京都の紅葉ライトアップ（秋の特別拝観）

2013/11/20 - 2013/11/20

京都では、紅葉のシーズンに秋の特別拝観を実施する寺社があります。

用事が早く終わったので、帰りを少しだけ遅らせてライトアップを見てきました。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

伏見稲荷大社です。

JR京都駅から奈良線で２つ目。「稲荷」駅を降りれば目の前という、観光においてはこの上ないロケーション。

伏見稲荷大社 寺・神社・教会

伏見稲荷といえば・・・

そう、この鳥居です。

境内の案内図。

いざ、鳥居が立ち並ぶ場所へ！

見ての通り、鳥居によって色あせていたり新しかったりします。
よく見ればサイズもばらばら。

謎は後で解けました。

伏見稲荷大社 寺・神社・教会

途中から、鳥居をくぐる通りが分岐していたりします（汗

実は、この鳥居たちは一般の人や企業から奉納されているんです。

一番小さいのは１５万円ぐらいからです。

何かの記念に、１本いかがですか？

かくして、奉納された鳥居の背面には、奉納された方の氏名（企業名）や住所などが記載されています。

住所とか平気で書いちゃうのは、ちょっとこのご時世信じられませんが。

もう一丁、境内の案内図。

実は、山の上まで鳥居が連なっているのでした。

１時間ぐらいで登山できるようです。

引き続き、お隣の駅（１つ京都寄り）の東福寺へ。

東福寺は初めて行きましたが、かなり多くの寺社が集まって東福寺エリアになっているイメージでした。

閉門１０分前に入ったので、慌てて紅葉を撮影。
もう少し早く来れば、いい撮影ポイントがあった模様です。

東福寺 寺・神社・教会

天得院。

東福寺敷地内で、秋の特別拝観を行っています。

１１月３０日まで。５００円です。
（昼夜入れ替え制なし）

天得院 寺・神社・教会

天得院名物、華頭窓。

この窓を通して見る赤に染まった木々が、ハイライト・・・のはずでした。

苔に覆われた枯山水の庭。

音ひとつなく落ち着いた感じでした。

だいぶ夜まで待ったんですが。

ライトアップの方法がよくないのか、そもそも地味なのか、劇的な変化は見られませんでした。

残念。

青蓮院（しょうれんいん）のライトアップに行きました。

東福寺に行く時にパンフレットが置いてあったので。

昨年は、この先（清水側）の高台寺や知恩院に立ち寄ってるんですよね。

青蓮院門跡 夜間特別拝観 祭り・イベント

青蓮院門跡。

早くもいい感じを漂わせています。

青蓮院でライトアップをする理由は、

ご本尊の熾盛光如来は、光そのものであり、その化身の不動明王（国宝青不動明王を祀る）も炎の光を背負っておられ、当院は光との関係が大変深いのです。

皆様お１人お１人の光がご本尊の功力によって、夜空に光のたばとなって駆け上がり世の中を明るく照らしていただきたいとの願いを込めております。


とのこと。

青蓮院門跡 寺・神社・教会

庭園のライトアップです。

小さな光が煌めいては消え、そのたびに周囲の木々が闇に浮かびあがります。

大変きれいなのですが、光は弱いので、0.25秒の露出ではこんなものです。

青蓮院門跡 夜間特別拝観 祭り・イベント

肝に銘ぜよ！

庭園のライトアップその２．

赤や黄色に色づいた木々と、青色の炎のようにライトアップされた竹林。

また、竹林からレーザー光が宇宙に向かって一直線に伸びてました。

そこまでするか？と、少し思ってしまった・・・

紅葉のライトアップ。

竹林のライトアップ。

少し小高くなった場所（竹林の少し上）からは、眼下に京都の街と、青蓮院の建物を見下ろすことができます。

最初に庭園で見た、点いては消える蒼い光。

順路に沿って進むと、最後に建物の反対側からこの風景を見ることになります。

リベンジで、露出１秒にして撮ってみました。
イメージ伝わりますかね。

出口方向に赤く色づく木々と常緑樹があり、色の対比がきれいだったので撮ってみました。

竹林から空まで伸びるレーザービームを撮影しました。

青蓮院ライトアップは１２月８日まで。
お値段８００円のやや高め設定ですが、そのお値段以上の価値と創意があるのではないかと思います。