2013/08/01 - 2013/08/01
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ken-kenさん
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3日目も雲ひとつない快晴でした。
今日は趣向を変えて、シャモニー地区でも一番西にあるラ・ファイエから登山電車に乗ってビオナッセイ氷河を見に行くことにしました。
この登山電車は1909年開業と言うシャモニー地区でも1、2を争うほど古いもので、モンブラン登山の際に利用する人が多い電車です。
この電車で終点のニー・デイグルまで行き、そこからデコさんの旅行記で見たビオナッセイ氷河に行き、ベルビューまで徒歩で降り、そこからロープウェイでズッシュに降りる計画でした。
ところが、ベルビューのロープウェイはシーズン初めに火災が起き、今年は休業とのこと。
仕方なくプラリオンと言う、日本人にはほとんど知られていない展望台まで歩きそこからテレキャビンで帰ることにしました。
が、結果、この選択は大当たりでした。
プラリオン。自分はまるっきり知りませんでしたが、何とも素晴らしい展望台でした。
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ニー・デイグルへの電車はシャモニー地区の西の外れに位置する、ル・ファイエから出発します。
この登山電車はモンブランへの登山者で混むと聞いていたので、朝一の電車に乗ることにしました。
時刻表で調べるとシャモニーを6時14分発の電車に乗ると、ル・ファイエ7時20分発の始発に乗れるとのことです。
そこで朝早くにホテルを出て、シャモニー駅に6時過ぎに着きました。
が、切符売り場はまだ開いておらず、自動販売機でル・ファイエ行きのチケットを購入しました。
しかし、ホームにはル・ファイエ行きの電車が止まっていない!
焦りました!
駅にいた人に聞くと、電車ではなくバスだということ。
慌てて駅前に止まっていた出発間際のバスに乗りました。ぎりぎりセーフでした。
この電車、現在修復している最中で、今年はアルジェンティエール駅からスイスのシャトラール駅までバスで代替運送しているとのことでしたが、それも関係しているのでしょうか?
写真は朝のル・ファイエ駅前広場。
ル・ファイエは標高600m弱でもうすっかり平地の感があります。
この広場に登山電車の乗り場があります。 -
ル・ファイエの広場に登山電車がやって来ました。
まだ朝早いのに登山客が並び、ほぼ満員の乗客を乗せて出発です。
マルチパスで乗ることが出来ますが、切符売り場で整理券を貰わなければなりません。
ニー・デイグルまで1時間かけて登ります。
正直最初の30分は市街地と森の中を通るので、車窓の風景は大したことはありません。
モンブラン山群が左側に見えるはずなので進行方向左側に座ってしまいましたが、小高い山に遮られてほとんど景観はありません。
右側の方が圧倒的に景色は良いと思います。 -
ベルビュー駅付近まで来るとエギーユ・ド・ビオナッセイが右側に姿を表します。
ここから終点のニー・デイグルまで20分です。 -
終点のニー・デイグル駅に着くと、右手に大きくエギーユ・ド・ビオナッセイがそびえています。
この駅からほとんどの人がモンブランを目指して歩きはじめます。
皆さん重装備で、乗った時からハイカーと登山客の差は一目瞭然です。
ちなみに日本人団体客で溢れていたエギーユ・ド・ミディと違い、この場所には日本人はおろかアジア人すらいませんでした。
そして10分の1に満たない軽装のハイカーがビオナッセイ氷河に向かいます。
写真はエギーユ・ド・ビオナッセイとビオナッセイ氷河。 -
迫力のビオナッセイ氷河です。
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朝早くのためか、ほとんど訪れる人がいません。
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氷河の側にシュタイン・ボックの群れがいました。
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遠くからズームをかけたのでボケていますが、シュタイン・ボックです。
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ビオナッセイ氷河を見て、ニー・デイグル駅に戻りましたが、次の電車まで1時間近くあったのでベルビュー駅まで歩くことにしましたが。
ですが、これが大間違いでした。
てっきり下に見えているのが駅だと思い、これなら30分くらいで行けるなと思ったのですが、単に倉庫だったみたいです。
その上そこまで行く道が怖かったです。
ハイキングの道などまるっきりなく、線路の脇を通るものでした。
この線路はあまり広くなく、電車が来ると引かれる恐れがあります。
そのため電車が来ると慌てて広い場所に移動しなくてはなりませんでした。
さらにはニー・デイグル駅手前にトンネルがあるのですが、流石にそこへは人間は入れないので、トンネルわきの細い道を通ります。
がこれが凄い!壁に鎖が渡されていて、反対側は絶壁の崖!
一歩踏み外したらまっさかさまに落ちて命はありません!
一生懸命鎖にしがみついて通りました。
写真を撮るのも忘れたほどの恐怖でした。
もっとも高所恐怖症の自分が何とか通れたのですから、実際にはそれほどでもなかったかもしれませんが・・・・
写真はその恐怖の道を通り過ぎた所にある崖の上に座る親子。
正直こんな場所に幼い子供を座らせる神経が信じられませんでした。 -
ほぼ中央にある出っ張りの所に親子がいます。
ちょっと足を踏み外したら真っ逆さまに谷底に落ちてしまいます。
こんな場所に子供を座らせるなんて・・・・フランス人恐るべし!
しかし改めて見ると、自分が歩いてきた道も結構怖いですね(笑)。
右側はほぼ千メートル近くの谷です。 -
あれ?左端にトンネルがある。
とすると、親子が座っていたのはトンネルの前の崖だったのかな?
恐怖で記憶があやふやです(笑)。 -
その先の崖の上に立っていた十字架。
多分、この崖で誰かが転落死したんじゃないでしょうか?
亡くなった方には申し訳ないですが、自業自得としか言いようがない危険な崖です。
だからこんな所に来たら危ないって! -
やっとベルビューの駅に到着しました。
さあ、ロープウェイでズッシュの村に降りましょうか。
ところが最初に書いたようにベルビューのロープウェイは火災が起きた影響で今シーズンは運休とのこと。
でもまた登山電車に乗ってル・ファイエに戻るのもつまらない。
じゃ、プラリオンに行ってみようか。
そこにいらしたご夫婦に訊ねてみると、プラリオンに行くには一度コル・デ・ボザと言う場所まで降りて、そこからまた山を登ればいいとのこと。
ここまで結構歩いて来たので、また下ったり登ったりかと思うとちょっとめげましたが、天気もいいし、じゃ行っちゃおうかと思い、歩き始めることにしました。 -
駅からちょっと登るとベルビューのホテルがあります。
ここから見るとさらに景色は良くなります。
今まで見えなかったドーム・ド・ギューテが姿を現し始めます。 -
これってもしかして大正解だったんじゃないか?
とたんに気持ちが晴れやかになりました。
足元には登山電車が通って行きます。 -
いったんコル・デ・ボザと言うところまで降り、そこから再びジグザグの坂をプラリオンまで登ります。
このハイキング道が素晴らしいものでしたが、唯一残念だったのがコル・デ・ボザからの登り道だと素晴らしい景色は背中になってしまうこと。
ここは逆コースでプラリオンから下って来ると、常に素晴らしい景色が目の前に見えるので、そちらの方をお勧めします。
写真はコル・デ・ボザから少し登った場所からのモンブラン山群。
コル・デ・ボザにも登山電車の駅があります。
プラリオンからコル・デ・ボザに歩くハイキングコースはシャモニーの中でも一番初級者向きの素晴らしいコースだと思います。
ちょうどユングフラウ地区のメンリッヘンからクライネシャイデックに歩くコースに似ています。 -
ウイキョウの群れとモンブラン山群。
お花畑もあって本当に素晴らしいハイキングです。 -
ジグザグの道を少しずつ登っていきます。
頭の上にはリフトがあり、冬にはスキーコースになるのだと思います。 -
眼下に登山電車が通り過ぎていきます。
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大分登って来ました。
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ここからのモンブラン山群はちょうどいい近さだと思います。
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坂を下った場所がコル・デ・ボザ。
そこから登った丘のてっぺんに立っているがベルビューのホテル。
そしてそこから下った所の森の側に立っている建物がベルビューの登山電車乗り場です。 -
やっとプラリオンに着きました。
本当に絶景です。
ただ、途中に羊と牧羊犬がいて、この牧羊犬が2匹でやたらめったら吠えまくるのには閉口しました。
周りには誰も人がいないし、飛びかかってくるんじゃないかと言う位の勢いで吠えたてられました。
余程怪しく見えたのかと思っていましたが、その後もずっと、何度も吠える声が聞こえてきたので、人が通るたびに吠えてるんだと思います。 -
プラリオンから見た東側の風景。
東側はアルジェンティエールからシャモニー針峰群、モンブラン山群が見えます。
残念ながら肝心のモンブランはドーム・ド・ギューテに隠れて見ることはできません。 -
西側の風景。
左がドーム・ド・ギューテとエギーユ・ド・ビオナッセイ。
右の山は・・・・調べたのですがちょっと良くわかりませんでした。
ドーム・ド・ミアージュでしょうか?
ル・ファイエからの登山電車からも右の山が良く目立っていました。 -
プラリオンにはレストランもあります。
お客も少なく、非常に長閑です。
プラリオンと言う場所はメンリッヘンに良く似ていると思いました。
ただ、メンリッヘンにはチュッゲンと言う邪魔な山が前に聳えていますが、ここは視界を遮るものが何もなく、非常に優れた景観が見渡せます。 -
お花畑もあります。
このあたりでは紫色のヤナギランを良く見かけます。 -
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山を良く眺めるためか、このあたりには簡易椅子が多数設置されています。
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レストランの側にテレキャビンの駅があります。
このテレキャビン、自転車を乗せることもできます。
自転車をテレキャビンに乗せて登り、帰りは自転車に乗って山道を下っていく人が大勢いました。
きっとスキーみたいで楽しいんでしょうね。 -
これが麓の駅です。
このテレキャビンもマルチパスが使えます。 -
麓の駅からでもシャモニー針峰群の眺めはこの通り。
残念ながら、ドーム・ド・ギューテとエギーユ・ド・ビオナッセイの姿は見ることができません。
左で人がたむろしている所がバス乗り場です。
ここからバルムのコルへのリフトがあるトゥールまでバスで一本で行かれます。
プラリオンが始発乗り場でトゥールが終着乗り場です。
それではバスに乗ってバルムのコルに行きましょう。
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