2013/08/19 - 2013/08/19
183位(同エリア646件中)
YUMEさん
駒ヶ根高原バスターミナルからバスとロープウェイを乗り継ぐことで中央アルプスの「千畳敷カール」に着きます。
ここは標高2612メートルに位置し、2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形です。可憐な高山植物が咲き乱れるお花畑はまるで宝石箱のようです。
中央アルプスには日本を代表する「千畳敷カール」「濃ヶ池カール」等のカールがあります。「千畳敷カール」には周遊約40分の遊歩道があり散策することができます。
先に千畳敷カールで見つけた高山植物をご紹介します。
余りにも種類が多く調査中で十分調べきっていませんのでご了承下さい。
素人ですから間違いがあればご指摘ください。
続きで、ツアーの内容、中央アルプスの素晴らしい景観をアップします。秋には山肌が黄金色になるそうなので紅葉を見に訪れたいと思います。
参考資料
1)中央アルプス 駒ヶ岳の高山植物「林 芳人」
2)信州駒ヶ根ガイド http://www.kankou-komagane.com/alps/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
①ウメバチソウ ユキノシタ科
花は白色、径2cmくらい
雄しべと雌しべの間に仮雄しべがあり、手のひら状に深く裂ける
12~20裂するものをウメバチソウという -
②ヨツバシオガマ ゴマノハグサ科
中央にある紫色に見える花、ここでは群生はあまり見られない -
②ヨツバシオガマ ゴマノハグサ科(左)
ハクサンボウフウ セリ科(右)
「白山防風」、ミヤマゼンコに比べて草丈が低い -
②ヨツバシオガマ ゴマノハグサ科
-
②ヨツバシオガマ ゴマノハグサ科
葉は茎の各節に4枚、時には3~6枚輪生し、下部の葉には葉柄がない -
②ヨツバシオガマ ゴマノハグサ科
花は紅紫いろで上の花弁は先端が細長いくちばし状になる -
③ミヤマアキノキリンソウ キク科
コガネギクの別名もあるがあまり使われない -
③ミヤマアキノキリンソウ? キク科
花は径1.5cmで茎の先にたくさん付く -
④ミヤマシシウド セリ科
ロープウェイ駅近く -
⑤ミヤマゼンコ? セリ科
花は径が3mmくらいで、花弁の先は内側に巻く
ゼンコとは中国の薬草の「前?卉」のこと
駅近く -
⑤ミヤマゼンコ セリ科
-
⑥コバイケイソウ ユリ科
遊歩道の下側にも群生してます -
⑦コバイケイソウ ユリ科
バイケイソウは花は緑色、漢字は「小梅恵草」
大型の草で群生するところが多い、数年に一度しか咲かないと言われ今年は賑やかに千畳敷を彩った
手前の小さな白い花は⑧カラマツソウ キンポウゲ科かも -
⑦コバイケイソウ ユリ科?
⑨コシバイケイソウ ユリ科 かも -
⑩バイケイソウ ユリ科
-
⑩バイケイソウ ユリ科
花は円錐状につき径1.5~2cm
丈の低いものをミヤマバイケイソウと呼ぶことがある -
⑪チングルマ バラ科
落葉小低木で紅葉する、稚児車から転じた名前
花は径2~3cmで雄しべは多数で黄色 -
⑪チングルマ バラ科
花が咲き終えた種子の状態 -
⑫コイワカガミ イワウメ科
-
⑫コイワカガミ イワウメ科
秋田の駒ヶ岳で見たショウジュバカマ ユリ科に雰囲気が似ている
2013年 6月 高山植物の宝庫「ムーミン谷」を抱える「秋田駒ヶ岳」と秘湯 乳頭温泉「鶴の湯」 前編
http://4travel.jp/traveler/yume102329/album/10792699/ -
⑫コイワカガミ イワウメ科
花の後に赤味がかった実ができ、秋には葉は赤くなって越冬する
葉に光沢があるので「岩鏡」と呼ぶ -
⑬クロユリ ユリ科
画面中央の花、カール内では多くは咲いていない
花は茎の先に1~2個付き、鐘形で暗紫褐色、内面には濃い斑点がある
ユリの名がつくがユリ属ではなくバイモの仲間
「クロユリは恋の花、愛する人に捧げれば、2人はいつか結ばれる...花言葉は「恋」「呪い」 -
クロユリ 伝説
戦国の武将・佐々成政は愛妾と小姓の仲を疑い、嫉妬か彼女を惨殺してしまう。彼女は「私の死後、クロユリが咲いたら主家は滅びるであろう」と呪いつつ息絶える。
後日、成政は加賀白山から取り寄せたクロユリを秀吉の正室である北政所に献上する。誰一人知らない北の珍花と聞いて政所は狂喜して、得々と茶会を開いてライバルの側室淀の方を招いた。
ところが淀の方は知る筈もない花を「白山のクロユリ」といい当て、三日もたたない間に、ふんだんに集めたクロユリを廊下にまで卑しい花然りと生け捨てて秀吉を迎える。
政所の屈辱はいかばかり、成政はざらにある花を珍花と偽り政所と淀の方と双方に取り居る不届き者となる。その後、大国肥後を与えられたものの、領内に一揆が起きたことを秀吉に失政ととがめられ切腹し、愛妾の呪いの如く佐々一族は滅びる。 -
⑮タカネグンナイフウロ フウロソウ科
漢字は「高嶺群内風露」で郡内は地名、風露は不明
花は濃紅紫色、径2.5から3cm、9月には赤く紅葉する -
⑯エオゾシオガマ ガマノハグサ科(左)
「蝦夷塩釜」、葉は淡黄色で一方にねじれて1本の茎に多数つく
⑰ウサギギク キク科(中央)
花は黄色で径3~5cm、葉がウサギの耳に似ているのでウサギギク -
⑱オンタテ タテ科
花は多数つき黄緑色を帯びた白色
種子は3翼があって赤く色づく -
⑱オンタテ タテ科?
-
⑱オンタテ タテ科
-
⑲クルマユリ(橙)
⑮タカネグンナイフウロ(中央下:紫)
⑱オンタテ(右上) -
⑲クルマユリ ユリ科
花は1~3個下向きに付き径5~6cm、橙赤色で内面に褐紫色の斑点
葉が車軸状に付くので「車百合」 -
⑳チシマギキョウ キキョウ科
花は濃青紫色で横向きにつき、先端は5裂し内面の長い毛が生えている
乗越浄土に向かう八丁坂(宝剣岳周囲とか高地に分布し駅周辺には咲いていない) -
⑳チシマギキョウ キキョウ科
花は濃青紫色で横向きにつき、先端は5裂し内面の長い毛が生えている
乗越浄土に向かう八丁坂(宝剣岳周囲とか高地に分布し駅周辺には咲いていない) -
⑳チシマギキョウ キキョウ科
花は濃青紫色で横向きにつき、先端は5裂し内面の長い毛が生えている
乗越浄土に向かう八丁坂(宝剣岳周囲とか高地に分布し駅周辺には咲いていない) -
(21)イワツメクサ ナデシコ科
花は白色で径は15mmくらい、花弁は5枚だが中央で裂けるので10枚に見える -
(22)シオノオトギリ オトギリソウ科
花は直径20〜25cm、花弁は非対称系で日光を受けて開く -
(22)シナノオトギリ オトギリソウ科
「信濃弟切」の意味でオトギリは伝説に基ずく -
(23)ミヤマクロスゲ ミヤマアシボソスゲ?
白い花でない花の方 -
(24)ミヤマキンポウゲ キンポウゲ科
-
(24)ミヤマキンポウゲ(淡黄色)
(25)シナノキンバイ(黄金色:中央)
花びらはガク編片が変化したもの、花弁は大変小さく雄しべより短い -
(24)ミヤマキンポウゲ? キンポウゲ科
花は径が2.3cmくらいで鮮黄色、シナノキンバイかも
上部の葉の裂片が細かく花に光沢があればミヤマキンポゲ -
(26)ミヤマアシボソスゲ?(後)
(27)ハクサンイチゲ? キンポウゲ科(前)
花茎の先は数本に分かれ各々に1個ずつ花をつける
黒い実が付き漢字は「白山一華」 -
(27)ハクサンイチゲ キンポウゲ科
-
(28)ウラジロナナカマド バラ科
葉の中部以上のところだけギザギザがある、花は平開し梅形、
白色で上向に多数つき、実は9月上旬には赤くなる
(29)タカネナナカマドは葉全体がギザギザで、花は横向きにつく -
(30)サクライウズ キンポウゲ科
トリカブト属、ウズ(鳥頭)はトリカブトの漢方名
サクライは人名、キタザワブシ(絶滅危惧種)の変種とする考えがある
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この旅行記へのコメント (1)
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- たらよろさん 2013/08/31 13:17:59
- 涼しさ100倍♪
- こんにちは、YUME様。
やっと日本列島も少しだけ涼しくなってきて、
ちょっぴり過ごしやすくなってきたでしょうか……
そんな中、高原の可愛い植物たち。
可憐で涼しげで良いですね。
高原植物って、小さくて儚げな花が多いから、
そこに咲いているのも見過ごしてしまうくらいの小さいものも多くて、、、
見つけるのも大変ですよね。
夏の涼を楽しませていただきました♪
たらよろ
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