2014/08/11 - 2014/08/15
310位(同エリア1830件中)
OKWさん
夏季休暇を利用してモスクワを訪れました。
【旅行の目的】
①赤の広場に立ちワシリー寺院を眺め、クレムリンを見学する
②モスクワの名所を訪れ名物を食べる
③サーカス観覧
【旅行の簡単な日程】
8月11日(月)12時過ぎにSU263便で成田を立ち、18時30分頃にホテル到着
8月12日(火)現地ガイドとクレムリン見学後、午後は市内をぶらぶらする
8月13日(水)市内をぶらぶらする
8月14日(木)16時までお土産購入ほか、20時にSU260便で帰国の途に
8月15日(金)10時30分に成田空港に到着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【8月11日】
台風11号の影響を心配しましたが、ほぼ定刻とおりにモスクワに出発します。 -
アエロフロート航空の客室乗務員の赤い制服がとても良いです。明るく浮き立つ雰囲気があります。
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映像や音楽などのエンターテーメント機能を除き、食事も日系の航空会社と遜色ありません。9時間を超える搭乗は久しぶりです。
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18時30分頃にホテルにチェックイン後、小休止して赤の広場に向かいます。まだ、19時頃ですが、日本時間では0時になるので少し眠くなっています。夏のロシアは日が長いので21時頃まで明るいです。国立歴史博物館の前にジューコフ元帥(独ソ戦の英雄)の銅像があります。
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ヴァスクレセンスキー門から赤の広場に向かいます(舌を噛みそうな名前です)。
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門前にはロシアの道路の基点があり、観光客がこのうえに立ってお金を上に投げています。ローマのトレビの泉と同じようなものかな?
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赤の広場が見えてきました。学生の頃は冷戦中で、メーデーに書記長以下の幹部が軍事パレードを閲兵している光景がよくニュースで流れましたが、その場所にいると思うと感慨深いです。
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赤の広場に面して1893年創業のグム百貨店があります。
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内部は3階建てのアーケードの複層構造で、まるで美術館のようです。
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聖ワシリー教会はカラフル葱坊主が有名です。ロシアを代表する建物です。この建物を見るためにモスクワに来たようものです。
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イチオシ
同じキリスト教でもローマ・カトリックとロシア正教は趣き(聖書の解釈や偶像の取り扱いなど)が異なります。建物だけ見ればイスラムのモスクに近いように思います。
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翌日、クレムリン観光の後で内部を見学しました。聖ワシリー教会は九つの聖堂の集合体です。
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聖ワシリー教会と向かいあってスパスカヤ塔があり、定刻に鐘がなります。
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赤の広場の大部分は、何かのフェスティバルの準備中で柵に囲まれ中に入れません。
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赤の広場の散策も終わりホテルに戻る途中で見かけたスーパーカー(表現が古い?)です。貧富の格差(富の偏在)が激しい国ほど超高級車を見かけます。
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宿泊したホテル ブダペストは歴史的な建造物です。赤の広場から徒歩15分の立地にあり、時おりホテルに戻りお土産を置いたり小休止したり抜群の立地でした。
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【8月12日】
朝食が宿泊費に含まれており、朝7時のオープン直後に向かいました。豪華さはないですが美味しく静かなので、何時もならすぐに食べ終わって部屋に戻りますが、今回の旅行では毎朝30分ほどゆっくりしました。 -
9時30分に現地日本語ガイド(ロシア人の男性で相当な努力家、日本語の語彙を覚えることに貪欲)と落ち合いクレムリンに向かいます。途中、10時に無名戦士の墓の前で衛兵の交代式を見学。中国人が多数集まり進入禁止の場所に立ち入り注意を多数受けていたが、本当に民度が低いです。
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ガイド付きなのでほとんど並ぶことなくクレムリンに入場できました。クレムリン大宮殿前でガイドからクレムリンの成り立ちの説明を聴きます。色々伝えようとして長く話してしまう(本人談)が、誠意が感じられます。
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元老院3階の最も左側の部屋でレーニンが執務していたそうです。行政府の地区には足を踏み入れることはできません。厳しく警備されています。
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大砲の皇帝は一度も発砲されたことがありませんとガイドブックでは説明されていますが、ガイド曰く、実戦では発砲されていないが、砲として機能するかの確認で発砲はされているとの事です。大砲の向こうには張りぼて(絵で書いています)の建物があります。
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鐘の皇帝も巨大ですが、大祖国戦争(ナポレオンのモスクワ遠征)時、モスクワが焦土となった際に欠けたとの事です。
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ウスペンスキー大聖堂は入場して見学します。歴代の皇帝の戴冠式が行われた格式の高い教会です。大きなイコン(聖像画)が壁一面に埋め込まれており見事です。
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ブラゴヴェシェンスキー大聖堂がクレムリンの教会群では最も美しい教会だと思いました。
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イワン大帝の鐘楼です。クレムリン(城塞)は教会と行政機関で構成されています。日本に例えると、首相官邸や国会が明治神宮と同じ敷地にあるようなものです。
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イチオシ
サボールナヤ広場を中心に教会が立っています。記念撮影のポイントです。
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晴天の青空に金色の葱坊主が映えます。
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赤の広場側の出口からクレムリンを後にします。この後は聖ワシリー教会の内部を見学します。
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聖ワシリー教会の見学を終えカザン大聖堂前で現地ガイドと別れて昼食のためにお店を探します。
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ゴドノフ(高級ロシア料理店)で昼食にします。少しわかりにくい場所にありますが、観光客が集団で記念撮影をしていたのでわかりました。
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お昼を少し外した時間帯に訪れたので、すぐに席に案内されました。お店の内装と服装はロシア風民芸調です。
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サラダとビーフストロガノフ、オレンジジュースとミネラルウォーターで2300RUB、約8000円です。ひとり一食としては超割高です。
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ロシア料理の定番中の定番であるビーフストロガノフは量が多いので2名以上での食事ならシェアして色々食べるのがお勧めです。
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昼食後は、地下鉄に乗車して雀が丘の最寄り駅(モスクワ川に架かる橋が駅になっている)で下車して、モスクワ川沿いをリフト乗り場に向かいます。
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リフトに隣接してスキーのジャンプ台があります。平日料金150RUB(休日は200RUB)を惜しむ場合は、歩いても上れます。
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雀が丘からモスクワ市街を見渡します。ナポレオンもモスクワ遠征時に雀が丘に立ちモスクワを見渡したはずです。
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市街と逆の方向(真後ろ)には巨大なモスクワ大学が鎮座します。スターリン様式の建物のひとつです。
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リフト乗り場と船着場は近くにあり、船着場には色々な業者のクルーズ船が発着しています。
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16時30分から2時間の500RUBのモスクワ川クルーズ(雀が丘から大ウスチンスキー橋まで往復します)に参加します。さっそく乗船してよい場所(往路は向かって左側)を確保します。
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モスクワ川を行く船上からクレムリンなどを眺めます。涼しい川風が頬に当たり気持ちがよく寝てしまいそうです。
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ナイトクルーズならば夜景が堪能できます。
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スターリン様式のホテルの存在感が圧倒的です。この橋の先で転回して雀が丘に戻ります。
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モスクワ川クルーズとぶらぶら散歩からホテルに戻り小休止後、赤の広場の夜景を見に行きます。途中、革命広場前のビアレストラン(Burger Meiste)で夕食を食べます。
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サラダ、スープ、ペリメニと飲み物で約1300RUB、約4000円です。モスクワは食事代が高いです。
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イチオシ
ボルシチ・スープはサワークリームを入れます。パンがほしくなるスープで、今回のモスクワ旅行で食べた料理のなかで最も美味しかったです。
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ペリメニ(魚入り)は、水餃子のロシア版です。肉入りなど色々な種類があります。
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灯かりに照らされたヴァスクレセンスキー門から赤の広場に向かいます。
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グム百貨店もライトアップされます。日本でのライトアップ用電球より球が大きいようです。
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イチオシ
昼間とは異なる雰囲気な幻想的な聖ワシリー教会です。沢山の観光客が記念撮影をしています。オレンジ色の街路灯が撮影には邪魔です。
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手振れ防止のために三脚を持参して撮影していると、撮影が上手だと思われ色々な人々から記念撮影をお願いされました。シャッターを切る掛け声がわからず、321と声を掛けていました。
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イチオシ
闇に浮かぶクレムリンは厳粛な雰囲気があります。
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モスクワ川からの坂道から見た赤の広場も良い雰囲気です。
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【8月13日】
曇り空のもと、世界遺産であるノヴォデーヴィッチ修道院を訪れます。 -
曇り空から小雨が降り始めましたが、黄金の玉葱坊主はどのような天気にも映えます。
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入場料の他に撮影料を払い教会内部の撮影ができます。
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イコノスタス(聖壁)に圧倒されますが、仏教徒の私には絵画としての鑑賞になります。
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院内をウロウロしていると黒い修道服を着た修道者を見かけます。
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イチオシ
チャイコフスキーが「白鳥の湖」を着想したとの言い伝えのある池からは修道院が一望できます。
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池の周りには歩道が完備されておりベンチで寛げます。
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修道院に隣接する墓地には、多くの著名人が眠ります。有名なピエロであったニクーリンのお墓です。他にも著名人のお墓がありますが見つけるのが難しかったです。
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キューバ危機時代の政治家フルシチョフのお墓はわかりやすい場所にあります。失脚後の晩年は不遇な境遇でした。
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地下鉄にてクロポトキンスカヤで下車する頃には本格的に雨も降り出しました。ゴーゴリー並木通りを散歩してアルバート通りに向かいます。
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大きな牛のオブジェで有名なムームーで昼食にします。アルバート通りには2店舗があります。
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お盆を持ってセルフ式に料理をとり最後に精算なので、ロシア語がわからなくても安心できます。またお腹一杯食べても約500RUBと比較的安く、食事代が高いモスクワでは助かります。
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更に降りが強まった雨の中、アルバート通りをロシア外務省方向に向かいます。
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ロシア外務省もスターリン様式な巨大な建物です。
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市内の移動でたびたび利用(11回券を購入)した地下鉄の駅設備は豪華です。地下深くにありますが、エスカレーターのスピードが速く思いのほか早くホームに着きます。エスカレーターでは右側に立ちます。
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クロパトキンスカヤです。この駅はシンプルな内装ですが、角柱と間接照明がマッチしています。
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駅の案内板です。キリル文字がまったくわからず地下鉄での移動には苦労しました。駅名ではなく、自分いる駅から何番目の駅かを確認してから乗降していました。
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アルバーツカヤは豪華な駅のひとつです。豪華なシャンデリアに目がとまります。駅構内の撮影は原則禁止で罰金を支払うこともあるそうです。
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革命広場の最寄駅であるブローシャチレヴァリューツィイは革命戦士の彫刻に目がとまります。
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雷雨に見舞われホテルで小休止後、ニクーリン・サーカスで当日券1000RUBの席を購入しました。劇用内で子供向けのアトラクションを見たり小腹を満たし、19時からの開演15分前には席に着きます。
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1000RUBの席グループ(リング状)で最前列になり2時間30分心行くまで楽しみました。子供は動物やピエロの芸を楽しみますが、大人は更に劇団員それぞれも芸を楽しめます。上演中の撮影や録音は厳禁です。
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サーカス鑑賞後、ホテル近くのロシア版ファミリーレストランのヨールキ パールキで夕食を食べます。
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サラダとスープ、パンのお腹に優しい組み合わせにしました。
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【8月14日】
空港までの確認も兼ね(地下鉄トヴェルスカヤ駅の確認)、ホテルから高級店が集まるストレーシュニコフ通りを抜け、高級食品店エリセーエフスキーにお土産購入に向かいます。 -
民芸調の屋台のようなお土産販売店が革命広場にもあります。側面には壺のオブジェが張り付いており、ロシア人は壺好きなのか?
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エリセーエフスキーはネオバロック様式の宮殿のような内装の食品店です。腰の引ける内装ですがお酒や生鮮食品、ジャムなどの他にもお菓子も販売しておりお土産購入に最適です。
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高級食料品店なので海外の食料品を販売しており、自分用に購入したお土産が帰国後、確認したらドイツ製でした。ロシア土産なのに・・・
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職場用には装丁が可愛いチョコレートを幾つか購入しました。ばら撒き用には袋入りがお勧めです。
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ホテル ナツィオナーリの前に可愛い猫の看板があり、8月17日に何かイベントがあることは分かりますが、何が行われるのだろう?地下鉄の回数券にもこのイベントの宣伝が印刷されていました。
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国立歴史博物館を見学します。入口はヴァスクレセンスキー門の先にありました。
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石器時代から近世までの歴史が出土品や遺物を交えて展示されています。ほとんど英語表記がなされていないのが残念でした(ロシア語のみで解説する旧超大国としての自負は凄いです)。
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再度、アルバート通りを訪れ昼食とお土産を購入します。昨日の雷雨と異なりよい天気で賑やかです。
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プシーキンの家博物館は淡い水色が晴天に映えます。入館して見学しようと入口を探しましたが分からず諦めます。
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昼食は昨日のムームーとは別店舗のテラスで食べます。安くて楽チンです。
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市内をぶらぶら散歩後、救世主キリスト大聖堂を訪れます。外観も巨大ですが内部も途轍もなく広いです。今まで訪問した教会で最も大きいです。訪れる人々は敬虔なロシア正教徒で熱心にお祈りをしています。
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救世主キリスト大聖堂の前に架かる橋からクレムリン方向を眺めます。
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16時にホテルで預けた荷物をピックアップして地下鉄を使いベラルースカヤに到着。この駅からアエロエキスプレスに乗車して空港に向かいます。
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17時30分過ぎにシェレメチェボ空港に到着。ターミナルDを目指します。
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20時出発で18時にはチェックインしましたが、パスポートコントロールに時間を要し搭乗口には搭乗開始の45分前に着きました。空港内で買い物や食事をする人は3時間前にチェックインすることをお勧めします。
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機内での最後の食事(朝食)です。左側の料理(何だろう)が慣れない食感でした。
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