2013/12/18 - 2013/12/20
9553位(同エリア25696件中)
しげじんさん
平日3日間の休みが取れたので,前回行って良かった台湾に再渡航し,新幹線に乗ることを計画。
しかし,日程が合わず,ちょうど工程が合うソウル(真冬だから当初対象外にしていた)に行くことにした。
韓国は,2006年に一度1泊2日の弾丸で訪問。
その時,北朝鮮を見るために烏頭山統一展望台行きを試みたが,ツアーでフリータイムだけでは時間が許さず叶わなかった。
今回は,そのリベンジを大きな目的とした。
特に,前の週に北朝鮮のナンバー2が粛清されたこともあり,北朝鮮をこの目で見ておきたい思いが強くなっていた。
しかし,ネットで調べていると,烏頭山より都羅山の方が,より緊張感がありそうなので,こちらをメインとすることとした。
なお,板門店の方が,もっと緊迫しているのだろうが,北朝鮮を臨むという私の目的からは外れたので対象とはしなかった。
ハングルは読めず語学力ゼロながら,「全て自分でやる」ことを旅の課題として,ツアーはもちろんタクシーの使用も自らに禁じた。
チケットは,ネットで購入。宿泊もより韓国らしさを体験するため,チムジルバンスパを日本から予約した。
健康ランドちっくなため,2,000円/泊の安さ。結果としては,すごく快適で良かった。
特に2日目の都羅山(DMZ)は,ネットでも情報が少なかったため,参考になれば幸いである。
行程は以下のとおりで,今回は■部の紹介。
1日目 ■小松(12:00)⇒仁川(14:05)
■明洞
■Nソウルタワー
■南大門
■東大門
2日目 □都羅山(DMZ)
□光化門広場
□明洞実弾射撃場
3日目 □仁川(9:05)⇒小松(10:50)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
飛行機は,小松空港12:00発予定。
国際便だから2時間前に空港に到着しておきたかったが,富山からちょうど良い電車がなく,悩んだ末,結局1時間半前くらいに到着できる見込みの電車に乗った。
電車が遅れたりすれば,旅行自体行けなくなる不安もあったが,JRは定刻どおりのダイヤで動いてくれた。 -
10:20に空港に到着。
地方空港なので閑散としていたが,大韓航空のカウンターのみ人がウジャウジャ並んでいた(成田等と比べればガラガラだろうけど・・・)。
結局チケットの発券を受けたのが10:50。
2時間前までに到着しなければ・・・という不安は杞憂であった。
なお,前日Webチェックインを行っていたので,発券はスムーズに希望通りの席をゲットできた。 -
さあ,出発。
期待が膨らむ。 -
機体は,国際線とは思えない小型機「大韓航空 KE776便」。
地方空港の近隣国渡航仕様だ。 -
機体は,エコノミーは3+3の構成。
思いのほか,機内は満席であった。
事前に窓側の席を取っていたが,結局立つこともできなかった。 -
ソウルまでは2時間程度なので,あわただしい。
離陸後30分で機内食が出てきた。
『国際便ではビール』が自分のルールだが,先に食事を配られている全ての人がジュースやお茶を頼んでいる。
「国際便もビールは有料化なのか?」と思い,「もうジュースでいいや」と諦めかけていたら,通路を挟んだ隣の組が缶状のものを貰っている。
「もしやビールでは?」
次に声をかけられた私は,勇気をもって「ビア」と言うと,ちゃんと出てきた。
しかし,なぜかバドワイザー。
韓国ビールにしてよ。
ちょうど昼時のフライトなので食事は期待していたのだが,まさかのサンドイッチのみ。
付け合せでパイナップルが付いているのみ。
なお,右側のカップは,ただの水。
完全に嵩増し感がある。
7年前は,ちゃんとした韓国料理だったのに・・・。
また,よく分からないけど「味噌汁いかがですか?」と聞かれ,もちろん頼んだが,まさに日本の味噌汁で,妙な感じもした。
サンドイッチは,それなりにボリュームはあったが,やっぱり残念感は残った。
水も,まさに水だったが,このようなカップ水は韓国では普通なのだろうか。 -
定刻どおり,14:00過ぎに仁川国際空港に到着。
-
ウエルカムボードも出てた。
さあ,これから観光だ!。 -
まず,現地通貨を得なければと空港内の銀行で換金した。
レートは,100円→W940。
5万円以上の換金は40%優遇と書いてあったので,とりあえず5万円換金して,W487,000を得た。(40%優遇が分からなかったが,100円→W974になった。)
後から分かったが,ソウル市内は外貨交換箇所が多く,レートももっと良く失敗したなぁと思った(100円→W1,010くらい)。 -
市内へは,様々な交通手段があるが,今回は新しくできた空港鉄道“A'REX”で移動する予定にしていた。
14:30にソウル駅ノンストップ便がある情報を得ていたので,急いで駅に向かったが,結構道のり遠く14:25にようやく切符売り場に着いた。
かなり深くまで下りてきた。 -
券売機は,日本語表示も可能で,特に悩まない(ソウル市内の地下鉄も日本語表示が可能であった)。
しかし,直行便の金額(W8,000)と違うW4,050の切符しかない。
駅員に「A'REX?」と聞くと「A'REX」と返されたので,とりあえず買うことに。 -
ホームに着くと,電車が待っている。
しかし,ドアが閉まっていて乗れない。
もう出発まで2分ほどしかないのに何故?という思いをよそに出発時間に。
すると,無情にもそのまま電車は行ってしまった。
「回送?」と思うと,目の前を通り過ぎていく車両にはチラホラ人が乗っている。
良く見ると,ホームに「←EXPRESS」という案内がある。
どうやら,同じホームで,直通と各駅の並ぶ場所が違うようだ(帰りに分かったが,直行便は2階の改札から入るようだ。紛らわしい・・・)。
確かに,ホームの中程にバリケードと女性駅員が立っていた。
一度は聞こうと思ったが,韓国語能力ゼロのため,聞けなかった。
しかし,すぐに違う電車が入線し,14:33発の鈍行に乗った。 -
よくお世話になった韓国の切符は,こんな感じ。
W500の保証金が上乗せされたICカードのような感じで,改札を出る時にお金を割り戻すシステム。 -
予定外に鈍行に乗ってしまったが,時間的には“直行便43分”に対して“55分”で着いたし安かったし,ゆっくり車窓を楽しめて結果オーライ。
ソウルらしいビル群もいくつもあった。 -
写真はボケているが,これが保証金返還マシーン。
改札を出ると直ぐにあるので,ほぼ見落とさない。
カードを入れるとW500がチャリーンと出てくる。
しかし,レスポンス悪く,ちょっと間がある。 -
鉄道ホームからソウル駅までは,結構な道のりだった。
空港鉄道が新しい路線のため仕方ないか。
ソウル駅舎中央付近で,何かお茶のようなものを配っていた。
みんな貰っているし,寒かったので貰ってみた。
「甘っ!」
生姜茶にたっぷり砂糖が入っている。
暖まるが,自分の口に合わず。
最後まで飲んだが・・・。 -
計画通り地下鉄4号線でソウルから宿のある“忠武路”へ。
地下鉄ホームに軍人さんがいた。
うわぁ,韓国っぽい。
(しかし,翌日は軍人ばかりの街に出かけることに) -
地下鉄に乗ると,座席が金属製だった。
私は座らなかったので,その時は,「なんちゅうセンスや」と思っていたのだが,夜に座る機会があり,電熱性を高めて暖かくしている工夫であることが判明。
さすが,オンドルの国。 -
今回の拠点となる“忠武路:チュンムロ”に到着。
地下鉄ホームは,日本と変わらない。
乗り方もあまり迷わなかった。 -
駅を出て徒歩直ぐの雑居ビル4階が,今回の宿。
2泊で4,340円。
きっとツアーの方が良いホテルで飛行機代込みで総額も安いのかもしれないが,今回は「全部自分でやる」と決めていたので,満足感と達成感が大きい。 -
雑居ビルの入口には,電光掲示案内も出ているので迷わない。
-
しかし,薄暗いアジアンな路地を抜けていかなければならないため,知らないと少し勇気がいる。
ルートは,ちゃんと調べていったが,少しマゴマゴしていると,おっちゃんが,「サウナか?」みたいな感じで案内してくれた。
エレベーター内には,キャビンの昔の写真が貼ってあり,写真にあるテレビを指差して「今はない」みたいなことを言っている。
てっきり,宿の人かと思っていたら,どうやら客だったようだ。 -
宿のチェックインカウンター。
私の他に,もう一人日本人がチェックインを待っていた。
その後,日本語堪能な非常に親切な兄ちゃんが案内してくれ,ほぼ問題・不安もなく手続きを済ますことができた。
また,Wi-Fiのパスワードも同時に教えてくれ,快適に過ごすことができた。 -
ここが,チムジルバンをしながら休憩する広場。
テレビを見たり,本を読んだり,併設の売店でビールを飲んだりするのだが,チェックイン時は無人状態だった。 -
宿泊するキャビンは,先の広場に併設だが,テンキー入力のセキュリティがあり,まずまず安心。
-
寝床は,格安なのでカプセル状。
ただし,木製で内部も木の香りが心地よい。
既に16:30を過ぎているので,宿は程々に街に繰り出すことに。
したがって,宿の細かい情報は3日目に記述する。
まずは,Nソウルタワーに登る計画にしている。 -
忠武路からNソウルタワーの最寄になる明洞までは,1駅。
よって,歩いて向かっていると,まもなくタワーが見えてきた。
明るいうちに登頂し街を眺め,しばらくして夜景も楽しむ予定にしているので急がねば。 -
機内食がショボかったので,小腹がすいてきた。
明洞をブラつき,スパイラルのポテト(W2,000)を購入。
韓国名物ではないだろうが美味しかった。
手前がポテト,奥がタワーのツーショット。 -
Nソウルタワーまでの行き方がいまいち分からず(何とかなると思って,リサーチが甘かった),バスで行こうかと思ったが,それも分からない。
しかし,タクシーは乗らないルール。
とにかくタワーは見えるので,プラプラ歩いていると,ゴンドラのようなものが見えてきたので乗車。
無料のエレベーターみたいなものだった。 -
登っていく様子。
内部は,エレベーターと同様,階数ボタンと開閉ボタンがあるのみ。 -
登った先で,ケーブルカー往復切符(W8,500)を買って,いざタワーへ。
ここらへんから,ハングル率が高くなり,少し手こずり始めてきた。 -
ケーブルカーに乗りこみ。
平日で,まだ皆働いているはずの時間帯なのだが,結構乗ってくる。 -
ケーブルカーからは夜景前のソウルが一望できた。
-
ケーブルを登りきるとタワーの麓へ。
周りは薄暗くなってきて,昼景は諦めムード。 -
自分の語学力では,タワー展望台へのチケット購入が悩まされた。
チケットに,いくつも選択肢がある。
とりあえず,アダルトのオブザベーションデッキというチケットW9,000を購入。 -
タワー展望台へは17:30をまわって到着。
さすがに夜景モードになっていた。
写真は,恐らく明洞方向を望んだ夜景。
幸い天気も良く,視界良好できれいだった。 -
18時頃のタワーのライトアップ。
周りが真っ暗なだけに映える。 -
ケーブルカーで地上へ戻ることに。
駅には,巨大なヒーターが設置してある。
とにかくソウルは最高気温で0度くらいで寒い。
建物内に限らず,路上なんかにも普通にヒーターが置いてあった。
この時点で,大事な事を思い出した。
ガイドブックに,「タワー展望台のトイレは,ガラス張りの展望トイレだから一見の価値あり」あり,もちろん見る予定だったが忘れていた。
直ぐに引き返したが,一度入館しているチケットでの再入館は不可能であった。
残念無念。 -
それから,明洞にもどり,夕食を物色したが,事前情報で「韓国は,一人で店に入る客を嫌がる」と聞いていたので,躊躇する。
焼肉も食べてみたかったが,外から見える光景は,グループで楽しそうな食事風景。 -
彷徨う中,人だかりがあったので覗いてみると,韓流アイドルみたいな若い男性グループに取り巻きができている。
有名か売り出し中かも分からなかったが・・・。 -
かなり彷徨って,一人客が多く座っている店があった。
とりあえず入ることに。 -
注文の仕方も分からなかったが,単一メニューのよう。
イカゲソとカクテキとのり巻きがセットになってW6,000。
とにかくイカゲソが辛かった。
この店は,客の皿が無くなるとおかわりを持ってくるのだが,カクテキはおかわりしたが,ゲソは完食がやっとであった。
ちなみに自分は辛い物は平気な方である。 -
ファッションには興味がないため,「明洞はもういいかな」と言う感じなってきたので,前回訪韓の時には健在であり,その後放火され復元された南大門を見に行くことに。
手段は,徒歩。
しかし,寒くて仕方がない。
地図を見ると,南大門地下市場というのがあるではないか。
もぐると確かに商店街のようになっている。
暖かくはないが,寒くはなく助かった。
でも,人ももまばらで自分にとっては見るとこナシ。 -
途中ロータリーのようなところに,無料でインターネットができるタブレットがいくつもおいてあった。
さすがに,IT先進国。
ここらで,地上に戻ることを決意した。 -
道中,(極寒なのに)路上で将棋みたいなのをうっている姿を見た。
アジアンな感じだった。 -
南大門発見。
すごく綺麗になっていた。
ガッチリ守衛もいて,近寄れない(昼は入れそうな感じ)。
道路にはみ出しながら,一周して満足して門を後にした。 -
南大門市場をぶらつくが,こちらも興味をそそるものはなかった。
寒いので,何か温かいものを欲する。 -
温麺屋さんがあった。
日本の立ち食いソバ屋風の店内であったので入りやすそう。 -
注文は,写真付きの自販機でのチケット購入。
分かりやすくて助かった。
餃子入り温麺(W5,000)とおにぎり(W1,500)を購入。
麺は普通で若干薄味だったが,おにぎりは味わったことのない感じで良かった。
途中で酔っ払った若い男女が入ってきて楽しそうだった。
韓国の飲んだ時の〆のラーメンのような物なのだろうか。
南大門はこれくらいで,次は東大門を目指した。 -
東大門市場に到着。
何か食べようと思ったが,前回訪問時のような屋台はほとんどなく,衣料品ばっかり。
雪もひどくなってきたし,おおむね歩いたので,目的の東大門へ行くことに。 -
東大門も見られたし,もう直ぐ日が変わりそう。
満足して宿に戻ることにした。 -
深夜の忠武路改札口。
誰もいない・・・。 -
韓国は,国のルールで宿にシャンプー・リンスの類はないらしいので,駅傍のセブンイレブンに立ち寄った。
やはり,コンビには,その名のとおり便利で助かる。 -
ここで,日用品はもちろん,日本ではお目にかかったことがないレモン味のビール(W2,000)を購入。
とにかくビールが飲みたかったので,行儀悪いが歩き飲みした。
確かにレモン味で,GOOD。
日本でも流行ると思うのだが・・・。 -
宿では,風呂に入った後,40℃くらいのチムジルバンに入った。
玉砂利が引いてあって,沈み込むように体を包み,少しウトウトしてしまった。 -
汗ばんだし,宿内でビールを飲むことに。
宿自体は安いのだが,ビールはW3,000と高かった。 -
カウンターに無造作に並んでいたゆで卵を2つ(W1,000)一緒に購入。
味付でメッチャうまい。
どうやって作るんだろう。
もう,25時になるので,本日は休むことにした。
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