2013/08/11 - 2013/08/18
512位(同エリア1836件中)
nhさん
モスクワ2日目。とはいえ、前日は夕刻に着いたため、事実上、今日が第一日目みたいなものとなる。モスクワといえば、やっぱり外せないのがクレムリン。なので、まずはそこから観光を始めた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
クレムリンの入場が朝10時からだったので、一応、9時半すぎに近辺に到着。入口の2ヵ所の内、いつも混んでいるらしいトロイツカヤ塔ではなく、武器庫に近い、比較的すいているというポロヴィツカヤ塔を目指して歩く。
-
クレムリンの壁のすぐわきにある無名戦士の墓。その前を通り、さらに先に進む。
-
トロイツカヤ塔の入口。一般的にはこっちから入る人が多いので、やはり混んでいる感じだ。
なので、ここはスルーして、その先のカッサでクレムリンの入場券(350ルーブル=約1050円)と、武器庫の入場券(700ルーブル=約2100円)を購入した。 -
ポロヴィツカヤ塔に到着。
あれ!?こっちも結構並んでる。このときは9時45分だった。 -
何はともあれ、開門まで並んで待つしかないのだが、しかし、この立て看板は一体なんて書いてあるんだろうか…。
-
10時になってやっと開門。お目当ての武器庫はここからすぐ近くだ。武器庫といっても、その名前のイメージとは異なり、馬車や王冠、銀器などのロシアの至宝の数々が展示されている。必見!
館内は写真撮影が不可なので、その分、集中してコレクションを見ることができた。
ちなみに、入場出来る時間は1日4回(例えば最初が10時〜11時半、次が12時〜13時半など)なので、要注意です。 -
こちらはダイヤモンド庫の入り口。ここの他にも武器庫の中にも入場口がある。入場料は500ルーブル。
なんとなく展示品が想像できたので、今回はパス。 -
武器庫のコレクションを堪能して、次に聖堂が集まっている広場へと向かう。
-
こちらは大クレムリン宮殿。中には入れず、ただ、通りすぎるだけなのだ。
-
歩道からちょっとでも出てると、すぐにピーっと笛を吹かれて、場合によっは本気で叱られるというか、逮捕されちゃうらしい。コワ〜。
-
ブラコヴェシチェンスキー聖堂(左)と、アルハンゲルスキー聖堂(右)。
内部もとってもキレイです。 -
こんな感じで広場は聖堂に囲まれている。
-
個人的には右側の建物(イワン大帝の鐘楼)に惹かれた。
-
気が付けば、中国人のツアーの団体客が一気に押し寄せてきた。
-
たまねぎがいっぱい。
-
広場をぬけると「大砲の皇帝」がある。重量は40トンというから、相当なものだ。
関係ないけいど、普通の言い方では、「大砲の皇帝」ではなくて、「皇帝の大砲」が正しいんじゃないかなぁと、ふと思った。 -
真ん中が大統領の居場所である元老院。プーチンさんは、この日は居たのだろうか?
-
どでかい「鐘の皇帝」。しつこいようだけど、「皇帝の鐘」ではございません。
世界最大の未完成の鐘だそうで、割れたかけらだけでも11トンというから
ビックリだ。 -
この素敵なお姉さまと比べると、いかにこの鐘が大きいか、わかるのではないでしょうか。
-
そして正面がゴールのトロイツカヤ塔で、右は兵器庫。
どこもかしこも当然、歩道から出てはならないのだ。 -
何とな〜く、社会主義・ソビエトを感じてしまった左側の建物は「クレムリン大会宮殿」
-
これにてクレムリンの見学はおしまい。
ロシアの象徴であり、政治の中枢であり、それぞれ何を感じるかは置いといて、一度は見ておくべきところでしょう。 -
ずっと歩いて疲れたので、昨夜買ったチョコを食べてみる。子供の絵がちょっと不気味な感じもするけど、これはロシアではポピュラーなチョコなのだ。
ちなみにバラまき用のお土産として、たくさん買って帰った。 -
チョコを食べながらも、昼食をどこで食べようかと考えた挙げ句、繁華街のアルバート通りに向かうことに。
写真はクレムリンの前の道なんだけど、モスクワのこうした大通りには、信号もほとんどないので、地下道を探して渡るしかないのだ。 -
ちなみにこの時は、ちょうどモスクワで世界陸上を開催していた。でも、宣伝などもほとんどやってなかったよん。
-
街には本屋さんもあんまりないため、こんな感じの古本の屋台!?も結構見かけた。どこもわりと客着きは良い感じだったなぁ。
-
アルバート通りに到着。入り口は似顔絵描きの画家がたくさん。
-
アルバート通りを散策。左右のお店は、お土産屋さんや食べ物屋さんばかり。
-
旅行者に人気のセルフレストランMy-My(ムームー)は、この牛が目印。お腹もすいてきたので、早速、入ってみた。
-
My-Myは、トレーを持って好みの料理を選ぶスタイルなので、ロシア語が読めなくても話せなくてもOKなのだ。品数も多いし。
最後にレジでお支払いをするとキャラメルをもらえるのだが、それがまた結構ウマかったりする(笑) -
あれも食べたい、これも食べたいで、調子に乗って取りすぎてしまった。うぅ、お腹一杯。この合計額は501ルーブル(約1500円)。
ちなみに、真ん中のジュースは、予想に反してドロっとしてた。
果実の実のようなものが結構入っていたんだけど、何だったんだろう? -
アルバート通りを歩いていたら、黒パンを発酵させたロシア名物「クヴァス」の屋台を発見。
せっかく来たんだからと、早速、トライすることに。 -
コーラや黒ビールのような見栄えだけど、味は確かに黒パンのような感じも…。
暑かったせいか、個人的には結構美味しく思えて、滞在中に何度も飲んだ。スーパー等でペットボトルも売ってます。 -
脇道に入った所にあった教会。なんかキレイだなぁ〜とちょっと寄ってみた。
あちこち歩いていると、こうしたステキな教会や建物にしょっちゅう出くわして、決して飽きることがない。 -
モスクワでは、マクドナルドは結構人気があるようで、どこのお店も割と混んでいた。
-
店内だけでなく、ウォークスルーも常に注文が絶えない感じで、大賑わい。
-
そして、アルバート通りを抜けると、スターリン・クラシック様式の外務省が立ちはだかっている。
アメリカに対抗して(憧れて!?)建てられたという、この様式の建物はモスクワに全部で七つあるとのこと。重厚なつくりで、ひときわ異彩を放っていてカッコいいゾ。 -
外務省の建物にすっかり心を奪われたため、この後は、スターリン・クラシック様式の一つ、モスクワ大学を見にいくことにした。
というわけで、いざ地下鉄へ。 -
アルバート通り至近のスモレンスカヤ駅の構内も美しく、おのぼりさんが率いるツアー客の人たちが、たくさん写真を撮っていた。
ホントに、モスクワの地下鉄駅は凝っているところばかりなのだ。
ん!? そういえば地下鉄の駅とかって撮影禁止だったような… -
モスクワ大学を見に行く前に、二つ手前の駅のスポルチーヴナヤで下車し、ノヴォデヴィチ修道院に寄ってみた。
実はココ、全然、期待してなかったんだけど、行ってみたら大正解だった。 -
修道院のほとりには湖があって、ここでチャイコフスキーの「白鳥の湖」が誕生したそうな。
-
この修道院の敷地内は緑に囲まれていて、歩いていて気持ちイイんですな、実に。
-
さて、早速、玉ねぎの「スモレンスキー寺院」に入ってみたら、これがまた中が美しく、しびれてしまった。
壁にもすべて絵が描かれていて、とにかくすごいのだ。 -
そして、これはスモレンスキー寺院横に立っている鐘楼。
中には入れないが、しばらくの間、ボーっと眺めていたほどキレイな建物だった。 -
寺院を挟んで鐘楼とは逆側にウスペンスカヤ教会がある。この赤と白の色遣いに加え、周囲の緑がマッチしていて、もう、うっとり。
ここに着いた時間は、16時ちょっと前くらいと決して早くはなかったが、閉館の17時まで、修道院の見学を満喫した。 -
さて、その後は再び地下鉄に乗ってモスクワ大学を見に行ったものの、歩いても歩いても近くに行けず、途中で断念。たぶん行き方を間違えていたのだと思けど(汗)。
もう夕食の時間も近いのでホテルに帰ることにした…。
(この駅も彫刻がいっぱい!!) -
ホテルに戻る前に、またまた赤の広場に寄ってみた。
ヴァスクレセンスキー門の前では、スターリンやレーニンのそっくりさん達が、一緒に記念撮影するための営業を行ってた(笑) -
何度でも見たくなるワシリー寺院。
結局、3日間の滞在中は毎日、見に行ったのだ(汗) -
ワシリー寺院の裏手側からは、スターリン・クラシック様式の芸術家アパートが遠くに見えた。
精一杯の望遠で撮影。しかし、カッコイイ。 -
1893年オープンの老舗・グム百貨店に入っみた。
ちょっとルーブル美術館を彷彿とさせるような建物のこのデパートには、ヴィトンなど高級ブランドが入っており、中は西側諸国の雰囲気だ。 -
赤の広場が人で一杯なのに対して、グム百貨店の中はわりと閑散としていた。需要と供給があってないような気が…
-
人がたくさん居るのは3階のフードコート。結局、グム百貨店では何も買わず食べずで、写真だけ撮ってでてきた。
-
赤の広場の全景。イベント準備で野外の客席がつくられており、その周囲は柵で覆われていた。
-
その後、赤の広場を出てすぐのショッピングモール、「アホートヌィ・リャト」をぶらぶらと歩く。
ファッションが中心でGAPなど、お馴染みのカジュアルブランドのお店が入ってる。 -
フードコートもある。
-
なんとなくブラブラしていたら、空腹のピークも過ぎてしまい、結局はホテル近くのマクドナルドで夕食を済ませることに。
ここもレジで行列を作っており、店内もお客さんで一杯だ。 -
注文の際に店員さんは、こちらがロシア語が分らないと察して、すぐに英語表記のメニューを出してくれた。
これ、あれ、これで指さしでオーダー。 -
ラップとポテト、コーラのセットで267ルーブル(約800円)。日本と比べて値段は高い。
そういえば、ポテトが日本のマクドナルドとは違ってた。 -
ガイドブックを見ると、ホテルからはレストラン街の「カメルゲルスキー横町」が近いことが判明。もう食べた後だけど、モスクワのそういう所ってどんな感じなんだろうかと、見に行ってみた。
-
結構、しゃれたお店もあったりで、どこのお店も賑わっていた。
-
ブランド街の「ストレシニコフ横町」も近いので、そこを歩いていたら得体の知れないタクシーがいた。高級ブランドが軒を連ねるこの辺りも、普通に西側諸国と同じ風景だった。
この日はこれで終了。次回に続く…。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- 2013tomoさん 2015/05/28 07:08:02
- 美しい写真を見させて頂きました
- 地下鉄では写真を撮らなかったので
見させていただき良かったです。
武器庫とダイアモンド庫は
高いので入りませんでした。
行けば良かったです。
ワシリー寺院の中は古いせいか
血の上教会の方がきれいでした。
ロシアはちっとも危険ではないし
観光にも見どころが沢山ありました。
- nhさん からの返信 2015/05/28 22:34:37
- RE: 美しい写真を見させて頂きました
- 2013tomo様
モスクワの地下鉄駅は、それぞれが個性的で、色々な駅を見て回るのも楽しかったです。
確かに2013tomo様のおっしゃる通り、血の上の教会は繊細で、とてもきれいですね。
個人的には、これまで見た教会のなかで一番美しいと思います。
と、色々思い出していたら、また行きたくなってきました…。
nh
- 2013tomoさん からの返信 2015/05/29 06:04:29
- ロシアは観光地としてもっと認知されてもよいかも
- > 2013tomo様
>
> モスクワの地下鉄駅は、それぞれが個性的で、色々な駅を見て回るのも楽しかったです。
>
> 確かに2013tomo様のおっしゃる通り、血の上の教会は繊細で、とてもきれいですね。
>
> 個人的には、これまで見た教会のなかで一番美しいと思います。
>
> と、色々思い出していたら、また行きたくなってきました…。
>
> nh様
ちょっとマイナーな感じのロシアですけど
2018年の
Wカップからもう少し
人気がでるかもしれない気がします。
警官も結構いるし安全ですしね。
日本から近いしまた行く機会があればと
思いますが
やはり行った事がない国が優先です。
写真は得意ではないので
きれいな写真を見て楽しませていただきます。
- nhさん からの返信 2015/05/30 00:55:20
- RE: ロシアは観光地としてもっと認知されてもよいかも
- 2013tomo様
そうですね、ワールドカップがありますね!
あとは、モスクワにもう少し英語表記が増えれば、もっと旅行しやすくなると思います。
私も行ったことのない国への旅行を優先していますが、ロシアは近く再訪することになったので楽しみです。
nh
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
nhさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
61