中国　寧夏回族自治区　（４）銀川　西部影城

2013/10/26 - 2013/10/27

銀川では明代、清代の城壁を保存そのまま利用した映画撮影場があります。

西夏とは関係ないのですが、時間があり中国人にも人気なので行ってみました。一応、明代、清代の古城がそのまま残っているのと中国の有名な映画のいくつかはここで撮影されたというのが動機です。

結果としては思っていたより興味を引くものがあり、時間を随分かけてしまったというのが感想です。
古城とか中国の文化、映画等に興味がなければ面白くないところだと断言できます。

ここに、行くより賀蘭山、水道溝遺跡に行った方がいいと思います

エリア 中国

• 旅行の満足度: 3.5

• 旅行の手配内容: 個別手配

郊外の旅遊バス駅舎

回族の白い帽子

これは確か100元。現地人には高いと思います。

明代の城壁が遠くに見えています

門前は食堂が並んでいるのでそこで遅い昼食

確か１５元。テーマパークの中は食べるところはあまりないです。それに高い。

国民党時代の街並み

昔の銀川の街を再現しています。

寧夏の国民党政府跡

ここからが明代の城コーナー

有名な映画を撮影した小屋で中にはそのパネル写真などが飾られていました。

ここは、文化大革命コーナーで食堂等も当時のように作られています。意外と時間をとって興味深く見学をしてしまいました。

このように三角帽子を被せられて、自己批判の看板をぶら下げられ、演壇の人から批判されて悪くすればそのまま処刑されます。

明の時代の酒屋

映画のセットだったこともあり、凝った作りになっています。

こういう感じの酒屋が武侠ドラマにもよくでてきますね。

ここは鉄屋

結構勉強になったりします。

昔の風を送る道具。堆風机という。

明代の城壁

ガらス版の足下には保存されている城壁の部分があります。

城壁の上から城内を見下ろすとこんな感じです。

逆に下から城壁側

これは誰だかわかりませんでした。

布屋さん

遊牧民にとっては欠かせない羊から作る敷きもの

清代の城あと

これは、科挙の試験場ですね。貢院という試験用建物の試験部屋だと思われます。実物は初めて見ました。三日ニ晩を連続三回ここで過ごすのは確かにつらい。病気になったり発狂したりすることが少なくなかったというのは実感できます。

合格発表

寺子屋の様子

鎮北堡古城跡というれっきとした文化遺産です。

後方に城壁攻めの武器が見えます

この金の像が中国らしい胡散臭さです。

帰りは乗り合いの白タクで銀川へ戻ります。