馬灣 -海燕を追いかけて-

2013/11/07 - 2013/11/07

「ノアの方舟」という有名な説話は、聖書を読むまでもなく知ってはいた。
ただ、ノアの方舟の実物大の模型が造られていたとは、聞いたことがなかった。
しかもよりによって、ここ香港でテーマパークになっているらしい・・・ならば百聞は一見にしかず、ということで行ってみることにした。

挪亞方舟（ノアズ・アーク）のある馬湾へのフェリーは中環碼頭（セントラル・フェリーターミナル）の2番から出ている。これは碼頭の前に、ノアの方舟の看板なんかも出ているので、通ればわかる。
ただ、あまりにも人の気配がなかったため、間違いかと思って一度は通り過ぎてしまったのだが、気を取り直してがらんとした内部を進んでいくと、奥のチケット売り場に一人だけ人がいた。しかしフェリーだけなら、オクトパスで安く乗船できる。

エリア 香港(香港)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 徒歩

青衣と馬湾を結ぶ青馬大橋。空港から九龍へ来たときのバスも、ここを通っていた筈だ。

こんな離島にさえもずらりと並ぶマンション。これを見ると、日本は土地が狭い、少ないなんて思えない。

水が常時流れている。

あれがノアの方舟・・・

でかい、でかいが高速道路の真下、よりによって何故あの場所に・・・？

馬湾公園

馬灣公園 広場・公園

やってきました、チケット代は155HKD。
案の定、高速道路のおかげで景観が・・・や、それは言わないことにしよう。

ノアズ アーク (ノアの方舟) テーマパーク・動物園・水族館・植物園

・・・子供の歌声のテープが響いて、何やら宗教っぽい雰囲気に。

ライフ・オブ・パイという映画を思い出す。

ましてやこれらの大型動物を一つがいづつ管理して、一ヶ月以上も餌付けし続けるとなれば、もはや大型の動物園を運営し続けるのと同じ労力である。

この後、草食動物は洪水後の世界で繁栄した・・・のはわかる、では肉食動物はどうやって？

写真には残せなかったけれど、中のスクリーンで上映される映画が面白かった。
さあ嵐が来る、という場面では、重低音が鳴り響き、座席が揺れて、下からドライアイスみたいな煙が噴き出してきて、正直リアクションに困る。

他にも、何故船が箱型である必要があったかなど、諸々の展示がなされていたりするので（ただし英語と中国語）、興味のある人は一度覗いてみてもいいかも。