2013/08/24 - 2013/08/29
10023位(同エリア16681件中)
わいわい旅人さん
- わいわい旅人さんTOP
- 旅行記8冊
- クチコミ6件
- Q&A回答1件
- 14,412アクセス
- フォロワー0人
バリ島は、19500haに及ぶ4エリアの寺院や棚田の風景が、神・人間・自然の調和を説いたヒンドゥー教の「トリヒタカラナ哲学」に支えられた文化的景観として、2012年に世界遺産に登録された。トリヒタカラナ哲学に基づき、1200以上もあるスバックという灌漑水利システムの管理組合によって、1000年以上も、水田に水を平等に引いてきたことがその理由。
旅の2日目は、4つのエリアを一気に回った。
*
ジャティルウィ村の棚田の後は、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院→バトゥール湖→パクリサン川流域と回った。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院。
ガイドブックではジャティルウィ村から1時間半とされていたが、2時間半以上かかってしまった。ガイドさんが近道を行くといっていたが、もっと早く着けるルートがあったと思われる。山道がたくさんあり、すっかり車酔。泣。
バリの貴重な水源であるバトゥール湖の女神「デウィ・ダヌ」を祀っていることから世界遺産に。
カルデラ湖の外輪山に建つ。ウルン・ダヌとは「湖の先」の意味で、その名が示す通り、元々は古くから湖畔の北端(ソンガン村)にあった。1926年のバトゥール山大噴火で現在の場所に移された。
バリでは、ブサキ寺院に次いで重要なお寺とされる。 -
入口付近でサロンを借りるが、ここで料金をぼられないように注意(詳しくは口コミ参照のこと)!
-
最初のチャンディ・ブンタル(割れ門)。
武器を持って寺院を守る石像が左右に。タマン・アユンにもあったが、こちらは色がついている。 -
タマン・アユン寺院同様、ここも、外庭・中庭・奥庭と分かれていて、それぞれの庭に入るための門がある。
-
ひとつめの割れ門を入ると、ガネーシャ(シヴァ神の子)が祀られている。
-
こんな祠も。
-
2つめの門。観光客は左のチャンディ・ブンタル(割れ門)から入る。
-
中央の門は、お祭りのときに、ご神体が通るためのものだとか。
-
3つ目の門。
-
お祭りのときにご神体が通るという中央の門。
-
3つ目の門を入ると、奥庭(境内)。
-
左側には中国仏教の寺もある。ガイドさんの話では、これは、他の宗教にも寛容なことの証だという。
商売繁盛を祈る場所だそう。 -
美しいメル(塔)が並ぶ。
-
どれも奇数の層。タマン・アユンで聞いた通り、神様は1人だという考え方から。
-
-
-
3つ目の門の奥には、ヒンドゥー教の三大神、シヴァ(中央)、ブラフマ(左)、ヴィシュヌ(右)が祀られている。
-
-
こんな道を通り寺院裏手へ。
脇に小屋があり、女性がおしゃべりしながら手作業をしていた。寺院が生活に根付いている印象を受けた。 -
寺院裏手には、小さな別の寺院があった。
ガイドさんの話では、鍛冶屋さんのためのお寺とか。
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、これら9つの寺院から成るのだという。 -
そして、寺院裏手からは絶景が臨める。
-
世界遺産バトゥール湖。
写真左、湖の手前の山がバトゥール山。
写真右、湖の奥はアバンの丘。
いずれもガイドさんの説明によるが、山と丘をどこで分けてるのだろうか。 -
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院を後にして、寺院から見たバトゥール湖へ。
バトゥール湖は、各地の田園の水源であることから、トリヒタカラナ哲学に基づくスバック(灌漑水利組合)が支える「バリ州の文化的景観」の象徴的存在として世界遺産に登録された。
16世紀から伝わる伝説によれば、巨人クボ・イオが、水源となる井戸を山麓に掘ったのが、バトゥール湖の始まりとされる。 -
バトゥール湖上に浮かぶレストラン「アプン・クディサン」で、お茶した。
-
-
-
そして最後の見学地であるパクリサン川流域へ。
インドラ神が聖剣で大地を突いて生まれたといわれる聖なる泉ティエタ・ウンプルと、バトゥール山からの湧水による川が合流してできたパクリサン川。スバック(水利組合)が育んだバリ最古の文化的景観が残るということで世界遺産に登録されたが、いったいどこがその「文化的景観」なのやら、さっぱりわからなかった。 -
地元の子どもが泳ぎ、女性が上半身裸で水浴びをしていた。「世界遺産」の表示もないし、川は日常生活に溶け込んでいる感じで、地元の人は、ここが世界遺産だなんて知りもしないように見えた。
ガイドブックの写真を見せて、「ここがこの本に載っている世界遺産のパクリサン川ですか」と地元の人に尋ねたところ、「間違いない」と教えてくれて、「一体なにが珍しいの?」といわんばかりにきょとんとしていた。 -
-
盛りだくさんの世界遺産巡りの後は、ウブドの人気店「イブ・オカ」へ、本来はお祭りのときの料理だというバビ・グリン(豚の丸焼き)を食べに。
このセットで6万ルピア(約600円)。 -
こちらのセットは4万ルピア(約400円)。
食事を終えて車に戻ると、ガイドさんが、自分とドライバーさんもここのバビ・グリンをテイクアウトして食べたと話してくれた。
「イブ・オカ」は、ガイドさんもよく来るし、観光客だけでなく、地元の人もよく利用するお店だそう。
盛りだくさんの2日目の予定をすべて終了。充実した1日だった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
わいわい旅人さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
バリ島(インドネシア) の人気ホテル
インドネシアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インドネシア最安
307円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
31