2013/08/10 - 2013/08/18
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ラムロールちゃんさん
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無尽蔵のパワーを持つアスリート・Tちゃんと、ミリオタのくせにひ弱な私の2人旅。
シリーズ第5弾は、初の海外遠征。
しかも行き先は、インド!
今回の旅、行き先は、デリー、リシケシ、ハリドワール、アグラ。
⑥は、鉄道の6時間遅れによる、再びのハリドワール観光。
マンサデーヴィー寺院と対を成す、チャンディデーヴィー寺院へ。
ところが、それは順調には行かなかった・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
早朝、リシケシを出発、ハリドワールへ。
ハリドワールではバタバタして、またもシバさんの写真が撮れず。
これまた、縁がないのか、また来いと言っているのか。
どっちか教えて。
列車に乗ったら朝食・・・
と思っていたら!!!
列車、なんと、雨で5時間遅れとのこと・・・
ヤラレタ。仕方が無いので、駅でスーツケースを預け、再び、町へ。(有料で預かってくれる)
ハリドワール駅前に、早朝から開いている食事処が見つからず、やむなく、昨日行きそびれたTちゃん希望のお菓子屋さんに入る。 -
イートインできたので、インドスイーツとチャイで朝食。
毎朝と言われたら泣くが、これはこれで良かったかもしれない。
種類豊富だし。 -
甘っ!というのもあったが、結構美味しいのが多かった。
チャイをお代わりし、ゆっくりした朝食・・・。 -
それからTちゃんと私は、マンサデービーと対をなすチャンディデービー寺院へ行くことに。
こちらも、山の上のお寺で、ロープウェイで行けるとのこと。
マンサデービーですっかりヒンズー寺院に魅せられていた私は、大喜び。
Rさんがサイクルリキシャの運ちゃんに尋ねたところ、山上までは約5kmということで、Tちゃんは、また徒歩で上りたいと。
そこで、今回はついて行かないRさんの悲痛な叫び、「どうして〜!?」。
確かに、Rさんにしてみれば、Tちゃんにもしものことがあったら大変だし、2人は一緒に行動してほしいだろう。 -
時間も時間だし、人が少なくてちょっと危ないかも・・・ということで、
結局、2人してロープウェイで上ることに。
そして。
そのまま、Rさんが話をしていたサイクルリキシャの人と交渉がまとまって、Tちゃんと私は、彼にロープウェイ乗り場までつれて言ってもらうことになった。
20ルピーで交渉成立。 -
最初は、名前は〜?など聞かれて、和やかに乗せてもらっていた。
サイクルリキシャって大変だね、これは、ちょっとプラスして払おうか、などと、私たちは日本語でしゃべっていた。
が、大きな橋のたもとで、サイクルリキシャは突然止まった。
以下、やり取りは片言の英語。
「ここで降りて、あっちの車に乗りかえろ。ここまでで100ルピー」
は!?ロープウェイの乗り場まで20ルピーって言ったよね!?
「ダメだ、乗り換えろ。100ルピー」
うそ!これが、話に聞いていたぼったくりか・・・。 -
と言うか、ぼったくりよりも重要なのが、あの車だ。
何だ?あの車。
バンみたいな大き目の黒い車で、中に男性ばかり3人。
おかしい。怪しすぎる。
「ダメだよ、あの車に乗っちゃダメ、絶対ダメ!!」と、強い口調のTちゃん。
うんうん、乗らない、あんな怪しい車には。
・・・山が見えている。
感じからいったら、半道かな・・・ということで、私は10ルピー払うつもりでいた。
半道は来たわけだから。
が、Tちゃんは、約束を破ったのだから、1ルピーたりとも払うつもりはない!!という様子。
困った・・・、この財布は2人で作った共通の財布だ。私の一存で出すわけにはいかない。 -
「ちゃんと行ってよ、約束したじゃない!」
半道と言っても、相当な距離。
アスリートTちゃんと違ってヤワな私は、歩きたくないものだから、そう繰り返す。
運転手は、やおら私の斜め上から、何かを取り出し・・・
すわ、ナイフか!?
・・・いえ、ペンでした。
紙に、100RPSと書く運転手。
あー、もうダメだ。
Tちゃんが降りた。
曰く、「こんなのにお金払ったら、日本人がなめられてしまう。悪循環はここで断ち切らないと!」 -
・・・ということで、ごめん、ナシで!
と、私もサイクルリキシャを降りた。
「待て〜!マネー!」
私たちは、振り返りもせず、ずんずん歩いていく。
「マネー!!!」
しばらくそのへんをぐるぐる回りながら叫んでいた運転手だったが、やがて、諦めた。
以上、そこそこ人通りのある場所だったから良かったが。
運転手さん、今後は、日本人をなめないでね。
美味しくないし。ちょっと辛いし…。 -
そして、徒歩となった私たちである。
さくさく歩くTちゃんの後ろを、遅れまいとついていく私という構図で、延々と。
ハリドワールに入った日に見た、派手な飾りを持った人たちが歩いていた。
同じ方向だったので、その中に混じって、歩き続ける。 -
イチオシ
彼らは、カワリヤ。(または、カワル・ワラ)
装飾が派手なのでわかりにくいが、彼らが担いでいるものは天秤棒で、その前後には、「聖水」の入れ物がついている。
7〜8月の満月前後の15日間に、ハリドワールで汲んだ「聖水」を、各地へ持って帰るのだそうな(全行程徒歩で)。
持って帰って、シヴァの祭りの際にシヴァ・リンガにかけるわけだが、この聖水、決して地面には置かないとか。
なんて大変なんだ! -
歩いて、歩いて、ようやく到達。
ああ、良かった…。 -
こんな私好みの怪しさ満点の場所を抜けて、ロープウェイ乗り場へ。
(かの有名なネズミさん・・・?) -
今回も、窓なし素通しの爽やかなロープウェイ。
やはり素敵だ。 -
上では、靴を脱いで裸足になって参拝。
マンサデーヴィーよりも、更に少しローカル色が濃い気がする。
ああ、なんて私好みなんだ。
(上で写真が撮れなかったので、写真と文がズレてます。失礼!) -
イチオシ
ヒンズー世界にたっぷり浸って、再び靴を履く段になって、Tちゃんが、
「靴下がない!スラレた!?」
なんて言い出す。
いや、それはないよ、いくらなんでも、靴下はスラないだろう・・・。
「あ、靴の奥に突っ込んでた・・・」
・・・だよね。
楽しく笑って、さあ、降りましょう、となったは良いけれど、ロープウェイが、なぜか止まっている。 -
だいぶ長く待って、ようやく再開。
まぁ、まだ時間はあるけど、帰りはやっぱり全部徒歩・・・なんだよね?
曲がったことが大嫌いなTちゃんである。
それは、そうだろう。
ドキドキしながら待っていたら、やがて、ロープウェイが動き出した。
良かった。 -
来た道を、そのまま帰る。
前を歩く若いお兄さんの持っていた袋が気になるお猿。
遠くからうかがっていたと思ったら、一気にいった!
略奪、成功。
たぶん、お菓子か何か入っていたんだろう。
お兄さんは怒ったけど、お猿から取り返せるほどの俊敏性は、彼にはなかった。 -
橋を渡り終えると、ここからは、サイクルリキシャに乗っていたから、定かではない。
大丈夫か、私たち!?(←2人とも方向音痴)
歩けども歩けども・・・
どこまで続く排ガス道よ・・・
(写真が無いのは、立ち止まって写真なんか撮ってたら、Tちゃんが見えなくなってしまうから)
リシケシのような、牛糞地獄はなかったけれど、こっちは排ガス地獄だ。
どちらが良い?
どうしても選べっていうのなら・・・、牛糞地獄かな!
いや、選んでも仕方がない。
今は排ガス地獄。
でも、私には日本から持ってきた、PM2.5仕様のマスクがある!まいったか!
・・・勝負はしてない。
ひたすら歩き続けたら、巨大シバさんが見えた。
シバさん?来るとき居たろうか? -
かすかな疑念のかすめる中、それでも歩き続けると、段々道が寂しくなってきて・・・
そんな時、ちょうど、歩哨?というように1人小屋前に立っている軍人さん発見。
尋ねてみると、駅は反対側だという。
やってしまった。
戻ろうにも、本当に時間がなくなってきている。
ちょうど現れたサイクルリキシャと、値段交渉。
80ルピー。
全然下がらず。
ちょっと弱気になっていた私だったが、きっぱり断ったTちゃんの後ろについて、また歩き続ける。
サイクルリキシャなんか、また来るだろうと思ったら、それっきり。 -
やがて、必死になってきた私たちの方に、オートリキシャがやってきた!
オートだ!
しかも、女性も子供も乗っている!乗り合いオートだ!
手を振るとオートは止まってくれ、女性たちも席を空けてくれた。
ああ、助かった、これで間に合いそうだ。
ただ、ギリギリになるので、Rさんに電話を入れることに。
昨日、携帯番号を聞いておいて良かった。
そして、オートがハリドワール駅前に止まるなり、私は20ルピーを渡して走り出した。
間に合った安堵感に身を任せる余裕は無い。
走れ! -
Tちゃんは、風のように走って、Rさんの待つ待合室へ。
遅れて、パタパタ走る私。
待合に走りこんでいくTちゃんの後姿を見たが、ん?入り口より手前に、立っているのはRさんでは?
Tちゃんは、彼を無視して行ってしまった。
彼も、速すぎて止められなかったか。
「すみません、遅れて!」と、とりあえず私が言う。
「大丈夫です。電車は(夕方の)6時になりました。」←この時、まだ午前中。
「え!?」
・・・しばし沈黙・・・
言って・・・ 電話したとき、言って・・・
一気に脱力する私。
いや、そんなことより、電車だ。
午後6時って・・・アグラに着くのは夜になるじゃないか・・・。 -
結局、アグラへは車で行くことに。
とりあえず、良かった…。
遅い昼食は、ドライブの途中で。
きれいめファミレスって感じのところ。 -
アグラ到着。
ホテル・ダサープラカーシュ。
私としては、かなりの運動量の一日だった。
おやすみなさい…。
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