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 国立博物館である「京都 洛中・洛外図 障壁画の美」を見た後で本館の裏にある庭園を散歩しました。<br /><br /> 庭園は年に2回春と秋に公開されます。<br />私は初めて庭園に行きました。<br /> あちこちで紅葉が見られたので感激しました。<br /><br /> 春は桜が咲くようです。<br />桜の開花頃を見計らって行ったらいいかもしれません。

2013年 上野の国立博物館にある庭園で紅葉を楽しみました。

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2013/11/28 - 2013/11/28

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イロコ

イロコさん

 国立博物館である「京都 洛中・洛外図 障壁画の美」を見た後で本館の裏にある庭園を散歩しました。

 庭園は年に2回春と秋に公開されます。
私は初めて庭園に行きました。
 あちこちで紅葉が見られたので感激しました。

 春は桜が咲くようです。
桜の開花頃を見計らって行ったらいいかもしれません。

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  •  平成館横の庭園入り口から入りました。(無料です)<br />まず大きな紅葉が目に入りました。<br /><br /> 左手に銀杏や建物が見えたのでそちらに行って見ます。

     平成館横の庭園入り口から入りました。(無料です)
    まず大きな紅葉が目に入りました。

     左手に銀杏や建物が見えたのでそちらに行って見ます。

  • 九条館

    九条館

  • 黄色のじゅうたんのアップ

    黄色のじゅうたんのアップ

  • 九条館入り口

    九条館入り口

  • 九条館の説明<br /><br />九条館はもと東京赤坂の九条邸にあった建築で、投手の居室として使われていました。<br /> 昭和9年(1934)九条家から寄贈され、現在の位置に移築されました。<br /> 床張板など狩野派の筆と伝えられる楼閣山水図が描かれており、欄間には<br />カリンのい一枚板に藤花菱が透かし彫りされているそうです。<br />私はその欄間を見落としていました。<br /><br /> 木造平屋建て、瓦葺き、寄す棟造り、間口15m、奥行き10m、2室、<br />廻り廊下を巡らしています。<br /><br /> <br />写真&コメントの削除<br />

    九条館の説明

    九条館はもと東京赤坂の九条邸にあった建築で、投手の居室として使われていました。
     昭和9年(1934)九条家から寄贈され、現在の位置に移築されました。
     床張板など狩野派の筆と伝えられる楼閣山水図が描かれており、欄間には
    カリンのい一枚板に藤花菱が透かし彫りされているそうです。
    私はその欄間を見落としていました。

     木造平屋建て、瓦葺き、寄す棟造り、間口15m、奥行き10m、2室、
    廻り廊下を巡らしています。

     
    写真&コメントの削除

  •  窓にい様の黄色が映っています。<br />別名「窓いちょう」と言って私の造語です。<br />京都のお寺で床に赤いモミジが映って「床モミジ」と名付けられていたので。<br />新緑時は「青モミジ」だったかな・・・。<br /> <br />九条館の障子は開けられていたので中が見えました。<br /><br /> 床張板など狩野派の筆と伝えられる楼閣山水図が描かれており、欄間には<br />カリンのい一枚板に藤花菱が透かし彫りされているそうですが、<br />私はその欄間を見落としていました。<br /><br /> <br /><br /> 

     窓にい様の黄色が映っています。
    別名「窓いちょう」と言って私の造語です。
    京都のお寺で床に赤いモミジが映って「床モミジ」と名付けられていたので。
    新緑時は「青モミジ」だったかな・・・。
     
    九条館の障子は開けられていたので中が見えました。

     床張板など狩野派の筆と伝えられる楼閣山水図が描かれており、欄間には
    カリンのい一枚板に藤花菱が透かし彫りされているそうですが、
    私はその欄間を見落としていました。

     

     

  •  九条館と横の庭

     九条館と横の庭

  •  次は応挙館の方に向かって見ます。

     次は応挙館の方に向かって見ます。

  •  応挙館<br /><br />尾張国(現在の愛知県大治町)の天台宗寺院。<br />明眼院(みょうげんいん)書院として寛保2年(1742)に建てられ、後に<br />東京品川に移築。<br />昭和8年(1933)国立博物館に寄贈され、現在の位置に移されました。<br /><br /> 室内の墨画は丸山応挙の作と伝わっているそうです。<br />現在は収蔵庫に保管されています。<br /><br /> 木造平屋建て、入母屋造り、瓦葺き、間口15m、奥行き9m、廻廊下を巡らせています。

     応挙館

    尾張国(現在の愛知県大治町)の天台宗寺院。
    明眼院(みょうげんいん)書院として寛保2年(1742)に建てられ、後に
    東京品川に移築。
    昭和8年(1933)国立博物館に寄贈され、現在の位置に移されました。

     室内の墨画は丸山応挙の作と伝わっているそうです。
    現在は収蔵庫に保管されています。

     木造平屋建て、入母屋造り、瓦葺き、間口15m、奥行き9m、廻廊下を巡らせています。

  • 入り口方面

    入り口方面

  • 飛び石があります。

    飛び石があります。

  •  次は六窓庵に向かいましょう。<br />池のそばのモミジ

     次は六窓庵に向かいましょう。
    池のそばのモミジ

  •  六窓庵(ろくそうあん)

     六窓庵(ろくそうあん)

  •  慶安年間(17世紀中頃)奈良の興福寺慈眼院に建てられたもので、<br />現在奈良国立博物館にある八窓庵などとともにヤマトの山茶室と言われていました。<br /> 明治8年(1875)に博物館が購入。<br /><br /> 入母屋造り、茅葺きで席は三畳台目出炉、金森宗和(1584〜1656)好み。<br /><br /> 水屋、寄付、腰掛などは明治14年に増築されたもの。

     慶安年間(17世紀中頃)奈良の興福寺慈眼院に建てられたもので、
    現在奈良国立博物館にある八窓庵などとともにヤマトの山茶室と言われていました。
     明治8年(1875)に博物館が購入。

     入母屋造り、茅葺きで席は三畳台目出炉、金森宗和(1584〜1656)好み。

     水屋、寄付、腰掛などは明治14年に増築されたもの。

  •  にじり口にある手水鉢は四方仏水盤と言われる形式のもの。<br /><br /> 延長3年(925)関白藤原忠平が建立した山城国法性寺の石塔のひとつでした。<br />その後、銀閣寺を経て所有者がいく人か変わり、明治18年に博物館の所有になりました。

     にじり口にある手水鉢は四方仏水盤と言われる形式のもの。

     延長3年(925)関白藤原忠平が建立した山城国法性寺の石塔のひとつでした。
    その後、銀閣寺を経て所有者がいく人か変わり、明治18年に博物館の所有になりました。

  • ぐるりと回ってみました。

    ぐるりと回ってみました。

  •  戸の様子

     戸の様子

  • さて次は転合庵に行きましょう。

    さて次は転合庵に行きましょう。

  •  池に出て見ました。<br />鴨がたくさんいます。

     池に出て見ました。
    鴨がたくさんいます。

  • 池に下りる飛び石。

    池に下りる飛び石。

  •  池のそばにある転合庵(てんごうあん)<br /><br /> 小堀遠州(1579〜1647)が桂宮から茶入「於大名」(おだいみょう)を<br />賜った折、その披露のために京都伏見の六地蔵に建てた茶室です。<br /> その後大原寂光寺に移築され、昭和38年(1963)に茶入りとともに寄贈されて現在の位置に移された。<br /><br /> 木造平屋建て、切妻屋根、瓦葺、二畳台目向切席、遠州好み、四畳半座敷、水屋などがあります。

     池のそばにある転合庵(てんごうあん)

     小堀遠州(1579〜1647)が桂宮から茶入「於大名」(おだいみょう)を
    賜った折、その披露のために京都伏見の六地蔵に建てた茶室です。
     その後大原寂光寺に移築され、昭和38年(1963)に茶入りとともに寄贈されて現在の位置に移された。

     木造平屋建て、切妻屋根、瓦葺、二畳台目向切席、遠州好み、四畳半座敷、水屋などがあります。

  • 転合庵

    転合庵

  • 春草盧(しゅんそうろ)<br /><br /> 江戸時代の休憩所で、あちこち移築され、昭和34年に現在の位置に移された。<br /><br /> 木造平屋建て、入母屋作り茅葺き、座敷は五畳と三畳からなる。

    春草盧(しゅんそうろ)

     江戸時代の休憩所で、あちこち移築され、昭和34年に現在の位置に移された。

     木造平屋建て、入母屋作り茅葺き、座敷は五畳と三畳からなる。

  • 池に向かう飛び石

    池に向かう飛び石

  •  五重塔<br /><br /> 高さ570センチメートルの銅製の塔。<br /><br /> 博物館の敷地はもとは寛永寺の境内でした。<br />現在本館が建っている所が寛永寺本坊跡にあたり、この庭も寛永寺の庭で会ったと考えられています。<br /> ただし、何度も改修を重ねており、当時の面影を残しているのは、五重塔の近くのこんもりと高い築山、中央の池のごく一部、そして庭の一角の墓石のみとのことです。

     五重塔

     高さ570センチメートルの銅製の塔。

     博物館の敷地はもとは寛永寺の境内でした。
    現在本館が建っている所が寛永寺本坊跡にあたり、この庭も寛永寺の庭で会ったと考えられています。
     ただし、何度も改修を重ねており、当時の面影を残しているのは、五重塔の近くのこんもりと高い築山、中央の池のごく一部、そして庭の一角の墓石のみとのことです。

  •  上の方のアップ<br /><br /> 最上部の総輪には龍が絡み付き、垂木。斗きょうの組み合わせの細部、アで入念に作られています。

     上の方のアップ

     最上部の総輪には龍が絡み付き、垂木。斗きょうの組み合わせの細部、アで入念に作られています。

  •  説明板

     説明板

  •  池には小さな石橋がかかっています。<br /><br /> 石橋の近くに鉄燈籠の基壇がありましたが、良く見ていませんでした。<br />石の台に据えられた鉄製の燈籠。<br />火袋は松皮菱を透かし、竿には雲龍文を鋳出していたそうです。<br />しかし、鉄製のためにさびが著しくく付き、昭和57年(1982)の台風で、竿から上が倒壊し、現在各部は保管してあります。<br /><br /> 今は基壇だけがそのままの状態でおかれています。<br />

     池には小さな石橋がかかっています。

     石橋の近くに鉄燈籠の基壇がありましたが、良く見ていませんでした。
    石の台に据えられた鉄製の燈籠。
    火袋は松皮菱を透かし、竿には雲龍文を鋳出していたそうです。
    しかし、鉄製のためにさびが著しくく付き、昭和57年(1982)の台風で、竿から上が倒壊し、現在各部は保管してあります。

     今は基壇だけがそのままの状態でおかれています。

  • 先ほど見た転合庵が見えます。

    先ほど見た転合庵が見えます。

  •  博物館本館の裏側の建物

     博物館本館の裏側の建物

  •  本館の裏側と桜の木

     本館の裏側と桜の木

  • 鴨もたくさんいます。

    鴨もたくさんいます。

  •  上のモミジに陽が当たると少し赤みが鮮やかになりました。

     上のモミジに陽が当たると少し赤みが鮮やかになりました。

  •  裏から見るとこんな感じです。

     裏から見るとこんな感じです。

  •  一か所だけ陽がさしている所があります

     一か所だけ陽がさしている所があります

  •  アップ<br /><br />やはり陽が当たると色合いがきれいになりますね。

     アップ

    やはり陽が当たると色合いがきれいになりますね。

  • 飛び石の周りは落ち葉で埋まっています。

    飛び石の周りは落ち葉で埋まっています。

  •  飛び石のそばに小さな芽を見つけました。

     飛び石のそばに小さな芽を見つけました。

  •  落ち葉の紅と黄色が混ざってきれいです。

     落ち葉の紅と黄色が混ざってきれいです。

  •  紅葉の時期に見られたので色鮮やかで良かったです。<br /><br />入り口は本館と平成館の間からだけではなく、もう一か所本館と東洋館の横からも入れます。<br /> 桜の時期と紅葉の時期はおすすめです。

     紅葉の時期に見られたので色鮮やかで良かったです。

    入り口は本館と平成館の間からだけではなく、もう一か所本館と東洋館の横からも入れます。
     桜の時期と紅葉の時期はおすすめです。

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