２０１３　トワイライトエクスプレスで冬の北海道へ⑤

2013/12/26 - 2013/12/30

夏の運休がトラウマになっていましたが、今回は無事乗る事が出来ました・・・。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

昼食を済ませた後、１階の売店で飲み物や翌日の朝食を買いこんでホームに上がります。
夏はこの段階で運休を知ったのでかなりショックでしたが、今回は電光掲示板に大阪行きトワイライトの表示が出ていたのでひと安心です。

ヘッドマークに雪を被ったトワイライトがやってきました。

「やっぱりかっこいいい」と娘もポツリ・・・

寒さで少しくもったテールマークも趣がありました

１４：０５　定刻に札幌駅を出発しました

千歳空港

登別駅付近

来た時とは違い、雪景色です。

東室蘭

伊達紋別付近

夕日は見れませんでしたが、冬の寒々とした荒れた内浦湾を、温かい車内から眺めるのは格別です。

長和駅

ここで臨時北斗に追い抜かされるのと、北斗とすれ違いがありました。

洞爺駅に着く頃には、真っ暗でした。

GWに乗った時は、洞爺に着く頃は、まだまだ明るかったですが、やはり冬の北海道は日没が早いです。

個人的には、夜汽車らしい時間をたくさん味わえるので、冬のトワイライトが一番好きです。
街燈に照らされてオレンジ色に見える雪景色も、情緒がありました。

夕食は妻と私は日本海懐石御膳、子供たちはルームセットを注文。

ディナーもいいですが、GWにはじめて懐石御膳を食べて以来、外せない旅の楽しみのひとつになっています。

昔はパンフレットで見る限り、しょぼいなと思っていましたが、味付けや素材もいいですし、お酒と共に頂くにはちょうどいい量です。

ディナーよりもコストパフォーマンスは、かなりいいと思いますし、好きな時に部屋で気兼ねなく食べられるのも気に入っています。

五稜郭駅

来た時とは違い、ホームは雪で覆われていました。

お酒の酔いも回り、青函トンネルを走行中に眠りに就いてしまいました。
目が覚めると大久保駅。
写真ではうまく撮れませんでしたが、札幌行きトワイライトとすれ違いました。

朝、目が覚めたのは長岡停車中。

今日で旅が終わるのか・・・と、切なくなる瞬間でもあります。

姫川橋梁

車窓には夜明けの日本海が広がります。

富山駅を過ぎ、内陸部に入ってくると、車窓は雪景色へと変わっていきます。

倶利伽羅トンネル

金沢駅を過ぎると空には、綺麗な虹が架かっていました。

行きとは違い、北陸本線の車窓は北海道と変わらないくらいの雪景色。

敦賀駅で機関車の付け替えです。

スイートの窓は凄く汚れていたので、駅員さんが窓の掃除をしていました。

代わりに来た機関車はピカピカでした。

敦賀の街も雪で真っ白。

湖西線に入っても雪が積もっていたので、驚きました。

大津京に運転停車。
サンダーバードに追い抜かされます。

京都駅


ここまで来ると、さすがに気分は現実モードへと切り替わってきます。

桂川で、札幌行きトワイライトとすれ違います。

あっちのトワイライトに乗っている人たちが、うらやましくなります・・・。

山崎蒸留所を過ぎれば、夢心地の旅も、もう少しで終わりです。

定刻で新大阪到着。

大阪到着前の「いい日旅立ち」を聴くと、あまりにも悲しくなりそうだったので、今回も新大阪でトワイライトを見送りました。

冬の上りのトワイライトは中学生の時以来の乗車でしたが、思った以上にすばらしい時間を過ごす事が出来ました。
トワイライトからみる雪景色は、何物にも代えがたい素晴らしさがあります。
そして、行きは別々の部屋でしたが、帰りは隣の方が部屋を変わって下さって４人一部屋で過ごす事が出来ました。

長女も中学生になり、微妙な距離感が出来てきていましたが、今回の旅を通して、まだ昔のままのかわいらしい、子供らしい一面も見る事が出来ました。
写真ではうまく撮れませんでしたが、夜、部屋の電気を暗くして、トワイライトから家族で見た北海道の雪景色は、いつまでも忘れられない、すばらしい思い出になりそうです。