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18日目<br />朝食は宿のレストラン。朝日が昇る中、犬と戯れながら軽く済ませた。すでに昨晩やってきた会社の集団は居なくなっていた。宿の前にいつも止まっているタクシーを捕まえ、ベルガムラジャマハービハーラに行ってもらう。途中ゲートでチェック受けるところが、やはり少し前まで治安が安定してなかったんだなと印象をうける。寺院への田舎道にはクジャクが数匹いた。そして行く途中マイクロバスが何台も通り過ぎ、その表示を見るとトリンコマリーダイジェスト観光みたいだった。寺院はなんと2000年以上前のものだという。ある碑文によれば、その起源はアヌラーダプラの王、デーワーナンピヤ・ティッサ王により菩提樹の植樹を求められた。その後バティや1世、パラークラマ・バーフ1世、タミルの王ラジェンドラなど、後世の王により建設、再建が行われた。しかし11世紀のシンハラ王朝の衰退時には、この地に住む仏教徒が南に追いやられ、遺跡は歴史と共にジャングルに静かに眠っていたらしい。ポツンと残された仏像はやさしい雰囲気だった。雨風で表面が削られてしまっているが、それが何世紀も静かにこの地に眠っていた証を表すようだ。欧米人のツアー客は仏像にひざまずくことはせず、とおまきに写真を撮っているだけだったが、父と私はそのやさしい仏像に近づいて頭を垂れた。寺院の一角ではこの近辺での紛争時の写真やビデオが見られるようになっていたが、父は見ないようにしていた。アウシュビッツに行った時も父は中に入らず外で待っていた。どうやらこのてのものが苦手らしい。<br />続いてカンニヤ温泉。ヒンドゥー教の魔王ラバナの剣によって掘られたとい伝説の温泉らしいが、温泉というより井戸が7つあるだけ。ただその井戸の水は温泉水。ちょうど良い温度だった。周辺のタミル人の間ではあらゆる病気を治す神聖な水としてあがめられているらしい。お土産屋も並んでいた。ヒンドゥー教徒はこれを順番に桶でかけるのみ。もたいないなー。これから観光課進めばスパなんかも出来たりして。一応女性用も脇にあって壁に囲まれ見られないようになっていた。子供がお母さんに無理やり頭から温泉をかけられ逃げようとしていた。<br />温泉の出口近くでは犬が木に吠えているので、その方角を見てみると登った猿を威嚇している最中。軍服を着た人がやってきて犬を追いやっていた。スリランカで初めて犬猿の中を見た。普段は猿も犬も穏やかな顔をしている。今まで見てきたところが仏教的シンハラ人の多かった土地で、今来ているところがヒンドゥー教の多いタミル人の多い土地が関係しているののだろうか?動物と言いうのはその土地の人間を表すのか?<br />朝から乗り回している三輪車タクシーでパウダーアイランドに行ってみる。ガイドブックには歩いて行けそうな道が書いてあったが、実際行ってみると、道ではなく水道管みたいなものが通っているだけで、島に渡る事は出来なかった。三輪車タクシーとはそこでお別れ。結局朝値段を聞いた時から降りる時まで、向こうから金額を言ってこなかったので、適当に料金を払った。<br />パウダーアイランドの所からバスターミナルに抜ける途中のレストランで食事。地元の人が食事をしていた。目が合うととてもニコニコしてくれた。テレビではインド風のドラマがやっていた。そこから大きな広場を抜けて魚市場に足を運んだ。市場の裏は漁民の住宅が密集していて、ビーチでは今上がったばかりの魚をかごに入れていた。カツオが多かった。みていると沖から次から次とボートが返ってくる。沖では魚を取る船がいて、その魚をモーターボートで陸に運んでいる。しかしそのボートの行き来が半端じゃない。いったりきたりと。ただボートが沖に出るのが一苦労らしく、高い波に大きくゆすられていた。中には波に追い返され出れなく再度挑戦するボートもあった。そして戻ってくるときは波の勢いで一気に浜に滑り込んでくる。魚市場近辺はほとんどムスリムだった。タイでも南部で漁業を営んでいるのはムスリムが多い。男達に交じって女性が一人働いていた。その女性が近づいてきて写真を撮らないか聞いてきた。チップが欲しいようなのでお断りした。海岸沿いに歩いていくと今度はヒンドゥー教の集落があり最後はキリスト教徒とすみわけされていた。民家の路地裏を歩いていると、子供たちがすぐ集まってくる。そして写真を撮られるとありがとうとよく言ってくる。中には親がありがとうと言いなさいと言ってくるが、他の国の子供たちのようにお金を請求してこない。まだ汚染されていないという感じで旅しやすい。せっかく写真を撮ってもお金を請求されるとなぜかがっかりしてしまう。雲行きが怪しく雨が降りそうになってきたが、宿へは歩いて向かった。ガイドブックには2キロほどとあったが思ったよりも歩いたような気がした。自転車で薪を運ぶ人や、学校帰り二人乗りするカップル、木の枝を二本足で立って食べているヤギなど。ちなみにこちらの自転車の二人乗りは後ろに乗るのでなく、前である。昔の新聞屋の自転車みたいにサドルから前にフレームが伸びている為、そこに座る。スリランカの道路事情を考えれば、とてもお尻が痛くなりそうだが、大丈夫みたいだ。裸足で平気で砂利道を走っている子供もいるし。日本人が弱くなってしまっているのであろう。<br />免疫力すら日本人は低下している。清潔な環境が体を弱めているという。インドネシアの泥川で遊んでいる子供は、皮膚炎やアトピーなど少ないという。日本では逆にそのような所で遊ばせないようにしているのに、肌が弱い子が多くなっている。抗菌グッズが溢れる中、より弱い人間になることが進化なのだろうか?退化なのであろうか?食べ物の偽装問題が数年に一回浮上してくる。偽装よりもひどい食べ物も一杯はある。外国では認められてない添加物。日本では添加物の人体への影響が個別で行われるため、複数添加されている場合の人体への影響は未知数らしい。薬では複数の服用は場合によっては死ぬことがあるので注意しるが、添加物に関しては無頓着なのが日本である。それで和食を世界遺産へと考えている。生きる為の衣食住で、食に一番関心があってもいいはずだが、食を考えられるほど意識レベルが、生活レベルが達してないのであろう。残念な事である。<br />

父とぶらりスリランカ 18日目 IN トリンコマリー

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2013/12/12 - 2013/12/12

16位(同エリア22件中)

1

5

禅

禅さん

18日目
朝食は宿のレストラン。朝日が昇る中、犬と戯れながら軽く済ませた。すでに昨晩やってきた会社の集団は居なくなっていた。宿の前にいつも止まっているタクシーを捕まえ、ベルガムラジャマハービハーラに行ってもらう。途中ゲートでチェック受けるところが、やはり少し前まで治安が安定してなかったんだなと印象をうける。寺院への田舎道にはクジャクが数匹いた。そして行く途中マイクロバスが何台も通り過ぎ、その表示を見るとトリンコマリーダイジェスト観光みたいだった。寺院はなんと2000年以上前のものだという。ある碑文によれば、その起源はアヌラーダプラの王、デーワーナンピヤ・ティッサ王により菩提樹の植樹を求められた。その後バティや1世、パラークラマ・バーフ1世、タミルの王ラジェンドラなど、後世の王により建設、再建が行われた。しかし11世紀のシンハラ王朝の衰退時には、この地に住む仏教徒が南に追いやられ、遺跡は歴史と共にジャングルに静かに眠っていたらしい。ポツンと残された仏像はやさしい雰囲気だった。雨風で表面が削られてしまっているが、それが何世紀も静かにこの地に眠っていた証を表すようだ。欧米人のツアー客は仏像にひざまずくことはせず、とおまきに写真を撮っているだけだったが、父と私はそのやさしい仏像に近づいて頭を垂れた。寺院の一角ではこの近辺での紛争時の写真やビデオが見られるようになっていたが、父は見ないようにしていた。アウシュビッツに行った時も父は中に入らず外で待っていた。どうやらこのてのものが苦手らしい。
続いてカンニヤ温泉。ヒンドゥー教の魔王ラバナの剣によって掘られたとい伝説の温泉らしいが、温泉というより井戸が7つあるだけ。ただその井戸の水は温泉水。ちょうど良い温度だった。周辺のタミル人の間ではあらゆる病気を治す神聖な水としてあがめられているらしい。お土産屋も並んでいた。ヒンドゥー教徒はこれを順番に桶でかけるのみ。もたいないなー。これから観光課進めばスパなんかも出来たりして。一応女性用も脇にあって壁に囲まれ見られないようになっていた。子供がお母さんに無理やり頭から温泉をかけられ逃げようとしていた。
温泉の出口近くでは犬が木に吠えているので、その方角を見てみると登った猿を威嚇している最中。軍服を着た人がやってきて犬を追いやっていた。スリランカで初めて犬猿の中を見た。普段は猿も犬も穏やかな顔をしている。今まで見てきたところが仏教的シンハラ人の多かった土地で、今来ているところがヒンドゥー教の多いタミル人の多い土地が関係しているののだろうか?動物と言いうのはその土地の人間を表すのか?
朝から乗り回している三輪車タクシーでパウダーアイランドに行ってみる。ガイドブックには歩いて行けそうな道が書いてあったが、実際行ってみると、道ではなく水道管みたいなものが通っているだけで、島に渡る事は出来なかった。三輪車タクシーとはそこでお別れ。結局朝値段を聞いた時から降りる時まで、向こうから金額を言ってこなかったので、適当に料金を払った。
パウダーアイランドの所からバスターミナルに抜ける途中のレストランで食事。地元の人が食事をしていた。目が合うととてもニコニコしてくれた。テレビではインド風のドラマがやっていた。そこから大きな広場を抜けて魚市場に足を運んだ。市場の裏は漁民の住宅が密集していて、ビーチでは今上がったばかりの魚をかごに入れていた。カツオが多かった。みていると沖から次から次とボートが返ってくる。沖では魚を取る船がいて、その魚をモーターボートで陸に運んでいる。しかしそのボートの行き来が半端じゃない。いったりきたりと。ただボートが沖に出るのが一苦労らしく、高い波に大きくゆすられていた。中には波に追い返され出れなく再度挑戦するボートもあった。そして戻ってくるときは波の勢いで一気に浜に滑り込んでくる。魚市場近辺はほとんどムスリムだった。タイでも南部で漁業を営んでいるのはムスリムが多い。男達に交じって女性が一人働いていた。その女性が近づいてきて写真を撮らないか聞いてきた。チップが欲しいようなのでお断りした。海岸沿いに歩いていくと今度はヒンドゥー教の集落があり最後はキリスト教徒とすみわけされていた。民家の路地裏を歩いていると、子供たちがすぐ集まってくる。そして写真を撮られるとありがとうとよく言ってくる。中には親がありがとうと言いなさいと言ってくるが、他の国の子供たちのようにお金を請求してこない。まだ汚染されていないという感じで旅しやすい。せっかく写真を撮ってもお金を請求されるとなぜかがっかりしてしまう。雲行きが怪しく雨が降りそうになってきたが、宿へは歩いて向かった。ガイドブックには2キロほどとあったが思ったよりも歩いたような気がした。自転車で薪を運ぶ人や、学校帰り二人乗りするカップル、木の枝を二本足で立って食べているヤギなど。ちなみにこちらの自転車の二人乗りは後ろに乗るのでなく、前である。昔の新聞屋の自転車みたいにサドルから前にフレームが伸びている為、そこに座る。スリランカの道路事情を考えれば、とてもお尻が痛くなりそうだが、大丈夫みたいだ。裸足で平気で砂利道を走っている子供もいるし。日本人が弱くなってしまっているのであろう。
免疫力すら日本人は低下している。清潔な環境が体を弱めているという。インドネシアの泥川で遊んでいる子供は、皮膚炎やアトピーなど少ないという。日本では逆にそのような所で遊ばせないようにしているのに、肌が弱い子が多くなっている。抗菌グッズが溢れる中、より弱い人間になることが進化なのだろうか?退化なのであろうか?食べ物の偽装問題が数年に一回浮上してくる。偽装よりもひどい食べ物も一杯はある。外国では認められてない添加物。日本では添加物の人体への影響が個別で行われるため、複数添加されている場合の人体への影響は未知数らしい。薬では複数の服用は場合によっては死ぬことがあるので注意しるが、添加物に関しては無頓着なのが日本である。それで和食を世界遺産へと考えている。生きる為の衣食住で、食に一番関心があってもいいはずだが、食を考えられるほど意識レベルが、生活レベルが達してないのであろう。残念な事である。

  • 信仰中心だったブッダの像も、ジャングルに埋もれ眠りから覚めてみれば観光地に

    信仰中心だったブッダの像も、ジャングルに埋もれ眠りから覚めてみれば観光地に

  • 温泉はこのように

    温泉はこのように

  • 海への小道は舟置き場

    海への小道は舟置き場

  • 子供たちがカメラを見ると集まってくる

    子供たちがカメラを見ると集まってくる

  • 昼寝も仕事の一部です。

    昼寝も仕事の一部です。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • SUR SHANGHAIさん 2014/01/27 08:06:20
    旅の記録
    こちらへのご訪問、ありがとうございました。

    禅さんの旅行記は、旅の様子が詳細に書き込まれていますね。

    あとから読み返すと、その時の旅のあれこれが映像になって甦りそう。
    いい旅記録になると思います。(*^。^*)

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