2013/12/28 - 2013/12/30
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にゃんこさん
昼食を食べ腹ごしらえをして向かった先は再び日光山輪王寺。
輪王寺は栃木県日光市にある寺院で天台宗の門跡寺院です。
創建は奈良時代にさかのぼり、下野国出身の僧・勝道上人により開創されたと伝承されています。(当時の歴史書にそのような記録は見られないそうですが)
近世には徳川家の庇護を受けて繁栄を極めました。
明治初年の神仏分離令によって寺院と神社が分離されてからは、東照宮、二荒山神社とあわせて「二社一寺」と称されています。
「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。
「輪王寺」は日光山中にある寺院群の総称で、輪王寺の堂塔は1か所にまとまっておらず、日光山内の各所に点在しています。
先ほどは徳川家光を祀った大猷院霊廟を見ましたが、今回は三仏堂と宝物殿と逍遥園を見学しました。
三仏堂は日光山の中心のお堂です。
外柱の端から端までが約34メートル、日光最大の建造物です。今の場所は日光山の玄関口にあたり、この本堂から日光山巡りが始まることとなりますが・・・
残念ながら現在は平成の大修理が行われており、大きな白い建物に完成予想図らしきものが書かれた外観となっております。
その代わり御堂におかれた本尊の千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音なんかを間近で見ることが出来ます。(内部は写真NG)
また、現在の修復の風景を上から見ることもできます。
1つ1つの木々を分解して補修し再度組み立てる、その果てしない工程には頭が下がります。
この三仏堂は大猷院とセットで900円で入場することが出来ました。
三仏堂の次に向かった宝物殿・逍遥園です。
宝物殿は、日光山の歴史を物語る歴史的・美術的価値の高い資料を保存・研究し、ご参拝の皆様へ公開することを目的として建設された建物です。
収蔵庫には、国宝や重要文化財などが展示されています。
特に目を惹かれたのが曼荼羅と徳川家15代将軍の肖像画。
宝物殿の隣には江戸時代の日本庭園の逍遥園があります。
こちらは江戸時代初期に作庭されたもので、一説には小堀遠州の作と伝えられています。明治時代にはほぼ現在の形になりました。
明治天皇、木戸孝允、アメリカ大統領となったグラント将軍などが訪れた歴史ある庭だそうです。
小さいですが、苔むした池泉回遊式の園内は雪が積もり趣がある風情でした。
そして三仏堂の裏手にある日光山輪王寺大護摩堂に寄って行きました。
こちらは日光山随一の護摩祈願所で、本尊五大明王を中心に七福神や十二天などが祀られています。
七つの福徳が授かる七福神を世に広めたのが、日光山中興の祖天海大僧正であることから、輪王寺の大護摩堂には七福神がそろって祀られているそうです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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