2013夏　ロンドン・パリ　合せて４泊　欲張りすぎて息切れ～の旅（12）　ハロッズ、リバティ、ちょこっと　グレイズ・アンティークマーケット

2013/08/16 - 2013/08/16

2013年、８月14日から19日までの　4泊6日の　短いお盆休みに　大韓航空利用、ロンドン、パリに行って来ました。

8月16日です。今日も一日　ウエストミンスター、ホーズカーズパレード、Ｖ＆Ａ美術館、そしてハロッズで　惣菜調達、ハービー・ニコルズで休憩。グレイズ・アンティークで　古ぼけたポスター２点購入。リバティでうぶらぶら。一日の最後は　ナショナルギャラリー。

日本にいるときは　低血圧で、朝からの行動は　苦手な私。　伴って　体力、気力の衰えに　歳を痛感する毎日なのに　海外に一歩でると　予想もつかない自分に出くわします。

毎日毎日　なんでこんなに早起きで　起きてすぐの　敏速な行動に　我ながらアッパレ！　

欲と二人連れの最終日、かなりフラフラ～～の一日となりました。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

Ｖ＆Ａミュージアムの前の通りクロムウェルロードを　ブロンプトンロードへと歩きます。

地下鉄のナイツブリッジにある　ハロッズ　デパートです。

1849年、紅茶を扱う小さな食料品店からスタートした　ハロッズ。

160年以上に及ぶ歴史の中で　何度もの買収を経て　1985年、エジプト人富豪のファイド兄弟に買収されます。　

アルファイド氏が　ハロッズを買収した後に　大理石の内装やエジプト風のデザインを取り入れ　大掛かりに改修した　この空間。

悪趣味という人もいますが　私は　この奇抜さが　結構好きです。

記憶に新しいですが　アルファイド氏子息ドディ氏が　1997年、パリで、ダイアナ元妃とともに自動車事故死して以来、英王室を非難し続けていた　アルファイド氏は　2000年、店頭に掲げていた　王室御用達許可証を　撤去、燃やした、と発表。　

同年(2000年）8月、カタール政府の　投資会社に売却されます。

アルファイド氏はこの投資会社に対し、百貨店内にあるドディ氏とダイアナ元妃を偲ぶ2つの品をそのまま残して欲しいと求めました。一つは　ダンスをする2人をかたどった像で、もう一つは　事故の前、ダイアナ元妃が最後の夕食で使った、ダイアナ妃の口紅の痕がついているワイングラスです。

ダンスをする像が　どこにあるのかは　2009年に　ここに来たときも　見ることが出来ませんでした。

遺品のワイングラスは　この記念碑の中央、ガラスのケースの中に飾られています。

wikiより拝借。

ダンスをする二人。

地階から　フードコーナーの階へ　上がります。

地下の　フードショップも　ついつい買いたくなるものばかり。購買意欲を　刺激されます。

各種　ジャーキーが美味しそう。

明日の朝ご飯の為に　お惣菜を　色々購入。　

ハロッズを出たすぐに　デパート正面に横付けされた車から　絶世の美女が！
連れている子供は４人。

あまりに　美しい横顔、ステキな装いに　通り過ぎてから　連写撮影。
ボディーガードが　少なくとも二人付いていたので　お偉い方のマダムなのかしらん。　見つかったらカメラ　潰されるぞ！と　連れ合いに　忠告されました。

なので　正面バッチシの　写真は　あえてアップせず。


　

ハロッズから　ブロンプトン・ロードを歩いて　すぐの　ハービー・ニコルズ。

最上階の　カフェで　休憩。

ナイツブリッジから　地下鉄で　ボンド・ストリートへ移動するつもりでしたが　改札機で　残金不足と表示。　オイスターカードにとりあえず　１０ポンドをチャージ。

ところが　ピカデリーライン　何かのトラブルで　ストップ。　ホームは地下鉄を待つ人で　ごった返しています。　電車がきても　一、二本は　積み残されそうです。

チョッとの距離ですが　渋滞覚悟で　タクシーに。

ボンドストリートで　下ろしてもらい　ここ　グレイズ・アンティークマーケットへ。　ビルの前は　工事中で　広い範囲に塀が張り巡らされて　危うく通り過ごしてしまうところでした。

18時の閉店ギりギリだったので　シャッターを閉めてしまったお店も多く、まだ開いていた　このアンティークショップを物色。

私が　気に入った　ディケンズ・ストーリに出てきそうな　版画は　連れ合いに却下され　別のポスター類を　2点　購入。

我が家の雰囲気には　却下され買えなかった　あの版画のほうが　絶対マッチしたのに・・・・

ボンドストリートから　歩き　リバティハウス　へ。

以前来た時は　ちょうどバーゲンシーズンだったので　大判のショールなどを購入しましたが　今回は　通常価格で　手が出ませんでした。

広さとしては　あまり広くない店内、大きな吹き抜けが　リバティの風格を表しています。

窓はなく　この吹き抜けの周りに　店舗が配置されています。
天井からの採光で　せまっ苦しい雰囲気はありません。　

フォースフロアには　リバティープリントが　販売されています。

5階( 4th floor)　家具、美術工芸品
4階(3rd floor) 　レディース　リバティファブリック、手芸、食器、生活雑貨、カーペット
3階( 2nd floor)　レディース　ウェア、シューズ
2階(1st floor)　レディース　ウェア、カフェ
1階(Ground floor)　レディース　バッグ、アクセサリー、ジュエリー、コスメ、お菓子
地下1階メンズ　ウェア、アクセサリー

食料品は販売されていません。

コナーの角に配置された　小さなクラシックなリフトが一台。と　クラシックならせん状の階段があります。

注：トイレ　あまり綺麗ではありません。

1924年に建てられた　リバティには　イギリス海軍の2隻の軍艦に使われていた　材木が使用されています。

リージェントストリートを歩きます。

玩具のデパート、ハムレーズ。

店内から　出てきた子供たち。

欲しいものをプレゼントされたのかな？幸せそうです。

ナショナルギャラリーまで歩きました。

セントラルホールでは　バイオリンの生演奏。

今日は金曜日なので　21時まで開いています。

館内の案内図。

毎回美術館めぐりには　地球の歩きかた本から　マップを拡大コピーしたものを持参します。

今回は　イーストウイングにある18世紀から20世紀前半の　絵画を鑑賞。

体力と時間が許せば　ノースウィングにあるレンブラントやヴェラスケス、ヴァンダイクのギャラリーも　見る予定です。

19時半。　体力の限界ちょっと手前で　ギャラリーを後に。

明日早朝の　パリ移動のための荷物の整理が　残っているので　早めに退散です。

でも　きっちり鑑賞して来ました。
大好きな　バルトロメ・エステバン・ムリーリョの作品。

トラファルガー広場には　また違ったパフォーマンス。

金曜の　夜８時。

仕事を終えた人たちが　パブの外で　立ったまま　グラスを手に歓談。

ロンドン名物の　立ち飲みです。

夕食は　ポルトガル料理をつまもう　と　この店に入ります。　地階のテーブルに案内されましたが　セルフサービスのえ　ファーストフード的なものしかなかったので　出て来ました。

あちこち　立ち飲みの人たちで賑やかな　ロンドンの街。

お洒落な　イタリアンレストランを見つけたので　入りなおします。

サラダ・ニソワーズ。

シーフードのラビオリ。

ポテトのニョッキが混ざった　ステーキ。

アイスクリームは　大盛りです。
コーヒーと一緒に　美味しかったです。

セント・ポール教会の斜め前にある　『カルッチオズ』

なかなか　美味しかったです。

レスタースクエアー。

凄い　週末の人出。

今夜は　騒がしそうだなぁ〜

明日は　朝４時５０分にタクシーを頼んでいます。

パリへのユーロスターは６時１８分。

荷物検査もあるので　ちょっと早めに　セント・パンクラスへ　行くつもりです。

付け足し：グレイブ・アンティークスで購入の　ポスター２点。

エラ・シールズのサイン入りポスター　だって。

アメリカ人、イギリスで　男装の歌手として売れたそうな。
1800年台から1900年にかけて活躍。

何がいいのか分かりません。　これは　ネガを加工したものらしい。

ジュリー・ガーラント。
たぶん　若草のころ？　だったか・・受賞したときの写真ネガ　みたい。

子役の頃から　売れすぎて薬物中毒になって　なくなった女優さん。

ライザ・ミネリの　お母さん　ですね。

笑う少年(ムリーリョ）

聖三位一体（聖家族）(ムリーリョ）

テームズ川と国会議事堂　(クロード・モネ）

雨、蒸気、速力　グレイト・ウエスタン鉄道（ウィリアム・ターナー）

以上ナショナル・ギャラリーで　記憶に深く残った　４作品。

この旅行記へのコメント （2）

• まほうのべるさん 2013/09/16 07:50:25

  ハロッズホテルマンのクマのぬいぐるみ

  おはようございます、ヴェラnonnaさん。
  ハロッズホテル懐かしいです。
  ダイアナ妃の記念の品が飾ってあるんですね。
  
  ２回目のヨーロッパがロンドン８日間の旅でした。
  ハロッズホテルにも出かけました。
  自分へのお土産にハロッズホテルマンの制服を着たクマのぬいぐるみを
  買ってきました。本棚で元気に微笑んでいます。
  その後友人にもらったり自分んで買ったり大小の２頭のハロッズのクマ
  さんがいます。
  
  イギリスにはこの時１回しか行ったことがありません。
  ヒースロー空港での乗継もあまりなくお正月の帰国便で久しぶりにヒー
  スロー空港に行きました。乗り継ぎ時間はきちんとあり飛行機も定刻に
  到着しましたが、ターミナル移動などけっこう時間がかかりラウンジも
  利用できたので、ハロッズのお店に行けなかったのが心残りです。
  最近はパリやフランクフルト空港での乗継が多いです。
  またイギリスに行ってみたいです。
  
  ｂｙまほうのべる
  

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2013/09/16 21:15:42

  RE: ハロッズホテルマンのクマのぬいぐるみ

  まおうのべるさん
  
  こんばんは！　投票そしてコメント　ありがとうございます。
  
  ハロッズは　経営者が変わっても　以前と変わらぬ　ハロッズのままでした。
  
  くまの縫いぐるみもありましたよ。
  
  グリーン色のホテルマンのや　タータンチェックのお洋服を着せられたのや　孫に・・・・と迷いましたが　4個、となると　お値段も、荷物の嵩も　かさむので　諦めました。
  
  ダイアナ妃の記念碑は　今やハロッズの名所になっていて
  亡き妃の　魅力的な姿が　思い出されます。
  
  機会があれば　立ち寄られてくださいね。
  
  ｳﾞｪﾗnonna