2013/08/11 - 2013/08/18
498位(同エリア1830件中)
nhさん
モスクワに着いて3日目。さて、今日はどうしよう。電車に乗って、最寄りの黄金の環・セルギエフ・ポサードに行くか、はたまたモスクワをぶらぶらするか、しばし迷う。
結局は、セルギエフ・ポサードが改装工事中ということもあって、後者を選択。明日の昼過ぎにはサンクト・ペテルブルクに向かうこともあって、今日のうちにお土産を買ってしまおうと、まずはヴェルニサージュに向かった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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朝からマトリョーシカを買いに、お土産屋さんのマーケットの「ヴェルニサージュ」に向かう。地下鉄3号線・パルチザーンスカヤ駅で下車。
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この駅にもこんな立派な像が。本当にモスクワの地下鉄駅は豪華なんだけど、なんで??
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さて、パルチザーンスカヤ駅を出て道路を渡り、アーケードをくぐって真っ直ぐ歩いていくと、ヴェルニサージュがある。結構わかりやすかった。
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歩いて左手には、ツアーなどでよく使われているイズマイロヴォ・ホテル群がみえる。モスクワ・オリンピックの選手宿舎をホテルにしたそうで、さすがにちょっと古さを感じるかも。
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ヴェルニサージュの入り口。午前中は入場料がかかるとガイドブックに書いてあったけど…。支払う場所もなかったし、徴収する人も居なかった。
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ヴェルニサージュの隣にある建物。ここの施設の正体は不明。
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それぞれのお店の人が、開店準備で商品を並べている。
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モスクワのお土産を買うなら、食べ物以外、大半のものがここに揃っている。とっても便利で、なんと言っても安くてお得なのだ。
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お目当てのマトリョーシカを選ぶ。お店によって、色んな種類があるんだけど、この時は相場もよく分からず、質もそんなに良いものじゃないのかなぁと思って、とりあえず10ピースのものを2つだけ買った。(『2つまとめて買うと2個で1400ルーブルを1000ルーブルにまけてあげる』というお店側の決まり文句によって)
ところが、後に、これがかなり安いことが判明。他の数人からもマトリョーシカをお土産に頼まれていたので、翌日、再訪するはめに(汗) -
ガイドブックによるとマトリョーシカ博物館なるものがあって、そこでは良質なものがお手頃に買えると書いてあったので、(この時は)お土産はそこで買おうとヴェルニサージュを去り、再び地下鉄に乗車。
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途中、地下鉄の乗換の際に、方向がさっぱり分からずに途方に暮れていたら、ロシア人の若者から声を掛けられ、助けてくれた。その人はガイドブックの路線図を見て、身振り手振りで熱心に教えてくれた。
海外で声を掛けてくる人は悪人が多いので、この時もバッグを強く押さえ、周囲に仲間が居ないかなど警戒して聞いていたんだけど、彼は善人だったようだ。仕方ないとはいえ、疑ってゴメンなさいね…。
たまたまなのか、この旅行中はわりとロシアの人に親切にしてもらったなぁ(涙)。スパシ〜バ(ありがとう)。 -
地下鉄駅の通路には、こんな感じのこじんまりしたお店が結構ある。
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服屋さんなんかも多く、それぞれの店内では、店員さん一人位しか入れないほど、すごーく狭いんだけど(ただでさえ体が大きいのに…)、それなりにお客さんで賑わってたりするのだ。
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マトリョーシカ博物館に行く前に、食べ物のお土産も買ってしまおうと思い、豪華な内装で有名な「エリセーエフスキー」へ寄ってみることに。
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確かに、ゴージャスな店内で、食材も豊富。
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お菓子から高級食材まで、ロシアの食べ物関係のお土産で悩んだら、ここはおススメ。
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エリセーエフスキーを出て、マトリョーシカ博物館へ。地図を片手にひたすら歩く。こんなステキな建物も普通によくあるのです。
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この奥がマトリョーシカ博物館。
しかし、突然、いかついオッサンが現れて『博物館はもう閉館。この先もずっとだ』という。がっくし…。
ものすごーく時間の無駄になってもうた。 -
仕方ないので、お昼ゴハンに。この近辺で「My-My」の新店がオープンし、お腹もすいてたので入店。まずはトイレと思い、そこで順番を譲り合あったウクライナのお爺さんと親しくなり、お互いに何語か分からない言葉で、かなりの時間、語りあった(笑)
それ以外にも、ここでは隣に並んでいた人がボルシチを注文してくれたり、店員が親切にしてくれたりで、良い思い出ばかりの店となった。 -
ご飯を食べてから、再び地下鉄に乗り、まずはお土産をいったんホテルに置いてから、次の目的地の「プーシキン美術館」へ向かう。
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この日、プーシキン美術館の本館は、ものスゴ〜い長蛇の列だった。
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お目当てのプーシキン美術館・ヨーロッパコレクション部。こちらは、とくに並んでいる様子もない。
さほど大きな美術館ではないものの、印象派のコレクションも充実していて、大満足だ。 -
バレリーナといえばドガ。何かそれぞれの踊り子に動きがあって、とても印象に残った。
以前は、ドガの絵に魅了を感じなかったけど、あまり有名ではない何とかっていう作品を観て以来、一気にファンになった。ん〜、何ていう題名だったかなぁ。 -
大好きなピサロの作品。パリの情景を描いたものは多く、あたかも雑踏の賑わいが聞こえてくるよう。ここでも出会えて幸せ〜。
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モネの絵は、近付いて&離れて、という両方の距離から鑑賞すべし。
と、いつも勝手に思ってる。 -
ルノワール。左は多分、奥さん。
ルノワールといえば、ちょうどこのとき横浜美術館で、プーシキン美術館展を開催していた。←帰国後に気がついたんだけど(汗) -
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの庭」は、かの傑作ムーラン・ド・ラ・ギャレットの一部分を切り取ったような作品。やっぱりルノワールの絵は心が躍る。
この絵、欲し〜い。 -
ゴッホの「赤い葡萄畑」。
生前、唯一売れた作品として知られている絵だ。これを見れただけでも、ここに来た甲斐があったゾ。 -
マティスの「金魚」。
とはいえ、大変申し訳ないのですが、マティスの絵はニガテ…。 -
と、印象派を中心とした絵画を堪能し、美術館を出た。ちなみにこれは美術館前の建物(何だかは不明)。エメラルドグリーンのような色がとてもキレイ。
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美術鑑賞で疲れた体には糖分が必要、とアイスを食べつつ、屋台には琥珀色や茶色の得体の知れない飲み物と遭遇した。
色は完全にビールなんだけど、まさかこんなに気軽に売っているハズはない。何はともあれ、注文してみよう。 -
この正体は若干甘みのあるシロップで、炭酸水を入れて出来上がり。お味の方は可もなく、不可もなく、としか言いようがなかった。
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そしてこれが、プーシキン美術館の付近で、でーんとそびえ立っている「救世主キリスト聖堂」だ。とにかくデカい。
中に入ろうとしたら、短パンだったから、ダメと言われてしまった。そうだった。無念…。モスクワの暑さを恨むべし。 -
世界陸上の開催中の効果だろうけど、人が集まるところには、必ずお巡りさんがいた。
地下鉄駅なんかもお巡りさんだらけで、結構、安心だった。 -
この屋台では、よく見ると地味にピーナッツを売ってた。
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救世主キリスト聖堂の裏手には、大きな橋がかかっている。
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この橋からはクレムリンが見えるのだ。
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その後は、なぜか今日もアルバート通りへ。ここでマトリョーシカの値段を見たら、ヴェルニサージュよりも全然高くてビックリ。明日の朝、ヴェルニサージュを再訪問しようと、この時に決意した。
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とにかく暑かったモスクワ。毎日、半袖と短パンで過ごし、結構、日焼けもした。
こんな具合なので、工事の人の格好もご覧の通り、上半身ハダカでつなぎというスタイル。 -
アルバート通りも絵になる建物は多い。あてもなくブラブラ歩いて、適当にカフェで休んで。まぁこれも贅沢なのかも。
そうだ、スタバのご当地タンブラーを買うのを忘れる所だった。この通り沿いのスタバに行って、マトリョーシカの絵のタンブラーを買った。 -
そのタンブラーがこれ。
赤の「ロシア」と、青の「サンクトぺテルブルク」を1個ずつ。
ちなみに、「モスクワ」っていうのは存在してなかった模様。 -
さて、ホテルへ帰ろう。地下鉄に乗って、ホテルの最寄り駅(=クレムリンの最寄り駅)に着いたら、また出口で迷った。
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そんなワケで、いつもと違う出口をでてみたら、いきなりピンクを基調とした美しい教会があって、ビックリした。
ガイドブックにも出てない教会なんだけど、こんなのを見つけて得した気分。自分の方向音痴に感謝した瞬間…。 -
地下鉄3号線のプローシャチ・レヴォリューツイ駅のこの出口をでると、このピンク色の教会があるのです。機会があったら再訪しようと思って写真を撮っておいた。
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そして今日も、また赤の広場に寄ってからホテルへ帰ることに。グム百貨店前のこぎれいな道なんだけど、清掃車がひっきりなしに往来してた。
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ライトアップが始まって間もないときの赤の広場。このあたりの時間は、空が明るい感じの青になって、びゅてほーなのだ。
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国立歴史博物館にも灯りがともる。
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イチオシ
赤の広場の入り口・ヴァスクレセンスキー門からワシリー寺院が、くっきりと顔を出していた。
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左側のニコリスカヤ塔の上の星が、真っ赤にピカピカ光っている。さて、スーパーに寄ってホテルに戻るとしよう。
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ここは毎晩、通っていたホテル近くの24時間営業のコンビニというかスーパー。
帰国後に、テレビ番組の『「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?ロシア編』を見てたら、このスーパーが紹介されてた。
「うわぁ〜、なつかしいなぁ」と思いながら見てたけど、番組では思いっきり取材拒否で強制退店(笑)
そんな感じの悪い店じゃなかったけどなぁ。 -
モスクワ滞在中は、毎日、赤の広場に寄ってから、ここで買い物をしてホテルに戻るのが定番と化していた。ロシアのヨーグルトは美味しかったなぁ◎
さて、明日はお昼からサンクト・ペテルブクルクに出発だ。
次回に続く…
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 2013tomoさん 2015/05/28 06:49:22
- 美しい写真を見させて頂きました。
- 2015年4月のロシアに行きましたが
このブログを
見てから行けば良かったと思いました。
ピンクの教会は見たけど入りませんでした。
またマトリョーシカ博物館も探して
行ったけどやはり閉鎖と言われました。
最初はこわごわだったけど
大丈夫だったし
ロシアの人は親切でした。
- nhさん からの返信 2015/05/28 22:21:58
- RE: 美しい写真を見させて頂きました。
- 2013tomo様
たくさんの投票を頂きまして有難うございました。
写真は自信がないので、とても嬉しかったです。
マトリョーシカ博物館は閉鎖のままなのですね。
行ってみたかったです。
私がロシアを旅行したのは、たまたまモスクワ世界陸上の開催期間でした。
そのためでしょうか、街中や地下鉄駅など、たくさんの警官がいて、安心して街歩きができたことを憶えています。
ロシアはとても怖いイメージでしたが、行ってみて印象が大きく変わりました。
nh
-
- 0712302hさん 2014/10/05 22:18:49
- 初めまして、楽しいロシア旅行記ありがとうござます。
- nh様
初めまして。
嫌がらせのように連続で「いいね!」を押してしまいまして申し訳ございません。
いや〜ロシアの旅行記があまりにも面白くて。
私は昨年9月にモスクワ&サンクトを訪問したのですが、私も英語表記のなさに右往左往し、とりあえず地上に出て自分の居場所を探し…でも色々な人に親切にして頂いた旅でしたので、一緒!!(笑)って思いながら一気に読んでしまいました。
あ、赤の広場が工事中だったのも、MyMyでご飯食べたのも一緒(笑)。
それと、ケンウッドハウス(ロンドン)、昨年のGWにロンドン訪問の際、クローズしているということだったので断念したんです。
素敵な場所なんですね、昨年秋には再オープンしているので、次回は絶対に訪問します!
北欧の旅は続きがありますよね?
楽しみにしています。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
- nhさん からの返信 2014/10/07 00:12:42
- RE: 初めまして、楽しいロシア旅行記ありがとうござます。
- 0712302h様
はじめまして。この度は、たくさんの「いいね!」を頂きまして有難うございました。
私も早速、0712302h様のロシア旅行記を「まさに、そうなんですよね〜」と随所随所で頷きながら、夢中になって読ませて頂きました。
観光名所はもちろんですが、My・Myや水撒きトラックの話し、さらには今更24時間営業と知ったセリエーエフスキー(笑)などなど…。少し忘れつつあった旅行中の思い出が鮮明に蘇ってきました。楽しかったです。
私もケンウッドハウスを再訪することが今後の目標のひとつですが、次の年末年始はパリが有力な候補となりつつあります。冬のパリには行ったことがないのですが、素敵な写真満載の旅行記で、すっかり気分が高揚しています(笑)
今後ともどうぞ宜しくお願いします。
nh
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