ドイツ・オーストリア家族旅行2013③☆ケルン大聖堂と街歩き編☆

2013/08/10 - 2013/08/17

ケルンと言えばかの有名なケルン大聖堂。
ドイツのことはまだ何も知らなかった頃からその名前だけは何故か耳に残っていて、ずっと心のどこかに潜んでいた「ケルン大聖堂」。
今回ドイツに旅行するにあたってまっさきに行きたい！と思ったのがこのケルンでした。
一体どんな凄いものが見られるんだろう…それを目の前にして私はどんなふうに感じるんだろう…
期待に胸を膨らませて、ついにケルンへ到着です。

【日程】
8/10（土）　仙台→成田→フランクフルト　フランクフルト泊
8/11（日）　ライン川クルーズ・ケルン観光　フランクフルト泊
8/12（月）　フランクフルト→ハイデルベルク
　　　　　　　ハイデルベルク観光
　　　　　　　ハイデルベルク→ミュンヘン　ミュンヘン泊
8/13（火）　ノイシュヴァンシュタイン城・ヴィース教会観光（みゅうツアー）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミュンヘン泊
8/14（水）　ミュンヘン→ザルツブルク
　　　　　　　ザルツブルク観光
　　　　　　　ザルツブルク→ウィーン
　　　　　　　ウィーンモーツァルトコンサート　ウィーン泊
8/15（木）　ウィーン→メルク
　　　　　　　メルク観光
　　　　　　　メルク→ウィーン
　　　　　　　シェーンブルン宮殿観光　ウィーン泊
8/16（金）　ウィーン観光
　　　　　　　ウィーン→ミュンヘン→
8/17（土）　→成田→仙台

大まかな旅費
航空券：\203,490-（1人当たり・ANAホームページより予約）
フランクフルトホテル：\63,600-（ツイン1+ダブル1×2泊・HISで予約）
ミュンヘンホテル：\74,100-（トリプル1×2泊・アップルワールドで予約）
ウィーンホテル：\69,080-（ツイン1+ダブル1×2泊・アップルワールドで予約）
ユーレイルドイツ・オーストリアパス：825ユーロ（3人用5日間1等セーバーパス・Eurail.comで予約）

エリア ケルン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

コブレンツからＩＣに揺られること50分、ケルン中央駅へ到着です。

日曜日の午後、たくさんの人々がケルンの街を楽しんでいるようです。
写真はケルン中央駅。
そしてそのすぐ向かいには…

ケルン大聖堂です！

ついにあのケルン大聖堂が目の前に！
おおー！大きいー！！
想像していたよりもずっと大きくて荘厳です！
上を向いたまましばし呆然…

ケルン大聖堂はゴシック様式の建築物としては世界最大の大きさを誇るドイツの世界遺産の一つです。
現存の大聖堂は3代目で、初代の大聖堂が完成したのはなんと4世紀！
2代目は818年に完成したそうですが、1248年に火災により焼失してしまったとか。。
3代目は2代目が焼失した年より建設が始まったものの、16世紀に入って宗教改革を発端とする財政難から一度工事が途絶し、正面のファサードの塔がひとつしかない状態が続いたそうです。
19世紀に入ってからようやく建設が再開され、全てが完成したのは建設開始から600年以上が経過した1880年のことでした。
当時この高さ157mの大聖堂は建築物としては世界一の高さを誇ったそうです。

とにかく溜息しかでません。。

が、腹が減っては戦ができぬ、ということで内部の見学の前に遅いランチで腹ごしらえをしようと思います＾＾；
ケルン中央駅の構内には色々な店があり、手軽に食事ができるファストフード系の店も色々あります。
せっかくならドイツらしいものを！ということで私たちが入ったのはカリーヴルストのファストフード店「CURRYWURST EXPRESS」。

ソーセージにカレー粉をまぶし、ケチャップをかけた「カリーヴルスト」。
旅行の下調べをしていた時に目にして以来「ドイツに行ったら絶対食べる！」と心に決めていました。
カリーヴルストの本場はベルリンだそうですが、このいかにもビールのつまみ的な雰囲気にそそられます♪
実際はかなりケチャップが多くて「ケチャップにカレー風味のソーセージが浮いてる」ものでしたが、このジャンクな感じがハマリそうな旨さです！
（実は日本に帰っきてから何度か自分で作ってみました。とても簡単に作れるし、ビールのつまみにピッタリでおすすめです（笑）。）

さて、お腹も満たされたのでいざ大聖堂の中へ…
建物のちょうど中央付近、重厚な扉です。

中に入ると、薄暗い身廊に高い天井が。

とても厳粛な気持ちになります。

ケルン大聖堂の中には様々なステンドグラスがありますが、他の大聖堂でもよく見かける物語的な場面を描写したものの他に、植物をモチーフにしたものや抽象的で幾何学的なパターンのステンドグラスも多くあるそうです。

目に付いたのは物語的な場面のステンドグラス。
やはり大聖堂＝キリストの物語のステンドグラスというイメージを持ってしまいます。

ちょっと見えにくいですが、花や植物（？）をモチーフにしたものです。

建物もすごいですが、その柱の大きさにも圧倒されます。

下にいる人と比べるとその大きさがよく分かりますね。
これ位大きくて頑丈な柱でないとこの大聖堂は支えられないだろうな…と思いました。

内部をじっくり見学したら、大聖堂を一望できる場所を求めて橋を渡ります。

このホーエンツォレルン橋にはカップルの名前の書いた鍵が。
この鍵も大聖堂に近い側は比較的少なく、対岸に近づくにつれてちょっと気持ち悪いほどにいっぱいに（笑）。

橋を渡りきるとそこには…ケルン大聖堂の全貌が！

この日は眩しいくらい天気が良かったのでちょっと白っぽく写ってしまいましたが、とてもお薦めのスポットです！
大聖堂から歩いて15〜20分くらいかかりますが、ここまで来たかいがありました。

ケルンの街を散策します。

カラフルで可愛い建物。
こんなところに住んでみたいなぁ。
数字は何を意味してるのでしょうか？

立派な塔。
教会？市庁舎？
結局何の建物だったのか分からず。。

等身大パフェ発見！
美味しそう。。。

ということで、暑いし喉も乾いたので休憩です。
レモンシャーベットでさっぱり。
母が食べていたメロンシャーベットは日本のメロンとは違う、不思議な味がしました…

最後にもう一度ケルン大聖堂をじっくりと。
この壮大なたたずまいは何度見ても飽きません。

中も覗いてみましたが、どうやらミサが始まる時間のようでした。
大聖堂がよりいっそう厳粛な雰囲気に包まれる時間です。

大聖堂の外壁は絶えずどこかが修復されています。
古いものを新しく作り変えるのは現代の技術をもってすれば簡単なことですが、
古いものを古い「良さ」を生かしたまま残すことの大変さを今更ながら実感しました。

想像以上の素晴らしさに大満足だったケルン。
またいつか絶対訪れたい場所になりました。

18：55発のＩＣＥでフランクフルトに帰ります。
ホームに面白い電車が停まっていたので思わずパチリ。
後で調べてみたらタリスだったんですね。
これからフランスに向かうのでしょうか？

ＩＣＥがやってきました。
この列車はケルン始発のようです。

初ＩＣＥです！
鉄道好きとしてはドイツに行くならＩＣＥに乗らなくては！と、毎日せっせとＤＢ（ドイツ鉄道）のページと色々な方の旅行記で情報収集していました。
あまりに熱が入って、夜中から調べものを始め、気づいたら空が明るかったことも…（笑）

この日は車両の真ん中あたりのテーブル席を予約しました。
始発だったせいかこの車両は私たちが降りるまでガラガラでした。

ここは運転席のすぐ後ろにあるパノラマ席です。
運転席からの風景と同じ風景を楽しめる席ですが、この列車はちょうどこの席が列車の最後尾になるらしく残念ながら先頭の風景は楽しめないようです。

18：55フランクフルト空港駅に到着です。
この空港駅の次にフランクフルト中央駅に行く列車とマンハイム方面へ行く列車があります。
私たちが乗ってきた列車はマンハイムを経由してスイスのバーゼルまで行くようでした。

この日はTHE SQUARE内のレストランで夕食の予定でしたが、ホテルの部屋につくなり父がダウン。
朝からのハードスケジュールと暑さで相当疲れたようです。
仕方ないので母とテイクアウトできるお店を探しにウロウロ…

JING JINGというアジア料理の店。
美味しそうだけどテイクアウトはしてなさそう。。

ビアレストランのパウラーナー。
ビールが美味しそうです。

こんなお洒落なカフェもありました。
でも私たちが求めているものはなさそう。

ということで、THE SQUARE内にあるレーヴェにやってきました。
空港内ということで日曜祝日も営業していて便利です。
お土産のチョコなどもここで買いました。
値段も特に街中のスーパーと比べて高いということはないと思います。
（リッタースポーツのチョコが£0.99）
フルーツも豊富です。

サラダや…

ちょっとしたホットミールのコーナーもあります。
お店の奥のカウンターで温めてもらうこともできます。

本日の夕食
・サラダ2種
・パスタ2種
・日本から持ってきたフリーズドライの味噌汁
・ジンビームとスパークリングワイン

観光初日からライン川クルーズにケルン観光に列車移動にと、さすがにハードな一日でした。
明日もいい天気になりますように。