2013/11/22 - 2013/11/24
2152位(同エリア6854件中)
kasuzouさん
- kasuzouさんTOP
- 旅行記4冊
- クチコミ101件
- Q&A回答3件
- 95,065アクセス
- フォロワー1人
人口15人にネコが100匹以上!
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、青島は猫の楽園!!
1日に2本しかない定期航路で海を渡り、
1日たっぷり青島を楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 レンタカー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
高台から見おろした青島の中心部です。
まあ、人口15人の島なので、中心部と言っても
本当に狭いエリアで、しかもこの辺り以外には人家はありません。
vol.3 ちょっと探検ちょっとネコ編では、
瀬戸内の島の自然と山の幸についてご紹介します。
なお、ここまでの旅行記は以下を参照して下さい
vol.1 アプローチ編
http://4travel.jp/travelogue/10840267
vol.2 ネコ編
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10841628/ -
青島には自動車がないので、車道もありません。
なので、道もこの程度の幅のもばかりです。
平地も港周辺に少しあるだけなので、
こんなかんじの坂道が多いです。 -
自動車どころかバイクも自転車も無いようで、
島で見かけた唯一のクルマがコレ、手押し車(いわゆるネコ車)。
冗談のつもりで、唯一のクルマと書きましたが、
ウィキペディアで調べたら、
道路交通法上はコレも自転車や馬車と同じ「軽車両」なんですねw
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E6%8A%BC%E3%81%97%E8%BB%8A
船がつくと、島民の方が物資を運ぶために、
手押し車をもって集まってきてはりました。 -
港のすぐ西側の山手に大きな建物が見えたので、
とりあえずは、そこを目指して町歩きを始めました。
やっぱり廃屋が目立ちます。 -
神社の脇を抜けて、坂道を登っていくと、
階段の先に門柱が立っています。
何か大きな公的施設の跡地のようです。 -
高台の大きな建物は、廃校となった小学校でした。
廃校後は、公民館として使われたようですが、
それも今は港近くに移り、ココは廃墟となっています。
かなり風化が進んでましたが、
コンクリート製なので構造自体はまだしっかりしており、
2階に上がったりもできました。 -
音楽室の跡でしょうか。
-
階段と廊下はコンクリート製なので安心して歩けますが、
教室内は床が抜けると怖いので立ち入りませんでした。 -
青い海原
白い雲
ああ 我ら青島小学生
S36卒業生
当時はまだ沢山の人が住み、活気のある島だったのでしょうか。
海を見下ろす高台に建つ離島の小学校。
青い海と白い雲、響き渡る子供の歓声…
往時を想像すると、なんだか切なくなります。 -
校門から見おろす瀬戸内海。
海から遠い街に育ったkasuzouには、
すごく羨ましい環境の学校です。 -
小学校の隣には叢に埋もれかけた廃寺が有りました。
中をのぞくと、16隻の船と船主の名前を書いた札に
平成8年と書いてありました。
大漁祈願の例祭でも行った時のものでしょうか。
たった17年前には20隻近い船が、この島から漁に出ていた−
かなり急速に過疎化が進んでいることがわかります。 -
廃校跡の左手に、山へ入る道があったので、
行ってみることにしました。 -
どこへ続いていく道なのかもわかりませんが、
小さな島で、山もさほど深くはないはずと考え、
どんどん登ることにしました。
少し歩くと開けたところに出ました。
足元はしっかりコンクリートで舗装されており、
左手には海も見えてきました。 -
更に進むと山道に入りました。
お寺の庭などによくおいてある小さなお仏像が
ところどころに安置されています。
どうやら、四国八十八ヶ所のご本尊を模した物のようです。
なんと呼ぶものかわかりませんが、
おそらく、この山中を歩くだけで「擬似お遍路」ができるという
趣旨のものだと思います。
kasuzouは西国三十三ヶ所を巡ったことがあるのですが、
西国三十三箇所のお寺にも、
境内に三十三箇寺の本尊を模した仏像が置かれていることが
よく有りました。 -
道端にはところどころに石垣があり、
往時は山の手まで人家や畑があったことが伺えましたが、
建物などは見当たりません。 -
海の向こうに見えるのは四国山地の山々です。
-
昨日の夕飯にも出た「むかご」を見つけました。
-
ちょうどむかごの季節だったらしく、
内子でも無人販売所などで売っているのを見かけましたが、
自分で採集するとなんだかテンションが上りますw
帰宅後ムカゴご飯にして美味しくいただきました。 -
鳥が食べたらしい「あけび」が落ちていました。
子供の頃、父が山で取ってきて何度か食べた覚えが有りますが、
この山にもどうやらあけびがなっているようです。 -
道から少し入ったところにあけびを発見!
手近な枝を使って、あけび取りに挑戦し、
見事にget!! -
生まれて初めて自力で取ったあけびです。
-
山に入ってから歩くこと40分。
それまで普通の山道だった道が、
コンクリートのきれいな階段になりました。 -
「運輸省用地」とあります。
いったい、この先に何があるのでしょうか? -
灯台が見えてきました!
整備された階段は灯台のためのものでした。
小学校から続いていた道も、この灯台で終点。
灯台の向こうに海があるのかとも思い、
裏にも回ってみましたが、裏側は藪になっており、
海ではなかったです。
あとで地図で確認してみると、
灯台は島で一番標高が高い所にあるらしく、
岬に立っているわけではないようです。
山中に建つ真白な灯台。
周りは藪が深いために海は見えず、なんだか不思議な感じです。 -
灯台の下で休んでいると、
足元に何やらあけびの食べかすが。
−−ということは、
この辺りにも、ひょっとすると、あけびが… -
ありました!
あけび、またもや発見です!! -
今度は二度目なので慣れたもの。
-
この灯台付近はあけびが沢山なる場所らしく、
山中で取ったものも合わせると、
合計10個位のあけびが取れました!!
さっき取ったあけびは、
もったいなくて食べずに置いておいたのですが、
たくさん採れたので、その場でかぶりつきました。
中にはたくさん種が入っていおり、
その周りの果肉を食べて、種を吐き出します。
酸味はなく甘くて美味です。 -
あけびを探していて、
またもむかごを発見! -
イチオシ
灯台の付近は、あけびもむかごも豊富で、
夢中で採集する内に、結局この灯台で30分以上も
過ごしていました。 -
帰り道は、道端でむかごやらあけびやらを取りながらw
目が慣れてくると、行きしなには気づかなった
獲物が次々見つかります。 -
イチオシ
荷物を置いていた小学校まで戻り、
今日の収穫を並べてみました。
無人販売所なら、千円分くらいにはなるかな? -
9:40に山に入り、灯台についたのが10:20頃。
灯台あたりで40分ほど過ごして、
11:40頃に小学校跡の高台まで戻ってきました。
山歩きとあけび取りでお腹もすいたので、
レジャーシートを広げて少し早めのお弁当タイム。 -
はしゃぎ疲れて少し横になったら夫婦揃って眠ってしまい、
起きたら2時前!
青空の下で1時間以上も眠ってしまいましたw
帰りの船が出る時間は4:15。
残り2時間で海辺を探索することにして出発です。 -
小学校の脇から山へ伸びる道を、反対方向に降りて行くと、
港の西側の海際に出ました。
写真の船は漁船らしいのですが、
船尾の青い旗は何のためにあるのでしょうか? -
やはり無人の廃屋が目につきます。
-
平地が狭いので、家々は密集しているのですが、
人の気配は薄いです。 -
この防波堤、眺めもいいし歩きやすいと思って、
町外れの西端から登って歩いてみたのですが、
途中で途切れていて、結局西端に戻るハメに。
これから行く人は登らないようにしてください。 -
町外れでは、人もネコもみかけませんでしたが、
港に近づくと、猫の姿がチラホラと。
この島の猫は、基本的に逃げません。
島民の方には当然猫嫌いな方もおられるようで、
地元の方を避けているネコは見かけましたが、
観光客はみんな猫好きだと知ってるようで、
向こうから寄ってきます。 -
ビニール袋をカサカサさせて、
エサ持ってるよアピールをすると、
あっという間にネコが集まってきました。 -
船が着いた直後のような喧騒はありませんが、
そこかしこで、ネコが観光客に群がっています。 -
港を通り越し、今度は港の東側にある弁天崎を目指すことにしました。
1匹の猫が付いてきたので、少しだけエサをやると、
ずっと付いてきてくれました。 -
港の東側にある丘を越えると、弁天崎のキャンプ場に出ました。
公衆トイレも有りますが、シーズンオフだからでしょうか、
中には入れませんでした。 -
青島の東端−弁天崎の鳥居です。
この奥に小さな祠があって、その裏は海になっていました。
ついて来てくれていたネコは、
キャンプ場あたりで姿が見えなくなりました。 -
詳しくはわかりませんが、
おそらく戦没者の慰霊碑の類のようです。
まだ結構新しいもののようでした。
他に見るものもなく、ヒトもネコも居ないので、
そろそろ港に戻ることにします。 -
港に戻る峠道で、さっきのネコが待ってくれていました!
「おまえら心配やから迎えに来てやったわ」てな感じですw
まあ、エサが目当てとはわかっていますが、
こんな行動されたら、やらないわけには行きませんわな… -
港に戻ると、夕方の船で来た観光客が
ネコと戯れてました。
私達と同じ朝の便で来た方々は、
もうネコにも飽きて、みなさん、休んでおられるご様子…
まあ、朝8時から夕方4時までなんて、
どんな猫好きでも飽きますよねw -
時刻表では16:15発となっていた船でしたが、
乗客の人数を確かめると、
定刻を待たずに16:05くらいに出港してしまいましたw
vol.4 さよなら青島+道後温泉編 に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/10843557
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
kasuzouさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
48