台湾・台北～台風去って、また台風　１日目前編～

2013/09/17 - 2013/09/20

台風１８号が日本列島を縦断した９月中旬。
旅行前日のうちに過ぎ去ってくれたので、行きの飛行機には影響はありませんでした。

が、

「新たに台風１９号がフィリピン海上沖に発生、しかも進路が台湾方面」
という冗談じゃないよ的な天気予報。
雨女ではないので、これまでの旅行が悪天候に見舞われたことはないんですが、果たして今回はどうなることやら。
綿密に練りまくった計画を予定通り遂行できるのか。

一抹の不安を抱えながらも、ひとまず台風一過の東京から台北に向かってＴＡＫＥ ＯＦＦ！

初日に訪れたスポット：

台北１０１
四四南村
華山１９１４創意文化園区
龍山寺
士林夜市

台北訪問３回目のわりには定番スポットばっかり。

今回の旅行は、色々な方達の旅行記を参考にしたり、直接アドバイスをいただいたりして計画を立てることが出来ました。
この場を借りて御礼申し上げます。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円

羽田空港でご来光。
東京は台風一過の爽やかな朝を迎えました。
台湾はどうでしょうか？

早朝便を利用したので、午前１０時過ぎに松山空港に到着。
台風はまだ遥かフィリピン海上沖にあるので、天気に影響はない模様。

しかし、やっぱり台北は暑いなぁ。
太陽メラメラ。
日傘とサングラス持ってきて正解。

チェックイン前にホテルで荷物を預かってもらいます。
今回利用した『圓山商務會館（ベントリーパークスイーツ）』。
詳細についてはよろしければクチコミをご覧下さい。
このホテルを選んだ理由は後編で発表いたします。

今回の旅一発目の観光地は『台北１０１』。

周りをウロウロしたことはあったけど、中に入るのは初めて。
天気もイイし、絶好の眺望日和。

お腹がすいてるので眺望の前に食事。
地下１Ｆのフードコートです。
まだ１２時前だからなのかガラガラ。

でも、私の胃袋を満たしたいのはフードコートの食事ではなくて…。

ここ。
お馴染み『鼎泰豊』。

旅行直前に１０１地下にあることを発見。
昼前に着く予定だから、そんなに並ばずに入れるかも？というヨミが大当たり。
そんなにどころか、全く並ばずに入れました。

初っ端からラッキー♪

小籠包を作っている様子を眺めながら食事ができる。

精魂込めて作ってくれています。

これが世界を唸らせた小籠包なのね。
蟹粉(カニみそ入り)小籠包×５個 １７０元也。

通常１０個単位ですが、５個でも注文可。
その場合、台湾の食堂などによくある注文伝票の数量部分に「０．５」と記入します。

皮が本当に柔らかいのね〜。
スーパーで売ってる冷凍の小籠包とは大違いだわ〜。
肉汁も美味しいわ〜。
でもカニみそは、やっぱり生で食べるに限るわ〜。

真ん中付近にある黄色いカニ、「何で出来てるんだろう？」と思いながら箸をつけずにいたら、最後の小籠包を食べ終わるやいなやサッサと籠をさげられてしまいました。

何で出来てたんだろう？

酸辣湯も頼みました。
サイズは大・中・小を選べて、小を注文。
８０元也。
味も原味か辣味を選べます。
辣味にしました。

玉子・しょうが・タケノコ・鶏肉・短冊状の豆腐・ねぎ・ゼンマイみたいな食感のものが入ってます。

私は非常に濃口嗜好なので参考にならないかもしれませんが、日本で食べ慣れている物より酸味が少ないような。
辣味にしたけど、それほど辛くなかったです。

でも食べ終わったあと、汗がダラダラ流れました。

なんだかんだ言ってもご満悦で店を出たら、フードコートがご覧のような盛況ぶり。
１０１はオフィスビルでもあるので、そこで働く人達の昼食場所としても利用されているようです。

この地下にはスーパー『ＪＡＳＯＮ ＭＡＲＫＥＴ ＰＬＡＣＥ』があります。
街中にあるスーパーより若干お高め、商品も主に輸入商品を扱っているそうです。

入り口でいきなり出迎えてくれたのが、キング・オブ・フルーツ。

確かに日本のお菓子ばかり。
でも、他のスーパーでも日本のお菓子ってよく見かけるよなぁ。

「イギリスのパブで出したら人気が出るよ」と、イギリス人が柿の種を絶賛してたのを、以前何かのＴＶ番組で見たことがあります。

同じく地下にあるシートパック専門店。
バラ捲き土産用に台湾らしい“マンゴーパック”を５枚購入。
１枚５０元ほど。

「１０枚、２０枚買うとお得になる」と、韓国の化粧品ショップの店員並みのしつこさで何度も何度も店のオネーチャンが言ってきたのでイラッ。
「ＮО！！！」と一喝しました。

やはり国際的な場面では、いざという時「ＮＯと言える日本人」でなければ。

頑なに譲らなかったマンゴーパック５枚。
保湿に効果アリだとか。

そろそろ展望台へ向かいましょう。

１Ｆ〜４Ｆは、これまでの私の人生で全く縁のない、そしてこれからもきっとないであろう高級ブランドのショップが並びます。

５Ｆの展望台チケット売り場に到着。
左側にはギフトショップもあり。

箱の中からバ〜。

エレベーターに乗るまでちょっと並ぶ。

ギネス認定書。
エレベーター乗り場の脇にありました。

エレベーターの天井には満天の星空が…。

本当にあっ　　　　という間に着いちゃった。
高低差あり過ぎても耳がキーンならなかったし。
つくづく日本のモノ作りの技術ってスゴイわぁ。

ビバ！東芝。

展望台のある８９Ｆに到着。
いたるところにダンパーベイビー。

台北車站方向。

再び台湾に来られて感無量。

松山空港方向。

左下は国父紀念館。
その上部分は台北初のドーム型球場の建設予定地だそうです。
東京ドームを真似て、その名も『台北大巨蛋(ビッグエッグ)』。

他の国だったら「ま〜たパクりやがって」と思うけど、台湾だから許せちゃう。

台北って山に囲まれているのね。

台北１０１の次は、運動場の右側に見える『四四南村』に行ってみます。

でもまだ昇る。
展望台から更に上、９１Ｆの戸外観景台へ。
強風など悪天候な日だと行けませんが、この日は大丈夫でした。

観景台の様子。
なかなかの強風だぞ、おい。

強風にあおられるので、足を踏ん張りながら上を向いてパシャリ。

柵の間から手を伸ばしてパシャリ。

屋内に戻って来ました。

大型台風などによる暴風対策の装置“マスダンパー”とダンパーベイビー。
展望台の８９Ｆや１つ下の８８Ｆで間近に見ることが出来ます。

ダンパーベイビー越しに私。

“一緒に記念撮影”用のダンパーベイビー。
デカかったです。

そして地上に降りてきました。


　　　　　愛

今年(２０１３年)の年末に開通予定のＭＲＴ信義線の『世貿/１０１大楼站』。
台北１０１の南側を走る信義路の下を通ります。

永康街の最寄り駅『東門站』や『中正紀念堂站』と繋がるので、街歩きが便利になりますね。

台北１０１から歩いて５分弱。
『四四南村』に到着。

第２次大戦後、大陸からやってきた国民党の軍人達が移り住んだ村“眷村”跡地です。
経済の発展などで古い家屋が住居に適さなくなった為、市政府は住民の転居と土地整理を予定しましたが、保存を望む有識者らの呼びかけにより、信義区の文化会館と文化公園に改造されました。

敷地内にある『眷村展示館』。
当時の生活や文化が分かる写真や資料が展示されています。
実際にここで暮らしていた人達や関係者から提供された生活用品や衣類なども展示されていました。

残念なことに館内は撮影禁止です。

さっきは１０１から見下ろしたので、今度は同じ角度から見上げてみた。

同じく敷地内にある『好，丘』。
カフェ兼雑貨屋さんです。

お洒落な雑貨などなど。

ここのカフェはベーグルが有名だそうです。
かぼちゃ・マンゴー・チョコレートなど、色んな種類がありました。

でも買いませんでした。
他に食べたい物があるから。

再び外へ。
ノスタルジックな雰囲気。

古い物と新しい物の共存。

四四南村からバスに乗ってこちらのお店『東區粉圓』へ。

まず冷たい(冰)ものか温かい(熱)ものかを選ぶ。
次に粉圓(タピオカ)や豆花などベースを選ぶ。
そしてトッピングを３種類選ぶ。

いずれも６０元也。

トッピングの種類豊富過ぎ。

私のチョイスは冰タイプの粉圓＋ハトムギ＋芋頭(タロイモ)＋杏仁。
量は小さめなどんぶり位の大きさのカップになみなみタップリ。
芋頭以外ほぼ無味だけど、芋頭の甘さが程よいアクセントになって美味しかった。

これを機に芋頭にハマる。
以降、ことあるごとに芋頭が登場します。

そして次のスポットへ。

この旅行記へのコメント （1）

• capriさん 2014/02/02 16:31:29

  また行きたい

  こんにちは。櫻さん。私の旅行記に投票ありがとうございます。
  先日台湾から帰ってきたばかりなのに、また行きたくなりました。
  香港と兼ねて行ったせいか、あまり前もってリサーチできなくて、現地でスマホでいろいろ調べようとおもっても、夜までうろうろしていたので、部屋にもどり、洗濯して旅行記編集しながら、舟こいだ状態でした。
  だから、へえ、そんな場所もあったんだ〜、と私の知らないところがいろいろあり、また行きたい思いです。