エビータの眠る場所、ゴージャスな有名人のお墓たち 編（ブエノスアイレス／アルゼンチン）

2013/09/19 - 2013/09/21

おおおおっ.....

て....天...使........や....ぁ.......


目の前に　読書する天使が......降臨.......


おおおおっ......おお.....

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.5

アルゼンチンの旗.....美しい色の国旗だと....私は思います....

アンセルモ ブエノス アイレス キュリオ コレクション バイ ヒルトン ホテル

だ...だれですか....あなたは.....?


もしかしたら「ボカジュニアーズ」のイメージキャラ？

ボカ ジュニアーズ スタジアム スタジアム・スポーツ観戦

ここは　ヒルトンブエノスアイレスです。

ここで数週間前にリオの次ぎの五輪である【東京オリンピック２０２０年】が決定しました。

Hilton Buenos Aires ホテル

再び、「がんばれニッポン！」

日本庭園 自然･景勝地

残念ながらオリンピック決定の余韻や痕跡は全く残っておりませんでした…

Hilton Buenos Aires ホテル

ブエノスアイレスの地下鉄は結構日本と縁があるようで、1913年には既に開通していたようです。

日本では、1927年12月に最初の地下鉄（上野-浅草間）が開通。その手本として当時、ロンドンやここブエノスアイレスが視察の対象となったようです。

今走っている車輌にも日本製が多いそうです（地球の歩き方参照）。

この地下鉄に乗って、目的地まで移動です。

しかし、残念ながら....写真のように、昔のニューヨークの地下鉄と同じ状態....。

落書きは、その国の社会状態・精神状態を　表しているといえるかも...。

インターコンチネンタル ブエノスアイレス ホテル

目的地は、お墓です。

お墓の近くには、写真のような迫力のある老木公園もあります。

不思議で厳かな雰囲気が漂っています....。

Recoletas OMBU trees.

The OMBU (Phytolacca Dioica)ia a giant herb.Originally from the Province of corrientes. That was spread the pampas.

って解説には書いてありました...。

エコパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

墓の周りには大きな公園とお土産屋の屋台がたくさん出ています。

エビータ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

この街は、どこに行きましても「タンゴ」で溢れています。

カミニート 散歩・街歩き

お土産屋の娘。アルゼンチンの方々は、基本的には、親日の方が多いです。

サン テルモ市場 市場

本当に、タンゴだらけです.....

La Barrica Restaurant & Bistrot 地元の料理

ここは、エビータ（エバペロン）の墓がある【レコレータ墓地】です。

旅行中に余りお墓に来る事はないのですが（ブラジルのアイルトンセナの墓に続いて二回目です）、何が見どころかといえば、この仰々しい城のような縦に長い墓石です。

レコレータ墓地 建造物

これはこの南米、特にブラジル南部、パラグアイ、ウルグアイ、そしてここアルゼンチンに多い形の墓で、当然お金持ち専用ではあるものの、一度ぐらいは見ておいたほうがええかもです。

一度だけで十分ですが。

レコレータ クラフト市場 市場

総大理石です..。

下手すると一戸建てより値段は高いかも...。

レコレータ墓地 建造物

この仰々しさ.....

カルドン (レコレータ店) ブランドショップ

歴代の大統領もこの墓地に埋葬されています。

Sofitel Buenos Aires Recoleta ホテル

生前の写真（絵）も貼ってあったりして....。

人生の成功者達が　満足げに....。




無理！私には.....。

ハード ロック カフェ (ブレノスアイレス店) アメリカ料理

もう平民のわたくしには言葉もありません...。

死後....なんで、墓なんかに金使うのか......。

ホルヘ ニューベリー空港 (AEP) 空港

やはり　そのぐらい強欲でないと大金持ちにはなれないと言う事でしょうか..?

ねこ様が......我が物顔で、


超油断しまくりで..........お墓の前で......ぐっすり...けん....。

ホリデイ イン エセイサ エアポート ホテル

Ｚzzzzzzzzzzzzzz..............。

本当に....ほんとうに....


................爆睡......................

超接写.....

　　　　まったく...........

Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzz...........。

フロリダ通り 散歩・街歩き

これは、「カミニート」というボカ地区（マラドーナのボカジュニアーズのスタジアムがある場所）にある有名な観光地です。

Novotel Buenos Aires ホテル

お墓なのに観光地。


派手です.........車も。

さて、お墓の一つを......中をのぞいてみると、中にマリア様が....。

カフェ トルトーニ カフェ

とてもお墓には見えません..。

NH ブエノス アイレス シティ ホテル

さて有名なエビータという女性ですが、貧しい家庭で育ち　最後には大統領夫人にまで上り詰めたという....まるで、デビ夫人のような方です。

ハプニング (プエルト マデロ店) 地元の料理

いろいろ現存する写真を見せていただきましたが、決して絶世の美人という訳ではなく、庶民のおばちゃんっぽい感じが致します。

きっと、余程　外見以外で魅力と才能を備えた女性だった事が想像できます。

7月9日大通り 散歩・街歩き

貧富の差が大きく、貧しく無学な労働者階級が多い当時のアルゼンチンという背景の下、そんな庶民的でありながら大統領夫人にまで上り詰めた人物像が大衆に受け容れられたのかもしれません。

また今のような情報ツールが殆どない中、ラジオをその情報源・娯楽として楽しむ者が大多数で、そのラジオの中の番組に出ていたエビータが有名になってゆくのも自然な流れだったのかもしれません。

エビータ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

第二次世界大戦終結直後の1945年10月に、軍によるクーデターが起き、ペロン（旦那）が刑務所に服役した時、エビータがペロン支持者の指示を受け、ラジオで国民に向かってペロンの釈放を呼び掛けた事によりペロンは釈放され翌年ペロンは大統領の地位を獲得しました。

エビータ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

1952年に33才で子宮ガンにより亡くなったエビータの遺体はその後、1955年から1976年の間、アルゼンチン国内の国勢事情から、イタリアやスペインを転々とし、21年後に漸く、ここレコレータ墓地に戻ってきたそうです。


遺体すら、全く数奇な運命を辿っていたようです。

エビータの墓 史跡・遺跡

こんなとこにもエビータの写真（絵）が...。

グランド ブール広場 広場・公園

ところで時代背景ですが

エビータが死んだ年、1952年は　あの「チェ・ゲバラ」は、まだブエノスアイレス大学在籍中の医学生。

シェラトン ブエノス アイレス ホテル&コンベンション センター ホテル

彼のその後の人生を大きく変える事になる「モーターサイクルダイヤリーズ」の旅に出た年にあたります...。大学を終えた後、革命家の道にまっしぐらに走って行く事になります。

レコレータ墓地 建造物

アルゼンチンの歴史。

.....結構....深い........かも.....。





....つづく。

日本庭園 自然･景勝地