
2013/06/09 - 2013/06/10
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きーちゃんさん
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きっと今朝も津別峠ではすばらしい雲海が見れたのであろう。
でも、今日はゆっくり睡眠をとりたかったので、6:00に目覚ましをかけていた。
ふふふ・・・今日もいい天気だ!
こんないい天気だともう一泊したいところだが、この後美幌の母を迎えに行って一緒に札幌へ行くことになるので、早々に道東を離れることとなる。
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- 自家用車
-
朝はゆっくり、目覚ましなしで起きるのがモットーの私だが、今日は目覚ましを利用した。
ちょっと気分は悪いが、仕方ない。
窓を開けると車は数えるほど。
のんびりしていて、いいな・・・ -
う―――ん、森の中の早朝は気持ちがいい!
身体がマイナスイオンたっぷり吸収していくのがわかるほど空気は清々しい。 -
ホテルの裏側に出る。
一組のご年配のご夫婦に出会う。
「おはようございます。天気もよく気持ちいいですね。」 -
つい最近まで雪が残っていただろう森の中も
新緑がまぶしい。 -
パークゴルフのコースや散策路もあるので、エゾシカにも会えるかもしれない。 -
総面積約55ヘクタールを超える発展途上の森林公園だ。
今はあまり見なくなった大自然で生息している野生のクワガタも捕れる森だ。 -
ここ、ふれあいの森は6月〜9月までキャンプ場になっている。
渓流釣り、虫とり、、、、自然がいっぱいの森だ。 -
津別川が森を縫うように流れている。 -
小さな橋があったので、渡ろうとすると
目の前に黒い鳥が。。。 -
カラスかな?と思いきや、なんだか違う。
何と、運がよくないと見れないと言っていた
クマゲラではないか! -
国の天然記念物に指定されており、絶滅のおそれが指摘されている。
全身黒色で頭頂部が赤く、嘴は黄色。
カラス大で日本最大の キツツキ。 -
北海道全域と東北北部(青森県、秋田県、岩手県)に分布する。 -
生息には広大な森林が必要と言うのだから、ここつべつの森は絶好の住みかだろう。
もっと近づこうと、そーっと抜き足 差し足 忍び足。。。
細心の注意と、息も止めたはずなのに・・・ -
あ―――! 逃げてしまった。
この穴はクマゲラが掘った跡。 -
早起きは三文の徳とは、まさにこの事だと思った。
国の天然記念物の野鳥クマゲラに偶然にも目の前で会えたんだから。 -
私はご機嫌だった。
橋の上で雄叫び。。。 -
奥へ進むとこのように散策路もある。
所どころ、鹿の糞も転がっている。
夜中に活動していたのであろう。 -
松ぼっくがたくさん落ちていたので、何か工作でもと思案したが、思い浮かばないので自然のままそっとしておいた。 -
ホテルの裏庭に出た。
ここは夏の時期はホタルが飛びかうようだ。 -
朝の森林浴も終わり、朝食の時間だ。
こじんまりとした朝食会場。
宿泊の方も数組だけだから、たくさんは余るだけだろう。 -
上品に洋食。。。と思いきや -
私の場合は、洋・和ごちゃまぜなのだ。
朝食も、ご当地野菜での手作り。
すばらしく美味しいのは言うまでもない。 -
フルーツもいただき、ごちそうさま。 -
さて、森つべつを後にして、津別町市街に向かう。
森林の町津別・・・伐採した後は、またこうして植樹。 -
雪解けが遅い分、6月の今が農作業大忙し。
津別町は5月も雪が降って、農家さんもヤキモキしていたらしい。
赤いトラクター、活躍頼むぜ。。。 -
もちろん酪農も盛んで、日本初有機JAS認定のオーガニック牛乳を生産する牧場も津別にはあるのだ。
子供の頃、一升瓶を持って牛乳をもらいに行った事を思い出した。
沸かして飲む100%搾りたて牛乳は、今でも忘れられない味だ。 -
「愛林のまち」津別町のシンボル施設、『木材工芸館』がある。 -
隣接して、夏でもスキーを楽しめる「つべつグレステンスキー場」を紹介しよう。 -
グレステンスキーは、雪がなくてもゲレンデと同じ感覚で滑ることができる新しいアウトドアスポーツ。
前後に車輪のついた板をはき、斜面を滑り降りる夏スキーだが、冬のゲレンデで滑っている感じとそっくりだそうだ。 -
爽快感はスノースキーを超えるとも言われているのだが、残念ながら私はまだ体験したことがない。
なんだか面白そうではないか!
夏でもスキーの爽快感を味わいたいという方にお勧めなのだ。
今度みんなを引き連れて来てみよう。 -
そしてここには、私の大好きなところがある・・・ -
小高い丘に立つ二本のエゾヤマザクラで、静かに寄り添っている姿から「双子の桜」と呼ばれている。 -
写真家の姉崎一馬さん、詩人の谷川俊太郎さんにより、
この木をテーマにした絵本「ふたごのき」のモデルになっているという。 -
上に登って、近距離から見た双子の木だが、
時期がもう少し早かったら、桜と芝桜が同時に見れるのだ。 -
丘の上からの景色。。。昔と変わらないな。
近代的な建物は建てず、畑は畑のままでいい。。。 -
赤い矢印の白い建物は、私の母校。
しかし新しく建て直したもので、当時の面影は全くないのが残念だ。 -
桜の開花と芝桜の開花が重なる数日間の競演を
また見にきたいものだ。 -
さて、私が子供の頃からお祝い事にはジンギスカン。
お客様が来てもジンギスカン。
ジン・ジン・ジンギスカン!
ここ、「菊池精肉店」には随分お世話になった。
札幌にもたくさん美味しいジンギスカンは数あれど、今だにここのジンギスカンは私の中で1等賞なのだ。 -
1kg1,780円、何といってもお店の手作りのたれが一番なのだ。
申し訳ないが、北海道民ご用達 “ベル成吉思汗のたれ” もお呼びでない。
厳選したリンゴや果物で作ったこのタレは私の中でジンギスカンが一番美味しく食べれるのだ。
子供達と自分用に、たくさんお買い上げ。。。ふふふ。
ちなみに、津別町ではジンギスカンの事を“ジンカン”という。 -
ジンギスカンをクーラーボックスに入れ、先を急いだ。
畑のど真ん中の近道をひたすら走る。
小麦、馬鈴薯(ばれいしょ)、甜菜(てんさい)がおもな農家さんがどこまでも続く農道。
風景を塞ぐビルなど、ここには一つもない。 -
何と、遠くには40km先の雄阿寒岳の頭が畑の向こう覗かせていた。
何もないところだけど、その何もない手つかずの大自然がたくさんあるところが、道東・東オホーツクなのだ。
なんだか胸騒ぎ、してきただろうか。
≪完≫
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