2012/01/02 - 2012/01/08
256位(同エリア362件中)
ムー造さん
マントヴァの名前を知ったのはいつ頃だったでしょうか。画家マンテーニャに関する記述には必ずマントヴァが出てきます。私が見た街の写真も印象的だったのです、霧に煙るドゥカーレ宮殿とドゥオーモ。絶対に行きたい、と思いつつ、「こんなところに行くツアーはまずないよね。」と諦めていました。でも子どもの頃には予想もしませんでしたが、海外にも一人で行けるように!行きたい所に行ける、個人旅行の最大の魅力です。さてボローニャからマントヴァに行くにはヴェローナを経由することになりそう。「ついでに見るか。」この程度のつもりだったヴェローナですが、思いがけずしっとりした良い街でした。写真はヴェローナのスカリジェロ橋から撮ったもの。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨日乗りそこなった8:10に今日こそは乗ります、4番線から。でもこの列車、昨日は1番線東からの出発だったのです。日によって出発の番線が変わるのというのが日本人には理解できないところ...まぁここは日本ではありませんが。
それからボローニャ駅の1番線の東と西はとんでもなく離れています。「1番線か...目の前だな。」なんて思っているとひどい目にあいます。ボローニャ駅をご利用の方、どうぞご注意を。
ヴェローナには9:36着。次のマントヴァ行きの切符を買ってから観光です。街の中心ブラ広場までは少しあります。歩けなくはないですが、片道だけでもタクシーを利用すると楽です。7ユーロぐらいでした。 -
ブラ広場の円形劇場アレーナを横目で見ながらエルベ広場へと歩いて行きます。
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ランベルティの塔でしょうね。
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このエルベ広場とそこに至るまでの通りマッツィーニ通りが意外にも良かったです。写真では分かりにくいかもしれませんが、後方の建物の壁(3階あたり)が素敵だと思いませんか。
写真中央はヴェローナのマドンナ -
エルベ広場
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この後、シニョーリ広場に行き「スカラ家の廟」などを見ました。逆光でうまく写真を撮れなかったのが残念です。
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シェイクスピアは好きですが、「ジュリエッタの家」なんてねぇ...どうでもいい、なんて思っていましたが。
ヴェローナに来ることが度々あるわけでなし、「行かなかったよ。」なんていうのも可愛げがない(?) -
びっくりするぐらいの観光客です。売店も思いっきり観光化されている...
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ということで早々に引き揚げ、カステルヴェッキオへ。ボルサリーノ門大通りからカブール大通りへ。
この道も楽しめました。ぶらぶら行くと -
見えてきました。
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スカリジェロ橋
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イチオシ
その橋からアディジェ川を見たところ、表紙にも使いましたが、良かったです、ここからの眺め。
お城の中は市立美術館でマンテーニャの絵もあるとか、見たかったのですが。
この後、駅まで歩いて12:33の列車に乗らなければなりません。次は13:57、列車の本数は多くありませんしマントヴァまで1時間かかります。
ということでここからブラ広場に戻り、駅まで歩きました。 -
さてマントヴァへの移動中はまたしても濃霧。おまけに乗った車両は暖房が壊れていたようで「ど寒い」。降りるときに別の車両に行ったら嘘のように温かかったです、やられた...
マントヴァでは郵便局に寄り手紙を出してからドゥカーレ宮殿に向かいます。昼食はエルベ広場のレストランで。レストランにたどり着いたのが14:20、空腹もあってへたり込むように席に着いたのですが、ランブルスコ(赤・微発泡)が元気をつけてくれます。レストランもランチのお客さんでまだ大賑わいです。 -
お昼はニョッキ。オレンジ色はこの地域でよく採れるかぼちゃ、鮮やかな黄色が黄金を思わせるので縁起が良いのだとも聞きました。緑はほうれん草。クルミ入りのチーズソースが美味しい(*^^)v
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ちょっと野菜不足ですから、グリル野菜も一緒に。
ワインと合わせて大変おいしい昼食になりました、完食。しめて31ユーロ。 -
逆光ですが、ラジョーネ宮。ここの1階部分にレストランが何軒かあります。
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サンタンドレア教会
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ついに来ました、ソルデッロ広場。正面がドゥオーモ、右側がドゥカーレ宮殿です(写真はドゥカーレ宮殿の見学を終えてから撮ったもの)。
私が見たマントヴァの写真はここでした、霧に包まれた夕暮れ時の。
本当に来ることができたのだ、とちょっと感激。 -
イチオシ
これはドゥカーレ宮殿側からソルデッロ広場を見たところ。ドゥカーレ宮殿は残念ながら写真撮影は禁止(結構厳しく、窓から外の写真を撮ろうとした観光客ですら注意されるぐらい)。
大昔からある日本のお城やお寺と同様、中には暖房器具がありませんから寒いです。係員も分厚いコートにマフラーと帽子。冬季にお出かけの方、防寒対策は充分に。
順路に従って見学していくのですが、部屋数が多くいつの間にか迷ってしまったようで、変な所から出てきてしまいました。係員が寄ってきて何か言います。分かったのは「camera deghli sposi カメラ・リ・スポージ」だけ。有名なマンテーニャの壁画「結婚の間」は見たか?と聞いているのです。「まだです。」と答えると、正しい順路まで連れ戻してくれました。
素晴らしいです、「結婚の間」はもちろんですが、それ以外も。言葉を失います。無事に来ることができ、本当に本当に良かったです。 -
ドゥオーモ
さあ、そろそろ帰りますか...
ボローニャにはモデナを経由して帰るのですが、幹線からは外れているため2時間以上かかります。 -
エルベ広場
このあたりもアーケードがあり通りの雰囲気が良いです、お店もいろいろ。街並みを楽しみながらぶらぶら駅に向かいます。 -
テ離宮とかも見たかったな...
ウンベルト1世通りの途中あたりぐらいからは街の様子も「普通」になってきます。cavallortti広場に「カルフール」があります。昨日もそうだったのですが、お昼にバターやチーズがたっぷりのものを食べると夜になってもお腹がすかない(バターやチーズは大好きなのですが)。スーパーで買ったオレンジジュースが水分と糖分の補給に役立ちました。また質の良いパスタやチョコレートが安価に売られています。お土産の調達にも良かったです。 -
このころから少し耳も慣れてきたのでしょうか。少しずつイタリア語も聞き取れるようになってきました。
この日はマントヴァを17:48に出る列車でまずモデナへ(19:06着)。余裕を持って表示通り2番線で待っていました。列車が到着する3分ほど前にアナウンスがあり、ホームにいるみんながぞろぞろ歩き始めます。また到着ホームの変更です。
2度目のアナウンスで「・・・Modena・・・uno・・・due・・・」この3単語だけは聞き取ることに成功!1番線に変わるのですね。小さなことですが、なんだか「勝った」ような気分になりました。
列車は農村部分を走っているのか、窓の外は真っ暗。初めは多かった乗客も次第に減り、なんだか少し不安になってきました。Modenaで乗り換え、ボローニャには20:00着。この路線は幹線ですから乗客も多め、何となくほっとしたことを覚えています。
マントヴァは少し遠かったけれど良かったです。
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