2013/02/01 - 2013/02/11
24位(同エリア28件中)
放浪(多)さん
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昨日はアンダルシアを代表する町、ミハスの観光。
そして今日は、さらに足を延ばして、カサレスまで向かうことにした。
マラガにベースキャンプを構えてからもうすでに3日目。ホテルは快適で、駅やバスターミナルまでのアクセスも便利、アンダルシアめぐりは一都市に滞在し色々と足を延ばすのがいいのかもしれない。
カサレスという町にマラガから直接バスで向かうことはできない。途中のエステポナまでバスで向かい、そこから路線バスに乗り換えるしかないのだ。
とはいえ、路線バスは平日のみ1日2便。しかも時間は午後便のみ。これでは非常に行きづらいので、エステポナから先はタクシーを利用してカサレスを目指す。
タクシー代には20分ちょっと乗っていたが、28ユーロと両親的な金額だった。(ちゃんと料金表もあるようだった)
今日の行程は・・・
マラガ8:30発→10:30エステポナ着 エステポナ発10:35→10:55カサレス着(タクシー)
カサレス16:00発→16:45エステポナ着 エステポナ発17:00→18:15マラガ着
往復ともにアルヘシラス行き、アルヘシラスからのバスに揺られる。帰りはハイウェイ利用でした。
マラガから約2時間30分かけて出向いたカサレスは・・・。
帰国後一番良かった場所は、という問いのお互いの答えはこのカサレスだった。
日本人ゼロ、観光客の数も両手で収まるほど。そんな田舎町だからこそ感じられるものがあった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
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8時30分初のアルヘシラス行のバスで一路エステポナへ。
-
車内ではウトウトしながらエステポナに突入。
嫁さん、大慌てでESTEPONAの文字をぴしゃり。 -
バスターミナルといえば響きがいいが、バス乗り場からタクシーに乗車しカサレスへ。しっかりと料金表があるようで、その料金のとおり、運行してくださった。
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タクシーを降りるともうすぐ目の前に美しいカサレスの街並みが広がっていた。
このビューポイントでゆっくりしたかったのに、お互いの生理現象で、ダッシュでWCを探しに坂を駆け下りる。 -
それでも気になる所は少しだけパシャリ。
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することを終えて早速散策スタート。
奥に見えるのが、城塞だ。 -
町の中心部スペイン広場。
大盛り上がりかと思いきや静寂に包まれている。 -
広場には地元の人しかいない。ここまでで見かけた観光客、なんと『ゼロ』
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スペイン広場から10分ほどで城塞にたどり着く。
カサレスの美しい街を眼下に見ることができる。 -
これといって何かがあるというわけではないが、つい見とれてしまうのがこのカサレスだ。
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城塞にある教会の塔。
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こういう美しい景色を見ているとついつい鳥になりたくなる??
というわけで、嫁さんは鳥になったとさ(汗) -
見る場所を変えてみるとまた見えるものが変わってくる。
眼下には先ほどまでいたスペイン広場が見える。 -
城塞にある教会。正面にCasaresとだけ書いてある。
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天気が良ければジブラルタルの先モロッコのタンジェが見える。
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こういう洗濯物を見ると、住む人の生活が見えてくる。
別に洗濯物をにおうわけではないが、生活の匂い、そんなものが感じられる。 -
上がってきた方とは反対の方に降りていく。
景色と地図を交互に見ながらこれからのルート、並びに帰りのバス乗り場を確認する。 -
カサレスはこんな細い道ばかりだ。
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道が細く、坂道のため大変なのが買い物。こうやって籠を抱えている人もいれば、
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こうやって一輪車を押しながら買い出しに行く人も。
観光で一日だけ来るならいいかもしれないが、こうした毎日の苦労は観光客には理解できないだろう。 -
スペイン広場から城塞に向かう道とは別の道を歩いてみる。
スペイン広場まではある程度大きな道が確保されているが、ちょっと進むだけで道の様子も変わってくる。 -
今日の天気も最高!!
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ぬいぐるみのようにおとなしく顔を出していた。
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小腹もすいてきたので、スペイン広場に面した屋上にあるオープンテラスのレストランへ。
ここからの眺めが素晴らしく、カサレスの街並みをゆっくりと楽しむことができた -
さて、恒例のビールを。
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アルコールを注文するとタパが無料で提供される。
ジャガイモ、ゆで卵、シーチキンなどをオリーブオイルであえてある。
日本のお通しとは比べ物にならないくらいうまい。 -
スペイン風サラダ。
あんな美味しい多パがあるならこれオーダーしなくてもよかったかも(汗) -
メニューには載ってなかったけれど、嫁のたっての希望で作っていただいたマッシュルームのアヒージョ。
この語句第マッシュルームの味が非常に濃厚でおいしかった。 -
謎の野菜ソテー。
う〜んいまいち。 -
メインディッシュの白身魚のソテー。
味はかなりあっさりとしていて少し物足りなさを感じた。 -
レストランの中にはこのようにしてタパが陳列されていた。
こんなに観光客が少ないのに、大丈夫なのだろうか。 -
一通りの観光を終えてからはタクシーを降りた国道沿いの道まで坂道を上がって行く。
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閉店していたレストラン。でもそこからの眺めはどう考えても素晴らしいに決まっている。
偶然出てきた店主を、昨日同様、嫁が捕まえて交渉し中に入れていただく。
中に入るとこのレストランが閉店している理由がわかった。レストラン内部を寝室に利用し、お婆様の介護をされているようだった。
胸が痛くなったが、店主と、そのお母さん(ラウラさん)が笑顔で嬉しそうに出迎えてくださり、つっかかえていたものが一気に取っ払われた。
ラウラさんが嬉しそうにテラスからカサレスの町を案内してくださった。 -
少しスペイン語ができるので、ラウラさんの話も少しは理解できる。
ただそのすべてを理解することができず、胸が痛かった。
ラウラさんは芸術家だったようで、家の中には様々なものが並べられていた。 -
こういう暖かい思いをすると、より一層、カサレスの町に愛着がわいてくる
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帰りは路線バスでこのルートを通る。
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もともとレストランだった名残が。
ここでこの野菜いお二方が作る料理、是非とも食べたかった。 -
別れ際、ラウラおばさんがカサレスの大きな絵葉書をプレゼントしてくださった。
ハグをしながら、つい涙が出そうになった。
カサレスでものすごく大切なものを得た気がした。
!Gracias Senorita Laura! -
今一度、カサレスの街並み全体を眺めてみる。
こうやって散策しながらも、いまだに胸が熱かった。 -
洒落た絨毯
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細い路地をどんどん下って行く
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そうするとようやく開けた場所にたどり着く。
思い出深いカサレスで恒例のマグネットのお土産を買おうと思ったが、まともなお土産屋さんが一軒もない(汗) -
カサレス唯一の大通りをバスターミナル目指して歩いていく。
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町を歩いていると、こんなカサレスの地図が。
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町の端にあるバス停。
ふと見上げると、左上には先ほどまでお世話になっていたラウラさんのレストランが・・・。
ここカサレスの居心地は本当に良かっただけに離れたくない。 -
バスの待ち時間を利用してバスターミナル前の海岸へ。
地中海の太陽をもろに感じてきた。 -
アルヘシラスから来たエステポナ17時発のマラガ行き。
高速経由の速達タイプのバスだった。 -
ホテル前のスーパーで購入したカバを飲みながらサーモン、オリーブの実、タコのガリシア風、それにポテチの夕食。
外食ばかりよりもこうやってホテルでのんびり食事をとるのも長旅の中では悪くない。
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