中国　寧夏回族自治区　（３）銀川　海宝塔・承天寺塔

2013/10/26 - 2013/10/27

銀川市内に残る西夏時代の遺構、海宝塔と承天塔を訪れます。
ここは、西夏王陵と並んで行ってみたかった場所です。

このユニークな形をした海宝塔は西夏建国以前からありましたが、興慶府つまり今の銀川を都とした西夏の人々に大変敬われたといいます。

銀川の人々は北塔と呼んでいてタクシーもそれで通じます。

一方、承天寺塔は西塔と呼ばれており、1050年西夏王国2代目の王の母親が宋国からもらった経典を記念して築造したとあります。清代に地震で壊れたため今あるのは清代の建築物ですが以前とそのままの西夏様式です。八角形のレンガづくりで64.5mあり、こちらも綺麗で魅力的なタワーです。

こちらは現在でも上まで登ることができます。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0

• 旅行の手配内容: 個別手配

市の北方、海宝公園内にあります。結構大きな公園です。

朝の9時ごろだったので、地元のオバサン達の集団ダンスを横切って進みます。

だんだん見えてきました。

切符売り場です。

本などの情報には９時からと書いてありますが、9時半からの開門です。
ただ、横から入ってみると券を売ってくれて脇から入れと言われたのでそのまま寺院内に入ることができました。

まずは境内があります。

塔の入り口です。昔は登れましたが数年前の地震で僅かに傾いたらしくそれ以来立ち入り禁止だそうです。

54メートルもあります。

各階の角についているのは風鈴で風が吹くとなるようになっていますが、私が行ったときは無風だったので残念ながら音色を聞くことはできませんでした。

仏教関係の冊子が散らばっています。

敷地内の裏門

裏側からの写真です。

敷地内の民家でしょうか、あるいは僧房？

一方で町中の承天寺です。私の泊まったホリデイインからは徒歩２０分ぐらいです。

塔に登るには別料金が必要です。

狭くて急な階段です。

北側には承天寺塔が見えます。

去り際にもうワンショット