2013/08/24 - 2013/08/29
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わいわい旅人さん
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LCC初体験、家族でバリ島→ジャワ島と、インドネシアの世界遺産を巡る旅3日目は、いよいよ世界3大仏教遺跡のひとつといわれるボロブドゥールへ。
バリ・ウブドのホテルを朝4時に出発、6時の飛行機で1時間20分のフライト。午前6時20分、ジャワ島の古都ジョグジャカルタ着(時差1時間)。
ボロブドゥールは、空港から42㎞、車で約1時間かかった。
バリの旅行会社ガネーシャの日帰りツアーを利用(口コミ参照)。ツアーといっても、我が家専用の車に、ドライバーとガイドさんがついてくれるというまったくの個人旅行で、ボロブドゥールとプランバナンの両世界遺産を1日で回るというハードスケジュールを、スムーズにストレスなくこなすことができた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ホテルズドットコム
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遺跡の周りは公園のようによく整備されていて美しく、歩くのも心地よい(暑かったけど)。
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入口にはユネスコの石碑。
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高さ34.5m、6層の方形の壇の上に、3層の円壇を積み重ねた遺跡は圧巻。
高さ23?の安山岩のブロックを200万個(55000?)積み重ねてつくられており、内部には空間がないという。 -
最下層部分の正方形の一辺が123mという、世界最大級の仏教遺跡。
780年から830年ごろの約50年をかけ、当時の支配王朝が建設したとされるが、その後、1814年にトーマス・ラッフルズに発見されるまで、約1000年、密林の土砂の下に埋まっていた。 -
基壇から階段を上ると、4層が回廊になっている。第1回廊の上段には、仏伝図「方広大荘厳経」によるブッダの生涯が、120枚の石のレリーフに彫られている。これらの説話を読んでいくことが、功徳を積んでいくことになるという。
001面 天界にいるブッダ。 -
013面 ブッダの母・摩耶夫人、天から降りてきた白い象が腹に入る夢を見る。
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017面 摩耶夫人、白い象の夢のことを、夫の浄飯王に話す。
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018面 預言者がこの夢を占い「仏になる王子が生まれる」と預言。
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019面 浄飯王は預言者の解釈を喜び、たくさんの褒美を与える。
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022面 摩耶夫人、病人を治療。
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028面 ブッダとなるシッダールタがついに生まれる(木の左)。
すぐに蓮華の花の上を7歩歩き、「天上天下唯我独尊」と叫んだとされる伝説が彫られている。 -
041面 シッダールタの花嫁について話し合う浄飯王と大臣ら。
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042面 シッダールタは、結婚相手にヤショーダラを選び、印環を贈る。
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049面 ヤショーダラの父親に「戦術技能に優れた者でなければ、娘は嫁がせない」といわれ、木を7本射抜いてみせるシッダールタ。
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056面 シッダールタ、城の東門で老人(左端)と出会う。
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057面 シッダールタ、城の西門で病者(左端)に出会う。
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058面 シッダールタ、城の南門で死者(左端)に出会う。
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059面 シッダールタ、城の北門で清僧(左端)に出会う。
老・病・死という人生の三大苦を見て、これを癒すべく出家を決意したといわれる。 -
065面 シッダールタ、出家のため馬に乗り城を出る。
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067面 シッダールタ、剃髪落飾。
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084面 苦行のために生死をさまよったシッダールタに、スジャータが乳粥を与え、命を救ったとされるシーン。
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096面 修行の末、ついに、菩提樹の下、悟りを開いたシッダールタ。
この後、初転法輪(最初の説法)までが、120面までに描かれている。 -
レリーフは、ブッダの生涯を描いた120枚を含め、約1500面に及ぶ。
ブッダの物語の向かいの壁には、釈迦の前世を描いた寓話が描かれている。 -
ブッダが前世でうさぎだったという寓話を描いた1シーン?
そうガイドさんが説明したように記憶するが、ちょっとあいまい。 -
第2回廊、第3回廊部分には、善財童子が53人の賢者を訪ねる「華厳経入法界品」。
石のレリーフの上には、各層合わせ432の仏像が鎮座し、その座る向きにより、東西南北で表情と印の結び方が異なっている。 -
9層の壇をどんどんのぼっていく。
基壇、回廊のある方壇、最上部の円壇の3部分に分かれているが、それぞれ、煩悩で生きる「欲界」、悟りを求める「色界」、解脱した世界の「無色界」を表しており、上にのぼっていくことが悟りの道を歩いていくことになると解されているとか。
回廊を上がるとき、カーラ(鬼面の守り神)の口を模したアーチをくぐるが、そのたびに巡礼者の過去の災いが飲み込まれていくそう。 -
最上部3層の円壇部分には、ストゥーパが規則正しく並べられ、中に仏像がひとつずつ入れられている。
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下2層のストゥーパにあけられた菱形の切り窓は不安定な俗人の心を表し、最上層のストゥーパにあけられた正方形の切り窓は安定した賢者の心を表すという。
そして、最上層のストゥーパの真ん中にある大ストゥーパは、窓のない無の世界。
大ストゥーパの中にも仏像が1体入っているといい、ストゥーパとその中の仏像の数はそれぞれ72。方壇部分の仏像432体と合わせ、仏陀を目指して修行する菩薩の生まれ変わりの数である504になるという。 -
無の世界を目指してのぼれ、のぼれ〜。最上壇のストゥーパの切り窓と、下壇のストゥーパの切窓の形の違いがよくわかる。
最上段の大ストゥーパの周りを、右回りに回ってお参り(右繞)。 -
頂上からは、美しい景色を臨むことができる。
向かいの山は、大男がボロブドゥールを造り終えて寝ているのだという伝説があるそう。左が頭で、盛り上がっている部分がお腹だという。 -
周辺の公園には、こんな植物が。
うさぎの花だって! -
花びらをとると↑上の写真のようなうさぎになるんだったかな?
お花はこんな形。
このお花が咲いていたあたり、物売りがすごい・・・ -
そして、ボロブドゥールと一緒に世界遺産登録された「パオン寺院」へ。
高さ12mの祠がひとつあるだけ。ボロブドゥールから真東約1.7?に位置する。
次に行くムンドゥット寺院とともに、ボロブドゥールを中心とした仏教都市を展開していたのではないかと考えられ、世界遺産となった。
8世紀末の建物とされる。 -
吉祥の樹木カルパタールと天界の住人が描かれた石のレリーフ。某ガイドブックには、これが見ものとある。
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続いて、やはりボロブドゥールとともに世界遺産登録された「ムンドゥット寺院」。
パオン寺院のさらに真東約1.2?の距離にある。高さ14m、基壇28m×15m。 -
祠の中には、世界でもっとも美しいといわれているともされる仏像。
腰かけた仏像はめずらしいとの説明をうけたが、たしかにそうかも。
左に文殊菩薩。 -
右に観音菩薩。
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敷地内には巨大なガジュマルの木。
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ガイドさんは、樹齢150年といっていたけど、もっと古いようにも見えた。
続いて、ジョグジャカルタのクラトン(王宮)→水の離宮→バティック工場→銀細工工場→プランバナンと回る。
3日目②に続く。
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