2013/09/28 - 2013/09/28
14616位(同エリア23066件中)
yazzさん
都心にあったスアンルン・ナイトバザールが閉鎖されてから数年、観光客待望の新ナイトマーケットとしてアジアティークが昨年オープンした。場所はバンコクのお台場とも称されるチャオプラヤー川沿いのリバーフロント。東京ドーム2.5個分の広い倉庫街を再開発して作られた新名所は、ナイトマーケットに大型ショッピングモールとエンタテーメント施設を合体させたテーマパークとなっており単なるナイトマーケットの域を超えている。
エンタメ系では、バンコクの夜景を一望できる大観覧車やニューハーフショーのカリプソが営業しており、来年にはスアンルム・ナイトバザールで好評だったタイ伝統の人形浄瑠璃を演じるジョールイス劇団のシアターも完成する予定となっている。
ところが、今回このジョールイス劇団のパフォーマンスを偶然ここで見ることができたのだ。シアターはまだ未完成なのだが・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
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アジアティークへ行く方法として定番なのは、BTSでサパーン・タークシン駅まで行って・・・
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隣接するサートーン・ピアからボートに乗って行く方法。
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余談となるが、サパーン・タークシン駅近くのロビンソン・デパートがご臨終となっていた。この界隈で唯一のデパートだっただけに残念だ。周辺のホテルに宿泊を考えている人は要注意。
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周囲の屋台街は営業中なのでご安心。
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話を元に戻そう。サートーン・ピアでは2つの選択肢がある。無料のアジアティーク・シャトルボートに乗って行くか、20バーツ払ってチャオプラヤー・ツーリスト・ボートに乗って行くかだ。
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ほとんどの人がシャトルボートを選択するよね。なんていったって無料なんだから!
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しかし、これに乗るためには長〜い行列に並ばなくてはならないのだ。週末の夜ともなれば桟橋から人が溢れるほどの長蛇の列となるから1台のボートでは乗り切れず次のボートを待たなければならないこともある。
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一方のチャオプラヤー・ツーリスト・ボートは有料だけあって空いている。だから、今回私はこちらを選択。
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船内には空席もた〜くさん。余裕で座って行けるのだ。しかし、夜景をエンジョイしたいのなら特等席に移動しよう。
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実は、ツーリスト・ボートは操縦席が二階にあるので船の前方に甲板デッキがあるのだ。客席の一番前にある階段を上がっていくと、デッキに出られるのだが、あまり知られていない。
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じゃ〜ん!こんな感じで人が少ない。だからナイトクルーズを独り占め!タイタニックごっこだってできちゃうよ。
ちなみに、実際は人がいるのかもよくわからないほど真っ暗。わかりやすくするため画像処理でここまで明るくしたのだ。 -
前方デッキから見るバンコクの夜景、最高!
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遠くにアジアティークの大観覧車が見えてくる。
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もうすぐ到着。
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15分足らずのナイトクルーズでアジアティーク・ピアに上陸。これなら20バーツの価値あるでしょ!
でもね、ほんとは夕方日暮れ時に行くともっと綺麗な景色を堪能できるんだよ〜。ということで、昨年12月に行ったときの画像を紹介するよん。 -
時を遡って、2012年12月某日夕暮れ時。こちらサートーン・ピアのアジアティーク行きシャトルボート乗り場への通路。まだ明るいうちは行列もない。
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桟橋上の待合室で船が来るまで、くつろぎタイム。
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ワンコもまったり。
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待合室から見た景色。夕焼けと高層ビルのコントラストが美しい。
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10分くらい、ぼんやり夕日を眺めていたところでボート到着。
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空席が残る状態で出発。前の白人2人はこの時一緒に行ったお友達。ちなみにカップルではなく姉弟だよ。
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操縦席のすぐ後ろの席に陣取れば、進行方向に広がる綺麗な夕暮れを堪能できる。
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う〜ん、いい感じ!
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アジアティックが見えてきた〜♪
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到着する頃には日も暮れてきて・・・
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桟橋から見る遠くの摩天楼の姿もこの時間が一番美しい。
ってな感じなので行くなら夕暮れ時がほんとはおすすめなのだ。 -
ちなみに川沿いのリゾートホテルの中で唯一アナンタラ・リゾートだけがアジアティークへ送迎船を運航している。ホテル選びの際のご参考まで。
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アジアティーク・ピアにて我々を迎えてくれるのは三体の銅像。かつて、この地でタイ(当時のシャム王国)と友好条約を結んで貿易を開始したというイースト・アジアティーク社の方達かな?ここは同社の倉庫を改装して作られたものなので歴史的に重要な場でもあるのだ。
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では、アジアティークを散策してみましょう。まず船着場を出た先、リバーフロントには高級レストランが並んでおり、川沿いの景色を見ながら食事ができるようになっている。まあ、ここで高い値段を払って食事をするならば、もっと景色のよいワットアルン対岸のお店へ行くほうが良いのではと思うのだが・・・
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その後方には、赤レンガ造りの工場を改装した建物が続き、岸辺からむかって右側はバーやレストランが入居している食事エリア。
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ここを進んで行くと、貯水タンクのオブジェが目立つ、金持ち寿司のブース(名前に相応しくない現地の寿司ファーストフード店)や・・・
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「花ちゃ・花ちゃ」と書いて「カチャ・カチャ」と読む、ちょうちんが目立つやきとり屋があったりする。
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その先のオープン・カフェからは時計台のある中央広場、タウンスクエアと背後の大観覧車が見渡せる。ちょっとお茶するには良いロケーション。
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このタウンスクエアは、雨期には単なる広場だが・・・
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乾期になるとビアガーデンが登場し、ステージ上ではライブが開催され賑やかになる。
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このタウンスクエアからリバーフロントにかけては現地のファッションショップなどが入居しており、都心にあるお洒落なショッピングモールとあまりかわらない。
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このへんにあった似顔絵屋さん。
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この路面電車はオープン当初は場内を巡回する移動手段として動いていたのだが、いつのまにか単なる展示品となってしまった。事故でもあったのだろうか・・・
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タウンスクエアの脇には庶民でも手が届くお手頃値段の飲食店が入居しているフードセンターがある。小腹が空いたらここへ行くべし。
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ここではいろいろな国の料理が食べられるが、やっぱり人気はタイ料理。こちらが一番人気だったお店。並んでいる人も居た。
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この店のメニュー。100バーツ以下の料理が多くお手頃。
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こちら二番目に人気だったタイ料理店。
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こちらも100バーツちょっとの料理が多く観光地としては良心的な値段設定。
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そして人気3番手はチキンライスのお店。チキンライスといってもカオマンガイではなく海南鶏飯のほう。実はシンガポールからの出店。知らない観光客はタイ料理だと思って食べてるはず。
まあ、カオマンガイもルーツは海南鶏飯だからね。 -
フルーツ付きのセットで99バーツ。海南鶏飯だと市内ではフルーツなしでもこの位するから、ここのほうがお得かな?
この他、日本のラーメン屋もあるんだけど、前回食べたら味がね〜・・・ -
フードセンターの向こうには現地のアクセサリー・ショップなどが入居しているエリアがある。
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広大なスペースで解放感があって気持ちよい。ソファーでくつろげるカフェもあったりしていい感じ。
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その向こうには大観覧車乗り場が。
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日本のと違って回転が凄く速く、何回も回るというおもしろい仕様。
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大観覧車のある広場にはワーゲンのミニバンを改装したオープン・カフェがあって、ぐんぐん回転する大観覧車の様子がよく見える。
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カフェの西側には、警備員がガードする幽霊屋敷のような荒廃した建物があった。
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解説があったので読んでみると、ここに倉庫ができた当時に使われていた住宅とのことで、これから改装して展示されると書いてあった。改装するよりこのまま保存したほうがいいなあと思うのは私だけ?
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そしてタウンスクエアから南側全体が、かつてのスアンルム・ナイトバザールのような広大なマーケット・エリアになっている。
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狭い通路が延々と続き小さな店舗が密集している。店舗の店構えは倉庫内ってことでコンテナーをモチーフにしているようだ。
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人が居なくなったところを見計らって撮影しているから閑散としているように見えるが、実際はこんな感じで賑わっている。
では気になったショップをご紹介していこう。 -
まずは民芸品あたりから・・・
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ふくろうのマスコットが可愛い♪
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タイシルクや刺繍のお店
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おなじみの三角枕。
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やぎの乳で作った石鹸。
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このアクセサリーショップはなかなかお洒落だった。
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べっ甲とか貝殻を加工した手作り品。
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こちらのレザーショップはデザインがお洒落でしっかりとした作りの品が多くよさそう。
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こちらはアメ横の仁木の菓子のようなお菓子の安売り店。
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中国人観光客の集団に大人気!皆、大人買いしていた。
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こちらはお子ちゃま用のぞうさんTシャツ。
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可愛い照明のお店。実は、この手の照明が大変気に入っており・・・
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自宅の寝室をこんな風にデコレートしちゃってるのだ。全部タイで買って運んできたもの。当然、電圧は220ボルトなので変圧器をかましての利用。
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このタイ文字電光掲示板もかなり触手が伸びたのだが、うちはお店じゃあないのであきらめた。一つ450バーツと良心的価格。
実は、ここに入居しているショップの多くがチャトゥチャックにもお店を持ってたりするのだ。この店もそう。店主いわく、「値段はあっちと同じなんだけど、こちらのほうが高いんじゃないかと観光客は思っちゃうんだよね。だから、あんまり売れないよ。」って嘆いてた。 -
番外編。ワニの剥製もあったよ〜!誰が買うんだろう???
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こちらはチャトゥチャックにもある有名なスパ用品のお店「Intent & White Butterfly」。こちらにも出店してたんだ。
周辺を歩いていると、良い香りが漂ってくるので思わず入ってしまった。 -
こちら店長。では、主力良品であるアロマオイル部門で人気ベスト3を紹介していただきましょう。
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第三位!
サンダルウッドのアロマオイル。主に仏事用として用いられるアロマ。お寺さんの香りね。信心深い仏教徒が多いタイだけに、この香りが心をリラックスさせるのだとか。タイ人に大人気商品とのこと。 -
第二位!
レモングラスのアロマオイル。レモングラスには、精神的な疲労を回復させて生気を取り戻すリフレッシュ効果があると言われており、都会のストレスから解放されたいバンコクのOLに人気なのだとか。 -
そして、第一位!
タイ・ジャスミンのアロマオイル!とにかく優しい香りでリラックスできると内外を問わず人気とのこと。
以上、アロマオイル人気ベスト3でした! -
ちなみに、スパ用品も種類が豊富。
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このマーケットエリアをさらに進んでいくとチャルンクルン通りに面した正面ゲートに出る。ほとんどの客がボートで来るのだから、こちらが正面とはもはや言えないのだろうが・・・
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こちらには色を放つ噴水や・・・
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ビア・チャーンのロゴ入り金色のぞうさんのオブジェがあったりする。
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そしてニューハーフ・ショーで有名なキャバレー・カリプソもこちら側。
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このあたりには、スパや・・・
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マッサージ屋もある。
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正面右側にはもう一つの時計台があり、その横の建物が今回のサプライズとなった・・・
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ジョールイス劇団が運営するバー・レストラン。
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一見すると単なるレストランで、素通りしてしまう。だが今回は違った。通り過ぎようとすると古典音楽が流れてきて・・・
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店内で人形劇がはじまったのだ。
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店内のお客さんの前でのライブパフォーマンスだ。しかも、吹き抜けになっているので外からでもよく見える。
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パフォーマンスの後半に入ると店内のお客さんをいじりはじめた。これがコミカルで笑えるのだ。
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そのうちに、店内を飛び出して外で立ち見していたやじうま達の前に登場し・・・
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いじりまくるのだ。みんな大爆笑で拍手喝采。ふぁらんのお嬢様達も大はしゃぎ。
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人形にキスを頂いて嬉しそうなおばあちゃん。
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パフォーマンスが終わるとみんなで記念撮影タイム。
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アラブのお父さんも笑顔でポーズ。
こんな感じで大サービスのパフォーマンスが繰り広げられたのだ。思いがけず良いものを見せてもらったと感動しちゃったよ。
話を聞いてみると、劇場ができるまで毎週土日の午後7時半と午後9時の2回このような形でライブパフォーマンスを行っているという。無料だし、これは見るしかないよね。なのでアジアティーク行くなら土日の夜がおすすめ。 -
偶然遭遇したパフォーマンスに感動し、この余韻を楽しみたいので今日はここで散策終了。帰路は混んでいるボートがいやなので、路線バスを利用するよ。
ちなみに、出口付近ですき屋とナラヤを発見。 -
アジアティーク正面のチャルンクルン通りには、いろんな路線バスが通っており陸路からでも来ることができることは以外と知られていない。
1番 中華街、王宮
15番 シーロム、サイアムスクエア、カオサン
17番 チットロム、プラトゥーナーム、戦勝記念塔
504番 シーロム、セントラル・ワールドプラザ、プラトゥーナーム、戦勝記念塔、モーチット、ドンムアン空港、ランシット
547番 シーロム、セントラル・ワールドプラザ、プラトゥーナーム、戦勝記念塔
などが利用しやすい。
アジアティークが出来る前はこの地の目の前にバス停があったのだが、交通に支障をきたすとの理由で廃止されてしまった。なので一つ先のバス停から乗車することになるが、この辺はバス停の間隔が短いので200メートルもあるけば辿り着ける。 -
ここで504番に乗ってサパーン・クワーイまで行って54番、74番、117番、204番に乗り換えれば滞在するホテルの近くまで行ける。
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504番の車内は、ガラ空き。エアコン・バスなので快適に帰路につくことができた。
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