2013/08/11 - 2013/08/18
369位(同エリア1805件中)
nhさん
今回の旅行もこの日を含め、残すところあと2日。前日からの雨もあがり、午後にはスッキリとした天気の観光日よりとなった。
この日は、サンクトペテルブルクの見どころを逃すまいと、朝からひたすら観光。ペトロパヴロフスク聖堂⇒エカテリーナ宮殿⇒血の上の救世主教会へと廻った。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前日に現地のツアー会社で、14時出発のエカテリーナ宮殿の観光を申し込んだため、午前中は丸々観光ができる。
どこに行こうかと考えた挙句、ネヴァ川を挟んで対岸のペトログラード側に行ってみることにした。そんな訳で、まずはエルミタージュの横を通ってネヴァ川に向かって歩きだした。 -
めざすところは、川の向こう側でピカピカ光っているペトロパヴロフスク聖堂だ。
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ズームにするとこんな感じ。この金色のながーい鐘楼は、ホントにどこからでも目立つ。ガイドブックによると高さは122メートルもあるそうな。ビックリ。
目的地までは、さほど遠くに感じなかったので歩いて行くことにした。
(実際は結構遠かった…) -
まずは「宮殿橋」を通ってネヴァ川を渡る。
歩きながら、エルミタージュ美術館の裏側というか表側からの全景を臨む。しかし、何度みても美しい建物だ。 -
宮殿橋を渡るとロストラの灯台柱に着く。なんか変な色だけど1810年に建てられたというから、結構、古い。
そういえば、この大きな宮殿橋は、「はね橋」となっているのだ。 -
頑張って歩いてきても、ぜんぜんペトロパヴロフスク聖堂に近づかない(涙)
しかし、旅というのは、歩かないと見えない景色や発見がいっぱいある。
そんな強がりを言いつつも、この時の本音は「メトロで行けば良かった…」だった。 -
今度は「証券取引所橋」というこれまた変な名前の橋を渡る。
この付近にあったカフェのメニューを首からぶら下げているオブジェが妙に面白かった。 -
なんかこういうのって、ステキ…。
ただ、その一言に尽きる光景。 -
エルミタージュ美術館があんなに遠く見える。
ん〜、ここまでよく頑張って歩いてきた。ゴールまでもう少し…。 -
そして、この小さな橋を渡ればペトロパヴロフスク要塞へと繋がっていく。
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この要塞は城壁で囲ってあって、歩き疲れたある日本人観光客の侵入をも防いだ。
つうか、どっから入れるのかサッパリわからず、とにかく城壁に沿って入口を探して歩いたら、やっとネヴァ門という出入り口から中に入ることができた。ふぅ。やっと着いた。 -
要塞内には、わりと地味な見どころが幾つかあるようなんだけど、それらをスルーして聖堂へ。
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ついにペトロパヴロフスク聖堂に到着だ。
近くから見るとこれまた大きくて、とにかく高い!! -
この内部には、ピョートル大帝のお墓なんかがあるのだが、ベンチに座って外観をぼーっと眺めていたら、ツアーの軍団が一気に押し寄せて、入場が困難な状態に。
タイミングが悪かっただけなんだけど、入口付近にあまりに人が多くて、結局、入場するのをあきらめた。(写真は入口ではありません…) -
その後もしばらく要塞内を散策して、午後からの観光もあるので、帰りは地下鉄で引き返すことに。
そういえば駅への道がわからず、工事のおじさんに地図をみせて尋ねたら、言葉が解らないので、近くまで一緒に歩いて案内してくれた。
仕事の邪魔をしてしまったにも関わらず、親切なおじさんに感謝感激。 -
この空飛ぶ円盤みたいな建物が地下鉄・ゴーリコフスカヤ駅。
いまにも浮き上がって飛んで行ってしまいそう。 -
駅は斬新でカッコイイけれど、電車はやはりボロい(笑)
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再びネフスキー大通りに戻ってきた。ツアーの集合場所に向かって歩いていると、倒れそうなほど曲がった信号があった。
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10分前にツアー集合場所に到着。エカテリーナ宮殿は、このミニバンで向かう。
英語のガイド付きツアーなので欧米人ばかり(って当たり前だけど)。車内はほぼ満席だった。 -
エカテリーナ宮殿は中心部から25キロ離れており、街を抜けて30〜40分くらいだったかな、とにかく無事に到着した。
つうか、車内では爆睡してたので、あっという間に着いた感じzzz -
空や雲とおなじ色をしている宮殿。この建物は長さはなんとビックリ、300メートルもあって、とにかくスケールが大きい。
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イチオシ
エカテリーナ宮殿といえば、すべての壁が琥珀で覆われている「琥珀の間」が超有名。ちなみに、琥珀の間は写真撮影不可なので、ここでは紹介はできません。
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建物を背にしたときの景観。
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こっち側は人もぜんぜん居なくて、とても静かでイイ感じだった。
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そして、ガイドさん先導のもと館内へ。すぐに大広間に入る。
ちなみに、ビニール袋で靴を覆って館内を歩くのだ。 -
外観もさることながら、館内もまさに豪華絢爛。「はぁ〜」「へぇ〜」といった言葉しか出てこない。
ここも大きな窓に囲まれた大広間。 -
琥珀の間だけではなく、こういった部屋もいちいち綺麗なのだ。
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写真は暖炉なんだけど、この寒い地で、なおかつ部屋がものすごーく広いのに、この程度の暖炉でまかなえるのだろうか、はなはだ疑問。
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ここは緑の食堂。
壁のグリーンが優しい感じの色合いでお見事! -
現在、約30の部屋が修復されているという。ん〜、しかし、この宮殿の部屋数ってどれくらいあるんだろうか。
ちなみに、撮影不可の「琥珀の間」の感想は、確かに贅沢ですごいんだけど…、とにかくすごいんだけど…。本当にすごいんだけど…ん。ちょっと期待が大きかったかなぁ、というのが正直なところでした。 -
そして今度は、ガイドさんが広大な庭園を案内してくれる。
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庭園内には、幾つかの建物がある。
しかしこの時は、一緒のツアーに参加していた日本人の方と話しながら歩いていたので、説明はぜーんぜん聞いてなかった。
ガイドさん、申し訳ない(汗) -
この手の宮殿では建物よりも、どちらかというと庭園に惹かれてしまう。
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こういう広大な庭園の庭師って、きっと失業することがないんだろうなぁと、どうでもよい事が頭をよぎる…。
つうか何人で整備しているでしょうね -
グロットと呼ばれるこの建物は、池に面して建てられている。
エカテリーナ2世がここにきて毎朝、お茶を飲んでいたという。 -
コンパクトながらも、宮殿との一体感がまたイイ感じですね。
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そして再び、宮殿の方へ。
樹木のあいだから薄ぼんやりと宮殿が顔を出している。それにしても、広い。 -
ぶらぶら歩くには絶好の天気だ。
庭園はどこもかしこも手入れがきちんと行き届いている。 -
歩くにつれ、徐々に宮殿の姿が大きくなってくる。
いや〜、庭園も実にお見事でした。 -
そして、行きに乗ってきたミニバンに戻り、帰途につく。
車内ではこれまた爆睡zzz
しかし、エカテリーナ宮殿は良かったなぁ。 -
ネフスキー大通り沿いの出発時の集合場所に戻ってきて、今回のツアーは終了。車を降りて、ガイドさんや参加者にお別れをしてから、まだ開いていた血の上の救世主教会に向かう。
ちなみに、ここはアレクサンドル二世が暗殺された場所で、次の三世が弔うために建立したものだ。それ故にこんな恐ろしい名前が付いている。
こわっ。 -
ガイドブックによると、ここの内部は、寺院としては世界一美しいとも言われてる、と書いてあった。
そんなのを読んでも、モスクワの「聖ワシリー寺院」を超えることはないでしょ、と思っていたが、内部に一歩踏み入れた瞬間、この見事なモザイク画に圧倒された。
うぅ確かに、世界一かも…。 -
どこを見ても隙間なく、すべての壁と天井に丁寧にモザイク画が描かれている。
あまりにすごくて言葉にならず…。
す、すごすぎる…。 -
一番真ん中というか、てっぺんは、『全能者ハリストス』と大天使。
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祭壇。
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予備知識がなかったせいもあるけど、とにかく、この寺院内の美しさには驚かされた。
いやぁ、正直、参りました。 -
外から見ても良し、中を見ても良しといった感じの寺院。
個人的には、これまでみた中で、五本の指に入る建造物であることに間違いない(かも)。 -
外に出たら、ストリートミュージシャンがゲイリームーアの「パリの散歩道」を弾いていた。羽生選手で有名になったあの曲だ。
黄昏時の泣きのギターに、思わずうっとり…。 -
ゴハンを食べてから、また軽く散歩をする。
こちらはネフスキー大通り沿いのいつも前を通っていたこの教会。
こういうシンプルな色の教会はあんまり見なかったので、それはそれで新鮮な感じ。しかも、かなり大きい。 -
今日が最後の夜だから、ライトアップの写真でも撮ろうと思って、エルミタージュ美術館へ。
しかし、なかなか暗くならずに、わりとあっさりとギブアップした。
最終回に続く…
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