2013/08/24 - 2013/08/29
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わいわい旅人さん
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バリ島は、19500haに及ぶ4エリアの寺院や棚田の風景が、神・人間・自然の調和を説いたヒンドゥー教の「トリヒタカラナ哲学」に支えられた文化的景観として、2012年に世界遺産に登録された。トリヒタカラナ哲学に基づき、1200以上もあるスバックという灌漑水利システムの管理組合によって、1000年以上も、水田に水を平等に引いてきたことがその理由。
旅の2日目は、4つのエリアを一気に回った。
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最初は、タマン・アユン寺院。
タマン・アユン寺院は、寺院を囲む水路が、周辺集落の稲作を支えていることから、世界遺産に。
タマン=庭、アユン=美しいの意味で、水路がめぐらされ芝生が敷き詰められて、美しい庭園のようだから、この名がついたという。バリで一番美しい寺院ともいわれる。
バリヒンドゥー教総本山・ブサキ寺院に次いで大きな寺院(ヒンドゥー教)。この地にあったムングウィ王国の国寺として、1634年に建立、1937年に改修された。
聖なる山・アグン山を模した塔(メル)が10基、この山の方角にたっている。ここにお参りすれば、アグン山にあるブサキ寺院に祈りを捧げる意味があるという。
神様は1人という考え方から、メルの屋根は通常3~11の奇数層だが、ここには珍しい2層のメルあり。神様とご先祖様を祀る意味があるそうだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
タマン・アユン寺院は、ウブド郊外の宿から車で30分ほど。
入口にはチャンディ・ブンタル(割れ門)。
門を2つに割った形をしていて、閉じて悪霊を追い出すと言われている。バリでは、随所で見かける。
門の両脇に置かれた石像のポーズは、「ようこそ」「いらっしゃいませ」を意味するという。 -
タマン=庭、アユン=美しい。そのの名の通り美しい庭園のよう。
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ひとつめの割れ門を入ると、外庭で闘鶏場がある。
闘った鶏は、生贄として神様に捧げる。
バリの男性は闘鶏が大好き。賭け目的だが、建前上、ギャンブルは禁止されたとか。
バリの寺院は、外庭・中庭・奥庭という造りになっていて、それぞれに入るために門がある。 -
もうひとつ割れ門を入ると中庭。
中庭の一番奥にはさらに門があり、ここをくぐると奥庭(境内)になっている。 -
観光客は境内には入れず、外から見学。
境内に入る門を裏から見る。 -
塀が低いので、中がよく見え、見学に支障はない。
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美しいメル(塔)。
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神様は1人という考え方から、メルの層の数は、普通はすべて奇数だそう。「ヒンドゥー教って、シヴァ、ブラフマ、ヴィシュヌ・・・とたくさん神様いるじゃん!」とガイドさんに突っこむと、「神様は1人でいろんなお姿で現れているんです」と説明を受ける。
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が、ここには偶数である2層のメルが!
これは、バリヒンドゥー教のお寺では、とても珍しいものだそうで、神様の他に、先祖を祀っているという意味だそう。 -
世界遺産登録の理由となった水路が、ぐるりと寺院を囲む。
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この水路は約40の村々へ流れてスバック(灌漑水利の組合)を形成している。
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バリに数ある寺院の中でも、水路に囲まれているのはここのみ。
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中国人建築家によって設計され、上空からみると白鳥のシルエットになっているという。
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縁結びのお寺でもあり、バリの若者にとってもデートスポットだそう。
本当に、とっても美しいお寺だった。
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