2013/11/11 - 2013/11/12
130位(同エリア549件中)
SRさん
この旅行記スケジュールを元に
残りの期間どうしようか、実は何も決まっていなかった。ただ友達が、雷州市内を案内してくれるというので、ついでに海南島まで行けば予定が埋まるのではないか。いやむしろ、日数が足らないような気もするが・・・しかもフィリピンに巨大な災害をもたらした台風海燕の影響も気になる。しかもそれを避けるどころか、こちらから向かっていくなどという選択肢があるのか?・・・と当日の朝まで考えて、わからなければ行ってみればいい・・・という結論になった。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー
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広州からバスで6時間、上坡客運站に来た。乾燥した車内から降りたとたんレンズが曇る。
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しかし公衆電話は一切ない、ATMでもなぜか引き落としができないといきなり孤立。路上はゴミだらけ、街の人は怒っているのがデフォで、外国人などほぼ誰も見たことのないような街だから、初対面で気持ちのいい対応というのはまずない。
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スーパーマーケットがあったので、とりあえず入ってみた。なぜか人数はいる店員が、立ってお喋りしているだけという古きよき中国の風景。レジを通らないと出られないので、上海製のリポビタンDを買って出る。
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「我是日本人」という前置きがあると会話がスムーズに運ぶ、というかそうでなければまともに対話にならないという事実を発見。屋台のお兄ちゃんに、筆談で何か書いてくれ、とお願いしたら、なんか字書けないみたいなジェスチャーされて断られる。それで、お粥と羊排くれ、といったら、ヤンパイ(羊排)?ヤンパイ?と聞かれるので、え、リャンパイ(200元)?そんなに高いならいいよ、プーヤオプーヤオ!みたいになって、結局お粥だけになったorz
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中心部にICBCがあって、やっと頼みのカードが使えるようになった。国内電話無料という表示に惹かれ、近くではかなり目立つ旭山賓館に泊まる。受付の小姐は、案の定日本人をかなり珍しがっていたので、パスポートのここが号碼で、ここが名字だよ、と教えてやる。安宿じゃなくても、そこまでやるのがデフォ。
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しかし電話は通じない、PCも壊れて使えないまま、夜は更ける・・・
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寝るまで時間を潰すこともできず、比較的気軽に入れそうな「Do & Me」というファーストフード店に入った。客は、机をバンバン叩いて口論している中年の男女と、オレだけ。
すると、ここで奇跡的にフリーのWi-Fiを発見、カウンターでパスワードを入れてもらい、フライドポテトを注文して適当に腹ごなしながら、iPodでQQを開き、この街に住んでいるらしい友達に、あまりにも遅い連絡をとってみた。暫くすると、ちょっと待ってて・・・と言われ、突然目の前から「こんにちは!」と話しかけられてびっくり。彼女はこの街の名門中高で新任の先生として働いていて、今話しかけてくれた彼女の同僚は、大学時代に日本語を勉強していたが、挨拶以外の語はすっかり忘れてしまったそうな。しかし本当に、人間万事塞翁が馬だな・・・。 -
ホテルに帰ったら・・・誰だ〜ピンクチラシ撒いたのは(笑)
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すごく変な便器。結局洋式の快適さも和式の安定感も同時に失われているような気がしてならないが・・・
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翌朝、おれはヴェトナムへ来たのか?
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雷州西湖。ここは市街地とは対照的に静寂で、清潔さが保たれており、朝の散歩には最適の場所。
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朝の散歩が終わり、待ち合わせ場所で先生と再開した。なんと彼女の好意で、午後の授業までの空き時間に、この街を案内してもらえるという。まずは近くで、後で乗る海口行きのチケットを買ってもらった。というのも束の間、いきなり路上で5、6人位の男に取り囲まれ、おれや彼女の腕を引っ張って連れて行こうとする。何事かと聞くと、先生が郊外へ行くのにタクシーを雇うのだそうで、3時間150元らしい。オレは普段からそういう連中の助けは極力借りたくないのだが、彼女が必要と判断したのだから仕方がない。
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そうこうして、まずは雷祖廟へやってきた。
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ここは雷劇の舞台。
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雷祖廟は雷州で最も重要な場所といえる。なんといっても雷州の雷祖なのだから・・・
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これはお祭りに使う道具だそうな。
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地元密着型の場所で、外から観光客がやってくる様子はない。はるばるここへやってきた日本人は、自分を含めて何人だろう。
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これは釜か何かの調理具らしい。
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次の目的地は、清代の姿をそのまま留めている邦塘村。古すぎて住民はもう住んでいないが、観光資源としては貴重な場所。
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鴿天下食府。大広間ではなくテレビつきの個室へ案内されたと思ったら、そこで3人で食事。ドライバー、お前もか(笑)、だったら広間でもいいじゃん。これが田舎の感覚なのか・・・報酬はたっぷりもらって、煙草スパスパやりながらただ飯・・・本当にいいご身分。
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砂肝と大蒜の芽、うまい。
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烏賊とセロリ、中国の田舎はみんな唐辛子ばかりかと思ったら、あっさりした味付け。
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魚のスープ、これも本当にうまい。もちろんこうやって出てくるわけではなく、取り分けている。
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いもご飯。出てくるのに時間かかっただけあって炊きたて。冷静に考えてみるとこの旅で食べた中で一番美味しいかも。
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雷州站
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そしてタクシーは、長い一本道を市区へと帰っていった。
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再び一人になった。
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乗客は数えるほどだから、駅員に誘導されていく。
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雷州まとめ:
*まずは雷州総站(バスターミナル)を目指すのがお勧め。そこから歩いて5分以内の範囲に西湖、雷州博物館、Wi-Fiが使えるらしい金鳳凰賓館がある。
*鉄道駅は郊外にある。しかも日に数度しか列車が来ないため、それ以外の時間は閉まっている。降りたときにタクシーが待機してくれているかは不明。
*列車のチケットは西湖大道沿いのチケットカウンター(西湖から歩いて西へ1分、表に書いてある)で買える。(私がそこでチケットを買った初の外国人だったらしく、チケットにパスポートナンバーが刻印された。)
*雷祖祠、邦塘村へ市区中心部から行くには、歩きは難しい。または市区を流している三輪タクシーや、バイタクと交渉するか。今回使った乗用車タクシーは、電話しないと流しではあまり見つからないと思われる。
*蚊はあらゆる場所で非常に多いので、虫除けは絶対に必要。
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旅行記グループ 海燕を追いかけて
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