2013/05/19 - 2013/05/24
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takkerさん
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さて、二日間を過ごしたライプティヒからドレスデンに移動です。
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このような電車に乗り、約1時間。
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見覚えのあるドレスデンの景色が見えてきました。
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以前にこちらに来た時は、車を運転してきましたので、駅は初めてです。
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ドレスデンに到着しました。
ドレスデンの郊外にはカール・マリア・フォン・ウェーバーやワーグナーの暮らした別荘が残っています。
記念式典の前に訪問してみました。 -
このようなのどかな田園風景を通ります。
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ドレスデンの横を通る、エルベ川。ほとりには古城があり、見学できます。
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まず到着したのがウェーバーの自宅。
モーツァルトの直系であるドイツオペラの継承者として知られていますよね。
魔弾の射手もこちらで作曲されたのだそうです。 -
こちらのピアノを使っていたのでしょう。
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続いて訪れたのが、近くのワーグナーが夏の期間4か月だけ滞在したという場所。
ワーグナーが実際に住んだ家がそのまま残されているのはこの場所が唯一なのだそうです。 -
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この場所でローエングリンが作曲されました。
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そしてワーグナーが使った(だろう)とされる家財道具です。
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こちらの目の前には、ワーグナー博物館が建てられていました。
まだまだ新しい展示物。 -
目の前の池には白鳥がいました。
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彼の先祖がローエングリンの題材になったのかもしれません。
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再び橋を渡り、ドレスデンに戻ります。
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ドレスデンに戻る途中。
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近代的な橋がエルベ川にかかっているのを観ました。
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ドレスデンの街。
ゼンパーオーパー。素晴らしい建築物ですが、実は第二次世界大戦中にほぼ全壊したのだそうです。
再建は東ドイツ時代の1985年です。 -
こちらの左隣にはザクセン王国時代の栄華を伝えるツヴィンガー宮殿があります。
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こちらも17世紀末に建てられたバロック調の建築です。
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この宮殿には、アルテマイスター絵画館があります。
この絵画館には、ラファエロのシスティーナのマドンナ。
そしてドイツに5枚存在するフェルメールの絵のうち2つが所蔵されています。
一つは「取り持ち女」。
もう一つは「手紙を読む少女」です。
何度観ても良いですね。 -
ゼンパーオペラの周りにはテレビカメラが入っています。
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さらに、200周年記念式典前夜祭のため、大きなテレビ画像が。
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16時ごろドレスデンに着きましたので、コンサートの前に腹ごしらえ。
この時期にしか食べることができないホワイトアスパラをいただきました。 -
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食事を終えて、外に出ると、沢山の人が集まり始めています。
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生誕200周年前夜祭のチケット。
いよいよゼンパーオーパーに入場しようと思います。 -
ドレスデンのゼンパーオーパーに、先頭で入りました。
観ての通り見事な設備と豪奢な装飾です。 -
4年前に来た時よりも内装が変わっています。
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圧倒され、気持ちが高揚していきます。
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窓の外には、前夜祭を待つ多くのワグネリアンが見えます。
このゼンパーオペラでの前夜祭のチケットを購入できなかった人たちのために、広場には大きなプロジェクターが配備されています。 -
いよいよドレスデンの日が暮れてゆきます。
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こちらのリヒャルト・ワーグナー生誕200周年前夜祭、記念式典は
■クリスティアン・ティーレマン 指揮
■ヨナス・カウフマン テノール
リヒャルト・ワーグナーがドレスデン時代に初演した、数々のオペラの序曲とテノールのアリアが演奏されたのです。
第一幕の曲目は以下の通り。
●「さまよえるオランダ人」序曲
●「ファイスト序曲」
●「リエンツィよりリエンツィの祈り」
●「リエンツィ序曲」
●「ローエングリン」第一幕への前奏曲
●「ローエングリン」よりグラール語り「遥かな国へ」
ファンなら誰もがドレスデンのこの会場で聴いてみたいと思う、名曲ばかりです。 -
会場にはテレビカメラも入りました。
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この日この会場にこうしていられる至福のひと時を皆が感じ入り、極上の演奏に満たされて幕間に入ります。
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様々な場所から興奮した声が聞こえ、こうした場独特の一体感に会場が支配されていくのがわかります。
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僕も記念撮影です。
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休憩をはさみ、後半です。
「タンホイザー」より
●「ローマ語り」
●「タンホイザー序曲」
の二曲。
タンホイザーでは劇場の横の扉が突然開き、男女の合唱団が入場し、観客席の横で歌うという演出。 -
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前からドレスデン交響楽団。
右後ろから男声、左後ろから女声合唱団の声が聴こえるという、初めて味わった特殊な演出に驚きました。
最後にティーレマンとカウフマンに花束が贈呈されます。 -
ドイツ出身のヘルデンテノール。1969年生まれのこちらのカウフマンですが、1994年のデビューからしばらく大きな注目を浴びることはなかったと聞いています。
しかしながらじわじわとその名を轟かせるようになり、30代も半ばになって世界各国から絶賛されるようになります。
この世界では遅咲きと言われることもありますが、僕ももうずいぶん前から注目していました。
今では誰もが知るスーパースターに成長しましたね。 -
ドレスデンの会場を出てみるとあたりは真っ暗に。
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さて、ホテルに帰ろうかというところで、オーロラビジョンの方向を観てみるとティーレマンとカウフマンのトークショーが始まりました。
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これは翌朝の新聞のトップに掲載されていましたよ。
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ドレスデンの夜明け。
早朝のドレスデンを散歩してみます。 -
こちらマイセンの陶器でできた壁です。
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新聞を読んでみると、昨日のワーグナーの話が一面に載っていましたよ。
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