2013/08/19 - 2013/08/19
177位(同エリア646件中)
YUMEさん
中央アルプス駒ヶ岳の千畳敷カールは、学生の時に登った「剣岳」の麓の「室堂」からの景観にやや似ているところもあり、以前から行きたいと思っていた場所です。しかし、自宅からで車で行くとなるとなかなか遠く、これまで行く機会がありませんでした。「妻籠宿」には行きましたが「千畳敷」による時間もありませんでした。
「上高地」に続きバスツアーを利用することになりました。十分な時間の確保ができない時には、弾丸ですが手軽に渋滞の運転苦労無く楽しめます。
行程(おおよそのコース)
☆新宿発(8:00)⇒境川PA⇒駒ヶ根IC⇒菅の台発(10:30)⇒路線バス乗り換え乗車30分(昼食のお弁当が付いてますが、カール内の自由時間を生かすためにツアーバスの中で到着前に済ましました。他の方も殆どこのパターンです)
⇒しらび平駅(11:10)⇒千畳敷駅(11:20)ロープウェイ乗車10分
☆千畳敷散策(120分)
☆千畳敷駅発(15:00)⇒しらび平駅発(16:00)⇒菅の台発(16:30)⇒駒ヶ根(ビアンテさくら工房:20分)⇒初狩PA⇒石川PA⇒新宿着(21:15頃)談合坂辺りから渋滞が続きました(夏休みあるいは富士山帰りの車か?)
バスにトイレが付いていますが途中のPAで十分休憩は確保してくれました。
このブログは高山植物の紹介である(1)の続きで、ツアーのコース、千畳敷カールの景観をアップしましたものです。秋には山肌が黄金色に染まるそうなので紅葉を見に訪れたいと思います。
参考資料
信州駒ヶ根ガイド http://www.kankou-komagane.com/alps/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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池袋駅
出発時間は8時なので池袋発7時20分の新宿行きの埼京線に乗ります。
今回、トレッキング&紅葉の下見も兼ねてた写真撮影が主体の散策ですが、登山靴を履き天候急変に備えレインコートは持参してます。
トレッキングポールは持参してません。 -
新宿:都庁大型バス駐車場
集合場所の京王プラザホテル横の都庁大型バス駐車場に7時45分頃には着きます。
トイレ付きのバスに申し込んだのでちょっと豪華なバスの筈!
このバスかなと思いましたが、会社は同じでも違う普通のバスでした。
このバスはどこにくバスかわからずじまいです。 -
境川PA
この後は一気に駒ヶ根まで移動します。
中央高速ではPAでG1がっつり王座決定戦なるものをやっているようです。
前回上高地に行く時には、ラーメン王座決定戦をやっていたような気がします。 -
境川PA
淡紫色した琉球朝顔がいっぱい咲いていました。 -
「菅の台バスセンター」(標高850m)
ここからは一般車は通行できないので、専用の路線バスに乗り換え
駒ヶ岳ロープウェイの出ている「しらび平」まで移動します。 -
「菅の台バスセンター」
無料休憩所「アルペン」駒ヶ岳ロープウェイのパンフレットなど置いてあります。
ちなみに一般の方が使用する場合の路線バスの運賃は大人で往復2000円
運行は30分間隔 -
「菅の台バスセンター」
路線バスに乗車する前にツアーの参加者を集めて記念撮影。
その後、30分かけてすれ違いもできない狭い急な道を「しらび平」に向かいます。 -
「菅の台:一般駐車場」
料金は500円/日、既に一般車で満車状態です。
バスでは駐車場の確保の心配もいらないですね。 -
「しらび平」移動中のバスの中風景
伊那交通の方は無線で連絡を取り合い幅の広くなったところで待機してすれ違いをしていました。ヘアピンカーブも連続していて雪が無くても一般車は避けた方が良い山岳道路でした。 -
「しらび平」(標高1662m)
既にバスセンター時点で湿度もなく爽やかでしたが、さらに高いところに来ましたので高原同様で、涼しくて大変心地よい。 -
「しらび平ロープウェイ駅」
菅の台から上ってきた伊那バス -
「しらび平ロープウェイ駅」
写真奥に乗り場があります。「しらび平」から「千畳敷」駅までの運賃は往復2200円、夏ダイヤでは30分間隔、冬1時間間隔 -
「しらび平ロープウェイ駅」
小さな売店、トイレなどありますが、ソフトクリームを食べる暇もなく直ぐ乗車。内心空いててしめしめと思います。きっと夏休み中と言えども月曜日の平日だからでしょう。 -
「しらび平ロープウェイ駅」
バスツアーの方達が定員61名の大型ロープウェイにまさに乗り込むところ。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
8分ほどの所要時間で標高2612mの千畳敷駅に到着します。
秒速7mの高速スピードで高低差950m(日本最高)を上がります。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
絶壁斜面を上を登り、階段状になった無数の滝なども見れてすばらしい展望です。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
雲の中をさらに上に向かいます -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
少し雲が晴れた状態、千畳敷も雲が無いことを祈ります。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
千畳敷駅の方が雲の中に入っていてみんなから失望の声が!
千畳敷カールの風景を見に来てますからため息が漏れます。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
日本初の山岳ロープウェイですが、平成22年に1000万人の乗車数を突破しています。 -
「駒ヶ岳神社」
ロープウェイの駅=ホテル千畳敷から3分程度登ったところに神社があります。 -
「駒ヶ岳神社」
神社の左方面へ進むと極楽平に辿り着きます -
「極楽平方面入口」
神社横です -
「極楽平方面」
なだらかですが冬場は4mくらい積雪があります。 -
「千畳敷ホテル」
ホテル前から宝剣岳方面を見渡しますがガスって真っ白
通常の登山プランでは正午には頂上ですが、バスツアーだからと思っても諦め付きません。 -
「宝剣岳」
画面中央の高い山が宝剣岳(標高2931m)です。
その麓が「千畳敷カール」です。 -
「千畳敷カール」
既に昼食はバスで済ましていたので散策開始。
14:20の集合時間まで2時間ほどあり自由です。 -
「千畳敷カール」
最初に八丁坂分岐点目指して山側(北側)のコースを進みます。
少し下り振り返るとレンガ色した「千畳敷ホテル」が見えます。 -
「千畳敷カール」
さらに遊歩道を進むと雲が晴れて青空が覗きます。
意外と距離があります。 -
「千畳敷カール」
八丁坂近くになると「宝剣岳」がそびえたちます。
少し前に、韓国の旅行者が「極楽平」から「宝剣岳」を目指して
低体温症と宝剣岳手前で滑落事故となり遭難しニュースとなりました。 -
「剣ヶ池」
北側コースから見た「剣ヶ池」、1万5千年前に氷河は消えていますが
氷河先端に置き去りされた土砂、岩石の高い堆積をモレーンと呼んでます。
「剣ヶ池」はそのモレーンの手前の低いところにできた池です。
駒飼の池、濃ヶ池も同じです。 -
「千畳敷カール」
-
「千畳敷カール」
千畳敷カール内は遊歩道があり一周が40分です。
遊歩道の両側は高山植物が非常に豊富で立ち入り禁止です。 -
八丁坂分岐点
多分、遊歩道全体の半分弱位の地点です。
遊歩道は非常に歩きやすいので時間はまだ十分あるので
八丁坂を登り乗越浄土まで行くことにしました。 -
「八丁坂」
遠くから見ると平たく簡単に見えますが、いざ登ると急斜面です。
この谷を登りきったところが乗越浄土で、宝剣岳は左側を宝剣山荘の方を進んだところにあります。 -
「八丁坂」
今回は2時間しかないので宝剣岳にはいきません。
上からの景色を見る為と高山植物の探索だけです。 -
「八丁坂」
上の方は雲で覆われることが多く素晴らしい展望は期待できません。 -
「八丁坂」
上に行くほど急斜面になります。 -
「八丁坂」
この坂は注意して登れば小学生でも大丈夫です。
涼しく気温が低くてもそれなりに汗をかきます。 -
「八丁坂」
下の方はまた雲に覆われホテルは既に見えなくなっています。 -
「八丁坂」
このあたりでは下の千畳敷では見かけることが無い高山植物も見ることができます。濃青色の「チシマギキョウ」もその一つです。興味のある方は前編(1)をご覧下さい。 -
「八丁坂」
坂の3分の2位の地点で、登りきると乗越浄土です。 -
「宝剣岳」
坂から見た横顔 -
「八丁坂」
下に小さく千畳敷ホテルが見えます -
「八丁坂」
ホテルの方に雲がかかってきてしまったので直ぐさま千畳敷カールにまた降ります。雲海から顔を出した富士山や南アルプスもいいですが、ここは下からの風景が一番と思います。小学生が先に降りご両親を待ちながら休憩のようです。 -
「八丁坂分岐点」
ここから南側のコースを進み、一番見晴らしの良い「剣ヶ池」のビューポイントに進みます。 -
「千畳敷カール」
ホテルが見えますがややガスっています。
これでは青空を背景に写真は無理そうです。 -
「剣ヶ池」
やはり先ほど登っていた八丁坂は既に雲の中です
ここが多分一番のビューポイントだと思われます。 -
「剣ヶ池」
モレーン手前にできた「剣ヶ池」、アメンボが泳いでいました。 -
「千畳敷カール」
剣ヶ池を後にホテルに戻ることにします。 -
「千畳敷カール」
雲が少し晴れるのを待って撮影、パンフレットでは手前に「コバイケイソウ」を入れた写真がよく採用されています。 -
「宝剣岳」
-
「宝剣岳」
雲の合間に顔を出した宝剣岳、天候、自然にまで注文付けられないので
少し顔を見せてくれただけでも良しとします。冬の吹雪と同じです。 -
「千畳敷カール」
もうじきホテルの集合場所です -
「千畳敷ホテル」
集合場所に戻りました。そこにはツアーの人達はおらずロープウェイ乗り場に列ができてます。先に並んで整理券を個人的にもらうことになっているようです。添乗員さんは機転を利かせて全員分キープしてくれればいいのにやや不満です。 -
「千畳敷カールと宝剣岳」
見納めの一枚、わずかに青空が覗いてます。 -
「千畳敷駅」
駅の中の売店 -
「千畳敷駅」
レストランメニューで、ソースかつ丼がご当地グルメのようです。 -
「千畳敷駅」
売店のお土産、ジュース美味しそうでしたが重たくなると思い買いませんでした。購入したのは高山植物の本。 -
「千畳敷駅」
宝剣岳訪問、木曽駒ヶ岳方面にトレッキングする時はこの登山計画書を提出すればよいようです。すでにコースの要所が印刷されていて非常に書きやすい計画書です。場所によりかなりラフなところもあります。 -
「千畳敷駅」
ホテルに戻った時は午後2時20分ごろでしたが、一般の登山していた人達も下山してきていて大混雑です。予定より40分ほど遅れて下りのロープウェイに乗りました。(ちなみに整理券183番) -
「千畳敷駅」
ここのロープウェイの駅は標高2612mにあり日本で最も高い駅です。
登りはぎゅうぎゅう詰めの真ん中でしたので外の景色はあまり見れませんでしたが、帰りは後ろの窓側をキープできました。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
秒速7mの高速であっという間にどんどん下るので
撮影もチャンスを逃がすといい写真撮れません。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
下りも途中は雲の中で良く見えません -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
950メートルの標高差の中にはこんな絶壁も見れます。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
周りの山々も雲で覆われています。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
すれ違うロープウェイはあっという間に行ってしまいます。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
この様なかなりの落差の滝が何本も見れます。 -
「駒ヶ岳ロープウェイ」
この滝も数段になっていて全長は数百メートルに及ぶと思われます。
「しらび平」から一部の滝は徒歩で見に行けるようです。 -
「しらび平」
ロープウェイから降りたところです。
雲が多く快晴の「千畳敷カール」は取れませんでしたが、天空の大パノラマにふさわしい場所でした。今度は比較的すいている平日の秋に何とか休みを取り、燃えるような紅葉を撮影しに来ようと思います。
バスは背が高いので窮屈ではありますが、渋滞のイライラが無く眠ることもできコストパフォーマンスも高く体験価値があると思います。宿泊するにはバスターミナルのそばの山野草の宿 「二人静」が良さそうでした。休みがなかなか取れない方には、1人で弾丸ツアーが簡単にできるのでいいですよ。
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