そうだ、ロシアに行こう⑤サンクトペテルブルクに到着

2013/08/11 - 2013/08/18

憧れの地、サンクトペテルブルクに到着。社会主義の名残が感じられたモスクワに対して、ここはフィンランドにも近く、どちらかといえば西欧の資本主義国の雰囲気がする。

そして、街をぶらぶらと歩くだけでも、周囲の建造物などからは文化、芸術の香りが随所に漂ってくるような美しいところだった。

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンクトペテルブルクのモスクワ駅（モスコフスキー駅）に到着。さてさてお次は地下鉄に乗り換えて、予約したホテルをめざす。

地下鉄の乗車の際には、切符ではなく、このコインのようなものを改札機に入れる。むかし、ニューヨークの地下鉄にあったトークンと同様だ。

さて、改札機のところで入場しようとしたら、荷物が大きいので（といっても普通のスーツケース）、駅員さんからは、コインみたいなものが２個必要と言われた。

ということで、再度窓口に並んで、もう１個を新たに購入。

そして、地下鉄のホームへ。この長〜くて速いエスカレーターは、モスクワの地下鉄と同じ。

ホームに着いたら、なんとビックリ、一面が壁で覆われていて線路すら見えない状態になっていた。

電車が到着すると、写真のように車両の扉と、壁の扉が一緒に開いて乗車する仕組みだった。

ちなみに、ほかの地下鉄駅はいたって普通のホームでした。

サンクトペテルブルクでは、西側諸国からの観光客も多いこともあって路線図はロシア語のみならず、英語の表記もしっかりあった。英語がこんなに有り難く感じられるとは…（涙）

そして、今度は地上に出るため長〜いエスカレーターを上がっていく。

つうか、ロシアの地下鉄って、どんだけ深い所を走ってるのよ？？

ホテルの最寄りのネフスキー・プロスペクト駅を出て、初めてみたサンクトペテルブルクの街並み。

半袖を着て日焼けしたモスクワとは気温が違う。寒い…（涙）

そして斜め前には、いきなりカザン聖堂の姿が。

どことなくローマの雰囲気が漂うカザン聖堂は、ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂をモデルにつくられたという。

たしかにそうだ。納得。

このネフスキー大通りは、とにかく人もクルマも多くて賑やかだ。サンクトペテルブルクって、もう少し静か〜な街をイメージしてた。

とはいえ、こんな風に街には運河が張り巡らせてあって、絵になる光景があちらこちらに。

あれ!?　先の方には、血の上の救世主教会がみえる。

宿泊先のベルベデル・ネフスキー・ビジネスホテルの入り口。名前のビジネスホテルっていうイメージとは異なり、れっきとした四ツ星★★★★。

Booking.comで当初は違うホテルを予約していたんだけど、値段もお得で、しかも口コミ評価が良かったため、出発間際にこちらに変更。

ロケーションはとても良く、スタッフも感じのイイ人ばかりで、とにかく良いホテルだった◎　おススメ。

フロントが三階でエレベーターは残念ながらなし。しいて言うとそれが唯一の欠点だったかな。

部屋も広々してて、落ち着きがある。

そういえば、ここでも滞在証明は、一週間以内は必要ないと言われた。

さて、夕方もだいぶ過ぎてはいるものの、明日からの観光のために地理感覚をつかんでおきたかったので、軽く街を散策してみた。

ホテルから5分程度歩くと、そこにはエルミタージュ美術館が。

いきなり目に入ってきたこの建物に感動（涙）。じーん。

近付いてみると、柱の先や窓枠の上の部分は、金色をイメージしてたので、ちょっとばかり「あれ!?」と思ってしまったことも事実…。

とはいえ、本当にうっとりしてしまう程、美しい建物だ。

なんと言ってもこの色が最高っ！

エルミタージュの前は宮殿広場。中央のアレクサンドルの円柱がこれまたいい味を出しているのだ。

そして、エルミタージュの向かいにあるのが旧参謀本部。半円形で広場を囲うような格好で建てられている。

こうした観光地に必ず居るひと。写真を撮るとお金を請求されそうなので、こっそりとパシャリ。

この馬車も上と同様…

そして、今度はエルミタージュの裏手に行ってみた。ここは船着き場になっていて、ペテルゴーフ行きもこの辺りから出ている。

この大ネヴァ川を挟んだ向かい側には、ペトロパヴロフスク聖堂が威風堂々とその輝きを放って建っていた。

さて、エルミタージュ美術館から、行きとは違うルートを通ってさぁ帰ろうと歩いてたら、すっかり迷子に。自分の方向音痴さに呆れかえる（笑）

そして、歩いているうちに辿り着いたのがここ聖イサアク大聖堂だ。軽く散策したのに気がつけば、サンクトペテルブルクの観光スポットをほぼ見たようなものだ。

ストロガノフ宮殿。ここの前はカナルクルーズの船着き場になっているんだけど、ちょっと寒そうなので、今回はパス。

サブウェイ。こうやって英語とロシア語を見比べると面白いかも。

24時間営業？のマクドナルド

サンクトは、モスクワ以上に建物が美しかった気がする。しつこいようだけど、色遣いが絶妙なんですね〜。

まだ明るいので、血の上の救世主教会に向かう。

この教会の近辺には、セルフのカフェが何軒かあり、お腹もすいてきたので、そこで夕食をとることにした。

トレーを持って、クスクスとサーモン、サラダ、そして牛乳を取ったつもりが、牛乳ではなくヨーグルトだった。しかもコップに入っている事に違和感をおぼえるほど、ドロっとした酸味の強いヨーグルトドリンク。

おいしかったけど

ケーキもあったので、迷うことなく、いただきま〜す。濃厚な味で、疲れた体に染み渡る…。

お腹いっぱいになった後は、そのまま血の上の救世主教会の夜景を見に行った。

夜景というか、刻々と変わっていく空の色がキレイだった。

周囲の建物もライトアップして雰囲気も良し。

ちょっと寒かったけど、夜のサンクトの街も結構イイかも。

ここに着いて最初にみたカザン聖堂も美しくライトアップ。

サンクトの観光スポットって、わりとコンパクトにまとまっているんだなぁ〜、と思いながらホテルに帰った。

つづく。

この旅行記へのコメント （2）

• からぱっちさん 2014/04/21 14:10:46

  サンクトペテルブルグのつづきが楽しみ♪

  nhさん、こんにちは。からぱっちです。
  
  サンクトペテルブルグの旅行記楽しかったです。
  
  2008年に（あら、もう6年前か）どうしてもサンクトペテルブルグに行きたくて、当時旅行会社に勤めていたので、募集旅行の企画を作って5日間の旅をしました。たまたまサンクトペテルブルグの直行便があったので、ラッキーでした。やや旅なれた熟年層の旅行をイメージして作った旅行内容だったので、ロシアで想像するもの、そこでしか見られないものを体験して欲しく、正直誰より自分が満足した旅行だったような気がします。8/22-26で、気温は20度前後だったのですが、かなり寒かった気がします。古いんですが、写真が見つかったら、ペテルブルグの旅行記を作りたいです。
  
  モスクワからの新幹線、ホームも車内も日本の新幹線みたいですね。モスクワとペテルブルクの2都市で行きたいです。続きの旅行記楽しみにしています。
  
  からぱっち。

  nhさん からの返信 2014/04/22 00:27:08

  RE: サンクトペテルブルグのつづきが楽しみ♪

  からぱっちさん、こんにちは。
  投票及びメッセージを頂きまして、ありがとうございました!!
  
  サンクトペテルブルクは本当に良いところですよね。
  街の景色はもちろん、東欧と西欧が入り混ざったような独特な雰囲気にすっかり魅了され、何か新しい発見をしたような気持ちになりました。
  
  今後、からぱっちさんのサンクトの旅行記が作られる日を楽しみにしてます。
  
  あっ、クラフトガールズの遠足、楽しく読ませて頂きました。毎朝ミューズリーを食べている自分には「マーガレットリバー・ナッツ&シリアルズ」の写真が美味しそうでたまりません（笑）。
  
  ちょうどいま、仕事やＧＷの旅行の準備に追われていてバタバタしていますが、また、からぱっちさんの旅行記を読まさせて頂きます。
  どうぞ宜しくお願いします。
  
  ｎｈ
  
  
  
  
  
  
  > nhさん、こんにちは。からぱっちです。
  >
  > サンクトペテルブルグの旅行記楽しかったです。
  >
  > 2008年に（あら、もう6年前か）どうしてもサンクトペテルブルグに行きたくて、当時旅行会社に勤めていたので、募集旅行の企画を作って5日間の旅をしました。たまたまサンクトペテルブルグの直行便があったので、ラッキーでした。やや旅なれた熟年層の旅行をイメージして作った旅行内容だったので、ロシアで想像するもの、そこでしか見られないものを体験して欲しく、正直誰より自分が満足した旅行だったような気がします。8/22-26で、気温は20度前後だったのですが、かなり寒かった気がします。古いんですが、写真が見つかったら、ペテルブルグの旅行記を作りたいです。
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  > モスクワからの新幹線、ホームも車内も日本の新幹線みたいですね。モスクワとペテルブルクの2都市で行きたいです。続きの旅行記楽しみにしています。
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  > からぱっち。