2013/07/07 - 2013/07/08
403位(同エリア766件中)
ごん太2さん
下呂温泉に行く。温泉も観光も思っていたが、ハイキングというか自然の中をゆっくり歩きたいという思いも強かった。
実はこの前の旅行で、岡山・新庄村の毛無山に登り、相当体にこたえた。帰ってから筋肉痛のみならず、腰痛や腹痛までおこした。病院でエコーとかいろんな検査をしても原因がはっきりしない。仕方なしに自分で勝手にあのしんどかった登山からきてるんだと決めてしまった。
だから名泉と言われる下呂温泉で、ゆっくり体を休めて、心機一転 体の立て直しを図りたかった。
もちろん下呂温泉に泊まる。奮発して露天風呂付の部屋を選んだ。大浴場なども含めて、5,6回は入っただろうか。源泉かけ流しだから、体にしっとりなじむように、なめらか感が伝わってくる。
しかし! タイトルに書いた「温泉がよかった!」というのは、本当のとこ、この下呂温泉のことではない。市内から車で35分ほど行くと、やはり下呂市だが、小坂という地区に着く。ここに「ひめしゃがの湯」という日帰り温泉の施設があったのだ。この温泉がなんとも素晴らしかった。
小坂は滝めぐりで知られたところで、総数216もの滝があり、ハイキングコースもたくさんある。しかし前の経過があるから、ここはあまり無理をしない。適当に1時間ほどの滝めぐり。それでも豪快・勇壮な滝が4つも見られた。汗をかいて、やおら先の「ひめしゃがの湯」に寄る。入浴・食事・冷泉のおみやげがついて一人1500円。
値段よりも何も温泉に入ってびっくり。露天風呂の一つは、源泉をくみ上げたそのままの温泉だ。簡単にいえば炭酸泉。だから炭酸とともに噴き出してくる。それも24,8度と、そう高くない温度だ。その露天に入るとさすがにはじめは冷たい。しかし慣れてくると、けっこう長い時間入っていられるのだ。内湯には同じ源泉が加温してあり、そこと交互に入ると、いつまでもこのかけ流しにはいていられる感じがした。
こんな経験ははじめてだ。これこそ「温泉がよかった」と言わしめる元なのだ。
下呂1日目は馬瀬という地区に行った。私がこのごろ凝っている「日本で最も美しい村」の一つだ。岡山・新庄村は本当に美しいと感激した。この馬瀬は宿場跡などないが、やはり里山は馬瀬川をはさむようにひろがっている。なんでも日本一と評価されたアユがとれるのだという。
下呂も少し足をのばせば、いろんな楽しみ方ができるところだ。とくに小坂の滝めぐりや、ひめしゃがの湯がおすすめ。ただし大人(それもどちらかいうと年配向け)の遠足としては二重丸のコースだろう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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下呂市馬瀬地区。看板にあるように、日本で最も美しい村なのだ。馬瀬川が写ってないけど、ここはこの清流が評価されたように思う。
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話がバラバラながら、泊まった宿の露天付部屋。戸を開けるとかなり開放的で外の景色も楽しめる。ゆったり心が癒されるひとときだ。
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あくる日の朝方、部屋露天から山を見ると、キリかモヤのようなものがたちこめて幻想的な風景をかもし出す。兵庫・竹田城址の「天空の城」をほうふつとさせる。
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下呂市小坂にある巌立峡(がんだてきょう)。よく見ると地層が三層になっているのが分かる。
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その巌立峡からいくつもの滝めぐりのコースがある。どの滝も落差や規模は大きい。海の渦潮のように渦まいているところもある。全国に峡谷や滝めぐりはたくさんあるのに、意外と知られていない穴場みたいな存在だ。観光協会も下呂温泉と抱き合わせで、もっとアピールすればいいのではないかと思った。
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これぞ源泉かけ流しと驚きの日帰り温泉「ひめしゃがの湯」。名古屋からここに入るためだけに通う人がいるそうだ。表紙の写真は24,8度の源泉に入っていて、いろんな話をした人。
頭にたおるをのせるのが、なんとも定番のスタイル。タオルが邪魔というより、お湯の温度が低く、外気は暑いので、その調整をしているとみたが・・。 -
ここの温泉は飲用にも適している。しかも無料でペットボトルに入れて持ち帰れる。私たちもこの温泉水付きのチケットを買ったら、2本ペットボトルをくれた。しかし大阪まで持ち帰るのは大変なので、一本だけいただく。そして家でこの温泉を浸かって、湯豆腐を作ったり、お粥を炊いたりしているのだ。焼酎に入れてもうまい。
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下呂にきたら誰もが行く合掌村にもきちんと行く。やや遅いのか、ちょうどアジサイが満開だった。施設もきれいになっていた。
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ちょうど七夕の日。願い事を書く短冊がなかったのが残念。
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そしてこれも定番の飛騨川にある公衆露天。脱衣場もなく、あまりに無防備ゆえ、入っている人なし。もうちょっと工夫してほしい。
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