後のイエスが、ペテロと最初に出会ったガリラヤ湖畔に現れ、弟子たちに朝食を与えたとされる岩「メンザ・クリスティ(キリストの食卓)」の上に、1943年建てられた教会。

祭壇には岩の上部が出ていました。

イエスのガリラヤ湖伝道の拠点の町「カペナウム」に残る、4世紀のシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)跡。

イエスの時代のシナゴーグも、この下に残ってるそうな。

眠そうなニャンコ♪

シナゴーグの近くには、ペテロの家の跡がありました。

ランチはガリラヤ湖の名物「セント・ピーターズ・フィッシュ（聖ペテロの魚）」をいただきました。

税金を納める為、イエスの奇跡によりペテロが釣り上げた銀貨をくわえた魚。

ティラピアという種類の魚らしいのですが、意外と美味でした♪

イルラエルワイン「ヤルデン」の白。

なんか好きじゃないなぁ〜と思って調べたら「メロン、柑橘類、青リンゴの華やかな香りとともに、魅力的な花のニュアンスが広がります。」という特徴らしい。

私、メロンが苦手なんです(T_T)

今も発掘中の五千年前の古代都市『ベトシャン遺跡』

白くて綺麗な円形劇場。

公衆浴場。

紀元749年の大地震によって破壊された町は、地面デコボコ柱ゴロゴロで歩きにくい。

謎のオブジェ。

イスラエルにも顔出しパネルがあることにビックリ！

しかもオシャレ♪

ガラリヤ湖の湖尻、ヨルダン川に流れ込む辺りにある「ヤルデニットの洗礼所」。

イエスがヨハネから洗礼を受けた場所です。

洗礼を行ってる方々。

このネズミもどきな動物はヌートリアという外来種らしい。

川を泳いでる姿を見て「ビーバー♪」って喜んだけど、しっぽが違うかな。

この他に、ナマズもウニョウニョいっぱいいました(>_<)

さらに翌日、ナザレとカナへ向かいました。

イエスが初めて奇蹟を行った場所、カナの『婚礼教会』。

婚礼に招かれたイエスは、水をワインに変える奇跡を起こしました。

お土産屋さん。

イスラエルらしさがカワイイ標識♪

山火事を消しに走る消防車！

伝道を始められる前のイエスが育った町「ナザレ」に到着。

1969年に建てられた中東最大の教会『受胎告知教会』へ。

マリアが天使ガブリエルより受胎を告げられた洞窟。

礼拝堂。

礼拝堂には世界中から寄贈された聖母子の絵があり、日本の「華の聖母子(長谷川路可)」も飾られていました。

受胎告知教会の隣にある『聖ヨセフ教会』。

　

地下にはヨセフが大工作業をしていた洞窟がありました。

ランチは「キブツ(社会主義的な共同体)」で食べました。

前菜の皿が大きなせいでスープこぼれちゃった…

次は、ハルマゲドンの語源になっているメギドへ。

『メギド遺跡』

要塞都市として栄えていた丘には、26層の古代からの遺跡が積み重なっています。

紀元前7000年から紀元前500年まで居住者がいたそうな！

ここにもオブジェが幾つかあって、カッコいい馬車のオブジェは記念撮影で大人気でした。

馬小屋の跡には、「ここでエサを食べてました」的なオブジェ♪

地下水道の坑道。

暗い中、下が見える階段を歩いたりしてチョット怖かった。

この後はエルサレムへ向かいました。