2013/10/21 - 2013/10/22
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チューぱぱさん
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〜長良川鉄道沿線の町は魅力いっぱい お城と卯建〜
お城のある郡上八幡と関市の間にあるのが「うだつ」で有名な美濃市。
お城を見学したあとは美濃市へ向かいます。
でも、この歳になってもうだつを上げられなかった私の人生はなに?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
旅館をチェックアウトし、荷物を八幡観光協会のコインロッカーへ預け、身軽なスタイルで山頂の八幡城を目指します。
ほんとは城山登山遊歩道があるのですが、ほとんど直登に近いもので階段のオンパレード。
軟弱モノの私らは緩やかなスロープ状の車道を歩きます。
途中はつづら折ですのでHPでは6人乗り以上の車両は通行禁止となってます。
でも、それを知らないマイクロバスが登って行きました。
さあ、どうなったのでしょうか?
神のみが知ることです。 大爆笑 -
八幡城登山道の入り口に山内一豊と妻の像がありました。
一豊の妻「千代」はここ郡上の生まれだそうで。
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こんな具合です。
現在地の広場に像があります。 -
この道を行きますが、看板などでは乗用車以外乗り入れ禁止とは書いてありません。
私たちが降りて来る時に登って行ったスクールバスがいまして、もう何度も切り返しをしてました。
無事にたどり着けたとはとても思えません。
たぶん車体がぼこぼこに
いや、その前に降りられないかも? (^_-)
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つづら折の道には直登できる石段が造ってあります。
う〜ん、距離は短くなるかもしれませんが・・・(^◇^;)
どうやら、昔の登城した道だとか
今では、城山古道と呼ぶそうな
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登山道の横はレンガじゃないですよ。
地層跡でかなりの昔に褶曲して出来た山のようです。 -
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やっと、お城の石垣が見えてきました。
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でも、まだ石段は続きます。
これだから山城を攻めることは困難ですね。
まさに自然の要塞です。
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やっとチケット売り場の上の広場に着きました。
しばし休憩して、涼しい風に当たります。 -
これは築城の際、力自慢の人夫が城下の川原から運び上げた石だとか。
でも、その人夫は力を讃えられたら力尽きて息絶えたそうな。
そんな力石の物語が語られてました。
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築城の際に出た犠牲者を祀ってあるのかな?
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さて、一息ついてから天守閣へ向かいます。
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4層5階の天守閣は、司馬遼太郎氏が「日本で最も美しい山城である」と評したそうな
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天守閣前には小さな隅櫓があります。
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もう一つ奥の院とされたお堂があり、
築城の際に八百万の神に祈って人柱になった「およし」の観音堂とか
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天守閣はもちろん禁煙です。
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やはり急な階段が続きます。
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天守閣の最上階です。
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開け放たれた窓から涼しい風が吹きぬけていきます。
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郡上の町全体が鮎の形に見えるとか?
う〜〜ん、山と川に挟まれて尻尾のように見えるからたい焼きかも?
( ;^^)ヘ..
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山間の町ですね
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作業用帽子がこんな所に (^^)
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この町が朝霧に包まれて雲海が見えれば・・
日本列島ど真ん中のマチュピチュとなり、人が大勢来る一大観光地になれるはず?
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天守閣の天井には方位計が
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天守閣内部はお決まりの昔を偲ばせる遺品がありました。
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関の孫六作ではなさそうな? (^^)
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再現されたお城ですが、構造はボイドコア?
芯に4本の柱を立て梁を張り、外回りの柱へ梁をかける。
真ん中の4本の柱が背骨となり、外の柱が筋肉となる。
その真ん中の柱の中に階段を設置する。
名古屋で言えばミッドランドと同じような構造です。
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きれいなお城ですね。
名残惜しいですが、後にします。 -
お城直下のお寺群は昔の二の丸のような
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さて、長良川鉄道に乗りうだつの町へ戻ります。
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美濃市駅
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げっ! その一
美濃市観光協会のHPに記載されていたお食事処の辰巳家ですが、、、
完全予約制だった! (~_~)
詳細を検索しなかった私が悪いのですが、予約制ならHPなんかに載せるなよ!
観光客が迷うだろー
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気を取り戻して&空きっ腹を抱えて・・・
旧名鉄美濃駅です。 -
柵があり見辛いですが、こんなマッチ箱みたいな列車が岐阜から美濃まで走ってました。
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岐阜から東は美濃町線、西は谷汲線
懐かしの庶民の足でした。 -
うだつの町並みへ来ました。
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袖壁と屋根神様がありますが、うだつはまだありません。
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番屋2号館
現 女性商工会館 -
昔の風情ですね。
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建て替えられた家にも、2階には袖壁が造られてます。
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げっ! その二
美濃市の観光スポット 山田家住宅が火曜日のためお休み (x_x)
その他、全部火曜日の呪いが・・ -
うだつが上がってますが
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うだつの上る町並みですが、旧商家などはお休み
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うだつ
隣の屋根よりも高くして、火事の際に隣から火が移らないようにとの防火設備です。
そう、出世していればセキュリティーも万全に出来る仕組みです。 -
重文です
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重文3連装?
一番有名な場所ですね。 -
イチオシ
どんぐりの背比べ?
どっちが高いのかな? (^_-) -
商人の町です。
屋根神様もあります。
いったん火が出れば、一蓮托生の町並み
うだつは出世のバロメーターではなく、被害を最小限に抑える設備でしょうか。 -
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格式をあらわす「卯建」の家
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うだつの隙間が見えますか?
そう、隣の屋根よりも少し高くして、そして少し被せる
この構造により、延焼を防ぐシステムです。 -
漆喰は火に強いのですが、水に弱いのが欠点。
よって漆喰の壁の上に板の壁を作り、いざと言う時に即座に木の板を外せるシステムがあります。
え〜と、何と言ったけ?
半田の酢の里にその名残があるのですが
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美濃和紙あかりアート館
1週間前の12日と13日の夜に美濃和紙あかりアート展が開催され、幻想的な町並みが表現されたそうです。 -
古い町並みの建物には、んっ?と思うものも
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屋根神様ならぬ軒下神様? (^_-)
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うだつの上に竜の飾り物が
火災の怖さは何もかも失うこと
現代でも、火災保険でお金は補填できても生活の記憶は戻りません。
生きてきた証を失うことはとっても辛いことです。 -
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川湊灯台
重文の町屋敷が全て火曜休みのため、うだつの町並みを離れ、長良川の川へ向かいます。
昔の交通は水を利用してました。
船着場の拠点として建てられた川湊灯台です。 -
上有知湊跡
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近くには住吉神社も祀られてます。
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美濃橋
現存する最古の近代つり橋
んっ? 最古の近代・・ なんか難しい日本語の使い方で (^◇^;)
理屈は抜きにして、きれいなつり橋です。 -
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長良川はどこも風情があります。
関市の鵜匠たちが天皇家へ献上する鮎はもう少し上流で獲るとか
清流の証明でしょうか? -
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うだつの町を抜け駅に戻ります。
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そう、この建物の壁が防火と水対策の施された設備です。
板壁が貼ってありますが、所々横に棒がつけてあります。
いざ出火と言うときは、この横棒を下から突き上げるようにして外すと板がばらばらと落ちて外れるようになってます。
まさに火と水対策の先人の知恵です。 -
小さな川の欄干が川湊灯台の形をしてました。
げっ! その三
駅に戻りついたら、長良川鉄道の列車が出たすぐ後 (x_x)
次の列車は約1時間半後
火曜日の呪いで少し早く駅に戻ったのが原因のようです。
結局、はぁ〜〜〜っとため息をつきながら
延々と駅で休憩するはめに(^◇^;)
仕方なく、少し早い高速バスで名古屋へ戻りました。
ローカル線は時間を違えると、陸の孤島になる恐れがあるのが欠点ですね。
これだからスローな旅は面白いでしゅ!(^^)
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