プノンペンで３泊した後、バスでシェムリアップへと向かった。予約はしていなかったが空きがあり、タケオＧＨへチェックイン、遅めの昼食をタケオ食堂で食べていると一人の青年が声を掛けてきた。<br /><br />　「一緒にプレア・ヴィヒア　行きませんか？」<br />　「プレア・ヴィヒアって、タイとの国境にある最近世界遺産になった遺跡？」<br />　「そうです！」<br />　「行く、行く！」<br /><br />　それが、きっかけだった。以前から一度は行ってみたいと思ってはいたのだが、まず遠いし費用も結構かかる。渡りに船である。<br /><br />　この青年はＳ君、彼がプレア・ヴィヒア行きの主催者ではないのだが、この敏腕営業マンは夜までに８名を勧誘し無事ミニバン１台分の人を集めたのだ。そうして、まず行けないだろうと思っていたプレア・ヴィヒア行きが決定したのだ。<br />

行っちゃいました！　世界遺産　”プレア・ヴィヒア”

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2013/04/28 - 2013/05/01

116位(同エリア373件中)

#世界遺産

ash_ponさん

　プノンペンで３泊した後、バスでシェムリアップへと向かった。予約はしていなかったが空きがあり、タケオＧＨへチェックイン、遅めの昼食をタケオ食堂で食べていると一人の青年が声を掛けてきた。

　「一緒にプレア・ヴィヒア　行きませんか？」
　「プレア・ヴィヒアって、タイとの国境にある最近世界遺産になった遺跡？」
　「そうです！」
　「行く、行く！」

　それが、きっかけだった。以前から一度は行ってみたいと思ってはいたのだが、まず遠いし費用も結構かかる。渡りに船である。

　この青年はＳ君、彼がプレア・ヴィヒア行きの主催者ではないのだが、この敏腕営業マンは夜までに８名を勧誘し無事ミニバン１台分の人を集めたのだ。そうして、まず行けないだろうと思っていたプレア・ヴィヒア行きが決定したのだ。

エリア

その他の観光地(カンボジア)

旅行の満足度: 4.5

　敏腕営業マンＳ君のおかげで、無事参加者が８名も集まり、なんとプレア・ヴィヒアまでひとり20ドルちょっとで行けることになった。

　プレア・ヴィヒアまではなんとクルマで４時間かかると言うので、集合は朝の５時、もう眠いです。
　眠いのに寝られない状態で約４時間クルマに揺られ、到着です。直接遺跡まではそのままクルマで行くことができないようで、ここで受付を行い別のクルマに乗り換えて遺跡まで行くようです。
　ここから遺跡までは、写真のトラックかバイクに乗り換えて行きます。トラックは定員が６名まで、８人なので４人ずつの２台のトラックに分乗して向かいました（有料）。

　
　この遺跡って所有権をタイとカンボジアが主張して、ほんの最近までドンパチやっていた場所なんですよ。

　なんで両国が所有権を主張していたかというと、遺跡自体は確かにカンボジア側にあるのですが、そこへ行く入り口がタイ側にあるため、いったんカンボジアからタイに入国しなければこの遺跡に行くことができないので、もめていたわけです。だからこの遺跡に行くにはどうやって行くのか、疑問に思っていました。

　どうやら、遺跡までに道を造ったようで、舗装された道が続きます。
　どうしてクルマを乗り換えたのか、理由がわかりました。とにかく急な坂道が続きます。４ＷＤのクルマじゃなきゃ、行けないような道が続きます。でもこの道、バイクで行けるんだ？　ちょっと疑問。
　山の上、到着です。
　食堂みたいな物がありました。朝５時出発、朝食を食べていなかったので、とりあえずここで食べることにしました。
　焼きそばみたいな物を注文。

こんな山奥の観光地で食べたら、いったいいくらなんだ？

と、心配していたら、なんと１ドルでした。これがめちゃ旨かったです。
　食事を済ませ、遺跡へと向かいます。
　ここが遺跡への入り口です。この坂を下って行ったところがタイとの国境になります。

　この遺跡への入り口は他にないので、タイが所有権を主張するのも少しわかる気が・・・。
　いよいよ遺跡が見えてきました。
ここが本殿かと思ったら、入り口みたいですね。
　ここから少し斜面の参道が続きます。
長い参道を歩きます。
聖池もしくは、水溜？
登ります。
ここが本殿でしょうか？
ラピュタに出てきそうですね。
崩壊中。
　遺跡の奥へ進んでいきます。

　そこには・・・・・。
　絶景が広がっています！
ここは、標高が600数十メートルあるそうで、とにかく眺めがいいです。
　めちゃ、気持ちいい場所です。
　やっぱ、こうしたくなりますよね。
　景色サイコー！
　一緒に参加した彼、どこでも寝てしまいます。
　福岡から来た彼女、ちっちゃいから風吹いたら飛ばされそう・・・・。
　それじゃ、そろそろ戻りましょうか・・・。

その時事件は起きた。
　警察に連行される、名古屋から来たＴ君。
　取調中。

　実は、彼が落とした携帯電話を地元の人が拾って警察に届けてくれたようで、一応書類等をきちんと作成しなければならないようで、それでこんな感じになりました。

　携帯電話は乗ってきたトラックか食事をした場所辺りで紛失したようです。携帯電話を届けてくれるなんて、カンボジアの人はとても親切ですよね。カンボジアでも日本と同じように届けてくれた方にはお礼をしなければいけないうようで、落とし物の金額の１割程度のようです。

　この彼、先日も財布をトゥクトゥクに置き忘れたようで、旅の最中いろいろ失くしたみたいですよ！

この場所は遺跡からちょっと離れた場所なのでですが、途中に布で覆ってはいましたが、機関銃が何基も設置されてました。
　無事釈放され、帰ることに。また来たときと同じトラックの荷台に乗って戻ったのですが、これが超スリル満点、ちょっとしたジェットコースターより怖かったです。急な坂道をガンガン降りていきました。

　さっき、この山の頂上にいたんですよ。

ちょっとここまで遠いですが、行って見る価値は十分にあります。