２０１３年秋　ウィーン一人旅2

2013/10/28 - 2013/11/03

２日目です。

この日はさらに気温が下がり最高気温１３℃位。
厚めのタイツに変えてしのぎました。
地元の人は薄着の人もいたりで色々でした。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

この日は早起きしてシェーンブルン宮殿へ。
（というか興奮と時差ボケでよく眠れず…）

地下鉄を降りると親切な案内板があります。

５分程歩くと着きました。シェーンブルン宮殿！

でかい！！

敷地が広い！！

夏の離宮でこの広さ、豪華さとはハプスブルク家の権勢はさぞかし凄かったんでしょうね。

そういえば私の選んだグランドツアーはウィーンカード割引がありませんでした。システムが変わったのでしょうか？

宮殿内部の写真撮影は禁止なので、中から見えたお庭の写真。
春ごろはさぞかし美しいでしょう。

庭の木のカットが面白い。

巨大なカッターでパッツンと切ったのか？
ってくらい上が揃ってる。

揃ってるね〜

ネプチューンの泉。
噴水は季節限定らしく残念ながら水は出ていませんでした。

高台のグロリエッテを目指し丘を登ります。
その途中に見つけた木の形が気に入った。

紅葉も終わりかけですね。
でも木の枝が網目状に絡み合って面白い。

グロリエッテ傍の池で鴨が沢山泳いでいました。
寝てる鴨を初めて見た。可愛い。

ようやく登りきり、高台からみたシェーンブルン宮殿。
結構上まで登りました。いい運動。

計画ではグロリエッテのカフェでお昼ご飯のはずが、
この時点でまだ10時半。
さすがにお腹は空いてないので、カフェは諦めて丘を下ることにしました。

一人旅の難点は時間に余裕がありすぎる事ですかね。。。

丘を下りる途中でリスを発見。

近くに寄って欲しくて朝食で余ったパンを投げてみたけど一向に近づいてくれない。
代わりに私の周りには鳩とカラスの群れが集まり、余計にリスが逃げていった。悲しい。

でも鳩とカラスも結構可愛いのでパンくずを蒔きながら庭をうろついた。
動物との触れ合いに飢えていたので少し心が満たされました。

宮殿の庭にあった噴水のオブジェが変でした。

お昼に寄ったカフェ・シュペール。

ここはクリムト達分離派の溜まり場だったそうな。
ミーハー心がうずきます。

写真はないけど、かぼちゃスープとアプフェルシュトゥルーデル、メランジェを注文。ここのスープは塩が効いてて、カボチャ種オイルとのバランスが良く美味でした。
そしてアプフェルシュトゥルーデルが美味しかった！！
アップルパイってこんなに美味いものなのか！と開眼しました。

カフェ内部も古くて落ち着きがあって良い感じでした。

そして念願のセセッシオンへ。

まず外観に感動。本物が目の前にある！
200年前の建造物なのに全く古くないデザイン。
むしろ斬新。
建物の周りの装飾も凝りに凝っていてお洒落だし
外側だけでも素晴らしい。

このデザインも素敵すぎ。

正面のデザインもいい

亀の支える水盤もいい

そして観たかったクリムトの「ベートーベンフリーズ」。
最高でした。

写真はその一部のレプリカです。

日本語のパンフレットもあり、壁の三面を囲むフリーズの意味する世界を深く理解できました。

本当に素晴らしくて絵を観て鳥肌がたつというあまりない経験をしました。

次に訪れたウィーンミュージアム・カールスプラッツそばのカールスプラッツ駅の旧駅舎です。
ユーゲントシュティールのデザインはやっぱり好きだ。

カールス教会も見えました。

ミュージアムの中です。

このような絵以外の収蔵品もありました。

中世はこういう甲冑で戦っていたんですね。馬にも着せて。。。
人類のおどろおどろしい戦争の歴史、特に中世ヨーロッパの暗黒史を思うと単なる収蔵品以上のものを感じてしまいました。

面白い像もありました。二人仲良く鼻がもげています。

初期のピアノでしょうか？オルガン並に鍵盤が少ない。
デザインは面白いですね。
でも上に楽譜とか置けませんね。

さて夕飯をカフェ・シュヴァルツェンベルクで済ませ
今日のメインの楽友協会に到着です。

ウィーンフィルは残念ながら日が合わず、
この日の演目はフランスのオケによるサンサーンス交響曲がメインです。前半にはバイオリン協奏曲もあります。しかし誰の曲かは知らず。

音合わせ中。満席です。

天井が金ぴかでまさしく黄金ホール。
音響も噂通りすごかった！
バイオリン協奏曲とサンサーンスで鳥肌たちました。

いやーもう素晴らしい夜でした。

オーケストラのハーモニーも良いし、協奏曲のソロも良い。
クラシックの素晴らしさを再確認。

この後はホテルへ帰り2日目はこれで終了。
大満足の1日でした。