2013/11/22 - 2013/11/24
2651位(同エリア6844件中)
kasuzouさん
- kasuzouさんTOP
- 旅行記4冊
- クチコミ101件
- Q&A回答3件
- 94,790アクセス
- フォロワー1人
人口15人にネコが100匹以上!
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、青島は猫の楽園!!
1日に2本しかない定期航路で海を渡り、
1日たっぷり青島を楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて、いよいよ青島ともお別れです。
猫達も「行かないでよ、寂しいニャン」と口々に…
言ってくれるハズもなく、
桟橋をわたって船に乗り込む人間たちには、至って無関心w
到着時の、船が着くなり桟橋まで出張ってきての大歓迎とは
打って変わって、冷たいもんですww -
1日2便しかない定期船の最終便だけに、
コレに乗り遅れでもしたら、
宿泊施設どころか商店すらない島に取り残されるという危惧から
ネコの人も釣りの人も、定刻より早めに船に乗り込みます。
「とにかく載せる人間が乗ったら出す」という
わかりやすい方針らしい青島海運有限会社サン。
16:00を少し回ったところで、定刻を待たずして、
定期旅客船「あおしま」は、あっさりと出港しました。
0.5平方キロの小さな島なので、
沖に出ればすぐに島の全景が視界に入ります。
私達が探検した灯台は、
島中央部にある2コブの、左側のコブの頂上あたりに見えます。
この距離でもはっきりわからないくらい小さな灯台ですが、
灯が入れば、日が暮れてから対岸から眺めても、
回っているのがよく見えました。 -
定期旅客船の運賃は片道665円。
半端な金額ですが、他に交通手段がないので、
乗るヒトはみんな往復するので、コレでいいんでしょうねw
ちなみに往路の船に乗った時に船上で往復あわせて購入しました。
(購入時に乗船者名簿に記名を求められます)
「乗船兼上陸券」という名前が、いかにも離島で渋いですw
ちなみにこの船、45人乗りとなっていますが、
定員の一部は -
16:40。伊予長浜に帰ってきました。
一直線に長浜港と青島を行き来するだけの航路なので、
遅れたりすることはあまりなさそうですが、
天候が悪いと、船が小さいだけによく欠航になるようです。
今晩の宿は松山道後温泉。
港からすぐの伊予長浜駅でトイレを済ませて、
レンタカーで一路松山へ向かいます。伊予長浜駅 駅
-
国道378号線沿いの道の駅ふたみから見た伊予灘の夕景。
右手奥に青島が小さく見えます。
伊予長島から伊予市方面へ伸びる国道378号線は、
夕やけこやけラインの名前があり、夕焼けが綺麗な道らしいですが、
少し時間が遅かったからか、夕焼けを見ることは
叶いませんでした。
この道は海沿いの一本道で快適にドライブできましたが、
この後、伊予市内で渋滞にハマり、
40〜50分で行けるはずの松山まで倍ほどの時間がかかりました。
いま思えば、ずっと下道で行ったのが失敗で、
伊予ICから松山自動車道に乗るべきでした。道の駅 ふたみ 道の駅
-
イチオシ
道後温泉本館 温泉
-
道後でのお宿は、茶玻瑠(ちゃはる))。
エントランスからロビー、セレクトショップの雰囲気や、
オープンキッチンスタイルのレストランがあったりと、
なんだかホテルライクな雰囲気ですが、お部屋と風呂は
純然たる温泉旅館w
道後温泉本館のすぐ裏の好立地です。
この旅行を計画したのは出発3週間前。
秋の観光シーズンの土曜日とあって、
本館近くの宿はどこも満室でしたが、キャンセルが出たらしく、
2週間前に楽天トラベルで押えることが出来ました。 -
昨夜は到着が遅かったので、ホテルの内風呂で済まして、
今日は早起きして朝7:30から道後温泉本館デス。
ココは、入る湯船や休憩する部屋によって、
400円、800円、1200円、1500円と4コースあり、
400円のコース以外は入浴前後に脱衣所とは別の休憩室が使えます。
入浴後の休憩室は男女共通ですが、脱衣所は当然男女別なので、
カップルで入浴する人は800円以上のコースにしておかないと、
オトコは寒い廊下か外で待たなきゃなりません。
ということで、今回は「神の湯2階」(800円)を選択。 -
「神の湯2階」の休憩室です。
入り口でチケットを購入すると、ココに案内され、
浴衣を貸してくれます。
宿からも浴衣で来ていたんですが、浴衣→浴衣に着替えますw
たぶんここの浴衣に着替えておくことで、
この部屋に出入りしていい客だと判断されるのだと思います。
神の湯へは、写真中央の暖簾の下にある階段で階下に降ります。
ちなみに神の湯の男湯は浴室が二つ分かれていて、
広さは同じですが、壁の絵や彫刻などの内装が異なります。
日曜の朝7:30〜8:00にかけて入浴しましたが、
思いのほか空いており、他のお客さんが全員上がって、
浴室が貸切状態の時間帯も有りました。
本館近くの宿に泊まるなら、朝湯がオススメです。 -
かなりの大部屋ですが、朝早かったせいか
休憩室もお客さんはちらほら程度。
途中からココも貸切状態となり、ゆっくりくつろげました。
入浴後にお茶とお菓子(甘いせんべい)がいただけますが、
他にも普通の銭湯みたいに冷たい飲み物とかも売ってました。
1200円以上のコースだと、浴室が霊の湯という別のお風呂になり、
1500円のコースは休憩室が個室になるそうです。
霊の湯も神の湯も湯船に大差はないらしいので、
空いている時間帯なら、800円コースが
一番コスパがいいかと思います。 -
朝湯をのんびりいただき、
宿に帰って遅めの朝食→チェエクアウト。
飛行機は夕方なので、今日は一日松山観光です。
といっても、元々ネコを訪ねて青島観光がメインの旅行なので
あんまり松山は調べてなかったんです。
で、行き当たりばったりで、乗ったのが、
伊予鉄道が誇る観光列車「坊っちゃん列車」 -
この坊っちゃん列車、
夏目漱石の坊っちゃんの一節にちらっと出てきたという由来だけで、
地元の私鉄が最近作った列車なので、
蒸気機関車でもないし歴史的な存在でもないです。
ですが、この列車、松山観光に行かれる方は
ぜひ乗ってみてください。
何が良いって、この車掌さんの人柄がにじみ出た名調子。
車掌にしとくのもったいないですw -
もう一つのこの列車の見どころは、
終点での列車の方向転換作業。
なんでだかよくわからないですが、
この列車は折り返して運転するために、
毎回こうして手で客車を押して動かしたり、
機関車部分を駅構内でグルンと回したり(これも手動)と
ナカナカのアナログ仕様。
コレに乗ったら、とりあえず終点まで乗って
この作業を見ないと損ですねw -
松山観光のハイライト、松山城にやって来ました。
このお城は、道後平野の真ん中にある山の上に建ってる
平山城なんで、お城の主要部分は山の上。
麓からは結構距離があるので、リフトorロープウェイで登ります。
スキー場以外で乗るリフトって、新鮮ですw松山城 名所・史跡
-
ココの売りは、なんといっても
全国に12個しか残ってない天守閣。
(この12個ってのは、大阪城みたいに鉄筋コンクリートで
再建したものはもちろん含んでないです)
かなり規模の大きい城郭で、
石垣のラインの美しさにヤラれましたw
いいです、松山城。松山城 名所・史跡
-
この天守、12の現存天守の中では一番歴史が浅く、
現存の天守の建築は1858年。
安政の大獄の年ですから、もうほぼ幕末です。
1784年に落雷で燃えた天守を、
貧乏な藩が一生懸命再建しようと頑張って頑張って、
ようやく出来たら幕末だったということらしいですw -
しかし最新鋭のお城らしく、
幾重にもはられた防御策といい、
流麗な石垣と雄大な天守といい、
すごくカッコイイ城です、松山城。松山城 名所・史跡
-
天守からの眺めです。
江戸時代に、こんなところから
下々の暮らしを眺めたら、まさに殿様気分だったでしょうネw
まあ、実際には、城主が天守に登ることなんて
滅多になかったらしいですが、
私が殿様なら、毎日でも登りたいなぁww -
写真は、旅の最後の食事でいただいた宇和島風鯛めしです。
鯛めしには炊き込みご飯風のものと、
生卵と刺し身を混ぜていただくものの2種類があるのですが、
ずっと食べられなかった宇和島風に最後の最後でありつけましたw -
帰りの飛行機はANA1648便。
プロペラ機のボンバルディアDHC8-Q400、
しかも緑色の特別塗装機エコ・ボンバルディア、通称エコボンです!
プロペラ旅客機は初めてでしたが、
音とか振動はそれほど気になりませんが、
やっぱり全体的に狭くて、持ち込みの荷物も
ジェット機よりもサイズ制限が厳しいのは知りませんでした。
搭乗口(最後のボーディングチケットをもぎる所)で、
小型キャリーケースを持ち込もうとした男性客に
サイズオーバーしているので、戻って手荷物として預けてくるよう
指示した地上職員が、説明の終わりに
「お客様が最後のご搭乗になると思いますので、お急ぎ下さい」
と冷徹に言い放ってましたw松山空港 空港
-
…ということで、以上でこの旅行記は終わりです。
たかだか2泊3日の旅行を4回に分けて
のろのろアップして申し訳ないですm(__)m
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
kasuzouさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
21