2013/08/10 - 2013/08/17
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Yoyosaiさん
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ライン川を旅行することになるとは、考えてもいなかった。
老夫婦との旅ならでは。ありがとう。
今度が最後なんて言わないで、来年もどこか行きましょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月13日(火)
ライン川でのベースに選んだのが Oberwesel。
調べるほど、どこに泊まればいいのか迷った。
結局、ローレライが近いオーバーヴェーゼルに。
行ってみると、思っていたより街が大きい。到着翌日はどこにも行かずにここで(実質、数時間だが)ハイキング。
城壁で囲まれた「塔の街」だ。大きな教会が両端にある。見上げるとお城もある。一部、壁の上を歩ける。 -
街の上側の壁…の裏が遊歩道になっている。
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こんな可愛い建物が。大きな家の庭に建てられたサマーハウスのようだ。
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オーバーヴェーセルもブドウ畑だらけだ。
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遊歩道のマークと観光地図に従って、結局200メートルは標高差がありそうなシェーンブルク城まで歩いた。
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お城への道は、尾根を通るちょっとした登山だ。
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駅側の大教会、Michaelskapelleを見下ろす。
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シェーンブルク。美しい城?
ホテル・レストランになっている。
ユースホステルもある。
写真は、シェーンブルクのどでかい城壁の一部。
ホテルとして利用されるようになる前、訪れたヴィクトル・ユゴーが「世界一美しい廃墟」と言ったそうだ。
レストランで一服して、下りは山肌を伝うピンカーブの林道を通った。 -
オーバーヴェーゼルの宿は、マルクトプラッツの Weinhaus Weiler。まだ小さな子供のいるご夫婦が経営する、お宿付きレストラン。
ここで初めてクネーデル(じゃがいもだんご)を食べた。おいしい… -
最上階、ルーフテラス付きの部屋。3人で3泊するので広さを重視。
お城もライン川も一望のもとの絶好の部屋。
ライン川の両岸に鉄道が走っている。反響するのか、実は鉄路の響きや盛んに行き来する旅客・貨物船の汽笛・霧笛は避けられない。うるさくて眠れないというほどではなかったが…情緒がある。
これは、ライン川沿いのお宿の宿命だろう。高級ホテルのコブレンツのDielhlも「川に面している=線路が近い」で、部屋には耳栓が用意されていたのだ!コブレンツの宿は冷房が効いていて防音窓を閉めていたので、気にならなかったけど。
ライン川は交通の要所なのだなあ。 -
8月14日(水)
ライン川の宝石?リューデスハイムへ。
列車で30分ほどのBingenから対岸へ渡ることになる。
川沿いを走る。川やお城がみえる。船とは違ういい眺めだ。
バッハラッハ Bacharach を通過。コンピュータ合成のような自動アナウンスが面白かった。次のぉ〜停車駅はぁ〜....
「ばっはっはっは」
うわー、こういう風に発音するんだ〜と感じ入った。
ビンゲンといえば。
中世の女流詩人で作曲もなんでもござれの神秘家ヒルデガルト・フォン・ビンゲン。中学生のころNHKラジオで「バロック音楽をあなたに」をよく聴いていて、ビンゲンの歌も聞いた覚えがある。
ヨーロッパの地にただ憧れていた30年以上前。そして今、ここにいる。
ずいぶん遠くに来たものだ… -
ビンゲンには駅が2つある。船着場は、Bingen Stadt下車。
ビンゲンの船着場は最近大整備したようだ。きれいでおしゃれな感じ。対岸のリューデスハイムの山肌は、ブドウ畑。 -
ビンゲン-リューデスハイムは向かい合わせという訳ではなく、リューデスハイム行きの船は1時間に1本だった。
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クルーズ船の停泊地のリューデスハイムでは、2階建ての客室を持つ川船が7〜8隻、お客を吐き出していた。
客の戻りを待つ間にお掃除したり、乗組員がくつろいだりしていた。
クルーズ船の船着場のベンチで休んでいたのだが、目の前の船で乗組員の肩章付きシャツを着たおじさんがリンゴをかじっていた。父親が「アレ、川に捨てたりしないだろうな〜まさかな〜」と言った瞬間に、ポイっ。
大笑いだった。 -
有名な「つぐみ横丁」には大道芸人はいなかったが、やはり人が多かった。
つぐみ横丁を上り切るとT字路で、お土産店・飲食店が東西にさらに連なる。老婦人は疲労するとお土産探しに集中する傾向がある。右に曲がってすぐのワインやさんでリューデスハイムの名前の入ったワイン入りチョコを買い、老人もリューデスハイム・コーヒーとやらで使う地元産のブランデー Asbach の小瓶を…10本も買った。
小物をまとめ買いする老夫婦の様子を見て、お店のお姉さんがワインの試飲をさせてくれた。一番おいしかったのを一本お買い上げ。
その後、老婦人ったら、2日後に行くのに、ローテンブルクにあるクリスマスグッズで有名なお店 Käthe Wohlfahrtでお買い物(そうとう疲れていたのだろう)。
日本人の団体旅行客と一言二言交わす。同じグループとローテンブルクでも会った。観光客は同じような動きをするんだなあ。 -
今回の旅行では、クルーズ船と観光地を結ぶ「おさるの電車」を各地で見た。リューデスハイムもご他聞にもれない。
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ビンゲン付近の対岸のワイン畑に名前が。
試飲して買ったワインの瓶に書いてあるのと同じだ。
リューデスハイマー・ローゼネック。
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