柏尾川右岸の堤防下を歩いて、高島橋下流200m辺りで「ちぃちぃちぃ」と囀りながら左岸のコンクリート護岸に舞い降りる小鳥がいる。その綺麗な姿は翡翠（かわせみ）だ。翡翠に気付いて望遠レンズは持ち合わせてはいないが、カメラはあるので取り合えずカメラを取り出そうとする10秒余りの間に飛び立ち、10mほど上流に降り立った。そこに20秒ほど止まり、その後飛び去って見失った。<br />　ここ柏尾川で翡翠を見るのは7、8年振りのことだ。その前回は早朝に川面を飛んで行く姿で一瞬のことだ。この頃に2度ほど柏尾川の川面を飛んで行く翡翠の姿を見た。それ以来のことだ。その頃から比べると柏尾川も随分と綺麗になった。水も澄んできた。夏には泳ぐ子供（http://4travel.jp/traveler/dr-kimur/album/10789085/）や大学生もいたという。<br />　さらに、高島橋上流100m辺りに2羽の翡翠が並んだ木の杭に1つ置いて止まっていて、写真を撮っているご夫婦がいる。先ほどから止まっていてじっとしているという。さっき見た翡翠ではなく、番（つがい）の翡翠のようだ。そこで10分近く翡翠を見ていたが、飛び立つ素振りも、小魚を取ることもなく翡翠は1羽が杭の上で向きを変えるだけだ。3羽の翡翠を見ることができ、満足して駅に向かった。<br />　そういえば、先月にもいたち川で翡翠を見た。目の前2mほどに綺麗な小鳥が葦に止まっていた。カメラをと思っているうちに飛び立ち、栄区役所側の対岸の葦の茂みあたりで見失ってしまった。<br />　「清流の宝石」とまでも言われているが、その通りに美しい。しかし、清流でなくても餌があれば、濁った池でも浜辺（http://4travel.jp/traveler/dr-kimur/album/10416546/）にでも現れる。清流とは限らないのだ。<br />　先日、水元公園（東京都葛飾区）で撮影された翡翠の映像が四万十川の翡翠として放送されて問題になっていた。小石川後楽園（東京都文京区）（http://4travel.jp/traveler/dr-kimur/album/10466361/）で翡翠を見かけたが都心でも翡翠はいるものだ。勿論、戸塚界隈にはそれ以上いるようだ。<br />（表紙写真は柏尾川の翡翠の番（つがい））

柏尾川に翡翠（かわせみ）（横浜市戸塚区上倉田町）

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2013/11/09 - 2013/11/09

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#自然・動植物

ドクターキムルさん

　柏尾川右岸の堤防下を歩いて、高島橋下流200m辺りで「ちぃちぃちぃ」と囀りながら左岸のコンクリート護岸に舞い降りる小鳥がいる。その綺麗な姿は翡翠（かわせみ）だ。翡翠に気付いて望遠レンズは持ち合わせてはいないが、カメラはあるので取り合えずカメラを取り出そうとする10秒余りの間に飛び立ち、10mほど上流に降り立った。そこに20秒ほど止まり、その後飛び去って見失った。
　ここ柏尾川で翡翠を見るのは7、8年振りのことだ。その前回は早朝に川面を飛んで行く姿で一瞬のことだ。この頃に2度ほど柏尾川の川面を飛んで行く翡翠の姿を見た。それ以来のことだ。その頃から比べると柏尾川も随分と綺麗になった。水も澄んできた。夏には泳ぐ子供（http://4travel.jp/traveler/dr-kimur/album/10789085/）や大学生もいたという。
　さらに、高島橋上流100m辺りに2羽の翡翠が並んだ木の杭に1つ置いて止まっていて、写真を撮っているご夫婦がいる。先ほどから止まっていてじっとしているという。さっき見た翡翠ではなく、番（つがい）の翡翠のようだ。そこで10分近く翡翠を見ていたが、飛び立つ素振りも、小魚を取ることもなく翡翠は1羽が杭の上で向きを変えるだけだ。3羽の翡翠を見ることができ、満足して駅に向かった。
　そういえば、先月にもいたち川で翡翠を見た。目の前2mほどに綺麗な小鳥が葦に止まっていた。カメラをと思っているうちに飛び立ち、栄区役所側の対岸の葦の茂みあたりで見失ってしまった。
　「清流の宝石」とまでも言われているが、その通りに美しい。しかし、清流でなくても餌があれば、濁った池でも浜辺（http://4travel.jp/traveler/dr-kimur/album/10416546/）にでも現れる。清流とは限らないのだ。
　先日、水元公園（東京都葛飾区）で撮影された翡翠の映像が四万十川の翡翠として放送されて問題になっていた。小石川後楽園（東京都文京区）（http://4travel.jp/traveler/dr-kimur/album/10466361/）で翡翠を見かけたが都心でも翡翠はいるものだ。勿論、戸塚界隈にはそれ以上いるようだ。
（表紙写真は柏尾川の翡翠の番（つがい））

エリア

戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

柏尾川（高島橋下流200m辺り）にいた翡翠（かわせみ）。
柏尾川（高島橋下流200m辺り）の翡翠（かわせみ）。
柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。
柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。
柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。
柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。
柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。
柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。
柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。
柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。

柏尾川（高島橋上流100m辺り）の翡翠の番（つがい）。
　
1週間後くらいに、午前中の犬の散歩をしていた人がいたので確認してみた。一人は「時々（翡翠を）見る。」といい、もう一人は「殆ど毎日（翡翠が）来ている。」という。二人とも高島橋上流手前から町に入っていったから、翡翠を見掛ける犬の散歩道というのは桜橋と高島橋の間のことであろう。この間には川の中に杭が並んで立てられている。また、高島橋袂のマンションの住人も「たまに（翡翠を）見る。」といっていたから、柏尾川沿いでは柏尾川に翡翠が来ることは良く知られているようだ。