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16日目<br />朝コロンボフォート駅へ。観光客向けのエキスポレイルはどの路線も1週間先まで満席。コロンボに居ても仕方がないと判断して、国内を鉄道旅行しようと計画した。急な予定に計画が崩れ出す。行ったところに行くよりも、まだ行ったことがない所に足を運ぼうと東海岸の町トリンコマリーへ目を向ける。電車は一日一本寝台でしかも二等もなく三等のみだという。一瞬さすがの私も躊躇した。しかし今泊まっている部屋に泊るよりまし。親父に何気なく三等しかないけどいいか?聞いたら別にいいんじゃないという簡単な答え。寝台で8時間も乗るのを知っていればOKしなかったろうに。チケットを購入。一人350ルピーと超格安。もしエキスポレイルなら一人1900ルピー。凄い差だ。列車は夜9時発。それまでは時間があるのでコロンボ観光だ。まずはフォートの灯台に行こうとしたらいきなり警備員に止められて迂回する羽目に。後で見たらなんと大統領官邸に紛れていたらしい。父は写真を撮りまくっていたので狙撃されても仕方がない。ミャンマーなども政府の期間は撮影禁止。父にそれを説明しても平和ボケしている日本人にはピンとこないらしい。遠回りしてやっと灯台に着くが、周辺が埋め立て中でげんなり。<br />埋め立てに使う石はトラックでゲートを過ぎるときにゲートの上から水で濡らしていた。<br />海岸沿いに南下しながら歩くと、結構海からの風が強く先がぼやけてみえるほどだ。何かイベントがあるのだろうか、舞台やフェンスが広場に作られていた。<br />ある程度歩いて町の方に足を延ばすと喫茶店があった。本場の紅茶を喫茶店で飲もうと父に提案したがその気がなくて却下。ベイラ湖に浮かぶシーママラカヤ寺院に寄った。スリランカは水がある所は、明らかに涼しいと肌で感じることが出来る。それだけ乾燥しているという事なのだろうか。寺院は非常にシンプルで現代的な雰囲気も感じるつくりだった。国立博物館へ足を運ぼうと向かったがいまいち方向が分からなく彷徨ってしまった。ガイドブックを持参するのが面倒なのでアイフォンで地図を撮影してきたが、ちょうどページの境目でわかりずらい。やっと着いた国立博物館は見どころ満載。ところが父は歩き疲れたか暑いのか、扇風機があると扇風機の前で休んであまり見学してなかった。どの部屋に入ってもまずは扇風機を占拠している感じ。二階のテラスから外を眺めていると、トラックに仏像を積んだ車がはいってきた。布に包まれた仏像ってなんか逆に不気味な感じがするのは俺だけだろうか?まるで死体のように感じてしまう。<br />博物館で疲れて、喫茶店でコーヒーとケーキを食べた。<br />国立博物館からナンバー11というところに行こうとした。ナンバー11はスリランカの建築家ジェッフリーバワの住んでいた民家である。最初は国立博物館から歩いてナンバー11に向かった。地図を見ると1キロ程しかないので問題ないと思ったが、なかなか見つからなくタクシーを拾った。これが大きな間違いになるとは。ナンバー11に行きたいというと運転手は大丈夫というので乗り込んだ。値段交渉をしたら、運転手がメーターをつかうから安心しなという。メーターを使わないタクシーは危険だから乗るなよとアドバイスまでされた。しかし方向的にどうも違う気がして本当に知ってるのか聞いたら知っているという。そのくせ住所はどこだと聞いてくる。あいにくガイドブックを持ってなかったので住所がわからない。歩いてすぐのはずがタクシーで300ルピーを超えそうだ。わからないのならいいから降りると言ってるのに、コロンボ11か?と聞いてくる。コロンボの行政区は数字で分かれている。私はジェフリーバワの家でナンバー11だというと困った感じで、道の人に聞くがさっぱりわからない。埒が明かないのでとりあえず100ルピー渡して降りて、また歩いて探すことにした。運転手はお金を受け取ろうとしなかったが、無理に渡して再度出発。しかしどの人に聞いてもナンバー11を知らない。ジェフリーバワの名前するしらない。確かにそうか。俺だって日本の建築家の名前を言われても知らないし、その人の家に行きたいと言われても困ってしまう。ガイドブックに載っていて近所にある名所も地元民からすれば興味のないことなのだ。かなり振り出しに戻ってしまいせっかく近くまで行っていたはずなのに2キロ近く遠くに行ってしまっていた。大通りの目印を見つけなんとか歩いて場所を把握。父がアイスを食べたいというのでアイスの看板のある店に入るとなんと写真屋。写真屋にアイスの機械があるのだ。俺はバニラと言ったのにストロベリー。うーーん。食べるか。アイス屋から500メートルほど歩いて閑静な住宅街に看板も無くナンバー11発見。ナンバー11は番地の番号だった。番地の名前言われても地元の人は困るわけだ。たまたま前に来ていた東洋人が二名出てきたところだった。本来予約制だが聞いてみると大丈夫だというので中に入れた。ジェフリーバワ本人は亡くなってしまっているが、その家が一人1000ルピーで見学場所になるとは。まずジェフリーバワのビデオを二本見て家の中の見学。とても綺麗な家で雰囲気もいいが、なんせ蚊が多いな。自然の中で暮らすという事はこうゆうこと事。蚊取り線香がなかった昔はどうしていたのだろう?<br />ジェフリーバワはリゾート建築の基礎を築いたという、シンプルかつなお自然という感じ。<br />バワの家が本日の最後の観光。夜には夜行列車に乗るので早めに切り上げ。非常にのどが渇いていたのでマックでシェイクとコーラを飲んでタクシーで宿に帰ろうとしたその時。青年がやってきてタクシー運転手に200でいいだろと交渉。そしてその青年は通り道に用があるから途中まで乗せてくれという。ちゃっかりしてるな。宿についてシャワーを浴びひと眠り。夕飯は朝食と同じ駅から左に出てワールドバザールを超えたところにある小奇麗なレストランに行った。置いてあるもの以外は外からくるデリバリーらしい。メニューで注文したものが店にデリバリーされてくるシステム。いったい何時間かかるかわからないのでケースの中のチャーハンにした。<br />宿をチェックをアウトして駅に。1時間も早く来て待っていたが、結局列車が入ってきたのは10分前。早めに来て席の確保をしようとしたが、逆に待ちくたびれた電車の標識も20分位前まで表示されなかった。電車の乗り込んでみると、3等かなり厳しい感じでした。親父と窓側の席を抑えたが3人座席でリクライニングなし。大丈夫かな?一応トリンコマリー行と確かめ乗った。しかし後翌日大変な事に。時間を追うことにだんだん外気温が下がってきて寒くなってきた。寝るにも寝れない態勢。なかなかハードな8時間の夜行列車。もう三等寝台はこの先乗ることはないだろう。<br />

ぶらり父とスリランカ 16日目 IN コロンボ

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2013/12/10 - 2013/12/10

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禅

禅さん

16日目
朝コロンボフォート駅へ。観光客向けのエキスポレイルはどの路線も1週間先まで満席。コロンボに居ても仕方がないと判断して、国内を鉄道旅行しようと計画した。急な予定に計画が崩れ出す。行ったところに行くよりも、まだ行ったことがない所に足を運ぼうと東海岸の町トリンコマリーへ目を向ける。電車は一日一本寝台でしかも二等もなく三等のみだという。一瞬さすがの私も躊躇した。しかし今泊まっている部屋に泊るよりまし。親父に何気なく三等しかないけどいいか?聞いたら別にいいんじゃないという簡単な答え。寝台で8時間も乗るのを知っていればOKしなかったろうに。チケットを購入。一人350ルピーと超格安。もしエキスポレイルなら一人1900ルピー。凄い差だ。列車は夜9時発。それまでは時間があるのでコロンボ観光だ。まずはフォートの灯台に行こうとしたらいきなり警備員に止められて迂回する羽目に。後で見たらなんと大統領官邸に紛れていたらしい。父は写真を撮りまくっていたので狙撃されても仕方がない。ミャンマーなども政府の期間は撮影禁止。父にそれを説明しても平和ボケしている日本人にはピンとこないらしい。遠回りしてやっと灯台に着くが、周辺が埋め立て中でげんなり。
埋め立てに使う石はトラックでゲートを過ぎるときにゲートの上から水で濡らしていた。
海岸沿いに南下しながら歩くと、結構海からの風が強く先がぼやけてみえるほどだ。何かイベントがあるのだろうか、舞台やフェンスが広場に作られていた。
ある程度歩いて町の方に足を延ばすと喫茶店があった。本場の紅茶を喫茶店で飲もうと父に提案したがその気がなくて却下。ベイラ湖に浮かぶシーママラカヤ寺院に寄った。スリランカは水がある所は、明らかに涼しいと肌で感じることが出来る。それだけ乾燥しているという事なのだろうか。寺院は非常にシンプルで現代的な雰囲気も感じるつくりだった。国立博物館へ足を運ぼうと向かったがいまいち方向が分からなく彷徨ってしまった。ガイドブックを持参するのが面倒なのでアイフォンで地図を撮影してきたが、ちょうどページの境目でわかりずらい。やっと着いた国立博物館は見どころ満載。ところが父は歩き疲れたか暑いのか、扇風機があると扇風機の前で休んであまり見学してなかった。どの部屋に入ってもまずは扇風機を占拠している感じ。二階のテラスから外を眺めていると、トラックに仏像を積んだ車がはいってきた。布に包まれた仏像ってなんか逆に不気味な感じがするのは俺だけだろうか?まるで死体のように感じてしまう。
博物館で疲れて、喫茶店でコーヒーとケーキを食べた。
国立博物館からナンバー11というところに行こうとした。ナンバー11はスリランカの建築家ジェッフリーバワの住んでいた民家である。最初は国立博物館から歩いてナンバー11に向かった。地図を見ると1キロ程しかないので問題ないと思ったが、なかなか見つからなくタクシーを拾った。これが大きな間違いになるとは。ナンバー11に行きたいというと運転手は大丈夫というので乗り込んだ。値段交渉をしたら、運転手がメーターをつかうから安心しなという。メーターを使わないタクシーは危険だから乗るなよとアドバイスまでされた。しかし方向的にどうも違う気がして本当に知ってるのか聞いたら知っているという。そのくせ住所はどこだと聞いてくる。あいにくガイドブックを持ってなかったので住所がわからない。歩いてすぐのはずがタクシーで300ルピーを超えそうだ。わからないのならいいから降りると言ってるのに、コロンボ11か?と聞いてくる。コロンボの行政区は数字で分かれている。私はジェフリーバワの家でナンバー11だというと困った感じで、道の人に聞くがさっぱりわからない。埒が明かないのでとりあえず100ルピー渡して降りて、また歩いて探すことにした。運転手はお金を受け取ろうとしなかったが、無理に渡して再度出発。しかしどの人に聞いてもナンバー11を知らない。ジェフリーバワの名前するしらない。確かにそうか。俺だって日本の建築家の名前を言われても知らないし、その人の家に行きたいと言われても困ってしまう。ガイドブックに載っていて近所にある名所も地元民からすれば興味のないことなのだ。かなり振り出しに戻ってしまいせっかく近くまで行っていたはずなのに2キロ近く遠くに行ってしまっていた。大通りの目印を見つけなんとか歩いて場所を把握。父がアイスを食べたいというのでアイスの看板のある店に入るとなんと写真屋。写真屋にアイスの機械があるのだ。俺はバニラと言ったのにストロベリー。うーーん。食べるか。アイス屋から500メートルほど歩いて閑静な住宅街に看板も無くナンバー11発見。ナンバー11は番地の番号だった。番地の名前言われても地元の人は困るわけだ。たまたま前に来ていた東洋人が二名出てきたところだった。本来予約制だが聞いてみると大丈夫だというので中に入れた。ジェフリーバワ本人は亡くなってしまっているが、その家が一人1000ルピーで見学場所になるとは。まずジェフリーバワのビデオを二本見て家の中の見学。とても綺麗な家で雰囲気もいいが、なんせ蚊が多いな。自然の中で暮らすという事はこうゆうこと事。蚊取り線香がなかった昔はどうしていたのだろう?
ジェフリーバワはリゾート建築の基礎を築いたという、シンプルかつなお自然という感じ。
バワの家が本日の最後の観光。夜には夜行列車に乗るので早めに切り上げ。非常にのどが渇いていたのでマックでシェイクとコーラを飲んでタクシーで宿に帰ろうとしたその時。青年がやってきてタクシー運転手に200でいいだろと交渉。そしてその青年は通り道に用があるから途中まで乗せてくれという。ちゃっかりしてるな。宿についてシャワーを浴びひと眠り。夕飯は朝食と同じ駅から左に出てワールドバザールを超えたところにある小奇麗なレストランに行った。置いてあるもの以外は外からくるデリバリーらしい。メニューで注文したものが店にデリバリーされてくるシステム。いったい何時間かかるかわからないのでケースの中のチャーハンにした。
宿をチェックをアウトして駅に。1時間も早く来て待っていたが、結局列車が入ってきたのは10分前。早めに来て席の確保をしようとしたが、逆に待ちくたびれた電車の標識も20分位前まで表示されなかった。電車の乗り込んでみると、3等かなり厳しい感じでした。親父と窓側の席を抑えたが3人座席でリクライニングなし。大丈夫かな?一応トリンコマリー行と確かめ乗った。しかし後翌日大変な事に。時間を追うことにだんだん外気温が下がってきて寒くなってきた。寝るにも寝れない態勢。なかなかハードな8時間の夜行列車。もう三等寝台はこの先乗ることはないだろう。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
1.0
グルメ
1.0
ショッピング
2.0
交通
1.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
15万円 - 20万円
旅行の手配内容
個別手配

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