2013/11/02 - 2013/11/02
678位(同エリア3470件中)
玄白さん
日光方面にはよく出かけるのですが、奥日光に行くことが多く世界遺産の東照宮周辺は素通りばかりでした。11月始めの連休に東照宮五重の塔や輪王寺逍遥園のライトアップがあるので、混雑覚悟で行ってきました。 せっかくなので混雑しない朝から出かけ、田母沢御用邸記念公園や憾満ガ淵の慈雲寺化け地蔵も見学。
逍遥園の紅葉ライトアップは11月15日までですが、二社一寺の建物のライトアップは11月1〜3日の3日間だけです。逍遥園は、昨年の昼間の紅葉は見て写真も撮りましたが、ライトアップは初めてです。紅葉のライトアップは、目で見ると、とてもきれいなのですが写真撮影は難しく、失敗作ばかりですが一応アップしておきました。
(昨年の逍遥園の紅葉 :
http://4travel.jp/traveler/genpak/album/10724008/
東照宮のライトアップは、中に入って見られるのかと思いきや、塀の外から部分的にしか見られませんでしたが、門の外にある五重の塔は、夜空に浮かび上がる華麗な姿をカメラに納めることができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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朝9時、開園と同時に田母沢御用邸記念公園へ。
この旧御用邸は大正天皇のご静養のため、明治32年に造営、建物は赤坂離宮から移されたものをベースにして作られていて、現在建坪4500?、106部屋から成っています。
この玄関の車寄せは、明治期の東宮御所の玄関を移築したものだそうです。 -
建物は江戸期の赤坂離宮からの移築、明治期の新築、大正期の増改築と異なる時代の建築が融合されたものになっているのだそうです。
それにしても、ヨーロッパの王侯貴族の住居に比べて、日本国最高位の貴人の別荘としては、随分質素な印象です。 -
中国風のふすま絵
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天皇謁見の間
床の間と天井は典型的書院造りでありながら、畳敷きの上にイギリス製のカーペットを敷き、シャンデリアという和洋折衷様式。 -
御学問所、要は大正天皇の書斎にある丸窓。ここは紀州徳川家江戸中屋敷から移築したものだそうです。
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これはどこの間だったか? 突き当たりの杉戸の絵が見事です。
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玄関に戻り、南側の庭園に降りてみます。なお、庭園を見るだけでも入場料¥300が必要です。
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窓ガラスに映る庭の紅葉。この部屋は皇后御座所だったかな?
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戦時中は、今上天皇も皇太子時代に、ここに疎開されていました。万が一に備えた防空壕が残されています。
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イチオシ
庭の南東側からの眺め。
背景の葉を落とした灰色の大木は樹齢400年の枝垂れ桜。手前の紅葉はヤシオツツジの紅葉です。ここの庭園は春の花が咲く頃がよさそうです。 -
田母沢御用邸から歩いて15分ほど、大谷川(だいやがわ)にある憾満ガ淵に行きます。大谷川の川幅が狭くなり、小さな渓谷になっているところです。
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憾満ガ淵のほとりに慈雲寺という小さな寺があります。川淵に建っている東屋のような建物は慈雲寺の霊庇閣という建築物。かつて川の対岸に不動明王の像が建っていて、護摩供養するための護摩壇なのだそうです。不動明王は明治時代の大洪水で流されてしまい、今はありません。
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慈雲寺本堂。この寺は江戸時代の僧侶で徳川家康の側近だった天海大僧正(慈眼大師)の弟子の晃海僧正が創建し、師匠の慈眼大師と阿弥陀如来が祭られています。
その横にたくさんの苔むした地蔵が並んでいます。かつては100体以上あったそうだが、明治の洪水で流されしまい、今は70体ほどが並んでいます。 -
イチオシ
この地蔵群、並び地蔵とか百地蔵とも呼ばれていますが、一番ポピュラーな名前は化け地蔵でしょう。行きと帰りで数を数えると、地蔵の数が合わないからだということのようです。
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そんな名前の由来を先生から聞いたのでしょう、遠足に来ていた小学生達が一生懸命数えています。
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一体ごとに、顔立ちは違います。晃海僧正の弟子達が一体ずつ彫り、奉納したものだそうです。
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イチオシ
神橋方面に戻ります。
神橋近くの大谷川の流れ。川の水はこのあたりでも大変透明度が高いきれいな水が流れています。 -
明治6年開業の歴史と伝統のクラシックホテル「日光金谷ホテル」
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神橋
橋の起源は767年に日光開山の祖、勝道上人が弟子とともに大谷川の急流を前に渡れなく難儀しているとき、「深沙大王」という神人が現われ、青と赤の2匹の大蛇を放すと絡み合って橋となり、蛇のうろこに山菅が生え、渡りやすくなったということから「山菅の蛇橋」とか「御橋」とも呼ばれています。
(観光パンフレットによる)
このあたりも例年だとなかなか鮮やかな紅葉になるのですが、今年はちょっとさえないようです。 -
今の橋は、1997年から5年の歳月をかけて改築されたものです。二荒山神社の所有物で、橋を渡るには料金を払わなければなりません。
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夜のライトアップの下見で、東照宮参道の方に行ってみます。
参道は紅葉シーズンの3連休初日とあって、大勢の観光客であふれています。
平成の大修理中の輪王寺三仏堂の裏手にある大護摩堂の脇にあるモミジが一際鮮やかで、このモミジの周りで大勢のカメラマンや観光客が写真を撮っています。 -
その仲間入りをして、色々なアングルで撮影してみました。
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イチオシ
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一本だけのモミジの木ですが、いろいろなアングルでの撮影が楽しめました。
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大護摩堂付近の参道の標高が、634m、東京スカイツリーの高さと同じということで、スカイツリーがオープンした当時は、結構話題になっていました。
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東照宮の陽明門などが平成の大修理中であり、今回はライトアップが目的なので、昼間は東照宮に入場せず、二荒山神社の方に行ってみます。
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二荒山神社東側の鳥居
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拝殿。 茅の輪が置かれています。
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大勢の参拝客が参拝のために行列しています。
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ライトアップまでに、まだ時間があるので、東照宮裏手の社務所の方を散策。
社務所の塀の隙間から覗き見するようなアングルで庭内を撮影。 -
夕方5時になりました。建物のライトアップに先立ち、一時間早く逍遥園のライトアップが始まりました。入場料は¥300
入場券を買うために入り口で200人くらいの行列ができていました。辛抱強く20分ほど並んで、いざ入場です。
入った人達は、みな一斉に「オーッ!」と感嘆の声をあげます。暗い夜空にくっきりと浮かび上がる紅葉の美しさは昼間とは全く違う美しさがあります。鏡のような池の水面に写り込んでいる紅葉も鮮やかです。 -
ところが、写真撮影すると、ライトで照明されたモミジの明るさの差が極端にあるので、カメラ任せの露出ではオーバー気味になってしまいます。アンダーに露出補正すると、狭い明るい部分は適正で良い発色になるのですが、他の部分が黒くつぶれてしまいます。
それに加え、園内では三脚・一脚の使用は禁止です。絞りは開放、ISO感度を目一杯上げての撮影のため、画質はノイズでザラザラ! それでもシーンによっては低速シャッターになってしまい、ブレブレ!
ライトアップされた紅葉は、玄白の写真の技量と機材では手に負えない難しい被写体です。 -
園内の通路は狭く、さほど広くはない庭園に大勢の人が押し寄せているので、三脚禁止はやむをえない処置ではあります。
ようは、写真なぞ撮らずに目でこの美しさを味わえということですね。
人間の眼は、カメラなんぞその足元にも及ばないすばらしい光学器械なのです! -
イチオシ
目で見た美しさは写真では表現できていませんが、漆黒の闇に浮かび上がる紅葉は、すばらしいものがあります。
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これらの紅葉ライトアップの写真は、レタッチソフトで露出補正、トーンカーブをいじくり回して仕上げました。
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イチオシ
一時間ほど、混雑する逍遥園内で悪戦苦闘しながらの撮影を終え、建物のライトアップを見に行きます。
昼間、大勢の人が群がって撮影していた大護摩堂横のモミジもライトアップされていました。こちらでは、三脚が使えるので無理に感度を上げなくてもよく、ライトも遠くから均一に照明されているので、まずまずのきれいな夜の紅葉写真が撮れました。 -
東照宮入り口の石鳥居
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イチオシ
石鳥居をくぐって左側にある高さ約36メートルの五重の塔。
昼間は心柱が特別公開されています。東京スカイツリーの耐震構造のアイデアのベースとなった構造ということで、一時話題になっていました。
1650年に若狭の小浜(おばま)藩主・酒井忠勝が寄進したものだが、1815年に落雷で焼失し、1818年に忠勝の子孫・忠進によって再建されたものが、現在に至るまで残っています。 -
塔は極彩色で彩られ金箔が施されているなど、絢爛豪華で、陽明門など他の建物ともデザイン的に統一されている感があります。
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東照宮最初の門、表門(仁王門)。
ここから中に入って東照宮内部でもライトアップが見られるのかと思っていましたが、中には入れませんでした。 -
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二荒山神社に向かいます。塀越しに見えるのは東照宮輪蔵です。仏教の経典が納められている書庫ですね。国の重要文化財に指定されています。
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輪蔵の隣にある本地堂。薬師如来を祭っているので薬師堂とも言う。
堂の内陣天井に描かれているのが、有名な鳴竜。竜の頭の下で拍子木を打つと、天井と床が共鳴して鈴のような鳴き声に聞こえます。宇都宮市民になるずっと以前に東照宮に来たとき、その音を聞きました。凛として涼やかな音色がとても印象的でした。 -
二荒山神社山門
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二荒山神社拝殿。夜になっても参拝客が絶えません。
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LEDの蝋燭風の明かり。参拝客が自由に並べることが出来ます。
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拝殿を正面から撮影
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山門と拝殿
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鳥居と山門と拝殿
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徳川第3代将軍家光の墓所である大猷院の入り口、仁王門。
ここも夜間は、この門の前までです。 -
仁王門の前にある輪王寺常行堂。
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石灯籠が並ぶ参道を東照宮入り口方向に戻ります。
朝からの日光撮影小旅行は午後7:30終了。そろそろ紅葉シーズンも終盤です。あと何回、紅葉撮影できるでしょうか?
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